【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 53,343.40 ▼116.38 (8/18)
NASDAQ: 26,289.71 ▼355.20 (8/18)
1.概況
米国市場は主要3指数揃って3日続落となりました。米国とイランとの協議が行われていないことが明らかとなり、中東情勢の先行き不透明感が続いています。また、半導体関連銘柄も売られ、フィラデルフィア半導体株指数は5.0%安となりました。
ダウ平均は105ドル安の53,354ドルで取引を開始しました。寄付き直後に下落し、日本時間22時30分に203ドル安の53,256ドルでこの日の安値をつけました。その後、一時上昇に転じる場面もあり、日本時間23時52分に18ドル高の53,478ドルでこの日の高値をつけました。以降は再び下落に転じた後は横ばい圏で推移し最終的に116ドル安の53,343ドルでこの日の取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は355ポイント安の26,289ポイント、S&P500株価指数は53ポイント安の7,691ポイントでいずれも3日連続の続落となりました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち4業種が上昇、7業種が下落となりました。エネルギーが1.8%高、ヘルスケアが1.6%高、生活必需品が1.1%高となりました。一方で、情報技術が1.9%安、資本財・サービスが1.5%安、素材が0.9%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中19銘柄が上昇しました。ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]が3.3%高、セールスフォース[CRM]が2.7%高、ナイキ[NKE]が2.5%高となりました。一方で11銘柄が下落し、キャタピラー[CAT]が4.6%安、エヌビディア[NVDA]が2.3%安、シャーウィンウィリアムズ[SHW]、ボーイング[BA]が1.3%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、メタ・プラットフォームズ[META]は未成年ユーザーに過度な依存をもたらしており、安全対策を怠っているとして米国の29の州が訴えていた裁判の冒頭陳述開始で、「無限スクロール」などの表示変更を求められており今後への警戒感から4.5%安となりました。また、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス[NCLH]は原油高でのコスト上昇の懸念のほか、アナリストの投資判断の引き下げが影響し3.1%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.02%低い4.70%となりました。19日朝のドル円相場は159円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
中東情勢の先行き不透明感が続いたことで米国主要3指数は3日続落となりました。ホルムズ海峡の支配をめぐる問題も継続していることから原油価格が上昇し、インフレ懸念も継続しています。そのため、債券利回りは高止まりしています。
夜間の日経平均先物は1,480円安の66,060円で取引を終えています。米国市場の下落の影響を受け、本日は売りが優勢でのスタートが見込まれます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
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