配当【増配・減配】最新ニュース!

増配で配当利回り2.28%に上昇した「北恵(9872)」、
TOBの影響で無配&優待廃止になった「パルコ(8251)」
など、「増配&減配」を開示した“全7銘柄”を紹介!2019年12月23日~12月27日に発表された「増配・減配」最新ニュース!

2019年12月27日公開(2022年11月2日更新)
ザイ・オンライン編集部
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今週(12月23日~12月27日)に「適時開示」で、
「増配」や「減配」「初配」などを発表して
「配当利回り」が変わった銘柄をまとめて紹介!

 「配当利回り」は、投資する際に非常に重要な情報だ。「増配」や「記念配」を発表して配当利回りが高くなれば株価が急騰、「減配」や「無配」への転落を発表して利回りが低くなれば株価が急落することもある。

 また、連続で「増配」する銘柄は業績が堅調だったり、成長していたりする「優良企業」である可能性が高く、「増配株」に狙いを絞って投資をすることで“億トレーダー”となった個人投資家もいる。つまり、短期的に株価に影響するだけでなく、長期的に見ても「増配」や「減配」は非常に重要な投資情報と言えるのだ。
【※関連記事はこちら!】
「連続増配の株を買う」だけで資産1億円超を達成! サラリーマン投資家・立川一さんが編み出したシンプル&ユニークな「増配銘柄投資法」を解説!

増配や減配を発表した銘柄は、最新の「配当利回り」や「開示」内容を一覧で表示!増配や減配を発表した銘柄は、最新の「配当利回り」や「開示」内容を一覧で表示!
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 しかし、毎日発表される「適時開示」を読み込んで、「増配」銘柄や「減配」銘柄を探すのは難しい……。

 そこで、ザイ・オンラインでは「適時開示」で「増配」や「減配」のほか、「記念配」「復配」「初配」「無配」などを発表して、「配当利回り」が変わった銘柄を1週間分、まとめて紹介! 発表された「変更内容」と変更後の「最新の配当利回り」を掲載するので、ぜひ投資に役立ててほしい!
【※関連記事はこちら!】
夜間取引(PTS取引)ができる証券会社を紹介!株式市場が閉まった夕方や夜でもトレード可能なネット証券の「取引時間」や「売買手数料」を比較!

 なお、本記事に掲載するルールは以下のとおり。

(1)配当利回りが変わらない場合は非掲載
 原則として、配当利回りが変動する情報をピックアップ。株式分割や株式併合などによる1株あたり配当金の変更で、利回りが変わらない場合などは除外する。
(2)「増配」とは、年間配当金が「前回予想」から増額されるもの
「増配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が増額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が増額になるものを指す。「前回予想」に対して「増配」でも、「前期」と比較したら「減配」となる場合などは、備考欄に記載。
(3)「減配」とは、年間配当が「前回予想」から減額されるもの
「減配」とは、「前回予想」と比較して年間配当金が減額になるものや、「前期」と比較して年間配当金の予想が減額になるものを指す。「前回予想」に対して「減配」でも、「前期」と比較したら「増配」となる場合などは、備考欄に記載。
(4)「配当予想」が非公表だった場合、「前年同期比」と比較して「増配・減配」を表示
 配当予想が非公表だった銘柄が、期中に配当予想を公開した場合、前年同期比で「増配」なのか、「減配」なのかを表示。なお、中間配当のみが公表され、年間配当金の方針が不明の場合、配当利回りは記載しないものとする。
(5)「配当利回り」は今期の予想値。予想が出ていない場合は実績値。
 配当利回りは、「今期予想」が出ていれば「予想値」を、「今期予想」が出ていない場合は「実績値」を計算して表示。

 なお、「適時開示」は毎日、大量に発表されるので、対象銘柄の掲載漏れや利回りの計算間違いなどがある可能性もあるので、実際に投資をする前には必ず自身で情報を確認するようにしてほしい。

 それでは、今週(2019年12月23日~12月27日)に「配当利回り」が変わった銘柄を紹介していこう!
(※「適時開示」の発表日時が最新の銘柄から順番に掲載)

2019年12月23日~12月27日に発表された「配当」情報まとめ!
 「増配」「復配」「記念配」「初配」「減配」「無配」などで
 「配当利回りが変わった銘柄」の情報+最新利回りを公開!

  発表日 発表内容 配当
利回り
最新の株価
増配 北恵(9872・東1)
12/27 ◆2019年11月期(21円予想⇒22円に)
◆2020年11月期(22円予想)
2.28%
(予想)
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【備考】2019年11月期の期末配当(年間配当金)は「21円」の予想だったが、「1円」増配の「22円」で着地した。2018年11月期の年間配当金は「23円(記念配2円を含む)」だったので、前期比では「1円」の減配。また、2020年11月期の年間配当金は「22円」と横ばいの予想。
無配 パルコ​(8251・東1)
12/26 ◆2020年2月期の期末配当
(13円予想⇒無配に)
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【備考】2020年2月期の期末配当は「13円」の予想(記念配1円を含む)だったが、同社に対してJ.フロント リテイリングがTOB(公開買付け)を実施し、成立後は上場廃止となる見通しが立ったことから、配当が廃止されることになった。同時に株主優待の廃止も発表している。
【関連記事】パルコ(8251)、株主優待と配当を廃止! J.フロントリテイリングによるTOB(公開買い付け)の影響で、TOB価格が高値だったために夜間取引で株価が急騰!
減配 日本金属​(5491・東1)
12/25 ◆2020年3月期
(30円予想⇒未定に)
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【備考】2020年3月期の期末配当(年間配当金)は「30円」の予想だったが、自社の工場で火災が発生した影響から、業績予想と配当予想を「未定」とした。2019年3月期の年間配当金は「30円」だった。
記念配 片倉工業(3001・東1)
12/25 ◆2019年12月期
(12円予想⇒14円予想に)
1.03%
(予想)
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)は「12円」の予想だったが、設立100周年を記念する記念配「2円」が上乗せされ、「14円」予想に修正された。2018年12月期の年間配当金は「12円」だったので、前期比でも「2円」の増配。
増配 サイボウズ(4776・東1)
12/25 ◆2019年12月期
(7~11円予想⇒10円予想に)
0.67%
(予想)
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【備考】2019年12月期の期末配当(年間配当金)の予想は「7~11円」だったが、「10円」予想となることが発表された。2018年12月期の年間配当金は「9円」だったので、前期比で「1円」の増配。
無配 カヤック(3904・マザ)
12/24 ◆2019年12月期
(未定⇒無配に)
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【備考】2019年12月期は、中間配当は実施されず、期末配当の予想は未定としていた。しかし、業績予想の下方修正を受けて、期末配当が「無配」となることが発表された。なお、2018年12月期の年間配当金は「2円」だった。
記念配 ジャパンミート(3539・東1)
12/23 ◆2020年7月期
(20円予想⇒30円予想に)
1.30%
(予想)
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【備考】2020年7月期は、前回予想だと中間配当、期末配当ともに「10円」予想で、年間配当金は「20円」の予想だった。しかし、同社が2020年2月から持ち株会社体制に移行することを記念した記念配「10円」が中間配当に上乗せされることとなり、中間配当の予想は「20円」、年間配当金の予想は「30円」に修正された。2019年7月期の年間配当金は「20円」だったので、前期比でも「10円」の増配。
※配当利回りは2019年12月27日の終値ベースで計算。
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