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毎月分配型投信で“コロナ・ショック”によって「本当の利回り」が低下した銘柄ワースト10を発表! 通貨選択型やリート型では、30%超も利回りが低下した銘柄も

2020年5月23日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「コロナ・ショック」で大打撃を受けた毎月分配型の投資信託とは? 2020年2月⇒2020年3月に利回りが大幅に下がった毎月分配型の投資信託を、ランキング形式で10位まで発表!

発売中のダイヤモンド・ザイ7月号は、特集「人気の【毎月分配型】投資信託100本の最新利回り」を掲載! 新型コロナウイルスの影響で、世界中の金融市場が打撃を受けている今、国内外のさまざまな金融商品を組み入れている投資信託もまた、値下がりしている商品が多い。そこで、この特集では、人気の毎月分配型投資信託100本の最新の利回りを掲載するとともに、減配リスクの有無など、今後の展望も徹底分析している。

今回は特集の冒頭から、毎月分配型の投資信託のうち、「コロナ・ショック」で利回りが急落した商品のランキングを一部抜粋! 毎月分配型の投資信託を買ったまま、ほったらかしにしている人などは、ぜひチェックを!(※監修は福岡銀行・投資調査センター)

「コロナ・ショック」で「本当の利回り」が低下する
「毎月分配型」投資信託が急増中!

コロナ・ショックで投信の「本当の利回り」が激減!

 毎月分配型の投資信託を買っている人の中には、基準価額の推移や運用成績などをチェックすることなく、「毎月ちゃんと分配金が振り込まれているから大丈夫」と、安心している人も多いかもしれない。しかし、世界中の金融市場が「コロナ・ショック」で大打撃を受けている今、もちろん毎月分配型の投資信託も無傷ではいられない。かろうじて分配金はキープしていても、基準価額が大きく下がっている商品がほとんどだ。

 さらに、「本当の利回り」が低下している投資信託もかなり多い。「本当の利回り」はダイヤモンド・ザイが重視している指標で、投資信託の基準価額が下落した場合、下落分を分配金の合計から差し引き、それを1年前の基準価額で割ることで算出できる。どんなに高い分配金を受け取っていても、基準価額が合計分配額より下落してしまえば、実質の利回りはマイナスとなり、元本の取り崩しが行なわれたことになる。そのような投資信託を選ばないためにも、「本当の利回り」を見ることが重要なのだ。

 2020年4月末時点で、純資産が多い人気の毎月分配型投資信託100本の「本当の利回り」をチェックすると、実に8割以上がマイナスに転落(=自分の資産が、受け取った分配金以上に目減り)している。

 以下の表で紹介しているのは、人気の毎月分配型投資信託100本のうち、「コロナ・ショック」での「本当の利回り」の低下が特に顕著だった商品だ。2020年2月末時点と2020年3月末時点を比較し、「本当の利回り」の減少幅が大きかった順にランキングをつけている。ダイヤモンド・ザイ7月号の誌面ではワースト25位まで紹介しているが、ここでは10位までを抜粋しよう。

 ワースト1位になってしまったのは、世界のインフラ株に豪ドル建てで投資する「インフラプラス」。株価の暴落に加えて、豪ドルが暴落したことも災いし、たったの1カ月で「本当の利回り」は30%超も低下してしまった。2位の「ダイワ米国リート・プラス(為替ヘッジなし)」も、同様に「本当の利回り」が30%以上も低下している。急激に「本当の利回り」が低下している投資信託の顔触れを見ると、通貨選択型などの複雑な仕組みの商品や、リート型が目立つ。

 相場がすぐに回復すれば、利回りも回復するだろうが、「コロナ・ショック」で3月末に利回りが激減して以降、4月末になっても利回りがまだマイナスのままの投資信託が多い。この大幅マイナスの状況が長期で続くようだと、減配のリスクも出てくる。

 ダイヤモンド・ザイ7月号の特集「人気の【毎月分配型】投資信託100本の最新利回り」では、人気の毎月分配型の投資信託100本の「本当の利回り」を紹介するほか、減配リスクがどの程度あるかもデータでわかりやすく解説しているので、手持ちの毎月分配型投資信託が心配になった人は、誌面も併せてチェックしてほしい。
【※関連記事はこちら!】
「毎月分配型の投資信託」の売買で“やってはいけない”ダメな行動とは?“見た目の利回り”に惑わされたり、減配直後に慌てて売ったりしないのが負けないコツ!

先行き不透明な相場環境の中、注目すべき銘柄とは?
ダイヤモンド・ザイ7月号をチェック!

 ダイヤモンド・ザイ7月号の大特集は「コロナ禍でも株価が上がる!【逆襲の日本株】厳選96銘柄」! 株式市場は「コロナ・ショック」で大きな打撃を受け、株価が急落した銘柄が多い。しかし、こんな状況下でも、株価上昇が期待できる銘柄は存在する。そこで、この特集では、新型コロナウイルスの感染が拡大しても業績を伸ばせる株や、実力があるのに「コロナ・ショック」で売られすぎた優良株などを厳選して紹介! さらに、“アフターコロナ”の投資戦略も解説しているので必見だ!

 ほかにも、「コロナ・ショック」で有名投資家がどんな行動をとったのかリポートする「コロナ・ショックの個人投資家悲喜こもごも&売買顛末記」や、「コロナ・ショック」で急騰した“金”にスポットを当てる「財産を守るための金投資」、「コロナ禍で株主総会はオンライン参加が増加!」「ネットの中傷と戦うときのお値段」「自腹でガチンコ投資!【AKB48】株ガチバトル」など、読みごたえのある特集が盛りだくさん!

 さらに、別冊付録で「スマホ&電気代見直し大作戦!」が付いてくる! この別冊付録では、固定費の中でもかさみがちなスマホ代と電気代を節約する方法を紹介! 家族構成などにもよるが、年間で数万~十数万円浮かせることも難しくないので、「通信費や電気代が高い」と感じている人は、ぜひチェックを!

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 ※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。

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