【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 44,911.82 ▼34.30 (8/18)
NASDAQ: 21,629.77 △6.80 (8/18)
1.概況
主要3指数は高安まちまちとなりました。トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談に注目が集まり慎重姿勢が見られる中、ロシアとウクライナの停戦協議には時間がかかるとの見方が広がり、特段の株価材料とはなりませんでした。
ダウ平均は17ドル高の44,963ドルで始まると、その後は前日終値である44,946ドルを挟んで一進一退の展開が続き、一時は52ドル高の44,998ドルまで上昇する場面も見られました。後半にかけて弱含んだダウ平均は最終的に34ドル安の44,911ドルと反落で取引を終えました。
また、S&P500株価指数は序盤から一進一退の動きが続き、この日は0.65ポイント安の6,449ポイントと小幅に反落しています。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6ポイント高の21,629ポイントと小幅高で取引を終えました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち一般消費財・サービス、資本財・サービス、情報技術、金融、生活必需品の5業種が1%未満の小幅高となりました。一方で、6業種が下げ、不動産、コミュニケーション・サービス、エネルギー、素材、公益事業などが1%未満の下落となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中16銘柄が上昇となり、アナリストが先行きの業績回復を見込んだことが明らかとなったユナイテッドヘルス・グループ[UNH]が1.5%上昇し、上昇率トップとなりました。そのほか、キャタピラー[CAT]やシスコシステムズ[CSCO]、ウォルト・ディズニー[DIS]の3銘柄が1%台の上昇となりました。一方で、14銘柄が下落となり、シャーウィンウィリアムズ[SHW]が1.5%安で下落率トップとなり、そのほか4銘柄が1%以上の下落となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、太陽光発電パネルなどを手掛けるファースト・ソーラー[FSLR]は、米政権が発表したクリーンエネルギーに関する税額控除の改定が警戒されていたほど厳しいものではなかったことから買われ、9.7%上昇しました。英語学習アプリサービスを展開するデュオリンゴ[DUOL]はアナリストの投資判断引き上げを受けて、12.9%上昇しました。一方でインテル[INTC]はトランプ米政権が同社株の10%取得を検討しているといった報道を受けて、3.7%下落となりました。
5.為替・金利等
長期金利は0.01%高い4.33%となりました。19日朝のドル円は、147円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
前日の米国市場では主要3指数ともに小動きとなりました。週後半に控えるジャクソンホール会議を前に動きづらい展開となりました。ドル円は前日よりも円安で推移しており、昨日に引き続き、日本市場の輸出関連銘柄の買い材料となるでしょう。一方で、過去最高値を更新していることもあり高値警戒感は燻ぶっており、上値では利益確定の売りが出る可能性があります。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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