IPO株の銘柄分析&予想

2020年10月の「IPO株」で、株価上昇が期待できるのは、事業領域の拡大で長期的な成長が見込める「カラダノート」と、コロナ禍でも成功中の「Retty」の2銘柄!

2020年11月25日公開(2025年8月27日更新)
ザイ編集部
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2020年10月に新規上場した「IPO株」の中で、アナリストが「買い」「強気」と診断するのは「カラダノート(4014)」と「Retty(7356)」の2銘柄!

発売中のダイヤモンド・ザイ2021年1月号には、連載「10倍株を探せ!【IPO株】研究所」を掲載!「IPO」とは、企業が上場して、市場に株式を公開すること。IPO株は公開価格と比較して、初値が大幅に上昇する場合が多いほか、上場してからも値動きがダイナミックで、短期間のうちに急騰することも少なくない。ただし、上場直後に盛り上がった後、すぐさま失速してしまう銘柄もあるため、“玉石混交”な側面もある。

この連載では、直近で新規上場したIPO株にスポットを当て、IPO株の専門家であるフィスコの小林大純さんが、今後の投資判断を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。今回は2020年10月に新規上場したIPO株の中から、今後さらなる成長の可能性を秘めた注目の2銘柄をピックアップして解説する。「成長株」投資に興味がある人は、ぜひ参考にしてほしい!
【※関連記事はこちら!】
IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

2020年10月に新規上場したのは全部で8銘柄!
1銘柄を除き、残りはすべて初値が公開価格より上昇!

 2020年10月に上場した8銘柄中、初値が公開価格より値下がりしたのは、東証1部に上場したダイレクトマーケティングミックス(7354)の1銘柄のみ。これは、投資ファンドによる売出し規模が大きかったことが理由だ。
【※「IPO(新規公開株)」の最新情報はこちら!】
【IPO(新規公開株)スケジュール一覧(2020年)】IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新中!

 その他の新興市場に上場した銘柄の初値は、先月に引き続き今月も好調だった。東証マザーズ指数が10月14日に高値を付けた後、調整が続いたが、新規上場銘柄の初値には大きな影響が出ていない。フィスコの小林大純さんは、「新興企業に対する期待の根強さが背景にある」と分析している。

 IPO株への資金流入が続くなか、10月の初値上昇率がトップだったのは、IoTを備えた新築投資用物件を開発・販売するタスキ(2987)だ。公開価格のPERが9倍と割安だったうえに、売出し規模が2.3億円と小さかったことで、初値上昇率が7.5倍になった。

 また、電力コスト削減サービスを展開するアースインフィニティ(7692)も初値が5.3倍と急騰。菅総理が温室効果ガス排出量の削減に言及したこともあり、環境関連銘柄として人気化した。次の新規上場株が出てくるまでに間が空いたことも、多額の資金が流入する要因になった。

 ただし、この2銘柄は「同業と比較して株価は買われすぎている」と小林さんは見ており、株価調整の可能性が高そうだ。

2020年10月の【IPO株】8銘柄の投資判断とは?

上場日 公開価格 初値
(騰落率)
株価
(11/4)
予想PER
(PBR)
今後1年の
上値メド
(下値メド)
投資判断
2日  タスキ(2987・東M)
670円 5060円
(+655%)
2780円 38.7倍
(7.21倍)
3800円
(1300円)
弱気
【分析コメント】東京23区・駅近でIoTを備えた新築投資用物件を開発・販売。デジタル技術活用など注目点はあるが、競合と比べて株価は割高。
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5日  ダイレクトマーケティングミックス(7354・東1)
2700円 2600円
(-4%)
2443円 22.2倍
(6.85倍)
3800円
(2200円)
中立
【分析コメント】ダイレクトマーケティングが主力。初値は公開価格割れ。コロナ禍を背景に事業環境は良好も、ファンドの追加売却懸念で上値は重い。
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13日  日通システム(4013・東M)
3000円 5500円
(+83%)
3750円 88.4倍
(20.25倍)
4500円
(3000円)
中立
【分析コメント】勤怠管理システムを提供。多額の投資資金を集めた反動で株価調整が続く。クラウドサービス拡大で成長が続くため、再評価の可能性も。
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16日  アースインフィニティ(7692・東J)
1970円 1万410円
(+428%)
4495円 31.9倍
(19.39倍)
6000円
(3000円)
中立
【分析コメント】電力コスト削減サービスを展開。初値が高騰し、類似企業に比べて株価は割高。展開エリアを広げるなど、今後の成長期待は高い。
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27
 カラダノート(4014・東M)
450円 1890円
(+320%)
1527円 70.4倍
(24.09倍)
3500円
(1000円)
買い
【分析コメント】妊娠中や育児中の人向けのアプリを展開。初値急騰も、もともと公開価格が保守的だった。今後の成長期待も高く、上値余地があると予想。
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28日  プレミアアンチエイジング(4934・東M)
4140円 5670円
(+37%)
6780円 32.7倍
(37.41倍)
7500円
(4500円)
強気
【分析コメント】 スキンケア・基礎化粧品メーカー。主力ブランド「DUO」、育成中の「CANADEL」をけん引役に、業績拡大中。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
28日  さくらさくプラス(7097・東M)
2330円 3435円
(+47%)
2525円 9.6倍
(4.18倍)
4000円
(2000円)
強気
【分析コメント】保育所を運営。上場後に株価が調整したことで、現在の株価には上値余地がある。運営施設数の増加に伴う業績拡大に期待できる。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
30日  Retty(7356・東M)
1180円 1611円
(+37%)
1664円
(28.29倍)
4500円
(1200円)
強気
【分析コメント】実名型の飲食店口コミサイトを展開。飲食店などの業績悪化も、株価は堅調。「Go Toイート」の追い風もあり、成長期待が高い。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)

これからの”事業領域の拡大”にも期待できる株を狙え!
注目は「買い」推奨の「カラダノート」と「Retty」!

 ここからは、10月に新規上場した8銘柄の中で、小林さんが特に評価する2銘柄を詳しく紹介していこう。

 まずは、妊娠中や子育て中の人向けに、アプリやニュースを提供しているカラダノート(4014)だ。

 政府が不妊治療の保険適用を進めていることなどもあり、このところ少子化対策関連株への注目度が高まっている。カラダノートも上場前から注目を集めていたが、公開価格のPERが20倍と割安に設定されたため、初値は大きく上昇し、公開価格の4.2倍になった。

 「陣痛間隔計測」などのスマホアプリの評価が高い同社だが、ネットマーケティングを重視する企業が増えるなか、アプリで集めた良質なデータを持つことが強みとなり、高成長が期待できる。現在はデータを基に保険や食材宅配、幼児教育向け製品などを販売するが、新商材開拓も進める見通しだ。

 長期的には、主力の妊娠・育児層向けに加え、「服薬管理アプリ」や「血圧アプリ」など、中高年向けサービスも強化し、データベース件数の拡大を図る。事業領域の拡大が見込めるため、長期成長が期待できるだろう。

 続いて紹介するのは、”実名型”のグルメ情報サービスを提供するRetty(7356)だ。

 Rettyのサービスの売りは、グルメな人の実名の口コミで、さまざまな飲食店をリサーチできること。コロナ禍で飲食店の業績不振が続いたことを受けて、初値は公開価格+37%。ほかのIPO株と比較すると、今一つ振るわなかった。

 とはいえ、グルメサイトとしては後発ながら、実名型というサービスの目新しさや、飲食店の負担を軽減する毎月定額のサービス利用料などで、先行する「ぐるなび」や「食べログ」との差別化に成功。すでに、月間利用者数は4000万人超にも上っている。有料契約店舗数も約1万店と順調に成長中。閉店による解約は発生したものの、通常解約は増加せず、有料契約店舗の獲得ペースは以前の水準を回復している。

 また、飲食店のテイクアウト向けに集客&受付システムサービスを開始するなど、DX(デジタルトランスフォーメーションの略。デジタル技術を浸透させることで、社会や生活、企業の生産性をより良いものへ変換させるという意味)関連銘柄として注目される可能性もあるだろう。
【※「IPO(新規公開株)」の最新情報はこちら!】
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■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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IPO株の銘柄分析&予想
IPOスケジュール一覧[2025年]
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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年9月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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▼IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!▼
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
【関連記事】
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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