家電を買い替えるときは、新品以外に「リユース家電」や「アウトレット品」も検討を!
発売中のダイヤモンド・ザイ10月号では、特集「中古で買う、サブスクで借りる【新品を買わない】生活」を掲載! 出費は抑えたいけど、欲しいモノはたくさん……。この特集では、そんなあなたに「新品を買う」以外の選択肢を提案! 具体的には、リユース品やサブスクを賢く活用するノウハウを紹介している。
今回はこの特集から、リユース家電を買うときの注意点や、おすすめの取扱店を公開!
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新品を買わない生活で、かなりの節約が実現可能!
大きな出費になる家電の買い替えは、リユース品も検討しよう!
インフレや円安が家計を直撃し、値上げラッシュが止まらない。出費を何とか抑えるためには、対策が必要だ。そこで提案したいのが、なるべく新品を買わない生活を心がけること。新品で購入する代わりに「中古で買う」「サブスクで借りる」といった方法を組み合せることで、かなりの節約が実現できる。
「たとえば、ベビー用品や子どものおもちゃは使う期間が短いので、サブスクで借りたり、フリマアプリで購入して使い終わったら売ったりするのもいいと思います」(節約アドバイザーの和田由貴さん)
リユース品なら、予算内で新品より高性能の商品を購入することも可能。サブスクでは、価格が数十万円のバッグや家具、家電などを月額数千円でレンタルできるサービスもある。あえて新品を買わないことで、節約になるだけでなく、生活を豊かにすることもできるのだ。
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今回はその中から、このところ利用者が増えている「リユース家電」について紹介していこう。
「最近のリユース家電は、かなり品質が向上しています。新品を購入する前に、リユース品もぜひ選択肢に入れてみてください」
そう語るのは、家電ライターの藤山哲人さん。リユース品というと「汚れが気になる」「故障しやすそう」などの理由で、敬遠する人も多いかもしれない。だが、買う場所を選べば、そういったリスクはかなり抑えられるという。
「フリマアプリなどで個人から購入するのではなく、しっかりと洗浄や点検をしていて、不具合への保証を付けているお店から購入しましょう。特におすすめできるのはヤマダデンキです」(藤山さん)
ヤマダデンキのリユース家電は、専用の再生工場で分解・洗浄されているので清潔。保証期間も最大24カ月間と長い。藤山さんがもう一つおすすめするのは、リユースショップのトレファク(トレジャーファクトリー)だ。
「こちらもしっかり洗浄や検品をやっていて、6~12カ月の保証も付いています。注目なのは、ほかのリユース店では取り扱いの少ないエアコンの品揃えが充実していること。設置工事も手配してもらえます」(藤山さん)
家電のプロ・藤山哲人さん直伝”リユース家電選びの鉄則”を紹介!
壊れにくいシンプルな製品や、アウトレット品にも注目を!
お得なリユース家電だが「商品の種類によって、リユース品の購入をおすすめできるものと、注意すべきものがある」と、藤山さんは話す。そこで、ここからはリユース家電選びの4つの鉄則を紹介していこう。
「まず、可動部が多い製品は故障しやすいです。たとえば食洗機は、ポンプやバルブが劣化しやすく要注意。エアコンなら『フィルター掃除ロボット』のような機能が付いていない、シンプルな製品を選びましょう。もう一つ気をつけるべきは、バッテリー。スティック型掃除機などは意外に劣化が早いので、購入前に状態をよく確認してください」(藤山さん)
なお、ドラム式洗濯機は乾燥機能に不具合が生じやすく、注意が必要なジャンル。ただ、メーカーによって故障しやすさに差があるという。
「パナソニックのドラム式は、特許技術で壊れにくい設計になっています。また、ドラム式に比べてタテ型は故障しにくく、とくにAQUA製がおすすめ。耳慣れない社名かもしれませんが、三洋電機から事業継承した会社。コインランドリー用洗濯機ではトップシェアで、技術力は確かです」(藤山さん)
また、リユース品の見極めに自信が持てない人には、アウトレット品もおすすめ。リユース品に比べて割引率は低いものの「外箱が損傷しているだけで中身は新品同様」といった商品が見つかるため、チェックする価値はある。
このように、リユースやアウトレットの家電を上手に活用すれば、節約になるだけでなく、生活を豊かにすることもできる。ほかにもレンタルやサブスクなどを賢く活用して、節約とワンランク上の生活を実現しよう。
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