「ふるさと納税」の基本と、2019年6月からスタートした新制度の概要を、5つの要点に絞ってわかりやすく解説!
発売中のダイヤモンド・ザイには、別冊付録「2019年6月からの新制度対応! ふるさと納税」がついてくる!「ふるさと納税」の基本的な仕組みから、2019年6月からスタートした新制度の要点まで解説するほか、7つの「ふるさと納税」ポータルサイトの比較、寄付でお得にポイントを貯める方法、さらには編集部おすすめの返礼品を、ジャンル別に87種類も紹介するなど、盛りだくさんの内容となっている。
今回は別冊付録の冒頭から、「ふるさと納税」の仕組み&6月からの新制度の要点を抜粋!「ふるさと納税」の初心者や、新制度がイマイチわかってない人は、ぜひチェックを!
「ふるさと納税」の基本を3つのポイントで解説!
好きな自治体に寄付すると返礼品がもらえて、手続きも簡単!
2008年からスタートして今年で11年目となる「ふるさと納税」制度。利用者は瞬く間に増え、認知度も高くなってきているが、制度についてよく理解しておらず、二の足を踏んでいる人もまだまだいるだろう。
そこで、ダイヤモンド・ザイでは、「ふるさと納税」の基本的なポイントを3点にまとめた。内容は以下のとおりだ。
【ふるさと納税の基本】
(1)応援したい地域に寄付するとお礼として特産品がもらえる!
(2)自己負担は2000円。残りの寄付した分は税金から戻る!
(3)ネットで簡単に申込できる。入金方法もいろいろ増えてより便利に!
順に説明していこう。まずは「1)応援したい地域に寄付するとお礼として特産品がもらえる!」という点。近年の「ふるさと納税」の盛り上がりは、「返礼品」によるところが大きい。返礼品とは、故郷や応援したい地域に寄付すると、お礼として送られてくるモノやサービス。地域を代表する有名ブランド食材から、地方に足を運ばないと手に入らない貴重なものまで揃っている。寄付で地方経済に貢献しつつ、自分もその魅力に触れられる仕組みだ。
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続いては、「2)自己負担は2000円。残りの寄付した分は税金から戻る!」という点。税制上の優遇があるのも、「ふるさと納税」を積極的にする人が増えた理由の一つだ。寄付した後に決められた手続きをすれば、寄付額から2000円を引いた全額が税金から戻ってくる。ただし、制度対象となる寄付額は年収や家族構成によって変わり、上限もあるので注意が必要だ。
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最後は、「3)ネットで簡単に申込できる。入金方法もいろいろ増えてより便利に!」という点。「ふるさと納税」の申込方法は多様化しており、書面や電話、ネット上でも寄付の受付が行われている。入金・決済の手段もさまざまだ。現金、クレジットカード払いだけでなく、「auかんたん決済」など、携帯キャリア決済も普及してきている。とはいえ、自治体によって選べる手段が異なるので、事前の確認を忘れないようにしよう。
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2019年6月からスタートした新制度の大きな変更点は2つ
この変更で、寄付しても税制優遇が受けられなくなった自治体も!
ここまで、「ふるさと納税」の基本を3点にまとめて紹介した。続いて、2019年6月からの制度の変更点を見ていこう。
大きな変更点は以下の2点だ。
【2019年6月からの変更点】
(1)制度の対象となる自治体は総務省が指定したところだけ!
(2)返礼品は寄付額の3割以下で地場産品であることが条件に!
まずは、「1)制度の対象となる自治体は、総務省が指定したところだけ!」という点。2019年の5月に、総務省が「適正な寄付の募集」を行っていると認める自治体に限り、「ふるさと納税」の制度の対象とすることを発表した。対象外の自治体には、寄付をしても税制優遇が受けられなくなる。
その結果、大阪府泉佐野市、福岡県小山町、和歌山県高野町、佐賀県みやき町、東京都の5つの自治体が制度の対象外になった。この5つの自治体は少なくとも、2020年9月までは対象外のままとなる予定だ。ほかにも43自治体については、今年7月に申請・再調査の必要があるとされている。
続いて、「2)返礼品は寄付額の3割以下で地場産品であることが条件に!」という点。これまでは定義が曖昧だった返礼品だが、制度変更によって基準が設けられた。一つは、寄付額の3割以下の相当額であること。もう一つが、地場産品であること。基準を守らないと、指定自治体から外される可能性も出てくる。
災害により甚大な被害が出た地域は、地域外の返礼品が認められるなどの例外はあるものの、高価すぎる返礼品や地域産業と関係ない金券の返礼品は、不適切とされることになった。そのため、以前よりも返礼品のお得度が下がった自治体が多いが、それでも「寄付をする意味がなくなった」というわけではない。返礼品がもらえる分だけ、確実に得するケースがほとんどなので、これからも「ふるさと納税」を積極的に実践していこう!
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今月も株や投資信託、株主優待などお得な情報が満載!
ダイヤモンド・ザイ9月号をチェック!
今回は、発売中のダイヤモンド・ザイの別冊付録「2019年6月からの新制度対応! ふるさと納税」から、「ふるさと納税」の基本と、新制度の要点のまとめを抜粋した。別冊付録には、おすすめの返礼品情報など、これから「ふるさと納税」をしたい人に必要な情報がぎっしり詰まっているので、誌面も併せてチェックしてほしい!
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ほかにも「10年続く株主優待37」「人気投信10本のファンドマネージャーに公開質問!」「『ユダヤ人大富豪の教え』の著者・本田健さんに聞く ワクワクするお金との付き合い方」「プロ10人に聞く 2019年後半の日本株予測!」「仮想通貨 急騰のワケと今後は?」「マンガ コンビニ対FCオーナーの争点は?」「今度こそFXで儲ける! レンジ攻略で7割勝つ!」など、お得な情報が盛りだくさん。
さらに、別冊付録は「2019年6月からの新制度対応! ふるさと納税」に加えて、「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」もついてくる! 老後資金2000万円問題で、将来に不安を抱いている人は必見だ。
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【2024年7月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEXを |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆三井住友カード(NL) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 2021年2月に申し込み受付が始まった「三井住友カード」の新しいクレジットカードで、券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率5%に大幅アップ(※)するので、コンビニやマクドナルドを日常的に利用する人におすすめ! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! (※ 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗では「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可。) |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短翌日発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「コンビニ3社&マックで最大5%還元」の特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&コンビニ3社で最大還元率5%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないので、セキュリティも抜群! |
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◆Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
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1.875% (※1) |
4万9500円 | AMEX | - | |
【Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのおすすめポイント】 2022年2月24日に誕生した「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」の後継カード。SPGアメックスと同じく、通常100円につき3ポイントが貯まり、「6万ポイント⇒2万5000マイル」の高い交換レート(=還元率1.875%!)でANAやJALなどの航空会社40社以上のマイルに移行可能! しかも、ポイントの有効期限は「最後にポイントが増減した日から2年間」なので“実質”無期限でマイルを貯められるのも大きなメリット。また、世界的ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」との提携カードなので、カードを保有するだけで上級会員資格「ゴールドエリート」が手に入り、客室のアップグレードや14時までのレイトチェックアウトなどの特典が利用できる。さらに、年間150万円以上を利用したうえでカードを更新すると、シェラトンやウェスティンなどの同グループのホテルに2名まで無料で1泊できる「無料宿泊特典」(※2)がもらえるほか、年間400万円以上を利用するとワンランク上の会員資格「プラチナエリート」が手に入り、最大でスイートまでの客室アップグレード、朝食無料サービスなどの豪華特典が利用可能に! 家族カード1枚は年会費が無料(2枚目以降は年会費2万4750円・税込)になり、夫婦や家族でポイントが貯めやすくなっている。 (※1 6万ポイントを一度にマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。※2 交換レートで5万ポイントまでのホテルに宿泊可能。追加で最大1万5000ポイントを支払って、6万5000ポイントまでのホテルに宿泊することも可能) |
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【関連記事】 ◆「Marriott Bonvoyアメックス」のメリットを解説!「SPGアメックス」の後継の「プレミアム」なら、年400万円の利用で「プラチナエリート」資格を獲得できる! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム編) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料の高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)通常還元率は1%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のAmazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「ポイントップ登録(無料)」をすれば「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~3.0% | 初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率3%に大幅アップ! セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率3%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! (※ 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。) |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出! 全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!(ニューカマー部門) ◆「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで3%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~5.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 SBI証券での積立投資など、一部の支払いは集計の対象外。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗では「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで5%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カードが「1ポイント=1円」で請求額に充当できる「<新>キャッシュバック」を開始! 高還元な「プラチナプリファード」の魅力がますますアップ! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! (※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料) |
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