【第7位】
クレジットカード会社やポイントサイトへの
不正アクセス急増。セキュリティに要注意!
今年8月、「2ちゃんねる」の有料ユーザーのクレジットカード情報などが大量に流出する事件が起こって大きな話題になったが、クレジットカード会社やポイントサイトへの不正アクセスも今年になって急増している。
「ポイントは今や現金と同じ意味を持っています。そこで、クレジットカード会社やポイントサイトに貯まっているポイントを狙う不正アクセスが急増しているんです。不正アクセスされると、勝手にポイントを交換され、自分の貯めていたポイントがなくなってしまいます。増えているのは、不正アクセスしてアマゾンギフト券に交換する手口。犯人はメールでギフト券を受け取って利用できるうえ、アマゾンの本社が米国にあることでなかなか情報共有が進まず、足が付きにくいようです。この影響で、ポイントをアマゾンギフト券に交換するサービスを停止しているところもあるくらいです」
クレジットカードの不正利用の場合、クレジットカード会社が補償してくれるケースが多いが、不正アクセスによるポイントの消失に関しては必ずしも補償してくれるとは限らない。また、利用頻度の低いサービスだと、ポイントを使われたことに気付かないケースもある。やはりユーザー側の自衛が必要だ。
「不正アクセスはメールアドレスやID、パスワードなど、どこからか流出した情報をもとに行われることが多いようです。複数のサイトで同じID、パスワードを使わないことが大切です。さらに利用しているサービスのポイントはこまめにチェックし、怪しい動きがあったらすぐに通報するようにしましょう」
【第6位】
デルタ航空とユナイテッド航空など外国航空会社が
必要マイル数の増加など、マイレージプログラムの改悪を発表!
「マイルの有効期限が(実質)無期限」「最低必要マイルが少なく利用しやすい」ことで、日本でもマイレージプログラムが人気の米国の航空会社「ユナイテッド航空(=マイレージプラス)」と「デルタ航空(=スカイマイル)」。しかし、両社のマイレージプログラムが2014年から一部変更されることが発表された。
いくつか例を挙げると、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」の場合、従来は日本国内なら最低1万2000マイルだったのが2万マイルに、日本⇔北アジア(韓国、中国、台湾)が最低2万マイルだったのが3万マイル、日本⇔北米が最低6万5000マイルだったのが7万マイルなど、多くの区間で必要マイル数が1.1~1.6倍に増加した(いずれもエコノミー、往復の特典航空券に交換する場合の必要マイル数)。一方で、日本⇔中東や日本⇔豪州路線などは必要マイル数が10~20%減ることになる。
また、デルタ航空の「スカイマイル」の場合は、日本⇔アジア北部(台湾、香港など)が最低2万5000マイル(往復)だったのが3万マイル、日本⇔ハワイが最低4万マイルだったのが5万5000マイル、日本⇔欧州が最低8万マイルだったのが9万マイルなど、こちらも1.1~1.6倍程度のマイル数が必要になる(いずれもエコノミー、往復の特典航空券に交換する場合の必要マイル数)。
「必要マイル数が1.5倍になるということは、せっかく貯めたマイルの価値が2/3になるということ。ただ、すべての路線が改悪されたわけではありませんし、悪化したとはいえANAやJALと比較した場合に極端に交換レートが悪くなったわけでもありません。マイルが貯まりやすいクレジットカードがあったり、(実質)無期限で貯められたり、燃油サーチャージが必要なかったりと、ユナイテッド航空やデルタ航空ならではのよさも残っているので『仕方ない』と吹っ切るしかありませんね」
確かに、「ユナイテッド航空」のマイルが貯まる「MileagePlusセゾンカード」はマイルの付与率が高く、「デルタ航空」のマイルが貯まる「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」はマイレージプログラムの上級会員資格が得られる。それに加えて「有効期限が(実質)無期限」のため、還元率が高くなる「遠距離+ビジネスクラス」の航空券との交換がしやすいというメリットがある。
■MileagePlusセゾンカード | ||
還元率 | 2.25% ※ 1マイル=1.5円換算、マイルアップメンバーズ加入時 | |
発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | VISA、Master、AMEX | |
年会費(税抜) | 1500円(マイルアップメンバーズ年会費5000円) | |
家族カード | なし | |
おすすめポイント | 1マイルでも増減すれば有効期限が延長されて実質無期限。マイルアップメンバーズ加入で脅威の還元率! | |
■デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ||
還元率 | 1.5~4.5% (※1マイル=1.5円換算。デルタ航空の航空券を購入した場合はポイント3倍) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 2万8600円 | |
家族カード(税込) | あり(1人目は年会費無料、2人目以降は年会費1万3200円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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関連記事 | ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(デルタ スカイマイル アメックス・ゴールドの解説へ) ◆「デルタ アメックス・ゴールドカード」があれば、空港で優先チェックインや優先手荷物検査など、ビジネスクラス同等の快適サービスが利用できる! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう!(デルタアメックス・ゴールド編) |
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ユナイテッド航空は来年2月から、デルタ航空は2月と6月に二段階で変更される予定なので、マイルを使いたい場合はそれまでに特典航空券に交換しておくことをおすすめします」
次回の「後編」では、気になる上位のニュースを発表します!
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
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「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
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【2024年4月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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【関連記事】 ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降は1100円(税込)。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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