ノーロード型(購入手数料が無料)の投資信託の取り扱いが多い、おすすめのネット証券会社や銀行を紹介!
ダイヤモンド・ザイでは、特集「投資の初心者は投信積み立てから始めなさい!」の中で、投資信託の積み立ての魅力と、積み立てする上でおすすめの商品を紹介している。
ここでは、特集の一部を抜粋し、購入手数料がゼロの「ノーロード投信」が買えるネット証券会社やネット銀行を紹介! 「ノーロード投信」を扱う金融機関の中では、どのネット証券や銀行がノーロード投信を数多く扱い、サービスが充実しているだろうか?
ノーロード型の投資信託は、どこで買えばいい?
100円からの積み立てができる証券会社は3社ある!
投資信託の成績に直結するだけに、購入手数料は低いほうがいい。となると、おすすめはネット証券やネット銀行のほか、ネットでの販売に注力している銀行などだ。なぜならそれらの金融機関は、積み立てできるノーロード型(購入手数料がかからない)の投資信託の取り扱い数が多いからだ。下のリストに、それらの代表的な証券会社、銀行をまとめてみた。
ノーロード型の投資信託が多いネット証券&銀行 | |||||
投資信託積み立ての 最低買付金額と買付単位 |
積み立てできる 投資信託の数 |
積み立てできるノーロード 投資信託の数 |
積み立て買付日と 同一投資信託が買える回数 |
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◆SBI証券 | |||||
100円以上 1円単位 |
2343本 | 1044本 | 毎月1~27日または月末から 指定可能(月1回のみ) |
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【ポイント】最低積み立て額を500円から100円に! 積み立てOKの投資信託のうち1000本以上がノーロード。購入単位は従来が500円以上1円単位だったが、2017年5月から100円以上1円単位に変更となった。 |
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◆岡三オンライン証券 | |||||
1000円以上 1円単位 |
202本 | 117本 | 毎月1~28日の中から 指定可能(月1回のみ) |
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【ポイント】すべての投資信託の購入手数料が実質ゼロ円に! 積み立てできる投資信託のうち、ノーロードは117本。購入手数料がかかる投資信託でも、約定日の翌月末までに手数料の全額(税込)がキャッシュバックされ、実質的にノーロードと言える。 |
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投資信託積み立ての 最低買付金額と買付単位 |
積み立てできる 投資信託の数 |
積み立てできるノーロード 投資信託の数 |
積み立て買付日と 同一投資信託が買える回数 |
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◆カブドットコム証券 | |||||
500円以上 1円単位 |
969本 | 562本 | 毎月1~31日の中から 指定可能(毎日積み立ても可能) |
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【ポイント】毎日の積み立てが可能! 通知サービスが豊富 積み立て日を1~31日に設定することで毎日の積み立ても可能。最低金額は500円だから1カ月1万5000円で済む。気になる投資信託の基準価額や評価額を通知するメールサービスが豊富。 |
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◆松井証券 | |||||
100円以上 1円単位 |
121本 | 121本 | 毎月1~31日の中から指定可能 (毎日・毎週積み立ても可能) |
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【ポイント】ロボアドが運用支援! 毎週の積み立ても可能 すべての投資信託がノーロード。8つの質問に答えると、ロボットアドバイザーが投資信託の組み合わせを提案してくれる。毎日の積み立てのほか、毎週決まった曜日での積み立ても可能。 |
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投資信託積み立ての 最低買付金額と買付単位 |
積み立てできる 投資信託の数 |
積み立てできるノーロード 投資信託の数 |
積み立て買付日と 同一投資信託が買える回数 |
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◆マネックス証券 | |||||
1000円以上 1円単位 |
867本 | 507本 | 毎月1~31日の中から 指定可能(月1回のみ) |
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【ポイント】独自のノーロードや、資産設計ファンドも! 取扱い本数、ノーロード型の投資信託の数ともに急速に増やしている。507本がノーロード。国内外の株式や債券、リートに分散投資するバランス型などの「マネックス資産設計ファンド」の3本もある。 |
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◆楽天証券 | |||||
100円以上 1円単位 |
2302本 | 1112本 | 毎月1~28日の中から 指定可能(月1回のみ) |
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【ポイント】100円積み立ての先駆け! 楽天ポイントでも買える 他社に先駆けて100円積み立てを発表。楽天スーパーポイントでも投資信託が買えるようにもなる(2017年夏予定)。100円で積み立てもできるノーロード型の投資信託は1000本以上になる。 |
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投資信託積み立ての 最低買付金額と買付単位 |
積み立てできる 投資信託の数 |
積み立てできるノーロード 投資信託の数 |
積み立て買付日と 同一投資信託が買える回数 |
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◆ソニー銀行 | |||||
1000円以上 1円単位 |
195本 | 85本 | 毎月2・7・12・17・22・ 27日のいずれか(月1回のみ) |
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【ポイント】積み立てなら手数料が20%オフになる! 積み立てが行えるノーロード型の投資信託は85本と他に比べてやや少ないが、手数料がかかる投資信託でも積み立て時は手数料が20%オフに。外貨普通預金から購入できる米ドル建て投資信託6本も用意。 |
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◆スルガ銀行 | |||||
1万円以上 1000円単位 |
115本 | 88本 | 毎月10日または25日 (月1回のみ) |
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【ポイント】ノーロード型の投資信託が銀行の中では多く、サイトも充実! Funds-i、たわらノーロード、iFreeと低コストのインデックス投資信託が揃い、積み立てできるノーロード型が88本と、銀行の中では多め。任意の期間でのリターンが計算できるなどサイトも充実。 |
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※ データは2017年6月2日付。掲載は証券会社、銀行の順で、証券会社は五十音順。 |
投資信託の最低購入金額が100円からと低いのがSBI証券や楽天証券、松井証券。このうちSBI証券と楽天証券は、いずれも積み立て可能な投資信託は2000本以上、ノーロード型の投資信託も1000本以上と他社よりダントツに多い。また、ポイントサービスも展開するなど、サービスの充実度を競っている。一方の松井証券も、ロボアドバイザーがおすすめの投資信託をリストアップしてくれたりと、サービスが充実している点はネット証券に共通する魅力といえそうだ。
毎日の積み立てができる取引会社もある!
サービスを競い合うネット証券&ネット銀行
たとえば前掲の表のマネックス証券は独自のバランス型ノーロード投資信託も販売し、カブドットコム証券は保有投信の評価額や気になる投資信託の基準価額、保有する投資信託の評価額などを自動で通知してくれる。
また、松井証券とカブドットコム証券は毎日の積み立てが可能。松井証券は100円、カブドットコム証券は500円と、投資信託の最低購入額は少額で済む。ドルコスト平均法を徹底したい人にもおすすめだ。なお、松井証券では、曜日を決めての毎週買い付けも可能だ。
松井証券と同様に、販売する投資信託をノーロード型に絞っているのがスルガ銀行(ただし、積み立て時には購入手数料がかかる投資信託もある)。投資信託のリターンが任意の期間で即座に算出できるなど、専用サイト「ノーロード投信の達人」の機能が充実している。
岡三オンライン証券では購入手数料がかかる投資信託の手数料分を全額キャッシュバック、ソニー銀行は積み立てに限り購入手数料を20%オフにしており、購入手数料がかかる投資信託を買っても成績アップに役立てることができる。
【※関連記事はこちら!】
⇒月3000円からの積立投資でも30年後に大きく育つ!ファイナンシャルプランナー・横山光昭さんが少額の積み立て投資の始め方&儲け方を徹底指南!
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【2024年11月1日時点】 |
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順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード (手数料無料) |
積立対応 | ||
1位 | ◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2567本 | 2567本 | 2424本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 投資信託の保有残高が一定の金額を超えるごとに「楽天ポイント」が貯まるサービスもお得。また「投信残高ポイントプログラム」の対象となる6ファンド(「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」など」)については、保有しているだけで一定のポイントが還元されるのでお得。さらに投信積立の際に楽天カードを使うと0.2〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与される。ポイントは投資信託の買付や投信積立の代金にも利用できる。投資信託の最新事情がわかる「楽天証券レポート&コラム」や、最大5銘柄の基準価額の推移を比較できる「投信スーパーサーチ」など、投資信託選びのサポートもバッチリ。ロボ・アドバイザーが銘柄選択や売買タイミングまで判断してくれる「楽ラップ」や、スマホ専用のロボ・アドバイザー「ロボのぶくん」を利用可能。さらに、専用バランスファンドで手軽に積立投資ができるロボ・アドバイザー「らくらく投資」も登場。 |
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2位 | ◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2554本 | 2554本 | 2367本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料で、投資信託本数の取扱本数はネット証券でトップクラス! スマホアプリ「かんたん積立 アプリ」を利用すれば、投資信託をスマホで管理可能だ。また、投資信託の月間平均保有額に応じてVポイントやPontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルなどが貯まる「投信マイレージサービス」もお得。保有額が1000万円以上なら獲得ポイントが2倍になる(通常銘柄の場合)ので、投資信託が本格的に資産形成を考えている人には、かなりお得だ。買付&積立が100円以上1円単位に引き下げられ、初心者でも気軽に始めやすくなった。投信の買付には、VポイントやPontaポイントが利用できる。投信積立は三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」がお得で、最大で決済額の0.5%ものポイントが貯まる。最近では、低コストなiDeCo(個人型確定拠出年金)にも力を入れており、無条件で運営管理手数料を無料にしている。 |
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3位 | ◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1885本 | 1885本 | 1862本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の取り扱い本数を着実に増やしており、現在はランキング3位まで上昇。他社に先駆けて投資信託の販売手数料無料を打ち出したのも高評価だ。さらに投資信託の残高の最大1%分のポイントが貯まるサービスもお得。他社の類似サービスと比較しても、ポイント還元率は高水準に設定されている。投資信託ページは、人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホでの見やすさ、直接発注など機能が充実。さらに、投資信託の組み合わせに頭を悩ませる人のために「投信工房」「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」という3つの高機能ロボアドバイザーを用意。無料のロボアドバイザーとしては、どれも非常に高い機能を備えている。 |
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順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード | 積立対応 | ||
4位 | ◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | |||
1839本 | 1839本 | 1760本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 信託報酬控除前のトータルリターンが見られるので、実態に合った取引コストや運用パフォーマンスがわかるのも魅力だ。また「プレミアム積立」は100円から可能。au PAYカード決済による積立なら1%ポイント還元、投資について気軽に話し合えるSNS「ファンドスクエア」も魅力。積立の銘柄選びに役立つ「セレクション」は、ジャンルごとの代表的な銘柄が複数紹介されている。ファンド探しはランキングやファンド検索から。投資信託の月間保有金額に応じて0.005〜最大0.24%分のPontaポイントがもらえる「資産形成プログラム」も上手に活用したい。 |
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【株アプリに慣れていない「株初心者」には特におすすめ!】 | ||||
5位 | ◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1764本 | 1764本 | 1704本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の購入時手数料はすべて無料! もちろん、NISA口座での取引や「投信つみたて」による購入も手数料0円だ。クレカ積立のポイント還元率は業界トップクラスで、「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積立購入すると最大1.1%分のポイントがもらえる。さらに、投資信託の保有金額の最大0.26%分のポイントがもらえるのもお得。なお、貯まったポイントは投信信託の購入代金に利用できる。ファンド探しに迷ったら、自分のライフプランに合ったファンド選びを手助けする「投信ポートフォリオ診断」を参考にするといいだろう。ポートフォリオの分析やリターン予測、アドバイスなどの機能がある「MONEX VISION」も便利だ。ロボアドバイザーサービスは、1000円から始められる投資一任型の「ON COMPASS」と、最低投資金額が5万円で国内ETFで運用を行うアドバイス型の「Monex Advisor」が利用可能。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。 |