「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」の合わせ技で、「老後資金」1000万円を作る方法をマンガで解説!
発売中のダイヤモンド・ザイには、別冊付録「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」がついてくる! 先日、金融庁が「老後に2000万円必要」との報告書を発表して話題になったが、それをきっかけに、改めて「老後資金」を準備する重要性を実感した人は多いはず。その手段として検討したいのが、節税効果が高い「iDeCo」の活用と、「iDeCo」による節税で浮いたお金を「つみたてNISA」で運用するというやり方だ。ダイヤモンド・ザイの別冊付録では、「iDeCo」とつみたてNISAを併用する方法を提案するほか、それぞれの特徴やメリットなどについて、わかりやすく解説している。
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今回は、別冊付録の冒頭から、「iDeCo」とつみたて「NISA」で1000万円作る方法をまとめたマンガを抜粋!「iDeCo」やつみたて「NISA」って、聞いたことはあるけど、どう活用すればいいのかよくわからない……」という人は、ぜひ参考にしてほしい!
退職金とは別に「老後資金」として1000万円を準備するなら
節税効果のある「iDeCo」や「つみたてNISA」を活用しよう!
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「iDeCo」で節税した分を「つみたてNISA」に回すだけ!
20年間で無理なく約1000万円の老後資金を準備する方法を伝授!
「老後に2000万円必要」という金融庁の報告書が、議論を呼んだことは記憶に新しい。これはあくまで平均値で、必要な金額は人によってまちまちだ。とはいえ、できるだけ多く用意するに越したことはない。
上のマンガで紹介したのは、「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」を組み合わせて老後資金を作る方法。モデルケースは専業主婦の妻がいる45歳サラリーマンで、税込年収は800万円だ。
「iDeCo」には、積立時の「所得控除」、運用時の「運用益の非課税」、給付時の「公的年金控除(または退職所得控除)」という3つの節税効果があるが、その中でも得に大きいのが積立時の「所得控除」。「iDeCo」に拠出した金額は、所得から丸々差し引けるのだ。マンガの例の場合、年間27万6000円が課税所得から除外される。その結果、何もしなければ徴収されていた約8万円の税金を節税できるのだ。
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節税で浮いた分は生活費の足しにする手もあるが、元々は手元に残らなかったはずのお金。この8万円を老後資金の足しにするとどうなるか。それをシミュレーションしたのが、マンガ内のグラフだ(以下に抜粋)。
例では、月々2万3000円を「iDeCo」で運用し(1)、2年目からは節税できた8万円を、「つみたてNISA」を利用して運用している(2)。
「つみたてNISA」も、中長期にわたり資産を作るのに向いている仕組みだ。「iDeCo」のような所得控除はないが、運用益に対する20%の課税がゼロなのは、「iDeCo」と同じ。年齢や勤め先に関係なく誰でも使える制度なので、使わなければ損だろう。
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マンガの例では手堅く、年3%の利回りで20年にわたって運用した場合をシミュレーションした。すると、「iDeCo」だけでも758万円に。さらに、「つみたてNISA」で年8万円運用すれば、225万円になり、合わせると約983万円という結果になった。ちなみに現在、「iDeCo」にお金を拠出できる年齢は60歳までだが、これを65歳に引き上げる検討が始まっている。将来的には恐らくそうなるはずなので、45歳からこのプランを始めても間に合うはずだ。
老後資金に不安を感じつつ、まだ何の対処もできずにいる人は、まず「iDeCo」と「つみたてNISA」の口座開設から始めてみよう!
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今回は、発売中のダイヤモンド・ザイの別冊付録「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」から一部抜粋して紹介した。別冊付録では、「iDeCo」や「つみたてNISA」の特徴や注意点、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説しているので、誌面も併せてチェックを!
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