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2014年7月19日 ザイ編集部

いったいどうなるこの先1カ月の日本株?
値動きの小さい相場見通しで買い時到来!

ボーナスも出たところで、その一部で株を買ってみたいと思っている人は必読。4人のプロが、7~8月の日本株の動きを予測してくれた。その予測の中身とは?

焦点となるのは第1四半期決算、
8月が“夏枯れ”なら買いチャンス!

 本来、志は高く掲げるべきだが、目標未達だと株主から批判が相次ぐので、期初に発表する通期業績予想は控えめになりがちだ。特に3月決算企業の今期予想は、その時期に為替がやや円高気味に推移したこともあって、かなり慎重だった。こうしたことから、例年以上に第1四半期決算の発表に注目が集まっている。多くの投資家たちは、通期予想が上方修正される可能性を探ろうとしているわけだ。

 本誌が発売される頃から発表が始まるが、カブドットコム証券の河合達憲さんは「その結果を好感して日経平均は1万6000円乗せもある」と強気の予想をする。

 対照的に「業績期待の先取りよりも、実際の結果や業績見通しを見極めながら値固めしていく」と慎重な見通しを立てるのが楽天証券の土信田雅之さん。7月に発表された日銀短観において、企業の景況感の先行きに強さが感じられなかったというのがその根拠だ。

 

SBI証券の鈴木英之さんは、「8月になると材料も乏しくなり、値動きが小さくなりそう」と指摘。強気の河合さんも、8月は調整気味に推移すると考えている。

 一方、足元の株価上昇は「年金と思われる信託銀行経由の買いが牽引してきた」と松井証券の窪田朋一郎さんは分析。この動きは今秋の消費税引き上げ判断の時期まで続き、「8月も株価は上昇基調を維持する」と結論づける。

 そして、4人の予測に共通するのは、どういった動きをするにしても、値動きの幅自体は小さなものになると言う点。とすれば、凪のような状態の7~8月こそ、絶好の買いチャンスとなりそうだ。