【米国株】2025年12月までの「S&P500指数」の値動きをアナリストなどのプロ36人が予測!
発売中のダイヤモンド・ザイ8月号は、特集「人気の【米国株150銘柄】診断」を掲載。この特集では、アナリストなどのプロが米国株を分析し、ニューヨーク市場とナスダック市場に上場する人気株を対象に「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で投資判断を付けている。これからの米国株の値動き予測や、GAFAM+αの動向、注目すべき超有名株、高配当株などについても取り上げているので、銘柄選びの参考になるはずだ。
今回はこの特集から「年末までの米国株の値動き予測」に関する記事を取り上げるので、投資の参考にしてほしい!
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関税だけでなく業績低迷、債券リスクなど問題は山積み!
ただし、景気後退のリスクは低下したとの見方も
相互関税の影響を受け、米国株を代表する株価指数「S&P500」は高値から一時21%下落するなど、値動きが大きくなっている。はたして今後はどうなるのか。ダイヤモンド・ザイでは、総勢36人のアナリストなどのプロに「2025年12月までのS&P500の値動き予測」を聞いた。
現時点で市場の不安定さを招いている最大の要因は、関税問題だ。
「相互関税は、最悪のシナリオともいえる厳しい内容でした。しかし、これを受けて投資資金が米国から流出する動きが見られたうえ、トランプ大統領の支持率の低下や、共和党内および支持層からも批判が高まったこともあり、政権は強硬姿勢を和らげる兆しを見せ始めています」(東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英さん)
このため、4月中旬には株価が反転。長田さんは「特に、4月21日に行われたトランプ大統領と米国の小売大手のCEOらとの会談が、株価上昇のきっかけになった」と分析する。株式市場は急速に回復し、相互関税発表前の水準まで値を戻した。
ただ、この株価の急回復について、第一生命経済研究所の前田和馬さんは警戒感を抱いている。
「関税問題が決着したわけではありません。米国の経済成長を鈍化させるリスクを考慮すると、4月中旬以降の株価回復は急速すぎます」(前田さん)
実際、S&P500は急落によって一時的に割高感が薄れたが、その後の反発で再び割安とは言えない水準に戻っている。一方で、企業業績は下方修正が続出。こうした状況を受けて「7月から9月にかけて、S&P500は安値圏で推移する」と見るプロが多かった。
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また、今後のリスクとして、米国の債券問題を注視する声もある。
「米国の国家債務は36兆ドルに達しており、2025年内にはそのうち9兆ドルが償還期限を迎えます。これは米国のGDPの約3割、政府総収入の約2倍に相当する膨大な額です。仮に米国債の借り換えが順調に進まなければ、金利上昇を招き、株式市場にもマイナスの影響を及ぼす可能性があります」(松井証券の大山季之さん)
数々の懸念材料があるものの、米国株は11~12月に高値を更新するとの見方が大半を占める。
「JPモルガンなどの米国の大手銀行は、一時は景気後退リスクを強く警戒していました。しかし、トランプ政権が関税を緩和したこともあり、実際の影響は当初の懸念ほど深刻ではなく、物価は安定し、消費も堅調です。こうした足元のデータを踏まえ、現在では景気後退の可能性をほぼゼロに引き下げています。さらに、年後半にはトランプ減税や利下げも期待されていることから、年末にかけて株価は上昇基調をたどると見ています」(むさし証券の杉山武史さん)
以上をまとめると、2025年後半の米国株は夏頃まで試練が続くが、その後は景気後退リスクが薄らぐことで、年末高へ向かって上昇する可能性が高い。投資の計画を立てる際は、ぜひこのシナリオを参考に買い時を探ってみてほしい。
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