IPO株の銘柄分析&予想

「アスマーク」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のマーケティング・リサーチ企業との比較や予想まで解説![2023年12月25日 情報更新]

2023年10月30日公開(2023年12月25日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 アスマーク
市場・コード/業種 スタンダード・4197/情報・通信業
上場日 12月4日
申込期間(BB期間) 11月16日~11月22日
おすすめ証券会社 SBI証券松井証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2150円(-6.52%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

アスマークが12月4日にIPO(新規上場)!

「アスマーク」の公式サイトより

 アスマークは、2023年10月30日、東京証券取引所に上場承認され、2023年12月4日にIPO(新規上場)することが決定した。

 アスマークは2001年12月21日に設立された。国内外において、マーケティング・リサーチに関するサービスを提供している。同社はマーケティング・プロセスにおいて必要な解決方法をすべて網羅的に有しており、顧客のマーケティング課題に合わせて、課題整理、調査企画・設計、調査実施、集計・分析、レポート作成に至るまで、リサーチの川上から川下まで、マーケティング・プロセスにおけるトータルサポートを行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

アスマークのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月14
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月16日~11月22日
公開価格決定 11月24日
購入申込期間 11月27日~11月30日
払込日 12月1日
上場日 12月4日

アスマークのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年11月27日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
87.0
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
1.1
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
大和証券 9.1  
岡三証券 1.3  
極東証券 1.1  
あかつき証券 0.4  

アスマークのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2300
仮条件
[予想PER(※2)
2150~2300円
11.2倍~12.0倍]
公募価格 2300円
初値 2150円
初値騰落率 -6.52%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500~4000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年11月13日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 13.2倍
GMO-R<3695> 14.1倍(連)
グローバルI<4171> 12.2倍(連)
MSコンサル<6555> 13.2倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。

アスマークの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 108万5000株(予定)
公開株式数 公募8万5000株  売出42万5000株
(オーバーアロットメントによる売出7万6500株)
想定公開規模(※1) 13.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

アスマークは大規模な自社パネル基盤を有するリサーチ会社

 マーケティング・リサーチ事業を展開。アスマーク(ASMARQ)は、明日・未来(AS)と、マーケティング(Marketing)及び、高品質(Quality)・探究(Quest)を組み合わせた造語。2022年11月末時点のクライアント社数は1061社、クライアント窓口数(取引口座数)は2371窓口、リピート率は95.3%。

 2022年1月にTOKYO PRO Marketへ上場し、今回東証スタンダードへの市場変更となる。TOKYO PRO Market上場時に取引された際(2022年)の株価は1100円。今回の目論見書の想定発行価格はその2倍以上の2300円となっているが、この価格水準での2023年11月期予想PERは12倍程度であり、類似企業と比較しても妥当なところか。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。軽量感を感じるというほどではないが荷もたれ感はない。

◆「アスマーク」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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アスマークの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2019/11 2,991
(―)
155
(―)
122
(―)
2020/11 2,561
(-14.4%)
▲ 90
▲ 130
2021/11 3,354
(31.0%)
225
196
2022/11 3,892
(16.0%)
318
41.6%
178
-8.9%
2023/11予 4,364
(12.1%)
318
-0.3%
208
16.3%
2023/8 3Q 3,215
(―)
300
(―)
215
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:191.71円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

アスマークの業績コメント

 2023年11月期の業績は、売上高が前期比12.1%増の43.6億円、経常利益が同0.3%減の3.1億円と増収減益の見通しとなっている。

 同社においては引き続き業績が堅調に推移している。クライアントによるマーケティング・リサーチ需要が高まりつつあることで、特に対面でのグループ・インタビューやデプスインタビューといったオフライン調査の受注が、依然として大きく伸長し、インターネットリサーチ及びオンラインインタビュー調査の受注も引き続き好調に推移している。国内外における景気が不安定な情勢について依然として見通しが難しい中、引き続き環境変化に合わせた柔軟な対応を継続的に行っている。なお、販売費及び一般管理費は、第3四半期累計期間で発生見込みであった一部人件費、採用費、新規事業に係る広告宣伝費及び人員増加に伴うシステム費が、第4四半期にずれ込む見込みとなっている。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高32.1億円で73.7%、経常利益3.0億円で94.6%となっている。

アスマークの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区東一丁目32番12号
代表者名(生年月日) 代表取締役 町田 正一(昭和42年1月3日生)
設立 平成13年12月21日
資本金 5000万円(令和5年10月30日現在)
従業員数 290人(令和5年9月30日現在)
事業内容 マーケティング・リサーチ事業
■売上高構成比率(2022/11期 実績)
品目 金額 比率
マーケティング・リサーチ事業 3,892 百万円 100.0%
合計 3,892百万円 100.0%
■大株主上位6位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 町田 正一 87万4900株 87.49%
2 (株)ビデオリサーチ 5万株 5.00%
3 町田 香織 3万株 3.00%
4 (株)ドゥ・ハウス 2万5000株 2.50%
5 木原 康博 2万株 2.00
6 (株)MAM 100株 0.01%
合計   100万株 100.00%

※「2023年11月期中間発行者情報」より
株主・保有株数は2023年5月末時点だが、発行済株式数は目論見書提出時点のものを使用

■その他情報
手取金の使途 既存リサーチ事業をより強化するためのリサーチシステム開発費、HRテック事業を成長させるための広告宣伝費、セキュリティ対策を始めとしたインフラ関連の設備強化費用、業容拡大に伴う人員増加に係る採用費用に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「アスマーク」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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アスマークの銘柄紹介

 同社は、マーケティング・リサーチ事業を基軸として、昨今の労働人口の縮小する日本の大きな課題解決に対して、具体的な答えとノウハウを提供し貢献することを目的として各サービス展開を図っている。セグメントは、マーケティング・リサーチ事業の単一セグメントとなっている。

 マーケティング・リサーチ事業では、国内外において、マーケティング・リサーチに関するサービスを提供している。マーケティング・リサーチとは、企業や公共機関が、消費者が本当に望んでいるもの、本当に魅力を感じていただけるものを作るための情報を科学的に集め、分析し、商品計画等に反映させる手法である。

 マーケティング・リサーチ市場における調査は、会場調査や訪問調査、座談会等リアルな現場において消費者から意見を聴取する手法(オフライン・リサーチ)と、インターネットを活用して消費者パネルと質問・回答のやりとりを行い定量的なデータを取得する手法(オンライン・リサーチ)に大別されるが、同社は国内外における顧客ニーズに合わせた双方の手法を網羅したサービスを有している。

 一般的に企業が、新商品・新サービスを開発する際には、マーケティング・プロセスと呼ばれる過程を経て、世の中に販売(上市)される。どの市場(市場機会の発見)、どんな人に(市場の選定)、どんなモノを(コンセプト開発)、何をいくらで、どこでどのように(4Pの開発・策定)販売すれば消費者に受け入れられるかを検証することが重要となり、上市した後のプロモーションの効果検証、改善についてもマーケティング・プロセスの一環となる。

 同社のマーケティング・リサーチサービスでは、そのマーケティング・プロセスにおいて必要な解決方法をすべて網羅的に有しており、顧客のマーケティング課題に合わせて、課題整理、調査企画・設計、調査実施、集計・分析、レポート作成に至るまで、リサーチの川上から川下まで、マーケティング・プロセスにおけるトータルサポートを可能にしている。

 同社事業の内容は、オンライン・リサーチ、オフライン・リサーチ、パネル・リクルーティングの各サービスに大別される。オンライン・リサーチサービスとは、課題整理を始めとしてWEB調査表作成、依頼メール配信、実査(回答データ収集)、集計、調査レポート作成にいたる一連の業務である。オフライン・リサーチサービスとは、WEB上での対象者リクルーティング、オフライン・リサーチ実査、集計、調査レポート作成にいたる一連の業務である。パネル・リクルーティングサービスとは、クライアント自身がオフライン・リサーチを実施する際に、調査対象者をWEB上でリクルーティングして、パネルを実査会場へ誘導するまでの一連の業務である。

 同社は、2020年9月に仮想バックルームを実装したオンラインインタビューツール「i-PORT voice」をリリースしている。本ツールは、オンラインでも高品質で快適な定性調査を実現できる、同社のオリジナルシステムとなっている。当社では、以前より定性調査をオンラインで実現することに取り組んできた。「i-PORT voice」とは、新型コロナ禍以降でも、数多く実績のオンライン定性調査を誇る同社が、実務経験を活かし開発した、調査会社としては初めてのオンラインインタビューシステムとなり、調査モニターとの対面インタビューや分析を得意とし、バックルーム環境の充実や、モデレーター目線など、リアルな使い心地を追求して設計されている。

アスマークの投資のポイント

 2022年1月にTOKYO PRO Marketへ上場し、今回東証スタンダードへの市場変更となる。TOKYO PRO Market上場時に取引された際(2022年)の株価は1100円。今回の目論見書の想定発行価格はその2倍以上の2300円となっているが、この価格水準での2023年11月期予想PERは12倍程度であり、類似企業と比較しても妥当なところか。公開規模は軽量感を感じるというほどではないが荷もたれ感はない。

 1998年に創業者である現代表取締役町田正一氏がオンライン経由でアンケートのやりとりを可能とするパネル会員組織(D style web)の構築を開始。その組織基盤を整え2001年設立した会社が、株式会社化を経て、現社名となった。現社名のアスマーク(ASMARQ)は、明日・未来(AS)と、マーケティング(Marketing)及び、高品質(Quality)・探究(Quest)を組み合わせた造語。

 2020年9月に調査会社としては初めてのオンラインインタビューツール「i-PORT voice」をリリース。同社のリサーチを利用する顧客は、調査会社、広告代理店、一般消費財メーカー、マスコミ関連企業等で、2022年11月末時点のクライアント社数は1061社、クライアント窓口数(取引口座数)は2371窓口、リピート率は95.3%。また、2023年6月末現在、有効パネル数は100万人超となっており、国内でも大規模な自社パネル基盤を有している。パネルの属性については、年齢別で30代~40代が全体の約5割を占めており、男女比は男性が46%、女性が54%。従業員は290名。

 業績面について、2023年11月期の業績は、売上高が前期比12.1%増の43.6億円、経常利益が同0.3%減の3.1億円と増収減益の見通しとなっている。売上高に対する人件費及び外部パートナーへの委託費の割合は、効率化の推進とともに減少していく見込みだが、売上原価は26.4億円(前期比12.4%増)を見込む。また、販売費および一般管理費については、将来への成長投資を目的として8名増員予定のほか、広告宣伝費、長岡事業所開設に伴う賃借料、人員増加に伴うシステム費等を加味し、14.0億円(同16.2%増)となる見込み。

 想定仮条件水準での2023年11月期予想PERは11~12倍程度で、他のリサーチ会社と比較して妥当なところか。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。発行済株式は町田代表取締役と木原社外取締役で9割弱を保有しており、上場時にそれぞれ約半数を放出する。そのほかの株式については上場日後180日間のロックアップがかかっており、需給面への懸念は乏しい。12/4に同時上場する銘柄はないが、後続のIPOが個性派ぞろいとなってきているため、注目を向けられるかが焦点となりそうだ。

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。

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