株式レポート

(朝)米国市場は主要3指数がそろって上昇 中東情勢を巡る緊張が緩和し、投資家心理が改善 - 市況概況

9月28日 8時15分
マネックス証券
facebook-share
x-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 51,828.62  △478.64 (9/25)
NASDAQ: 27,068.72  △129.34 (9/25)

1.概況

25日の米国市場では、ダウ平均とS&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数がそろって上昇しました。イランが戦争終結に向けた計画を米国に提示したと報じられたほか、米国とイランの協議がより詳細な技術的段階に入ったとも伝わりました。中東情勢を巡る緊張緩和に伴い原油価格が下落し、投資家心理が改善するなか、主要指数は堅調に推移しました。

ダウ平均は51,359ドルで寄り付いた後、取引前半は方向感を欠く値動きとなったものの、取引中盤に上げ幅を拡大。その後もこの日の高値圏で底堅さを維持しました。結局、ダウ平均は478ドル高の51,828ドルで取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は129ポイント高の27,068ポイント、S&P500種株価指数は39ポイント高の7,743ポイントでともに上昇しました。

2.経済指標等

9月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は48.1と市場予想(47.5)に反して速報値(47.8)から上方修正されました。8月の米耐久財受注(速報値)は前月比でほぼ変わらずと下方修正された前月(同0.9%増)を下回ったものの、市場予想(同0.3%減)は上回りました。一方、コア耐久財受注(輸送除く)は同0.3%増と市場予想(同0.6%増)や上方修正された前月(同0.7%増)を下回りました。

3.業種別動向

25日の米国市場でS&P500の業種別株価指数は8業種が上昇、3業種が下落となりました。上昇した業種は、情報技術が1.0%高、資本財・サービスは0.9%高、金融が0.5%高と続きました。一方、エネルギーは0.9%安、コミュニケーション・サービスが0.7%安、不動産は0.4%安と下落しました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中22銘柄が上昇しました。マイクロソフト[MSFT]が3.7%高と構成銘柄における上昇率トップとなりました。人工知能(AI)支援機能である「コパイロット」に関する刷新の発表を好感する向きがありました。その他では、建築塗料メーカーのシャーウィンウィリアムズ[SHW]が2.7%高、バイオ医薬品を手掛けるアムジェン[AMGN]は2.1%高と続きました。一方、8銘柄が下落し、クラウド型ソフトウエアを提供するセールスフォース[CRM]が1.8%安、ソフトウエアやITコンサルティングのアイビーエム[IBM]は0.7%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、燃料電池システムの設計、製造、販売、設置を手掛けるブルーム・エナジー[BE]が8.3%高となりました。24日、オラクル[ORCL]が米ニューメキシコ州で建設中のデータセンターに関して、稼働が遅れた場合、開発事業者に支払いの先送りを求めると報じられたものの、25日はオラクルの動きによるブルーム・エナジーへの影響は限定的との見方が広がり、反発地合いとなりました。また、医療保険会社のヒューマナ[HUM]は4.6%高となりました。一部の証券会社による投資判断と目標株価の引き上げを材料視する向きがありました。一方、クラウド型サービスプラットフォームを運営するゴーダディ[GDDY]に買収提案を行ったセキュリティソフトウエアのゲンデジタル[GEN]は6.3%安となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日比0.04%低い5.16%となりました。28日朝のドル円は157円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国のトランプ大統領は26日、ホルムズ海峡の通航再開に向けたイランの提案を拒否しました。また、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの首都リヤドへの攻撃を行ったとも伝わっています。中東情勢を巡る先行き不透明感は根強く、原油相場や米国債利回りを意識しつつ、目先の株式市場は不安定な値動きが見込まれます。他方、27日夜にはトランプ大統領とAI開発企業アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)が夕食を共にする予定と伝わっており、AI開発ペースを巡る新たな材料が株式相場における変動要因となり得るため、関連報道に注意したいところです。

今週は9月30日に8月の米個人消費支出(PCE)物価指数、10月2日には9月の米雇用統計が発表される予定で、10月27、28日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での連続利上げの可能性を探る神経質な展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・アナリスト 齊藤 聡)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。

 ◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!

※株主優待を新設・変更した銘柄の最新情報は
 株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2025年]でチェック!

◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
売買手数料(1約定ごと、税込) 投資信託 外国株
10万円 20万円 50万円
99円 115円 275円 1866本 米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
五大ネット証券の一社で、株の情報収集や銘柄分析、注文などに役立つツールが揃っているのが魅力。特に、多彩な注文方法や板発注が可能な取引ツール「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる分析ツール「マネックス銘柄スカウター」は、ぜひ利用したい。また、「dカード」「マネックスカード」など提携クレカを使って投資信託を積立購入した際のポイント還元率が0.73〜3.1%と高水準なので、NISA(つみたて投資枠)などで投信積立を考えている人は特におすすめと言える。さらに米国株が5000銘柄以上、中国株が2650銘柄以上と外国株の取扱数が多いの好評価で、外国株の売買コストも割安だ。なお、ネット証券としては珍しく、ビットコインやリップルなど主要な暗号資産(仮想通貨)のCFD取引サービスも提供している。
【関連記事】
◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!
【証券会社おすすめ比較】マネックス証券の公式サイトはこちら
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら!
年200万円利用で高級ホテル宿泊券がもらえる!最強ゴールドカードを検証! ダイヤモンド・ZAi無料会員登録はコチラから 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
みずほ楽天カードの公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の魅力を徹底解説!日本株の売買手数料が完全無料(0円)に! クレカ積立の還元率が業界トップクラスなのも魅力! 楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
みずほ楽天カードの公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の魅力を徹底解説!日本株の売買手数料が完全無料(0円)に! クレカ積立の還元率が業界トップクラスなのも魅力! 楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

10年配当株
人気の株500&米国株
最新理論株価


11月号9月18日発売
定価1000円(税込)
楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[10年配当株/人気の株&米国株診断]
◎第1特集
ずっと高配当で安心して持てる!減配しない!
10年配当株ベスト50

●配当維持や増配年数で点数化!
10年配当度はこうして計算している!

●1位〜50位を一挙公開
1位:94点みずほリース/配当利回り3.75%
2位:93点全国保証/配当利回り3.84%
3位:93点ヒューリック/配当利回り3.78%

◎第2特集
「買い」「強気」の10万円株は123銘柄
[2026秋]人気の株500+Jリート14激辛診断

買い:丸井グループ、日本郵船、INPEX…など
強気:ヤマハ発動機、日本製鉄、コマツ…など
●旬の3大テーマ
過去最高業績/下落時に上昇/配当が増える
●5大ランキング
第1四半期高進捗/アナリストが強気/高配当
●2026年秋のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株7/Jリート
●気になる人気株
大型株393/新興株86/Jリート10

◎別冊付録[1]
買いの好決算株を探せ!増益割安株は1580銘柄
上場全3802社の最新理論株価
◎第3特集
AI株は明暗が分かれる!
[2026年10-12月]人気の米国株150診断

●買い時/有望な業種/AI株の今後を大予測
●スペースXは「買い」!GAFAM+α定点観測
●今買いの人気優良株9

●人気の132銘柄の買い売り診断
●番外編:「人気150銘柄」以外から厳選!
買いの高配当株8

◎第4特集
初心者危険!リスクもデカいが儲けもデカい!
ピリ辛レバレッジ型投信で攻めるワザ

●レバ型投信ってナニ!?
●レバ型投信に投資する心得

●米国株/日本株のレバ型を使いこなす億り人のワザ
●人気投信8本を徹底解剖

◎別冊付録[2]
iDeCo入門第3回「失敗しない受取り方」
●マンガで理解
出口戦略でおトク度に差がつく!控除枠内で受取ろう

●元本が2倍になる人続出!リアル体験記
●一括/年金/併給など受取り方のキホンとポイント
●繰下げ受給など年金を増やす3つのワザ

◎短期集中連載
株好きアイドル[ラフ×ラフ]高梨結VSザイ部員
スイングトレード株バトル第3回
「ボリンジャーバンド」を制する者がトレードを制す!
◎いつもの連載も充実!​
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.26「大きな病気をした時は?」
●17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略Vol.21
「勢いのある上昇は押し目を狙って攻める」
●おカネの本音!VOL.51;高橋勅徳さん
「婚活だっておカネになる社会のスキマで見つけた好きなことで稼ぐ方法」
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.119
「ふたりの予測市場は波乱含み!?」
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
「デジタル遺産相続にも注意!庶民ほど争いが多発!少額相続の落とし穴」
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!「本当の利回りのアップ・ダウンはまちまち!」
●ザイクラブ拡大版!1カ月で上がる株を当てろ!「ヤマハ発動機が市場予想を大幅に上回る好決算!」


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


ザイクラブ・アンケートはこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報