東京市場まとめ
1.概況
前日の米国市場が主要3指数が揃って反落となった流れを引継ぎ、日経平均は188円安の42,619円と反落で寄付きました。序盤は荒い値動きとなり、下げ幅を急拡大した日経平均は9時48分に670円安の42,137円をつけ本日の安値を更新しました。その後は持ち直すも、453円安の42,354円で前引けとなりました。
後場は材料に欠ける中で、一進一退での値動きとなりました。前場の終値から下げて始まり、徐々に下げ幅を縮小する推移となるも、中ごろからは42,400円近辺で小動きとなりました。後場は一進一退のまま、最終的に413円安の42,394円で大引けとなりました。
新興市場では東証グロース250指数が小幅に反落となり、0.1%安で取引を終えました。
2.個別銘柄等
楽天グループ(4755)は3.9%高の928.2円をつけ、大幅反発となりました。国内証券が25日付で、同社の投資判断を3段階で真ん中の「ニュートラル(中立)」から最上位の「バイ(買い)」に、目標株価は従来の902円から足元の水準を上回る1,085円にそれぞれ引き上げたことで、これを材料視した買いが入りました。
日産自動車(7201)は6.3%安の340.3円をつけ大幅反落となりました。日本経済新聞が、「独メルセデス・ベンツグループは同社の年金ファンドが保有する日産自動車株を売却すると明らかにした」と報じ、売却は3億4,600万ドル(約510億円)規模の売りとあって、短期的な需給の悪化要因になると警戒した売りが出ました。
しまむら(8227)は4.1%高の11,090円をつけ反発となりました。25日に発表した8月度(7月21日~8月20日)の売上速報で「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高が5ヶ月連続の増加となる前年同月比1.2%増となり、堅調な売り上げ推移を好感した買いが優勢となりました。
ALSOK(2331)は1.3%高の1,136.5円をつけ反発となりました。国内証券が25日付で投資判断を3段階で真ん中の「2(中立)」から最上位の「1(アウトパフォーム)」に、目標株価は従来の1,200円から足元の水準を上回る1,400円にそれぞれ引き上げ、これを材料視した買いが入りました。
先端技術システム支援のジーデップ・アドバンス(5885)は5.7%高の3,365円をつけ大幅続伸となりました。25日、米半導体大手エヌビディア[NVDA]製の画像処理半導体(GPU)を搭載したサーバーの提供を始めたと発表し、これによる業績への寄与を期待した買いが優勢となりました。
VIEW POINT: 明日への視点
前日の米国市場が軟調な推移となり、日経平均は3日ぶりに反落となりました。明日も引き続き、エヌビディア[NVDA]の決算発表を前に動きづらい展開が予想される中で、米国で発表される経済指標に注目です。7月の耐久財受注や8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数の発表が控えており、経済指標の内容によっては株式市場への影響があると考えられるでしょう。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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