今週(12月9日~12月13日)に「適時開示」で、
「増配」や「減配」「初配」などを発表して
「配当利回り」が変わった銘柄をまとめて紹介!
「配当利回り」は、投資する際に非常に重要な情報だ。「増配」や「記念配」を発表して配当利回りが高くなれば株価が急騰、「減配」や「無配」への転落を発表して利回りが低くなれば株価が急落することもある。
また、連続で「増配」する銘柄は業績が堅調だったり、成長していたりする「優良企業」である可能性が高く、「増配株」に狙いを絞って投資をすることで“億トレーダー”となった個人投資家もいる。つまり、短期的に株価に影響するだけでなく、長期的に見ても「増配」や「減配」は非常に重要な投資情報と言えるのだ。
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しかし、毎日発表される「適時開示」を読み込んで、「増配」銘柄や「減配」銘柄を探すのは難しい……。
そこで、ザイ・オンラインでは「適時開示」で「増配」や「減配」のほか、「記念配」「復配」「初配」「無配」などを発表して、「配当利回り」が変わった銘柄を1週間分、まとめて紹介! 発表された「変更内容」と変更後の「最新の配当利回り」を掲載するので、ぜひ投資に役立ててほしい!
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なお、本記事に掲載するルールは以下のとおり。
(1)配当利回りが変わらない場合は非掲載
原則として、配当利回りが変動する情報をピックアップ。株式分割や株式併合などによる1株あたり配当金の変更で、利回りが変わらない場合などは除外する。
(2)「増配」とは、年間配当金が「前回予想」から増額されるもの
「増配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が増額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が増額になるものを指す。「前回予想」に対して「増配」でも、「前期」と比較したら「減配」となる場合などは、備考欄に記載。
(3)「減配」とは、年間配当が「前回予想」から減額されるもの
「減配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が減額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が減額になるものを指す。「前回予想」に対して「減配」でも、「前期」と比較したら「増配」となる場合などは、備考欄に記載。
(4)「配当予想」が非公表だった場合、「前年同期比」と比較して「増配・減配」を表示
配当予想が非公表だった銘柄が、期中に配当予想を公開した場合、前年同期比で「増配」なのか、「減配」なのかを表示。なお、中間配当のみが公表され、年間配当金の方針が不明の場合、配当利回りは記載しないものとする。
(5)「配当利回り」は今期の予想値。予想が出ていない場合は実績値。
配当利回りは、「今期予想」が出ていれば「予想値」を、「今期予想」が出ていない場合は「実績値」を計算して表示。
なお、「適時開示」は毎日、大量に発表されるので、対象銘柄の掲載漏れや利回りの計算間違いなどがある可能性もあるので、実際に投資をする前には必ず自身で情報を確認するようにしてほしい。
それでは、今週(2019年12月9日~12月13日)に「配当利回り」が変わった銘柄を紹介していこう!
(※「適時開示」の発表日時が最新の銘柄から順番に掲載)
■2019年12月9日~12月13日に発表された「配当」情報まとめ!
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発表日 | 発表内容 | 配当 利回り |
最新の株価 | |
増配 | ◆バリューコマース(2491・東1) | |||
12/13 | ◆2019年12月期 (28円予想⇒33円予想に) |
1.51% (予想) |
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【備考】2019年12月期は、中間配当、期末配当ともに「14円」予想で、年間配当金の予想は「28円」だったが、業績予想の上方修正を受けて、期末配当が「5円」増配の「19円」予想に修正され、年間配当金の予想も「33円」に修正された。2018年12月期の年間配当金は「25円」だったので、前期比で「8円」の増配で、3期連続増配予想。 | ||||
増配 | ◆クミアイ化学工業(4996・東1) | |||
12/13 | ◆2019年10月期(9円予想⇒11円に) ◆2020年10月期(11円予想) |
1.06% (予想) |
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【備考】2019年10月期は、中間配当が「3円」、期末配当が「6円」予想で、年間配当金の予想は「9円」だった。しかし、期末配当が「2円」増配の「8円」となり、年間配当金は「11円」となった。2018年10月期の年間配当金は「7円(記念配2円を含む)」だったので、前期比で「4円」の増配。2020年10月期の年間配当金は「11円」予想で、前期から横ばいの見通し。 | ||||
記念配 | ◆土屋ホールディングス(1840・東2) | |||
12/13 | ◆2019年10月期(5円予想⇒6円に) ◆2020年10月期(5円予想) |
2.24% (予想) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「5円」の予想だったが、創業50周年を記念する記念配「1円」が上乗せされて、「6円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「5円」だったので、前期比でも「1円」の増配。また、2020年10月期の年間配当金の予想も「5円」となっている。 | ||||
特配 | ◆神戸物産(3038・東1) | |||
12/13 | ◆2019年10月期(35円予想⇒40円に) ◆2020年10月期(25円予想) ※ただし、2019年11月1日に実施した 1株⇒2株の株式分割を考慮すると 2019年10月期は「20円」なので 2020年10月期は前期比「5円」の増配 |
0.72% (予想) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「35円」の予想だったが、「5円」の特別配当が上乗せされて「40円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「65円」だが、同社は2018年11月1日付けで1株⇒2株の株式分割を実施しているため、分割を考慮すると「32.5円」相当となり、2019年10月期は前期比で「7.5円」の増配。また、2020年10月期の年間配当金の予想は「25円」だが、同社は2019年11月1日付けでも1株⇒2株の株式分割を実施しているため、分割を考慮すると2019年10月期は「20円」となり、前期比で「5円」相当の増配を見込む。 | ||||
増配 | ◆東洋ドライルーブ(4976・東1) | |||
12/13 | ◆2020年6月期 (39円予想⇒40円予想に) |
1.45% (予想) |
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【備考】2020年6月期は、前回予想によると中間配当が「19円」、期末配当が「20円」予想で、年間配当金の予想は「39円」だった。しかし、中間配当が「1円」増配の「20円」予想に修正され、年間配当金の予想も「40円」となった。2019年6月期の年間配当金は「39円」だったので、前期比でも「1円」の増配で、4期連続増配の見込み。 | ||||
増配 | ◆テー・オー・ダブリュー(4767・東1) | |||
12/13 | ◆2020年6月期 (30円予想⇒31.5円予想に) |
3.42% (予想) |
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【備考】2020年6月期は、前回予想によると中間配当、期末配当ともに「15円」予想で、年間配当金の予想は「30円」だった。しかし、中間配当が「1.5円」増配の「16.5円」予想に修正され、年間配当金の予想も「31.5円」となった。2019年6月期の年間配当金は「29円」だったので、前期比では「2.5円」の増配で、5期連続増配の見込み。 | ||||
増配 | ◆ミサワ(3169・東1) | |||
12/12 | ◆2020年1月期 (5円予想⇒8円予想に) |
0.98% (予想) |
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【備考】2020年1月期の期末配当(年間配当金)は「5円」の予想だったが、「3円」増配の「8円」予想に修正された。2019年1月期の年間配当金は「5円」だったので、前期比でも「3円」の増配。 | ||||
増配 | ◆ティビィシィ・スキャツト(3974・JQ) | |||
12/12 | ◆2019年10月期(23円予想⇒26円予想に) ◆2020年10月期(29円予想) |
2.22% (予想) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「23円」の予想だったが、「3円」増配の「26円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「23円」だったので、前期比で「3円」の増配。なお、2020年10月期の年間配当金は、前期比「3円」増配の「29円」予想。実現すれば、上場してから4期連続増配となる。 | ||||
特配 | ◆フジ・コーポレーション(7605・東1) | |||
12/12 | ◆2019年10月期(35円予想⇒40円予想に) ◆2020年10月期(35円予想) |
1.51% (予想) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「35円」の予想だったが、「5円」の特別配当が上乗せされて、「40円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「35円」だったので、前期比でも「5円」の増配。なお、2020年10月期の年間配当金は「35円」予想となっている。 | ||||
増配 | ◆エイチ・アイ・エス(9603・東1) | |||
12/12 | ◆2019年10月期(30円予想⇒33円予想に) ◆2020年10月期(33円予想) |
1.03% (予想) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「30円」の予想だったが、「3円」増配の「33円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「29円」だったので、前期比で「4円」の増配。なお、2020年10月期の年間配当金は「33円」予想で、前期から横ばいとなる。 | ||||
増配 | ◆クロスプラス(3320・東2) | |||
12/11 | ◆2020年1月期 (10円予想⇒12円予想に) |
1.40% (予想) |
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【備考】2020年1月期は、前回予想によると中間配当、期末配当ともに「5円」となり、年間配当金の予想は「10円」とされていた。しかし、期末配当が「2円」増配の「7円」予想に修正されたため、年間配当金の予想も「12円」に修正された。2019年1月期の年間配当金は「6円」だったので、前期比で「6円」の増配。 | ||||
増配 | ◆丸千代山岡家(3399・JQ) | |||
12/10 | ◆2020年1月期 (14円予想⇒16円予想に) |
0.75% (予想) |
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【備考】2020年1月期の期末配当(年間配当金)は「14円」の予想だったが、「2円」増配の「16円」予想に修正された。2019年1月期の年間配当金は「14円」だったので、前期比でも「2円」の増配。 | ||||
増配 | ◆アールエイジ(3248・東2) | |||
12/10 |
◆2019年10月期(25円予想⇒28円に) ◆2020年10月期(28円予想) |
4.24% (予想) |
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【備考】2019年10月期は、中間配当が「14円」、期末配当が「11円」の予想で、年間配当金は「25円」の予想だった。しかし、期末配当が「3円」増配の「14円」となり、年間配当金は「28円」となった。2018年10月期の年間配当金は「30円」だったので、前期比では「2円」の減配。また、2020年10月期の年間配当金は「28円」予想で、前期比で横ばいの見通し。 | ||||
増配 | ◆ロードスターキャピタル(3482・マザ) | |||
12/10 | ◆2019年12月期 (11.5円予想⇒14円予想に) |
1.26% (予想) |
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は「11.5円」の予想だったが、業績予想の上方修正を受けて、「2.5円」増配の「14円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「9.5円」だったので、前期比で「4.5円」の増配。 | ||||
無配 | ◆エクセル(7591・東1) | |||
12/9 | ◆2020年3月期の期末配当 (38円予想⇒無配に) |
ー | ||
【備考】2020年3月期は中間配当が「18円」、期末配当の予想が「38円」で、年間配当金の予想は「56円」だった。しかし、同社が株式会社シティインデックスイレブンスの完全子会社となり、上場廃止となる見通しになったことから、期末配当の予想が「無配」に修正された。 | ||||
減配 | ◆フマキラー(4998・東2) | |||
12/9 | ◆2020年3月期 (26円予想⇒20円予想に) |
1.76% (予想) |
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【備考】2020年3月期の期末配当(年間配当金)は「26円」の予想だったが、業績予想の下方修正を受けて、「6円」減配の「20円」予想に修正された。2019年3月期の年間配当金は「26円」だったので、前期比でも「6円」の減配。 | ||||
増配 | ◆システム ディ(3804・JQ) | |||
12/9 | ◆2019年10月期 (7円予想⇒10円に) |
0.97% (実績) |
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【備考】2019年10月期の期末配当(年間配当金)は「7円」の予想だったが、「3円」増配の「10円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「7円」だったので、前期比でも「3円」の増配。 | ||||
増配 | ◆萩原工業(7856・東1) | |||
12/9 | ◆2019年10月期(32円予想⇒34円予想に) ◆2020年10月期(36円予想) |
2.11% (予想) |
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【備考】2019年10月期は中間配当、期末配当ともに「16円」予想で、年間配当金は「32円」の予想だったが、期末配当が「2円」増配の「18円」となり、年間配当金も「34円」で着地した。2018年10月期の年間配当金は「32円」だったので、前期比でも「2円」の増配。なお、2020年の年間配当金の予想は「36円」で、前期比で「2円」増配を見込む。 | ||||
※配当利回りは2019年12月13日の終値ベースで計算。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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