「ふるさと納税」で「ビール」を
お得にもらえる自治体ランキングを発表!
お酒の中でも、特に根強い人気を誇るのが、和・洋・中のどの食事にも合う「ビール」だろう。そのため、日常的にビールを飲んでいる人も多いだろうが、ビール350ml缶の価格は1本200円ほどなので、毎日1本飲むだけでも、それなりにお金がかかってしまうのがネックだ。
そんな毎日のようにビールを飲んでいる人におすすめなのが、「ふるさと納税」を活用してお得かつ大量のビールをゲットすること。「ふるさと納税」でビールの返礼品を用意している自治体は多く、たとえば「ふるさとチョイス」でビールの返礼品を検索すると、その返礼品数は2000件以上もある。
【※関連記事はこちら!】
⇒【ふるさと納税】お酒の返礼品の人気ランキング!ふるさとチョイスでもらえる「お酒」の返礼品の中で、2020年8月時点でもっとも人気がある返礼品を紹介
そこで、ザイ・オンライン編集部では「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体を徹底的にリサーチ! 今回は、調査対象を“寄付金額3万円以下”の寄付しやすい返礼品に絞り、“1万円換算でどれだけ多くのビールがもらえるか“というコストパフォーマンスを基準にでランキングを作成した。
なお、現在は「返礼品の還元率を寄付金額の3割以下に抑えなかった自治体は、ふるさと納税の控除対象から除外する」といった規定が厳格化されているが、今回紹介する自治体は、すべて「ふるさと納税」の控除対象になっているので安心してほしい。
【※関連記事はこちら!】
⇒「ふるさと納税」は新制度の導入でどう変わったのか?還元率が30%以上&地元産品以外の「返礼品」は禁止でも、“やらなきゃ損する”お得な制度に変わりなし!
それでは、さっそく、2020年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表しよう。このランキングを参考にして、ぜひ「ふるさと納税」で好みのビールをお得にゲットしていただきたい。
【同率1位】2万1000円でビール1万2000ml!
(=1万円で約5714ml)
クリーミーな泡が至福のひとときを彩る
「サッポロ 黒ラベル」がもらえる「静岡県焼津市」!
2020年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位は、「寄付金額1万円あたり約5714mlのビール」がもらえる3自治体が同率で並ぶ結果となった。まずは、その3自治体の中から「静岡県焼津市(やいづし)」を紹介しよう。
静岡県の中央部に位置する「焼津市」は、北に富士山、東に駿河湾を擁しており、西南には平野が広がる豊かな自然に恵まれた自治体。日本有数の水産都市としても知られており、「焼津漁港」ではカツオやマグロ、「大井川港」では桜えびなど、多種多様な海産物が水揚げされている。その一方で、県庁所在地である「静岡市」にも隣接しているので、生活の利便性も高い。
そんな「焼津市」に2万1000円の寄付をすると「黒ラベル500ml×24本【焼津サッポロビール】」がもらえる。この返礼品の「サッポロ黒ラベル」は、「焼津市」で製造されたもの。だからこそ、今回のランキングで第1位に輝くほどお得な寄付金額が実現したというわけだ。
「焼津市」では、このほかの「サッポロ黒ラベル」の返礼品として、1万6000円の寄付でもらえる「サッポロ 黒ラベル(350ml×24本)」や、1万円の寄付でもらえる「サッポロ 黒ラベルギフト(350ml×10本、500ml×2本)」なども用意しているので、合わせてチェックしてみてはどうだろうか。
なお、本記事の最後には「焼津市」の「ふるさと納税」担当者のインタビューを掲載している。「焼津市」自慢の「サッポロ黒ラベル」へのこだわりなどを聞いたので、ぜひ、最後までお読みいただきたい。
【同率1位】2万1000円でビール1万2000ml!
(=1万円で約5714ml)
キレのいいクリアな味わいが人気の
「アサヒ スーパードライ」がもらえる「愛媛県西条市」!

続いて紹介する同率1位の自治体は「愛媛県西条市(さいじょうし)」。
愛媛県東部に位置する「西条市」は、南に西日本最高峰の「石鎚山」、北に「瀬戸内海」が広がっている風光明媚な地域。また、市内には「うちぬき」と呼ばれる良質な地下水の自噴井があり、その水は「国の名水百選」にも選出されている。
そんな「西条市」に2万1000円の寄付をすると「アサヒビール四国工場製造『アサヒスーパードライ』500ml×24本」がもらえる。この返礼品のスーパードライは「西条市」にあるアサヒビール四国工場で製造されたもの。名水が湧き出る土地で造られたスーパードライ500ml缶が24本ももらえるので、“ビール党スーパードライ派”の人にはたまらないのではないだろうか。
ちなみに「西条市」では、1万6000円の寄付でもらえる返礼品として、製造から3日以内に工場から出荷する「アサヒビール四国工場製造『アサヒ スーパードライ』鮮度缶350ml×24本」も用意している。先ほど紹介した「アサヒビール四国工場製造『アサヒスーパードライ』500ml×24本」のほうがお得度はリードしているが、この機会に新鮮なビールを楽しんでみるのもいいだろう。
【同率1位】2万1000円でビール1万2000ml!
(=1万円で約5714ml)
何杯飲んでも飲み飽きない味わいが特徴の
「サッポロ 黒ラベル」がもらえる「千葉県船橋市」!

2020年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」同率1位に輝いた最後の自治体は「千葉県船橋市」。昨年の同ランキングでは第5位と惜しくもトップ3入りを逃した「船橋市」だったが、今年は見事1位にランクインした。
千葉県の北西部に位置する「船橋市」は、都心や成田空港までほど近く、交通の便も良好。「船橋市」は、1937年に「船橋町」「葛飾町」「八栄村」「法典村」「塚田村」が合併して生まれ、当初は人口4万3000人の小さな自治体だったそうだが、現在は63万人もの市民が暮らす都市へと成長している。
そんな「船橋市」に2万1000円の寄付をすると「サッポロ 黒ラベル500ml×24本」がもらえる。先ほど紹介した「焼津市」と同様に「サッポロ 黒ラベル」の500ml缶を24本もらえるので、お得にサッポロ黒ラベルを手に入れたい人は「船橋市」か「焼津市」のどちらか好きな自治体に寄付するといいだろう。
ちなみに「船橋市」では、1万7000円の寄付でもらえる「ヱビス プレミアムエール350ml×24本」や、2万2000円の寄付でもらえる「【船橋発のクラフトビール】船橋ビール3種飲み比べセット(瓶)330ml×計12本」といったクラフトビールの返礼品も用意しているので、合わせてチェックしてみては?
【同率4位】2万2000円でビール1万2000ml!
(=1万円で約5455ml)
爽やかな喉越しが暑い夏にピッタリな
「オリオン ザ・ドラフト」がもらえる「沖縄県名護市」!

2020年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第4位は、2万2000円の寄付でビール1万2000mlがもらえる7自治体が同率で並ぶ結果となった。今回は、そのうち2自治体を厳選して紹介しよう。
最初に紹介する同率4位の自治体は「沖縄県名護市(なごし)」。沖縄本島の北部に位置する「名護市」は、山・川・海を有することから農業と漁業が盛んなほか、リゾートホテルや観光名所が数多く点在しており、毎年、多くの観光客が遠方から足を運ぶそうだ。
そんな「名護市」に2万2000円の寄付をすると「オリオン ザ・ドラフト500ml×24本」がもらえる。沖縄にある伊江島産の大麦の旨味が凝縮された沖縄名物「オリオンビール」が24本も自宅にあれば、いつでも南国気分が味わえそうだ。ちなみに、この返礼品は「ふるさとチョイス限定」となっているので注意しよう。
また「名護市」では、2万2000円の寄付でもらえる「プレミアムクラフトビール 75BEER《ナゴビール》350ml缶×24本」といった返礼品も用意している。この返礼品に申し込むともらえる「75BEER(ナゴビール)」は、「名護市」発祥のオリオン初のプレミアムクラフトビールで、通常の3倍のホップを使用しており、しっかりとした香りと苦味が特徴なのだとか。その味が気になる人は「ふるさと納税」で手に入れてみては?
【同率4位】2万2000円でビール1万2000ml!
(=1万円で約5455ml)
昭和40年頃の風味や味わいを再現した
「キリン クラシックラガー」がもらえる「山形県長井市」!

続いて紹介する同率4位の自治体は「山形県長井市」。
山形県の南部に位置し、最上川に面している「長井市」は、国内有数のホップの生産地で、栽培されたホップは、すべてキリンビールに提供しているという。そのため、実は多くの人が「長井市」のホップの旨味を味わっている。
そんな「長井市」に2万2000円を寄付すると「キリン一番搾り生ビール500ml×24本」または「キリン『クラシックラガー』500ml×24本」がもらえる。「キリン クラシックラガー」は、「キリン ラガービール」が誕生した昭和40年頃の味わいを再現しており、当時と同じく熱処理しているので、一般的な生ビールとは風味や苦味が異なるという。それぞれの返礼品に申し込んで、両者の味の違いを楽しんでみるのもよさそうだ。
なお「長井市」では、このほかにも、それぞれ1万6000円の寄付でもらえる「キリン『一番搾り』350ml×24本」や「キリン『クラシックラガー』350ml×24本」など、350ml缶の返礼品も用意している。キリンのビールが好きな人は、一度「長井市」の返礼品をチェックしてみてはいかがだろうか。
改めて、今回紹介した自治体をまとめると以下のとおり。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
※同じ自治体の同じような返礼品でも「ふるさと納税サイト」ごとに自治体が支払う手数料が異なり、返礼品の内容量や寄付額が違う場合もあるので、このランキングで返礼品を上手に選ぼう!
◆2020年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2020年7月10日時点) |
||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | ||
寄付金の使い道 | ||||
1位 | 静岡県焼津市 | |||
《1万円換算/5714ml》 ・2万1000円→黒ラベル500ml×1箱(24本)【焼津サッポロビール】 ・1万6000円→黒ラベル350ml×1箱(24本)【焼津サッポロビール】 ・1万円→サッポロ 黒ラベル ギフト |
ほか、1万円で「メバチまぐろのみ使用!!ネギトロ1.2㎏(100g×12袋)」などがある | |||
【寄付金の使い道】焼津市の事業全般に活用/子育て支援事業、子どもの学習環境整備等に活用/観光、交流事業に活用/健康増進支援、先端医療機器整備等に活用 | ||||
1位 | 愛媛県西条市 | |||
《1万円換算/5714ml》 ・2万1000円⇒「アサヒスーパードライ500ml」24本 ・1万6000円⇒「アサヒスーパードライ(350ml)」24本 ・1万6000円⇒「アサヒ スーパードライ 鮮度缶350ml」24本 ・8000円→「アサヒ スーパードライ 鮮度缶350ml」8本 |
ほか、2万円で「★人気★伊予牛絹の味 コロコロステーキ500g(冷凍)」などがある | |||
【寄付金の使い道】健やかに生き生きと暮らせる福祉のまちづくり/豊かな自然と共生するまちづくり/快適な都市基盤のまちづくり/災害に強く安全で安心して暮らせるまちづくり/豊かな心を育む教育文化のまちづくり/活力あふれる産業振興のまちづくり/協働のまちづくり/NPO法人うちぬき21プロジェクト(NPO等の指定寄附)/その他 (市長におまかせ) | ||||
1位 | 千葉県船橋市 | |||
《1万円換算/5714ml》 ・2万1000円⇒サッポロ 黒ラベル・500ml×1ケース(24缶) ・1万6000円⇒サッポロ 黒ラベル・350ml×1ケース(24缶) ・1万7000円⇒ヱビスビール・350ml×1ケース(24缶) ・1万7000円⇒ヱビス プレミアムエール・350ml×1ケース(24缶) |
ほか、1万円で「【減農薬】キウイフルーツ・5kg(未追熟バラ詰め)・まるり」などがある | |||
【寄付金の使い道】新型コロナウイルス感染症対策/非常時への備えのあるまちづくり/安心して暮らせるまちづくり/未来へつなぐ恵み豊かな環境のまちづくり/笑顔があふれる子育てのまちづくり/人が集まる元気なまちづくり/市民に愛され、育まれるまちづくり/市長におまかせ | ||||
4位 | 沖縄県名護市 | |||
《1万円換算/5455ml》 ・2万2000円⇒【チョイス限定】オリオン ザ・ドラフト 500ml×24本 ・1万6000円⇒【チョイス限定】 オリオン ザ・ドラフト 350ml×24本 ・1万円⇒【チョイス限定】オリオン ザ・ドラフト 350ml×12本(化粧箱) |
ほか、1万円で「名護パイン園 スナックパイン3kg(3~4玉)」などがある | |||
【寄付金の使い道】地域経済の活性化と雇用の創出を推進するための事業/総合的な子ども支援と健康・生きがいづくりを推進するための事業/安全・安心・平和なまちづくりを推進するための事業/環境にやさしい街づくりを推進しするための事業/国際化・高度情報化社会を推進するための事業/協働の仕組みづくりを推進するための事業(クラウドファンディング事業含む) | ||||
4位 | 山形県長井市 | |||
《1万円換算/5455ml》 ・2万2000円⇒キリン「クラシックラガー」(500ml缶) 1ケース(24本) ・2万2000円⇒キリン一番搾り生ビール(500ml缶) 1ケース(24本) ・1万6000円⇒キリン「クラシックラガー」(350ml缶) 1ケース(24本) |
ほか、1万円で「米沢牛切り落とし約400g」などがある | |||
【寄付金の使い道】子育てに関する事業/教育及び文化の振興に関する事業/環境の保護・保全に関する事業/その他市長が必要と認める事業 | ||||
■以降のランキングは後日発表する予定です! お楽しみに!! |
今回、紹介しきれなかった自治体については、後日公開する「【ふるさと納税】ビールがもらえる自治体ランキング(2020年度版)」で発表するので、ぜひ、そちらも参考にして好みのビールをお得にゲットしてほしい。
ちなみに、「ふるさと納税」の返礼品を用意している自治体数は2000近くあるため、今回の調査でもすべての自治体を調べるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ、下記のメールアドレスまで情報をお寄せください。確認のうえ、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
「ふるさと納税ランキング~ビール編~」同率1位に輝いた
「静岡県焼津市」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
2020年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位は、寄付金額1万円あたり約5714mlのビールがもらえる「静岡県焼津市」「愛媛県西条市」「千葉県船橋市」の3自治体が同率で並ぶ結果となった。今回は、その3自治体のうち「静岡県焼津市」のふるさと納税担当者である大石さんにインタビューを実施した。
さっそく、「焼津市」に2万1000円の寄付をするともらえる「黒ラベル500ml×24本【焼津サッポロビール】」のこだわりについて聞いてみたところ、「鮮度」と「早さ」という2本の柱が見えてきた。
「ビールの鮮度には特にこだわりを持っています。ビールを少しでもおいしく召し上がっていただくために、地元のサッポロビール工場と協力して、寄付後の生産・発送を原則に、受注後2週間以内のお届けを目標にしています。今年はコロナ禍もあり、特に5月は例年よりも多くの方にご寄付いただいたのですが、『1週間ほどで質・量ともに充実した内容で届いた』など、ご好評の声をいただいております」
「焼津市」は、昨年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」でも第15位という好成績を残していたが、今年は順位を一気に上げてトップに躍り出ている。その理由を聞いてみると、やはり、昨年度の取り組みから新たに変更した点があるという。その結果、今年は「ふるさと納税」の申し込み者数も上々なのだとか。
「『焼津市』の魅力をより多くの方にしっかりとお届けしたいという思いで、好評だったビールの返礼品は、2ケースという大容量のものもご用意しました。また、コロナ禍でも『焼津市』の水産物をビールと一緒に楽しんでいただきたく思い、昨年よりも、ツナ缶やネギトロ、ミナミマグロなどの返礼品を充実させました。現在、具体的な数字は集計中ですが、先ほど申し上げたように、例年よりも多くの方からご寄付いただいており感謝しています」
なお「焼津市」では、15万円の寄付でもらえる「黒ラベル350ml×24本×10回」など、定期便の返礼品も用意しており、「毎月の発送で新鮮なビールをお得においしく飲める」と好評なのだとか。こちらは、寄付金額1万円あたりビール5600mlがもらえる計算となり、1ケース(350ml×24本)ずつ申し込むよりもお得なので、毎日のようにビールを飲む人におすすめだ。
続いて「黒ラベル500ml×24本【焼津サッポロビール】」以外のおすすめの返礼品を教えてもらった。

「『焼津市』のサッポロビール工場で製造される『ヱビスビール』、第三のビールの『麦とホップ』や『ゴールドスター』、酎ハイの『男梅サワー』や『キレートレモンサワー』など、多くの方に楽しんでいただけるお酒を豊富にご用意しております。また『焼津市』は3つの港を擁しており、それぞれの港で特色ある水産物が水揚げされています。日本一の水揚げ量を誇る『カツオ』はもちろん、毎年3万人が集まる『小川港さば祭り』の主役である『サバ』、駿河湾でしか水揚げできない『桜えび』や『しらす』など、新鮮でおいしい水産物と、それを原料とした水産加工品も魅力ですね」
実際に「焼津市」の返礼品を見てみると、1万7000円の寄付でもらえる「ヱビス350ml×1箱(合計8400ml)」といったビールの返礼品も用意している。こちらの返礼品も、コスパで見れば、今回のランキングで第20位にランクインできるほど。しかも、プレミアムビールの「ヱビスビール」がもらえるのだから非常に魅力的だ。
また、水産物の返礼品も豊富に用意しており、1万円の寄付でもらえる「メバチまぐろのみ使用!!ネギトロ1.2kg」や、同じく1万円の寄付でもらえる「プリンスツナ缶 キハダまぐろツナ缶 24缶セット」など、なんと、その数は約400種類にも上る。
魅力的な返礼品も多く、いよいよ「焼津市」に「ふるさと納税」したくなってきた人も多いだろうが、せっかく寄付するなら「焼津市」がどんな自治体なのか知っておきたいはず。そこで、最後に「焼津市」のPRポイントを聞いてみた。
「『焼津市』は、日本一の水揚げ額を誇る『焼津漁港』を擁している、世界に誇る水産都市です。また、南アルプスから流下する一級河川『大井川』の流域にあり、その流れ出る先の駿河湾は日本一の深度を誇ります。水深400m近くから取水される栄養豊富でクリーンな海洋深層水は、水産加工だけでなく、製塩や農業など、さまざまな場面で利用されているんですよ。このほか、天然高濃度で美肌効果も高く、昨年の『温泉総選挙 リフレッシュ部門』で全国1位に選ばれた『やいづ黒潮温泉』や、国の重要伝統的建造群物保存地区である『花沢の里』も自慢です。『ふるさと納税』を通じて『焼津市』を知ってくださったみなさまには、ぜひ、いつか実際に訪れていただいて、名所・旧跡・食べ物などの“焼津のいいもの”を存分に楽しんでいただけたら嬉しく思います」
今回の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を参考にして寄付する自治体を決めたら、「焼津市」の海産物のように、その町の特産品をおつまみとして一緒に楽しむのも一興だ。そして、返礼品が気に入ったら、いつか実際に町に訪れて、五感すべてで町の魅力を体感してみてはどうだろうか。
(取材・文/A4studio)
「ふるさと納税」を活用して、暑い夏にピッタリな
「ビール」の返礼品をお得かつ大量にゲットしよう!
飲み会などでは「とりあえず“生”で!」などと「ビール」を注文することはあっても、家ではビールよりも安価な「第3のビール」や「発泡酒」で我慢しているという人もいるのではないだろうか。
そんな人におすすめしたいのが「ふるさと納税」を活用すること。なぜなら、「ふるさと納税」を上手に利用すれば、大手メーカーの主要なビールや、スーパーなどではあまり見かけない地ビールもお得かつ大量にゲットできるからだ。
そこで今回、ザイ・オンライン編集部では、「ふるさと納税」で「ビール」の返礼品がもらえる自治体を徹底リサーチ。銘柄は関係なく、「寄付金額に対して、どれだけ多くのビールがもらえるか」というコストパフォーマンスを基準にして、2019年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を作成した。
なお、2019年6月から「返礼品の還元率を寄付金額の3割以下に抑えなかった自治体は、ふるさと納税の控除対象から除外する」という新制度が始まったが、今回紹介する自治体は、すべて「ふるさと納税」の控除対象になっている自治体なので、安心して寄付してほしい。
【※関連記事はこちら!】
⇒「ふるさと納税」は新制度の導入でどう変わったのか?還元率が30%以上&地元産品以外の「返礼品」は禁止でも、“やらなきゃ損する”お得な制度に変わりなし!
それではさっそく、2019年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表していこう。「ふるさと納税」でお得にビールがもらえる自治体が丸わかりなので、今回のランキングを参考にして、2019年の「ふるさと納税」をフル活用してほしい。
【ふるさと納税の基礎知識はコチラ!】 | |
■ | ふるさと納税の仕組みと始め方をわかりやすく解説!自己負担額たった2000円だけで返礼品をもらう方法や通信販売並みに便利に使いこなすワザを一挙紹介! |
■ | ふるさと納税して確定申告が必要になる人とは?「ワンストップ特例」と「確定申告」の違いやそれぞれの注意点、用意すべき書類をまとめて紹介! |
【第1位】2万円の寄付でビール1万2000ml!(=1万円あたり6000ml)
その土地ならではの良質な地下水を使って作られた
「アサヒスーパードライ」がもらえる「愛媛県西条市」!

2019年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位に輝いたのは「愛媛県西条市」だ。
人口10万9000人ほどの「西条市」は農業が盛んで、食物繊維の含有量が玄米よりも多いという「はだか麦」や、正月におかゆにして食べる「春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)」などは、日本一の生産量を誇るそうだ。
そんな「西条市」に2万円の寄付をすると「アサヒビール四国工場製造 アサヒスーパードライ500ml×24本(=合計1万2000ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6000mlのビールがもらえる計算だ。この返礼品に申し込むと「西条市」にある「アサヒビール四国工場」で造られたビールを送ってもらえるのだが、その大きな特徴は「西条市」のおいしい地下水が使われていること。というのも「西条市」には、「うちぬき」という地下水の自噴井があり、そこから湧き出た水は、日本の「名水百選」に選ばれるほど良質なのだ。そんな「うちぬき」の水でビールを造っているので、もしかすると、日頃飲んでいる「アサヒスーパードライ」とは、一味違った飲み口を楽しめるかもしれない。
ちなみに「西条市」の「ふるさと納税」では、前述の「うちぬき」で仕込まれた地酒の返礼品として、6000円の寄付でもらえる「純米大吟醸『うちぬき水どころ』720ml」などもあるので、お酒好きの人は必見だ。
【第2位】2万1000円の寄付でビール1万2000ml!
(=1万円あたり約5714ml)
「水の郷百選」のまちからビールをたっぷりお届け!
「アサヒスーパードライ」がもらえる「神奈川県南足柄市」!

続いて紹介するのは、第2位の「神奈川県南足柄市(みなみあしがらし)」。
人口4万2000人弱の「南足柄市」は、「金太郎(坂田金時)」の故郷とされる「足柄山」があることから、「足柄金太郎まつり」を開催しているほか、ご当地グルメとして「金太郎まさカリーパン」を売り出すなど、金太郎が愛されている町。また、水源が豊かな町でもあり、国土交通省によって「水の郷百選」に認定されている。
そんな「南足柄市」に2万1000円の寄付をすると「アサヒ スーパードライ500ml×24缶(=合計1万2000ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり約5714mlのビールがもらえる計算だ。この「アサヒスーパードライ」は、「南足柄市」にある「アサヒビール神奈川工場」で製造されており、もちろん、水は「南足柄市」のものを使用している。関東にあるアサヒビールの工場は「神奈川工場」と「茨城工場」の2カ所なので、関東圏に住んでいる人にとっては、馴染みのある味だろう。
ちなみに「南足柄市」では、ビールの返礼品のほかにも、1万円の寄付でもらえる「クリアアサヒ 350ml×24缶(=合計8400ml)」など、いわゆる「第3のビール」の返礼品も用意しているので「とにかく、たくさん飲みたい」という人は、こちらもチェックしてみてはどうだろうか。
【同率3位】3万円の寄付でビール1万6800ml!(=1万円あたり5600ml)
「サントリー」ゆかりの地だからこそ実現した大盤振る舞い!
「ザ・プレミアム・モルツ」がもらえる「東京都府中市」!

第3位には、寄付金額1万円あたりビール5600mlがもらえる2自治体が同率で並んだ。まずは、1つ目の同率3位の自治体「東京都府中市」を紹介しよう。
約26万人が住む「府中市」は、東京の中央部にありながら、美しい自然が残っている町。メインストリートである「けやき並木通り」には、さかのぼること江戸時代に植えられた木々が現存しているほか、「日本ダービー」の会場として知られる「東京競馬場」も豊かな緑に囲まれており、競馬に興味ない人でも散歩に訪れるそうだ。
そんな「府中市」に3万円の寄付をすると「ザ・プレミアム・モルツ ギフト350ml×48本(=合計1万6800ml)」がもらえる。「ザ・プレミアム・モルツ」といえば、そのコク深さが人気のヒット商品だが、実は、サントリーが1963年に初めてビール工場を置いたのが「府中市」だったそうだ。
ちなみに「府中市」は、2万~3万円の寄付でもらえる返礼品として「東京競馬場 ペア観覧席(食事付)招待券」も用意している。この返礼品に申し込めば、東京競馬場で開催される重賞レースをペアシートで観戦できるので、ビール好きの人はもちろん、競馬好きの人も、一度「府中市」の返礼品をチェックしてみては?
【同率3位】3万円の寄付でビール1万6800ml!(=1万円あたり5600ml)
沖縄のビールといったら、やっぱりコレ!
「オリオンドラフトビール」がもらえる「沖縄県浦添市」!

2つ目の同率3位の自治体は「沖縄県浦添市(うらそえし)」だ。
かつて琉球王国の首都だった「浦添市」は、人口11万5000人弱で、現在も沖縄県の第4の都市として栄えている。特に「浦添市」の「港川」というエリアでは、戦後にアメリカ軍やその家族が暮らしていたコンクリート住宅が、現在はおしゃれなカフェや雑貨ショップなどにリフォームされており、異国情緒を堪能できると評判だ。
そんな「浦添市」に3万円の寄付をすると「オリオンドラフトビール 350ml×48缶(=合計1万6800ml)」がもらえる。沖縄のビールといえば「オリオンビール」のイメージが強いが、そのオリオンビールが本社を構えているのが「浦添市」。この「オリオンドラフトビール」は、沖縄の暑い気候に合わせた爽やかな喉ごしがウリとなっているので、さっぱりとしたビールが好きな人におすすめだ。
ちなみに「浦添市」は、1万2000円の寄付でもらえる「ソーセージ6種」といった返礼品も用意している。このソーセージは、沖縄県の「国頭村(くにがみそん)」にある牧場で飼育されている、猪と豚を交配させた品種「猪豚(いのぶた)」の肉を使用しており、その味はあっさりとして臭みがないのが特徴とのこと。「オリオンドラフトビール」の返礼品と一緒に、このソーセージの返礼品も申し込んで“沖縄気分”を味わってみるのもいいだろう。
【同率5位】2万2000円の寄付でビール1万2000ml!
(=1万円あたり約5455ml)
キリンビール福岡工場で造られた
「キリン一番搾り生ビール」がもらえる「福岡県朝倉市」!
第5位には、寄付金額1万円あたりビール約5455mlをもらえる4自治体が同率でランクインした。今回は、その同率5位の4自治体の中から、編集部が注目した「福岡県朝倉市」を紹介しよう。
人口5万3000人ほどの「朝倉市」は、2006年に「甘木市」「朝倉町」「杷木町(はきまち)」の3自治体が合併して生まれた町。2019年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第2位の「南足柄市」と同じく「水の郷百選」に選出されているほか、太陽光があたりやすい南向きの斜面が多いため、ぶどうや梨、柿といったフルーツの栽培が盛んなのだとか。
そんな「朝倉市」に2万2000円の寄付をすると「福岡県工場産 キリン一番搾り生ビール500ml×24本(=合計1万2000ml)」がもらえる。この返礼品のビールを製造しているのは、「朝倉市」にある「キリンビール福岡工場」。同じ「キリン一番搾り」でも、工場によって使用する水やホップが異なるため、それぞれの工場で味が微妙に変わってくるというのは、ビール通の中では知られた話なのだとか。福岡工場以外で造られた「キリン一番絞り」を普段から飲んでいる人は、「朝倉市」に寄付して、実際に「福岡県工場産 キリン一番搾り」と味を比べてみるのも一興だろう。
なお、本記事の最後には「朝倉市」の「ふるさと納税」担当者のインタビューを掲載している。「朝倉市」の「ふるさと納税」に対する思いを聞かせてもらったので、ぜひ、最後まで読んでみてほしい。
さて、改めて今回紹介した自治体をまとめよう。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
※同じ自治体の同じような返礼品でも「ふるさと納税サイト」ごとに自治体が支払う手数料が異なり、返礼品の内容量や寄付額が違う場合もあるので、このランキングで返礼品を上手に選ぼう!
◆2019年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2019年7月25日時点) |
||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | ||
寄付金の使い道 | ||||
1位 | 愛媛県西条市 | |||
≪1万円換算/6000ml≫ ・2万円⇒アサヒビール四国工場製造「アサヒスーパードライ500ml」 (アサヒスーパードライ500ml×24本) ・1万5000円⇒アサヒビール四国工場製造「アサヒスーパードライ」 (アサヒスーパードライ350ml×24本) ・1万5000円⇒アサヒビール四国工場製造 「アサヒ スーパードライ 鮮度缶350ml」24本入り ・3万円⇒アサヒビール四国工場製造「アサヒスーパードライ」 (アサヒスーパードライ350ml×48本) |
ほか、1万円で「★ご当地グルメ★伊予牛絹の味で巻いた『肉巻きたまご』4個入り(冷蔵)」などがある | |||
【寄付金の使い道】健やかに生き生きと暮らせる福祉のまちづくり/豊かな自然と共生するまちづくり/快適な都市基盤のまちづくり/災害に強く安全で安心して暮らせるまちづくり/豊かな心を育む教育文化のまちづくり/活力あふれる産業振興のまちづくり/その他 (市長におまかせ) | ||||
2位 | 神奈川県南足柄市 | |||
≪1万円換算/5714ml≫ ・2万1000円⇒アサヒ スーパードライ Superdry 500ml×24本 ・1万5000円⇒アサヒ スーパードライ Superdry 350ml×24本 ・3万円⇒アサヒ スーパードライ Superdry 350ml×48本 |
ほか、1万4000円で「【逸品】足柄ブレンド神撰」(足柄茶100g缶×2本)などがある | |||
【寄付金の使い道】市におまかせ/安全で安心して健康に暮らせるまちづくり事業/環境と自然に配慮した魅力あるまちづくり事業/人と文化を育むまちづくり事業/活力とにぎわいに満ちたまちづくり事業 | ||||
3位 | 東京都府中市 | |||
≪1万円換算/5600ml≫ ・3万円⇒【期間限定】ザ・プレミアム・モルツギフト350ml×48本 ・2万5000円⇒【期間限定】ザ・プレミアム・モルツギフト350ml×38本 ・1万円⇒【期間限定】ザ・プレミアム・モルツバラエティギフト 350ml×15本 ・2万5000円⇒サントリープレミアムモルツ500ml缶×24本 |
ほか、2万円で「府中の地酒 国府鶴詰め合わせ720ml 2本」(国府鶴普通酒720ml、国府鶴本醸造720ml)などがある | |||
【寄付金の使い道】健康・福祉分野/生活・環境分野/文化・学習分野/都市基盤・産業分野/指定しない | ||||
3位 | 沖縄県浦添市 | |||
≪1万円換算/5600ml≫ ・3万円⇒オリオン ドラフトビール 350ml缶 ×48本 ・3万円⇒【数量・期間限定】オリオン ドラフトビール350ml×24本 + 夏いちばん350ml×24本 ・1万6000円⇒オリオン ドラフトビール 350ml缶×24本 ・1万6000円⇒オリオン ドラフトエクストラ350ml缶×24本 |
ほか、1万7000円で「【まちなと一丁目特製】ソーセージ4種&ハンバーグ8個セット(プレーンソーセージ3本、チーズソーセージ3本ハンバーグ190g×8個ほか)」などがある | |||
【寄付金の使い道】産業振興に関する事業/生涯学習に関する事業/未来を担う人づくりに関する事業/文化の創造に関する事業/福祉のまちづくりに関する事業/快適で美しいまちづくりに関する事業/環境と共生するまちづくりに関する事業 など | ||||
5位 | 福岡県朝倉市 | |||
≪1万円換算/5455ml≫ ・2万2000円⇒福岡県工場産キリン一番搾り生ビール500ml×24本 ・1万6000円⇒キリン クラシックラガー 350ml缶×24本 ・1万6000円⇒キリン ラガービール 350ml缶×24本 |
ほか、1万円で「鶏飼う人 古処鶏 水炊きギフトセット <天野商店>(古処鶏焼きブツ切り240g、古処鶏モモ・ムネ切身200gほか)」などがある | |||
【寄付金の使い道】平成29年九州北部豪雨復興支援/防災・減災、防犯、消費者保護、人権、協働、男女共同参画及びコミュニティに関する事業/保健、福祉、医療及び子育てに関する事業/農林業、商工業及び観光に関する事業など | ||||
5位 | 北海道恵庭市 | |||
≪1万円換算/5455ml≫ ・2万2000円⇒サッポロ黒ラベル 500ml×24本 ・2万2000円⇒サッポロクラシック 500ml ×24本 ・1万7000円⇒サッポロ黒ラベル 350ml×24本 ・1万7000円⇒サッポロクラシック 350ml×24本 |
ほか、1万3000円で「朝どりスイートコーン Mサイズ以上 25本」などがある | |||
【寄付金の使い道】市制施行50周年記念事業/子育て支援事業/水と緑と花のまちづくり事業/青少年・文化推進事業/高等学校等入学準備金支給事業/スポーツ振興事業/社会福祉推進事業/農業振興事業/市長におまかせ | ||||
■以降のランキングはコチラ⇒【ふるさと納税】ビールがもらえる自治体ランキング(2019年度版)人気の「ビール」がもらえる自治体を比較して、コスパ最強のおすすめの自治体を発表! |
ちなみに、今回紹介しきれなかった同率5位の自治体は「北海道恵庭市」「茨城県守谷市」「千葉県船橋市」となっている。以降のランキングは「【ふるさと納税】ビールがもらえる自治体ランキング!(2019年度版)」で発表しているので、ぜひ、こちらもチェックしてみてほしい。
なお、「ふるさと納税」を実施している自治体数は2000近くあるため、今回の調査でもすべての自治体を調べるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報をお持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2019年「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第5位の
「福岡県朝倉市」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
今回、ザイ・オンライン編集部は、2019年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第5位にランクインした「福岡県朝倉市」の「ふるさと納税」担当者・石田さんにインタビューを敢行!
まず、「朝倉市」に2万2000円の寄付をするともらえる「福岡県工場産 キリン一番搾り生ビール500ml×24本」の反響について聞いてみた。
「『朝倉市』の『ふるさと納税』では、それぞれ1万6000円の寄付でお申し込みいただける『キリンラガービール350ml×24本』や『キリン クラシックラガー 350ml×24本』といったビールの返礼品もご用意しております(いずれも合計8400ml、1万円あたり5250ml)。しかし、もっとも人気が安定しているのは、今回のランキングでも選んでいただいた『キリン一番搾り生ビール』の返礼品です。個人の好みもあると思いますが、寄付された方々からは『福岡工場で作られたキリン一番搾り生ビールは、ほかの地域のものよりおいしい』なんて感想をいただいたこともありますよ」
前述のとおり、「朝倉市」には「キリンビール福岡工場」があるからこそ、このお得な返礼品の提供が実現したわけだが、このキリンビール福岡工場は「朝倉市」の観光名所としての役割も担っているそうだ。
「キリンビールさんの福岡工場は、日本のビール工場で一番広いんです。工場内には観光用に、約7ヘクタールの大規模な花園を作っていただいており、夏はポピー、秋はコスモスというように、季節ごとにさまざまな花が咲き誇るんですよ。『朝倉市』としても、キリンビールさんと一緒に連携して地域のPRに取り組んでいます」
キリンビール福岡工場は、ジンギスカンなどと一緒にビールを楽しめるレストランが併設されているほか、工場見学ツアーも開催されているなど、ビール好きにはたまらない施設となっている。見ごたえのある花園もあるとのことなので、福岡を訪れた際は「朝倉市」にあるキリンビール福岡工場に立ち寄ってみてはどうだろうか。
次に、「朝倉市」の「ふるさと納税」の寄付状況を教えてもらった。
「2018年度は寄付件数が約2万1000件で、寄付金額が約3億5200万円でした。2019年度の実績は今のところ公表していませんが、2018年度よりも順調に推移しています。返礼品のラインナップを充実させたことと、寄付を受け付けるポータルサイトを1つ増やしたことが功を奏したのかもしれません。また、『朝倉市』はフルーツの名産地でもあるので、『ふるさと納税』では、早い段階からフルーツの返礼品の先行予約を受け付けていたのですが、6月に入ったあたりから、ビールとフルーツを一緒に申し込まれる方が目立ってきていますね」
実際に「朝倉市」の返礼品のラインナップを見てみると、ぶどうや梨、柿などの返礼品を多く取り揃えている。「朝倉市」自慢のフルーツの返礼品が気になった人は、ビールと一緒に申し込んでみるといいだろう。
では、「朝倉市」は、「ふるさと納税」で集まった寄付金をどのように活用しているのだろうか。
「『朝倉市』は、2017年7月に豪雨による災害に見舞われました。そこからは寄付者の7割以上の方々が、寄付金の『選べる使い道』として『復興支援』を指定してくださっており、いただいた寄付金は、主に農地や農業用施設の災害復旧といった事業に充当しております」
九州北部豪雨から2年近く経ったとはいえ、甚大な人的・住家被害を受けた「朝倉市」では、まだまだ多くの助けを必要としている。しかし、石田さんの話によれば、「朝倉市」の人々の心は、決して折れていないようだ。
「被災された農家さんや事業者さんも、復興へ向けて一生懸命に頑張ってくださっています。その農家さんや事業者さんが手がけている商品を、全国の方々が『ふるさと納税』を通じて申し込んでくださり、それが直接的な経済支援にもなっています。やはり、そういった意味でも『ふるさと納税』という制度の存在は、大きいと感じているところです」
最後に、「朝倉市」では、「ふるさと納税」をこの先どのように役立てていきたいか聞いてみた。
「『朝倉市』には『原鶴温泉』という観光地があり、『ふるさと納税』の返礼品でも宿泊券を提供しています。そのほかにも、古民家が立ち並んだ『秋月城下町』という風情のある地区もございますので、『ふるさと納税』の返礼品をキッカケに、全国のみなさまに『朝倉市』へと実際に足を運んでいただければ幸いです。もちろん、災害からの復興も早急に解決すべき課題ですから、こちらも引き続き、皆様からの『ふるさと納税』の寄付金を活用させていただけたら、と考えております」
石田さんが言うように、「ふるさと納税」の寄付金は、それぞれの自治体が抱える問題を解決するための財源として重宝されている。お得に返礼品を手に入れられるのはもちろんだが、各自治体の近況を知り、自分の寄付金をどのように使ってほしいか考えるのも「ふるさと納税」の醍醐味の一つだろう。
また、今回ランクインした上位5自治体の返礼品には出てこなかったが、自治体によっては、レアな地ビールを取り扱っていることもある。そういった返礼品に申し込めば、地道に地ビールを造り続ける小規模なビール醸造所の応援にもなるはずだ。「ふるさと納税」をフル活用している人も、まだ試したことがないという人も、今回のランキングを参考にしながら、自分の好みのビールを探しつつ、有意義な「ふるさと納税」体験をしてほしい。
(取材・文/森井隆二郎[A4studio])
【2018年度版】
1万円の寄付で「ビール350ml×24本」以上は当たり前!?
「ふるさと納税」でビールをお得かつ大量にゲットしよう!
ビールメーカー各社の発表によると、「ビール」の国内出荷量は、13年連続で減っているという。さらに、2017年6月の酒税法改正で「店頭におけるビールの安売り」が規制されたことも記憶に新しい。少しでも節約するために、毎日の晩酌を「発泡酒」や「第3のビール」に切り替えて、実際に“ビール離れ”した人もいるのではないだろうか。
そのような人には、「ふるさと納税」を活用することをおすすめしたい。なぜなら、「ふるさと納税」を活用すれば、有名メーカーの缶ビールや全国各地の地ビールをお得かつ大量に入手できるからだ。しかも、自分の寄付金が自治体を救う財源になるなど、「ふるさと納税」は、自分にとっても、自治体にとっても、二重の意味でおいしい制度となっている。
そこで今年も、ザイ・オンライン編集部が「ふるさと納税」でビールの返礼品を用意している自治体を独自調査。さらに、銘柄は問わず、“寄付金額に対して、どのくらい多くのビールをもらえるか”という観点で自治体をランキング化した。
ちなみに、近年の返礼品競争の激化を受け、2017年4月と2018年4月に、総務省が全国の自治体に対して「返礼品の調達額を寄付額の3割以下にするように」などといった趣旨の通知を出していた。そのため、コストパフォーマンスもそろそろ頭打ちかと思いきや、今年は昨年よりもハイレベルな争いに。昨年は“1万円換算でビール8400ml以上”が上位入賞のボーダーだったが、これをクリアできた自治体数は、むしろ今年になって増えているのだ。
それではさっそく、2018年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表しよう。本記事を参考にして、今年も「ふるさと納税」をお得に活用してほしい。
【ふるさと納税の基礎知識はコチラ!】 | |
■ | ふるさと納税の仕組みと始め方をわかりやすく解説!自己負担額たった2000円だけで返礼品をもらう方法や通信販売並みに便利に使いこなすワザを一挙紹介! |
■ | ふるさと納税して確定申告が必要になる人とは?「ワンストップ特例」と「確定申告」の違いやそれぞれの注意点、用意すべき書類をまとめて紹介! |
【第1位】8000円の寄付でビール8400ml!(=1万円で1万500ml)
どの銘柄のビールがもらえるか届くまで不明だが、
お得感は保証されている「大阪府泉佐野市」!
2018年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位に輝いたのは「大阪府泉佐野市」。昨年に引き続きトップに君臨し、堂々の2連覇を達成した。
「泉佐野市」は、2018年の「ふるさと納税ランキング~シャインマスカット編~」でも第1位に輝くなど、「ふるさと納税」を活用している人には、もはや説明不要の人気自治体だ。
そんな「泉佐野市」に8000円を寄付すると「数量限定!お得なシークレットビール!!350ml×24本(=合計8400ml)」がもらえる。寄付金額1万円あたりビール1万500mlという、圧倒的なボリュームだ。
ただし、この返礼品は、ビールの銘柄を指定できず、アルコール度数4.5~5%であることしか説明されていない。何が届くか不安に感じてしまう人もいるだろうが、そんなデメリットを吹き飛ばすほど、超お得な返礼品であることは間違いないので、特にビールの銘柄にこだわりがない人は申し込んでみるといいだろう。
また、「泉佐野市」では、「エビスビール」「サッポロ黒ラベル」「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」「プレミアムモルツ」といった主要なビールのほか、「水曜日のネコ」や「インドの青鬼」などのクラフトビールの返礼品も用意している。しかも、それぞれ1万円の寄付で「ビール350ml×24本(=8400ml)」と、コスパも申し分ないので、「好きな銘柄のビールが飲みたい」という人には、こちらもおすすめだ。
【第2位】3万5000円の寄付でビール3万3600ml!
(=1万円で9600ml)
「アサヒスーパードライ」や「キリン一番絞り」などの
人気ビールがもらえる「宮崎県新富町」!

続いて紹介する自治体は、第2位の「宮崎県新富町」。
人口1万7000人弱の「新富町」は、1959年に「新田村」と「富田村」が合併して誕生した自治体だ。近年は「新富町」で作られたライチを「楊貴妃ライチ」という名前でブランド化。外国産ライチの倍以上のサイズを誇る楊貴妃ライチは、「ふるさと納税」の特典にもなっており、高級ギフトとしての需要も高いという。
そんな「新富町」に3万5000円を寄付すると「ビール350ml×96本(=合計3万3600ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたりビール9600mlがもらえる計算だ。ビールの銘柄は、「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」「サッポロ黒ラベル」から選べるほか、「『アサヒスーパードライ』48本+『キリン一番搾り』24本+『サッポロ黒ラベル』24本」という組み合わせにすることもできる。
ただし残念ながら、これらの返礼品は、すでに申し込み受付を終了してしまっている。復活する可能性もあるが、今すぐビールの返礼品が欲しいなら、ほかの自治体に寄付するのがおすすめだ。
【第3位】2万7000円の寄付でビール2万5200ml!
(=1万円で約9333ml)
“日本唯一の飛び地の村”から大容量のビールをお届け!
「アサヒスーパードライ」がもらえる「和歌山県北山村」!

第3位にランクインしたのは、ザイ・オンライン編集部が2015年から作成している「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で初登場の「和歌山県北山村」。
人口500人にも満たない「北山村」は、周りを三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県の自治体とはまったく隣接していない“日本唯一の飛び地の村”だ。特産品の「じゃばら」は柑橘類の一種であり、“邪”を“払”う効果が期待できるくらい酸っぱいのだとか。しかも、世界でも「北山村」にしか自生していないレアなフルーツなのだそうだ。
そんな「北山村」に2万7000円の寄付をすると「アサヒスーパードライ350ml×72本(=合計2万5200ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたりビール約9333mlがもらえる計算だ。
ただし残念ながら、この返礼品もすでに申し込み受付を終了してしまっている。しかし、「北山村」の「ふるさと納税」では、ビールではないものの、前述の「じゃばら」を使って作られたリキュール「幻のじゃばら酒720ml」の返礼品を用意している。この返礼品は5000円の寄付でもらえるので、お酒好きの人は、こちらもチェックしてみよう。
【第4位】1万3000円の寄付でビール1万2000ml!
(=1万円で約9231ml)
350ml缶より500ml缶派の人にはうってつけ!
「ザ・プレミアム・モルツ」などがもらえる「岩手県矢巾町」!
第4位は「岩手県矢巾町(やはばちょう)」。第3位にランクインした「和歌山県北山村」と同じく、こちらもビールランキングではニューフェイスの自治体だ。
人口約2万7000人の「矢巾町」は、県庁所在地である「盛岡市」から電車で10分強のアクセス良好な自治体。一見するとベッドタウン色が強いが、宮沢賢治が作品の題材にしたという「南昌山」のほか、夏には約40万本のひまわりが咲く「煙山ひまわりパーク」など、観光スポットが豊富だ。さらに、県内最大規模の総合病院「岩手医科大学付属病院」が移転してくる計画もあるそうで、「矢巾町」は、生活するのに“ちょうどいい街”というキャッチフレーズでPRを進めている。
そんな「矢巾町」に1万3000円の寄付をすると「ビール500ml×24本(=合計1万2000ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり約9231mlのビールがもらえる計算になる。銘柄は、「ザ・プレミアム・モルツ」「エビスビール」「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」「サッポロ黒ラベル」の5種類から選択可能だ。
「ふるさと納税」の返礼品では、350ml缶のビールが主流になっているので、500ml缶のビールがこれだけお得に手に入る自治体は、今回のランキング全体を見渡してみても珍しい。そのため、「普段から500ml缶のビールで晩酌をしている」という人は、「矢巾町」に寄付をするのがおすすめだ。
【第5位】1万9000円の寄付でビール1万6800ml!
(=1万円で約8842ml)
福岡ならではのこだわりが発揮された
「キリン一番搾り 福岡づくり」がもらえる「福岡県福智町」!
「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第5位にランクインしたのは「福岡県福智町(ふくちまち)」。昨年は、1万円の寄付でビール8400mlがもらえる返礼品で同率4位だったので、惜しくもランクダウンとなった。しかし今年は、寄付金額1万円あたり約8842mlのビールがもらえるので、コストパフォーマンスは昨年よりもアップしている。
「福智町」は、町名の由来にもなった「福智山」や、落差25メートルの「白糸の滝」などがある風光明媚な町。果物の栽培も盛んで、イチゴを代表する品種の「あまおう」に加えて、梨やイチジクなどが特産品なのだとか。
そんな「福智町」に1万9000円の寄付をすると「キリン『一番搾り 福岡づくり』350ml×48缶(=合計1万6800ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり約8842mlのビールがもらえる計算だ。このコスパの良さも当然だが、“福岡づくり”と銘打たれていることにも注目したい。
実はキリンは、自社工場で製麦(=麦を麦芽に加工すること)している国内唯一のビールメーカーで、福岡の大麦麦芽を使い、福岡工場で製造されているのが「キリン一番搾り 福岡づくり」だ。この「キリン一番搾り 福岡づくり」は、通常の「キリン一番搾り」に比べると、より穏やかな味わいになっているとのこと。九州以外ではなかなか購入できない「キリン一番搾り 福岡づくり」を味わってみたい人は、「福智町」に寄付してみよう。
なお、本記事の最後には、「福智町」の「ふるさと納税」担当者のインタビューを掲載している。「福智町」で作っている地ビールの話なども聞いたので、あわせて読んでみてほしい。
さて、改めて今回紹介した自治体のランキングをまとめると以下のとおり。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2018年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2018年6月27日時点) |
||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | ||
寄付金の使い道 | ||||
1位 | 大阪府泉佐野市 | |||
≪1万円換算/1万500ml≫ ・8000円⇒数量限定!お得なシークレットビール!! (銘柄はおまかせでビール350ml×24本) ・1万円⇒ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール ゆず香るチキン缶詰4個付 (ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール350ml×24本、 ゆず香るチキン缶詰4個) ・1万円⇒アサヒスーパードライ市制70周年記念350ml×24本 ・1万円⇒サッポロ黒ラベル350ml×24本 ・1万円⇒キリン一番搾り350ml×24本 ・1万円⇒エビスビール350ml×24本 |
ほか、1万円で「ニッポンハム 炭火焼きおつまみ詰合せ」(炭火焼鶏107g×2パック、炭火焼とんそく198g×2パックほか)などがある | |||
【寄付金の使い道】まなびプロジェクト/未来を創る教育プロジェクト/ともにいきるプロジェクト/人づくりプロジェクト/にぎわいづくりプロジェクト/こどもプロジェクト/地域のアートプロジェクト/クリーンプロジェクトなど | ||||
2位 | 宮崎県新富町 | |||
≪1万円換算/9600ml≫ ・3万5000円⇒アサヒスーパードライ(4ケース) (アサヒスーパードライ350ml×96本) ・3万5000円⇒キリン一番搾り(4ケース) (キリン一番搾り350ml×96本) ・3万5000円⇒サッポロ黒ラベル(4ケース) (サッポロ黒ラベル350ml×96本) ・3万5000円⇒3種類飲み比べ(4ケース) (アサヒスーパードライ350ml×48本、 キリン一番搾り350ml×24本、サッポロ黒ラベル350ml×24本) |
![]() |
|||
【寄付金の使い道】【元気】誇りと自信を持ち元気が出る人・ものづくり/【安全・安心】安全・安心して生活できる地域づくり/【豊か】夢と希望が膨らむ豊かな暮らしづくり/【お任せ】町長が必要と認めるもの | ||||
3位 | 和歌山県北山村 | |||
≪1万円換算/9333ml≫ ・2万7000円⇒アサヒ スーパードライ 350ml×3ケース ・2万7000円⇒ヱビス飲み比べセット350ml×3ケース(72本) (ヱビス ザ ホップ350ml×24本、華みやび350ml×24本、 エビズ プレミアムブラック350ml×24本) ・2万7000円⇒サントリー ザ・プレミアム・モルツ350ml×3ケース (ザ・プレミアム・モルツ350ml×72本) |
![]() |
|||
【寄付金の使い道】医療・福祉に関する事業/教育・子育て支援に関する事業/地域振興に関する事業/村長が必要と認める事業 | ||||
4位 | 岩手県矢巾町 | |||
≪1万円換算/9231ml≫ ・1万3000円⇒サントリー プレミアムモルツ 500ml×24本 ・1万3000円⇒ヱビスビール 500ml×24本 ・1万3000円⇒アサヒ スーパードライ 500ml×24本 ・1万3000円⇒キリン 一番搾り生 500ml×24本 ・1万3000円⇒サッポロ 黒ラベル 500ml×24本 |
ほか、9000円で「いわて三陸中村家の【三陸海宝漬・350g】」などがある | |||
【寄付金の使い道】子どもの教育の充実に関する事業/子どもの福祉の充実に関する事業/自然環境の保全・美化に関する事業/特に使途を指定しない | ||||
5位 | 福岡県福智町 | |||
≪1万円換算/8842ml≫ ・1万9000円⇒キリン「一番搾り 福岡づくり」2ケース 350ml×48缶 ・1万円⇒アサヒスーパードライ350ml×24缶 /抽選で「福智★リッチビール(あまおう苺330ml×2本)」当たる! ・1万円⇒キリン「一番搾り福岡づくり」350ml×24缶 ・1万円⇒キリン「一番搾り」生ビール350ml×24缶 福岡工場産 |
ほか、1万円で「新感覚でファン続出!冷やしたまま味わう『冷たい唐揚げ』」(骨なしもも600g、手羽先ハーフ600g)などがある | |||
【寄付金の使い道】活力あるまちづくり事業/住んでみたくなるまちづくり事業/魅力ある人づくり事業/町長に一任 | ||||
■以降のランキングはこちら!⇒【ふるさと納税】ビールがもらえる自治体ランキング(2018年度版)人気の「ビール」がもらえる自治体を比較して、コスパ最強のおすすめの自治体を発表! |
なお、トップ5にランクインできなかった自治体の中には、「電動超音波式神泡サーバー」「グラス」「コースター」など、ビール以外にプラスαの特典をつけることで、差別化を図っている返礼品もあった。5位以降の自治体は、下記の記事で発表しているので、そちらも確認してほしい。
【関連記事はこちら!】
⇒【ふるさと納税】ビールがもらえる自治体ランキング(2018年度版)人気の「ビール」がもらえる自治体を比較して、コスパ最強のおすすめの自治体を発表!
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体数は2000近くあるため、今回の調査でもすべての自治体を調べるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2018年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で第5位を獲得した
「福岡県福智町」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
今回、2018年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第5位にランクインした「福岡県福智町」の「ふるさと納税」担当者・久原拓也さんにインタビューを実施した。
まずは、1万9000円の寄付をするともらえる「キリン『一番搾り 福岡づくり』350ml×48缶(=合計1万6800ml)」について聞いてみた。
「『一番搾り 福岡づくり』は、福岡県産の小麦を使い、福岡県内の工場で作られたビールです。『福智町』では、キリンさんのこだわりや“福岡らしさ”を全国のみなさまにもお届けできたらと、『ふるさと納税』の返礼品に加えることにいたしました。とてもおいしいビールですし、リピート注文されている方も目立ちますね」
このほかにも「福智町」には、1万円の寄付でもらえる「アサヒスーパードライ350ml×24缶(=合計8400ml)/抽選で『福智★リッチビール』当たる!」というビールの返礼品も用意している。では、この返礼品の「福智★リッチビール」とは何なのだろうか。
「『福智★リッチビール』は、『福智町』の特産品として新たに開発した地ビールでして、ラインナップは『ピルスナー』『ペールエール』『あまおう苺』の3種類があります。そして、『福智町』では、アサヒさんのビールに申し込んでいただいた方に、この中から『あまおう苺330ml×2本(=合計660ml)』を毎月抽選で100名様にプレゼントしております。ちなみに『福智町』では、9000円の寄付でお送りしている返礼品として『福智★リッチビール(ピルスナー330ml×2本、ペールエール330ml×2本、あまおう苺330ml×2本)』もご用意していますよ」

この「アサヒスーパードライ350ml×24缶/抽選で『福智★リッチビール』当たる!」の返礼品には、2018年4~6月の3カ月間で約2500件もの申し込みがあったとのこと。「福智★リッチビール」の当選者は毎月100名のみと、やや当選確率は低いので、「おまけでもらえたらラッキー」くらいの気持ちで申し込んでみてはいかがだろうか。
続いて、「福智町」の「ふるさと納税」の寄付状況について伺った。「福智町」は、2008年に「ふるさと納税」を開始してから、寄付件数・寄付金額ともに年々増加しているが、何か特別に意識していることはあるのだろうか。
「これは、昨年度や今年度に限ったお話ではないのですが、『ふるさと納税』の返礼品のラインナップをより充実させ、磨きをかけていこうという取り組みは、毎年行なっております。2018年度は、6月27日時点で、寄付件数は約7500件、寄付金額は約1億7300万円となっております。2017年度は、寄付金額が約17億5000万円でしたが、今年度も15億円ほどの受け入れは見込めるかもしれません」
では、「ふるさと納税」の寄付金の具体的な活用事例は?
「これまで『福智町』には、小さな蔵書施設として“図書室”はあったのですが、いわゆる“図書館”と呼べるほどのものはなかったんです。そして、以前から『福智町』に図書館を建てる計画があり、2017年3月にようやく完成したのですが、『ふるさと納税』の寄付金のおかげで、当初の予定よりも機能を拡充した施設にすることができました。そのほかにも、子供たちの医療費にも寄付金を活用しております。『福智町』では、子供が病院で受診などをしたときに、医療費の助成金を支給しているのですが、かつては小学6年生までが対象だったところ、中学3年生にまで範囲を広げられました」
「福智町」にある図書館と歴史資料館の複合施設「ふくちのち」では、なんと、3Dプリンターやレーザーカッター、刺繍ミシンなどを利用できる「ものづくりラボ」のほか、レンタルキッチンの「クッキングラボ」まで併設されており、単純に本を読むだけでなく、本で得た知識を実践できるような施設になっている。ここまで充実した施設を建設できたのも「ふるさと納税」の寄付金のおかげというわけだ。
さらに、久原さんによると、「ふるさと納税」には副次的なメリットもあると言う。
「『ふるさと納税』に着手することで、『福智町』から全国に商品をお届けするためのノウハウを身につけることができました。これまでは、『福智町』の中だけという、狭い範囲で商売をしていた事業者が多かったように思います。しかし、『ふるさと納税』をキッカケに、事業者の方々が全国に向けて商売することを意識するようになり、『福智町』の名前を背負うことで、自信を持てるようになったのです。つまり、『ふるさと納税』のおかげで、新しい販路を開拓できたのと同時に、生産者の利益向上にもつながったのです。もちろん、『ふるさと納税』は、『福智町』の財源を確保するうえでも重要な制度ですし、寄付者のみなさまにとってもメリットがありますから、まさに『三方よし』の制度と言えるのではないでしょうか」
最後に、今後は「ふるさと納税」をどのように活用していきたいか聞いてみた。
「『福智町』の課題になっているのは、国の伝統的工芸品にも指定されている『上野焼(あがのやき)』が、まだまだ全国に知られていないということですね。昨年は、先ほどお話をしたアサヒさんのビールの特典として『上野焼のビアカップが当たる』というキャンペーンを企画しました。このように『ふるさと納税』を活用して、『福智町』の特産品の知名度をより高めていくのが、今後の目標です。また、『福智町』では、人口が年々減少しており、地域経済も徐々に衰退してきています。『ふるさと納税』の寄付金を有効活用して、『福智町』の活性化を果たすとともに、寄付者のみなさまにも、『福智町』に寄付したことを誇りに感じていただけるような町にしていきたいと思います」
「福智町」の「上野焼」ように、自分とは今まで縁のなかった各地方の特産品に目を向けられるのも「ふるさと納税」の醍醐味。今回のランキングを参考にして、ビールの返礼品に申し込むのであれば、その自治体の返礼品の中に、ビールに合うおつまみがないか探してみるのも一興だろう。
そして、久原さんが言うように「ふるさと納税」は地方創生のカギも握っている。寄付者にとっても節税につながるお得な制度なので、今年も「ふるさと納税」を積極的に活用しよう。
(取材・文/森井隆二郎[A4studio])
【2017年度版】
値上がりしてしまった「ビール」をお得に飲めるチャンス!
「ふるさと納税」で大量のビールを手に入れよう!
昨今では「ビール離れ」が叫ばれているが、そんな中でもビールをこよなく愛し、日々の疲れやストレスを癒している人は多いだろう。
しかし、2017年6月1日に施行された改正酒税法により、スーパーや量販店などでの安売り規制が強化され、ビールの店頭価格が上昇。そのため、晩酌用のお酒を「発泡酒」や「第3のビール」に切り替えたという人もいるのではないだろうか。
そんな、ビールを飲みたいのに発泡酒などで我慢している人は、ぜひ、「ふるさと納税」を活用してほしい。なぜなら、「ふるさと納税」を利用すれば、寄付という形で自治体の手助けをしながら、返礼品として大量のビールをお得にもらえるからだ。
そこでザイ・オンラインでは、昨年に引き続き、「ふるさと納税」の返礼品にビールを用意している自治体を調査。寄付額に対してもらえるビールの量を比較して、コストパフォーマンスの高い自治体順にランキング化した。
2017年4月に、総務省が全国の自治体に対して「返礼品の価格を寄付額の3割以下に見直すように」との通知を出したことで、返礼品競争は沈静化すると思われた。しかし、昨年と今年の上位自治体を比較してみると、意外なことに、昨年よりも今年のほうが、もらえるビールの量は大幅に増えている。昨年よりもお得になった「ふるさと納税」を活用しない手はないだろう。
さて、ランキング発表の前に、改めて「ふるさと納税」の仕組みについて解説しよう。
「ふるさと納税」とは、「納税」と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度のことだ。寄付した翌年に、寄付金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば、控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となるのだ。
※2000円以外が戻ってくる上限額の詳細は下記の記事を参照!
⇒ふるさと納税の仕組みと始め方をわかりやすく解説!自己負担額たった2000円だけで返礼品をもらう方法や通信販売並みに便利に使いこなすワザを一挙紹介!
また、以前はサラリーマンであっても、寄付金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、現在は、寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている(「ワンストップ特例制度」を利用するためには、マイナンバーの記入と本人確認の書類が必要)。
※「ワンストップ制度」と「確定申告」の詳細は下記の記事を参照!
⇒ふるさと納税して確定申告が必要になる人とは?「ワンストップ特例」と「確定申告」の違いやそれぞれの注意点、用意すべき書類をまとめて紹介!
それではいよいよ、2017年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表しよう!
【第1位】5000円の寄付でビール8400ml!(=1万円あたり1万6800ml)
ビールの銘柄は選べないものの
コスパはピカイチの「大阪府泉佐野市」!
2017年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で栄えある第1位に輝いたのは、「大阪府泉佐野市(いずみさのし)」。今年は、「ふるさと納税ランキング~牛肉編~」に続き、2度目の第1位獲得となった。
「大阪市」と「和歌山市」のほぼ中間に位置する「泉佐野市」は、国定公園に指定された「和泉山脈」など、美しい山河や緑に恵まれた町。
また、古くからタオル産業や鋼線業が盛んで、商業・工業・農業・漁業のそれぞれがバランスよく栄えてきたという歴史もある。近年は、関西国際空港の開港などに伴う交流人口の増加とともに、商業・サービス業が盛んになっているそうだ。
そんな「泉佐野市」へ5000円の寄付をすると、「何が来るかな!お楽しみビール!!」として、ビール350ml×24本(=合計8400ml)がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり1万6800mlのビールがもらえることになる。残念ながらビールの銘柄を選ぶことはできず、アルコール度数が5%、5.5%、6%のいずれかのビールが届くとのこと。どの銘柄のビールが入っているか、届いてからのお楽しみというわけだ。
また、「何が来るかな!お楽しみビール!!」は、数量限定の特典で、申し込みの受け付けも不定期とのこと。かなりお得な特典であることには違いないので、入手するためには、定期的に「泉佐野市」のWebサイトを確認しよう。
なお、当記事の最後には、「泉佐野市」の「ふるさと納税」担当者のインタビューを掲載している。5000円の寄付で8400mlものビールを提供できる理由などを聞いたので、興味のある人は、最後まで読んでいただきたい。
【第2位】1万3000円の寄付でビール1万2000ml!
(=1万円あたり約9230ml)
大量の「キリン一番搾り」がもらえる
「山形県長井市」は、日本有数のホップ生産地!
続いて紹介するのは、第2位の「山形県長井市」だ。
「長井市」では、毎年5月の中~下旬に「ながい黒獅子まつり」を開催している。「長井市」の神社各所に祀られている黒獅子が、五穀豊穣や交通安全、家内安全を祈願して、市内目抜き通りで舞を披露する姿は圧巻で、全国から多くの見物客が訪れるそうだ。
また、「長井市」は、「水と緑と花のまち」を謳っており、春から夏にかけて、サクラやツツジ、アヤメなどの美しい花が咲きみだれ、市の名物になっている。さらに、「長井市」は、日本でも数少ないホップの生産地で、収穫されたホップはすべてキリンビールに提供しているとのことだ。
そんな「長井市」に1万3000円の寄付をすると、「キリン一番搾り生ビール500ml×24本(=合計1万2000ml)」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり約9230mlのビールがもらえるというわけだ。他の自治体では、350ml缶のビールを返礼品として用意しているところが多いため、「晩酌には500ml缶のビールが丁度いい」という人のほか、「ビールはキリン派!」という人は、「長井市」に寄付するのがおすすめだ。
【第3位】5万円の寄付でビール4万2000ml!(=1万円あたり8400ml)
スチール缶の「ザ・プレミアム・モルツ」に加えて、
専用グラスが2個もらえる「岡山県笠岡市」!
第3位にランクインしたのは、「岡山県笠岡市」。
「笠岡市」の南部に広がる瀬戸内海には、風光明媚な大小31の島々からなる笠岡諸島があり、夏には多くの海水浴客でにぎわう。また、笠岡湾一帯は、古くからカブトガニの生息地として知られており、1990年には、世界で唯一のカブトガニをテーマにした博物館「笠岡市立カブトガニ博物館」が設立された。
そんな「笠岡市」に5万円の寄付をすると、「『ザ・プレミアム・モルツ』スチール缶350ml ×120本(=合計4万2000ml)+専用グラス2個」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり8400mlのビールがもらえることになる。なお、今回のランキングでは、第4位も寄付金額1万円あたり8400mlのビールがもらえる自治体だが、「笠岡市」の場合は、ビールに加えて専用グラス2個が付いてくるため第3位とした。
「笠岡市」が用意している返礼品のビールは、一般的な商品に用いられているアルミ缶ではなく、スチール缶を使用しているのが特徴。スチール缶はリサイクルがしやすく、「環境に優しい」と言われているため、カブトガニの保護活動を推進している「笠岡市」の方針と合致し、「ふるさと納税」の返礼品として選定したそうだ。
スチール缶の珍しい「ザ・プレミアム・モルツ」を飲んでみたい人は、「笠岡市」に寄付してみてはいかがだろうか。
【同率4位】1万円の寄付でビール8400ml!
「アサヒスーパードライ」がもらえる「福島県中島村」は、
全国の協賛企業から魅力的な返礼品を多数ラインナップ!
2017年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第4位には、5自治体がランクインした。今回はその中から、ザイ・オンライン編集部おすすめの2自治体を紹介しよう。
まず紹介する同率4位の自治体は、人口わずか5200人ほどの「福島県中島村」だ。
「中島村」の返礼品の特徴は、全国各地の特産品を取り扱っていること。直接的な被害こそなかったものの、2011年に発生した「東日本大震災」の影響により、地元特産品のみで返礼品を揃えることが難しかったため、全国の事業者に協力を仰ぎ、現在のラインナップになったのだとか。
そんな「中島村」に1万円の寄付をすると、「ビール350ml×24本(=合計8400ml)」がもらえる。ビールの銘柄は、「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り(福島に乾杯)」「サッポロ黒ラベル」の中から選択可能だ。
また、「中島村」は寄付金の使途として、子育て支援事業や緑あふれる村づくり事業を挙げている。お得にビールをもらいつつ、子育て支援や復興の手助けをしたい人は、「中島村」に寄付しよう。
【同率4位】1万の寄付でビール8400ml!
「アサヒスーパードライ」や「キリン一番搾り」などがもらえる
「福岡県福智町」なら、上野焼のビアカップが当たる!
次に紹介する同率4位の自治体は、「福岡県福智町(ふくちまち)」だ。
「福智町」は、2016年の「ふるさと納税ランキング~カニ編~」で第5位、2017年の「ふるさと納税ランキング~牛肉編~」で第18位にランクインしている、知る人ぞ知る有力自治体だ。
「福智町」は、400年以上の歴史を誇る伝統工芸品「上野焼」で有名な町。2006年に「赤池町」「金田町」「方城町」の3つの町が合併し、町の北にある「福智山」にちなんで、現在の「福智町」になったそうだ。
そんな「福智町」に1万円の寄付をすると、「アサヒスーパードライ350ml×24本(=合計8400ml)」または「キリン一番搾り350ml×24本(=合計8400ml)」がもらえる。さらに、「福智町」では、「アサヒスーパードライ」の特典に申し込むと、毎月抽選100名に上野焼のビアカップが当たるキャンペーンを実施中だ。
ちなみに、「福智町」の返礼品ラインナップは約270種類もあり、肉類、魚介類、果物類など、種類も豊富。どの特典もコストパフォーマンスが高いので、ビールと一緒に申し込むのもおすすめだ。
さて、改めて今回紹介した自治体のランキングをまとめると以下の通り。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2017年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2017年9月10日時点) |
|||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 大阪府泉佐野市 | ||||
・5000円⇒何が来るかな!お楽しみビール!! 8400ml (ビール350ml×24本) ・1万円⇒アサヒスーパードライー70周年記念 8400ml (アサヒスーパードライ泉佐野市制70周年記念缶350ml×24本) ・1万円⇒よなよなエール 8400ml (よなよなエール350ml×24本) ・1万円⇒軽井沢2017夏季限定缶 8400ml (軽井沢高原ビール350ml×24本) |
ほか、1万円で「杜の都セット(限定商品)」(豚角煮200g、ローストビーフ200g、牛たん角煮300g)などがある | ||||
【寄付金の使い道】まなびプロジェクト/未来を創る教育プロジェクト/ともにいきるプロジェクト/人づくりプロジェクト/にぎわいづくりプロジェクト/こどもプロジェクト/地域のアートプロジェクトなど | |||||
2位 | 山形県長井市 | ||||
・1万3000円⇒キリン一番搾り生ビール 1万2000ml (キリン一番搾り500ml×24本) ・1万3000円⇒キリン一番搾り生ビール「山形に乾杯」1万2000ml (キリン一番搾り「山形に乾杯」500ml×24本) ・2万6000円⇒キリン一番搾り生ビール 2万4000ml (キリン一番搾り500ml×48本) ・2万6000円⇒キリン一番搾り生ビール「山形に乾杯」2万4000ml (キリン一番搾り「山形に乾杯」500ml×48本) |
ほか、1万円で「『米沢牛芋煮』(3~4人分)」(山形県産里芋 600g、米沢牛切り落とし200g、こんにゃく300g、ねぎ100g、特製タレ160ml)などがある | ||||
【寄付金の使い道】子育てに関する事業/教育及び文化の振興に関する事業/環境の保護・保全に関する事業/その他市長が必要と認める事業 | |||||
3位 | 岡山県笠岡市 | ||||
・5万円⇒サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」スチール缶 4万2000ml (ザ・プレミアム・モルツ350ml×120本、 ザ・プレミアム・モルツ専用グラス2個) ・1万円⇒サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」スチール缶 8400ml (ザ・プレミアム・モルツ350ml×24本) ・3万円⇒サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」スチール缶350ml72本 (ザ・プレミアム・モルツ350ml×24本) |
ほか、1万円で「熟成干物セット」(5~7種類の熟成干物)などがある | ||||
【寄付金の使い道】自然環境保護の象徴「カブトガニ」/豊かな自然美と厳しい現実の笠岡諸島/笠岡発展の鍵を握る笠岡湾干拓/未来へ向けた笠岡っ子の育成/未来へ引き継ぐ「笠岡の歴史と伝統文化」など | |||||
4位 | 福島県中島村 | ||||
・1万円⇒アサヒスーパードライ 8400ml (アサヒスーパードライ 350ml×24本) ・1万円⇒キリン一番搾り 『福島に乾杯』8400ml (キリン一番搾り 『福島に乾杯』 350ml×24本) ・1万円⇒サッポロ 黒ラベル 8400ml (サッポロ 黒ラベル 350ml×24本) |
ほか、1万円で「こしひかり 2kg」などがある | ||||
【寄付金の使い道】子育て支援事業/緑(緑化木)あふれる村づくり事業/自治体におまかせ(特に使途を指定しない村づくりに関する事業) | |||||
4位 | 福岡県福智町 | ||||
・1万円⇒アサヒスーパードライ 8400ml/抽選で「上野焼」当たる! (アサヒスーパードライ350ml×24本) ・1万円⇒キリン「一番搾り」生ビール 福岡工場産 (キリン一番搾り350ml×24本) ・1万円⇒アサヒスーパードライ(ギフトボックス)/抽選で「上野焼」当たる! (アサヒスーパードライ350ml×10本、500ml×2本) ・1万円⇒アサヒドライプレミアム「豊穣」/抽選で「上野焼」当たる! (アサヒドライプレミアム「豊穣」350ml×12本) |
ほか、1万円で「からあげ専門店発祥店の秘伝の味『天下とりスタンダードパック』」(骨なしもも500g、手羽先5本、砂ずり200g、専用片栗粉)などがある | ||||
【寄付金の使い道】活力あるまちづくり事業/住んでみたくなるまちづくり事業/魅力ある人づくり事業/町長に一任 | |||||
※以降のランキングはコチラ!⇒お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~特産品でもらえる『ビール』で得する自治体は? |
なお、今回紹介した自治体以外にも、有名銘柄のビールや地ビールを入手できる自治体は数多くある。「せっかくだから普段飲めないものがいい」という人などは、上位33自治体をまとめた「お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~特産品でもらえる『ビール』で得する自治体は?」もチェックしてほしい。
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1700以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2017年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位を獲得した
「大阪府泉佐野市」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
2017年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」第1位に輝いたのは、「牛肉編」でも第1位に輝いた「大阪府泉佐野市」。そこで今回は、「泉佐野市」の政策推進課・成長戦略室の塩見さんにインタビューを敢行した。
まずは、5000円の寄付で「何が来るかな!お楽しみビール!!(8400ml)」を提供できた理由について伺った。
「『泉佐野市』では、通常の返礼品のビールを発注する際に、破損などを考慮して多めに注文しているため、若干余ることがあるんです。そこで、その余ってしまったビールを集めて、皆さんに還元するために『何が来るかな!お楽しみビール!!』を提供することにしたんです」
つまり、「何が来るかな!お楽しみビール!!」には、基本的に「泉佐野市」が返礼品として用意しているビールのどれかが入っているというわけだ。では、「泉佐野市」では、どのようなビールを用意しているのだろうか。
「地元に愛されている小売店『アローズ』を通じて、アサヒビールに『アサヒスーパードライ』を専用タンクで醸造してもらい、『泉佐野市制70周年記念缶(350ml)』に詰めて、返礼品として提供しております。その他には、日本で一般的なラガービールではなく、香り豊かで味わい深いエールビールも取り扱っています。ヤッホーブルーイングの『よなよなエール』は、そのエールビールの代表的な商品で、『泉佐野市』の返礼品の中でも非常に人気がありますよ」
飲み慣れた銘柄のビールを大量にもらえるのも嬉しいが、たまには、いつもと違ったビールを味わってみるのもいいかもしれない。
ちなみに、「泉佐野市」では、集まった寄付金を15の分野で活用しているとのこと。例えば、2014年の台風19号により、「泉佐野市」では多数の床上・床下浸水の被害が発生したため、その被災者支援に「ふるさと納税」の寄付金を充てているそうだ。そのほかには、学校施設を中心とした公共施設の耐震化、町の賑わいづくりのために行う花火大会などのイベント助成にも活用しているとのことだ。
最後に、「牛肉編」「ビール編」と、2017年の「ふるさと納税ランキング」で2冠を達成した感想を聞いてみた。
「『牛肉』と『ビール』の2部門で、『泉佐野市』が第1位を獲得できたことは非常に嬉しいです。これも、ご寄付をしていただいた皆様が喜んでいただけるように、日々考えてきた結果だと思います。牛肉もそうですが、『泉佐野市』は、これからもビールの品揃えとお得感では、他自治体の追随を許さないつもりです。今後も第1位になれるよう、頑張っていきたいと思います」
普段なら我慢してしまうような商品や食材を、お得に堪能できるのが「ふるさと納税」の醍醐味の一つだ。今回取り上げたビールはもちろん、高級食材や一部の地域でしか販売されていない食べ物など、食べてみたいものがあれば、「ふるさと納税」を活用して、お得に味わってみてはいかがだろうか。
(取材・文/日下部貴士[A4studio])
【2016年度版】
「ふるさと納税」を活用すれば、ビールが大量にもらえる!
実質負担額2000円で、ビールをお得にゲットしよう!
ビールを飲むことで、仕事などのストレスを癒やしているサラリーマンは多いだろう。しかし、ビールを飲みたいのに、お財布事情を考えて、ビールよりも安価な「発泡酒」や「第3のビール」で我慢している人もいるはず……。そんな、好きなだけビールを飲みたい人に朗報! 「ふるさと納税」を活用すれば、大量のビールをお得にもらうことが可能なのだ!
ビールは「ふるさと納税」の返礼品としても大人気で、今年は昨年に比べて、ビールを特典として用意する自治体が激増し、その数は100を超えた! どうせ寄付するなら、できるだけ大量にビールがもらえる自治体を選びたいところ。そこで今年もザイ・オンライン編集部が、「ふるさと納税」の寄付額に対してもらえるビールの量を調査し、コストパフォーマンスが高い自治体をまとめた「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を作成したぞ!
さて、本題のランキング発表に移る前に、改めて「ふるさと納税」の仕組みについて解説しよう。
「ふるさと納税」とは、「納税」と銘打っているが、要するに各自治体への寄付金制度のことだ。寄付した翌年に、寄付金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば、控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となるのだ。
また、制度改正により、2015年からは控除額が約2倍にUP! つまり、2014年以前の控除額が3万円だった人は、今は6万円ほどになっている。さらに、制度改正前は、サラリーマンであっても、寄付金控除を受けるために確定申告をする必要があったが、現在は、寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている。
要するに、控除対象額以内におさえれば実質負担額は2000円のままで、よりお得に、よりお手軽になったのだ。ただし、2016年から、「ワンストップ特例制度」を利用するためには、マイナンバーの記入と本人確認の書類が必要になったので注意しよう。
※2000円以外が戻ってくる上限額の詳細は下記の記事を参照!
⇒4月1日からふるさと納税のお礼品を申し込もう! 寄付できる限度額やワンストップ特例の解説、都城市など5つの人気自治体とお礼の品も紹介!
さて、いよいよここからは、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を発表! なんと今回、トップ5にランクインした自治体は、いずれも寄付金額1万円あたり6000ml以上のビールがもらえるという大盤振る舞い! 昨年の1位に輝いた自治体は、1万円の寄付で5550mlだったので、今年は、さらにコストパフォーマンスが高くなっていることがわかるだろう。今年も、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を参考に、ビールをお得に手に入れよう!
【第1位】3万6000円の寄付でビール2万5200ml!
第1位に輝いたのは、日本のビールのパイオニアでもある
「アサヒスーパードライ」がもらえる「茨城県守谷市」!

激戦の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」を制したのは、「茨城県守谷市」だ!
「守谷市」に3万6000円の寄付をすると、「アサヒスーパードライ350ml缶」を72本(=合計2万5200ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり7000mlのビールがもらえる計算だ。
「守谷市」は、「つくばエクスプレス」で東京から茨城方面へ向かう際に、茨城県の玄関として最初に停まる「守谷駅」がある場所。「守谷市」は、もともと農村だったが、昭和に入ってから開発が進み、1991年には「アサヒビール茨城工場」が操業を開始した。そのため、「守谷市」の特典に、「アサヒスーパードライ」が用意されているのだ。
この「アサヒスーパードライ」は、1987年に発売され、日本のビール市場に大きな変革をもたらした商品だ。かつて、日本では「苦くて重いビール」が主流だったのだが、「アサヒスーパードライ」の登場により、「辛くて軽いビール」、いわゆる「ドライビール」が大流行。その流れに追随し、他社も「ドライビール」の製造を始め、今日のビール市場ができあがった。つまり、「アサヒスーパードライ」は、日本のビールのパイオニアとも言える存在なのだ。
「守谷市」に寄付をすれば、そんな歴史のある「アサヒスーパードライ」を大量にもらえる。ビールは「アサヒスーパードライ」に限る、という人は、ぜひ「守谷市」に寄付しよう!
また、当記事の最後には、「守谷市」のふるさと納税担当者インタビューを掲載している。「守谷市」が用意しているビール以外のお得な特典も紹介しているので、気になる人は、最後までチェックしてほしい!
【第2位】1万円の寄付でビール6300ml!
北海道限定ビール「サッポロクラシック」に加えて、
焼酎「豆ほろり720ml」がもらえる「北海道上士幌町」!

続いて紹介するのは、「北海道上士幌町(かみしほろちょう)」だ。「上士幌町」に1万円の寄付をすると「バルーンフェスティバル応援セット」として、北海道限定ビール「サッポロクラシック350ml缶」を18本(=合計6300ml)と同町で栽培された秋田大豆を使用した豆焼酎「豆ほろり720ml」がもらえる。
惜しくも、350ml缶2本分の差で第2位となってしまったが、豆焼酎「豆ほろり720ml」がセットで付いてくることを考慮すると、コストパフォーマンスの高さでは、第1位の「守谷市」にも負けていないはずだ。
ちなみに、「バルーンフェスティバル」とは、「上士幌町」で毎年8月上旬に開催されるイベントのこと。たくさんのカラフルな熱気球が空に浮かんだ様はまさに絶景で、このイベントのために、全国から多くの人が集まるのだそうだ。
「上士幌町」は、北海道十勝地方の北部に位置し、町内の約76%が森林という豊かな自然が広がる町だが、「ふるさと納税」に関心のある人ならば、一度はその名を耳にしたことがあるだろう。
と言うのも、「上士幌町」は、「ふるさと納税」の取り組みに力を入れており、人口約5000人の小さな町にも関わらず、昨年は、15億円の寄付金を集めるという快挙を成し遂げた。当サイトの「ふるさと納税ランキング~牛肉編~」でも、第10位に食い込むなど、コストパフォーマンスの高い特典を数多く取り揃えている。
(関連記事⇒【2016年度版】お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~特産品でもらえる「牛肉」で得する自治体は?)
北海道限定ビールの「サッポロクラシック」を飲みたい人はもちろん、その他の特典にも興味がある人も、「上士幌町」のWebサイトをチェックしてみよう!
【第3位】4万円の寄付でビール2万5200ml!
四国唯一の大規模ビール工場で作られた
「アサヒスーパードライ」がもらえる「愛媛県西条市」!

昨年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」では、第10位にランクインした「愛媛県西条市」だが、今年は順位を7つ上げる大躍進で、第3位に輝いた!
「西条市」は、標高1982mで西日本最高峰の山である「石鎚山(いしづちさん)」の麓にある町。また、名水百選に選ばれている地下水「うちぬき」が有名で、工業都市としても栄えており、工業出荷額は四国内でトップクラス! そんな「西条市」に4万円の寄付をすると、「アサヒスーパードライ350ml缶」を72本(=合計2万5200ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6300mlのビールがもらえる計算だ。
「西条市」には、アサヒビールの四国工場があり、工場見学をすると、できたてのビールを無料で試飲することができる。ビール好きならば、一度は訪れたい場所だろう。
また、「西条市」は、この他にも、1万円の寄付で「アサヒスーパードライ鮮度缶350ml」を8本(=合計2800ml)もらえる特典も用意している。同特典は、鮮度にこだわった商品で、ビールを製造した日に発送するそうなので、とにかく新鮮な「スーパードライ」が味わいたい人は、「鮮度缶セット」を選んでもいいかもしれないぞ!
【同率4位】2万円の寄付でビール12000ml!
水揚高日本2位の港町の魅力は魚介だけにあらず!
「プレミアムヱビスビール」がもらえる「静岡県焼津市」!
同率4位は全部で3自治体。その中から、編集部おすすめの自治体を2つご紹介しよう。
まず紹介するのは、「静岡県焼津市」だ。
「焼津市」と言えば、カニやマグロなどで有名な、水揚高日本2位の港町。また、あまり知られていないが、「焼津市」には、酒類技術研究所やサッポロ技術アカデミーなどの研究開発機関が併設されている「サッポロビール静岡工場」もある。つまり、「焼津市」は、「サッポロビールの頭脳」とも言える場所なのだ。
そんな「焼津市」に2万円の寄付をすると、「サッポロビール静岡(焼津)工場生産・プレミアムヱビスビール500ml」を24本(=合計1万2000ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6000mlのビールがもらえる計算だ。
サッポロビールの「プレミアムヱビスビール」は、メーカーが製法や原料にこだわって作った高級感のあるビール、いわゆる「プレミアムビール」の先駆け的存在。日本では、ドライビールが主流ではあるが、特別な日の贅沢として、まろやかで深いコクが味わえる「プレミアムビール」も人気。「焼津市」に寄付をすれば、その贅沢なビールをたっぷり味わうことが可能だ!
この他にも、「焼津市」には、1万円の寄付で「麦とホップ」や「極ZERO」などの発泡酒を8400mlもらえる特典がある。とにかく量を優先したい人は、こちらを選んでもいいだろう。
【同率4位】1万4000円の寄付でビール8400ml!
「福岡の湘南」とも呼ばれる町で育てた大麦を使用した
「キリン一番搾り 福岡づくり」がもらえる「福岡県糸島市」!

最後に紹介するのは、「福岡県糸島市」だ。
「糸島市」に1万4000円の寄付をすると、「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造350ml」を24本(=合計8400ml)もらえる。つまり、寄付金額1万円あたり6000mlのビールがもらえる計算だ。
あまり聞きなれない地名かもしれないが、「糸島市」は、タウン情報誌「福岡ウォーカー2013年3月号」の「みんなの住みたい街ランキングin福岡」特集で、天神や薬院など、県内の有名地を抑えて、堂々の第1位に輝いた町。
「糸島市」は、「福岡の湘南」とも呼ばれている町で、サンセットロードと呼ばれる海岸線には、おしゃれなカフェやレストランが立ち並び、山のほうには、「白糸の滝」という名瀑がある。自然に囲まれながらもおしゃれ……そんな魅力が「糸島市」にはあるのだ。
「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造」は、「地元の誇りをおいしさに変えて」をスローガンに、「糸島市」で栽培されたビール大麦を使用して、キリンビール福岡工場で醸造している。まさに「地元の味」のビールだ。
また、「糸島市」は、ビール以外にも肉・果物・魚介など、さまざまな特典を用意している。ビールのおつまみも一緒に選んで、「糸島づくし」を味わってみるのもおすすめだ。
さて、今回紹介した自治体のランキングをまとめると、以下の通りだ。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2016年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2016年10月11日時点) |
|||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 茨城県守谷市 | ||||
・3万6000円⇒アサヒスーパードライ 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ」350ml×72本) ・3万6000円⇒人気ビール期間限定!3ケースセット 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」「アサヒスーパードライ」 「アサヒドライプレミアム豊醸」350ml×各24本) ・3万6000円⇒スーパードライ鮮度パックセット 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本、 「アサヒスーパードライ」350ml×48本) ・2万6000円⇒アサヒ人気ビール飲み比べセット 合計1万6800ml (「アサヒスーパードライ」「アサヒドライプレミアム豊醸」 350ml×各24本) ・1万4000円⇒アサヒスーパードライ鮮度パック 合計8400ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本) |
ほか、1万円で「ステーキとウインナー3点セット(ジャーマングリルステーキ120g、ゲルダーレンダー40g×3本、ドイツウインナー25g×4本)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】福祉施策の充実(地域福祉基金)/教育、文化活動及びスポーツ振興(教育文化振興基金)/自然環境の保全及び緑化の推進(緑化基金)/市民公益活動の促進(守谷市協働のまちづくり基金) | |||||
2 位 |
北海道上士幌町 | ||||
・1万円⇒バルーンフェスティバル応援セット ビール6300ml、合計7020ml (「サッポロクラシック」350ml×18本、 焼酎「豆ほろり」720ml) ・1万円⇒バルーンフェスティバル応援セット 合計4200ml+α (「サッポロクラシック」350ml×12本、 十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ95g×2缶) |
ほか、1万円で「十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ(十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ95g×6缶)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】上士幌町ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金/子育て(夢基金事業)/教育(夢基金事業)/観光/農林業/医療・介護・福祉/第三音更川橋梁補修事業 | |||||
3 位 |
愛媛県西条市 | ||||
・4万円⇒アサヒスーパードライ 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ」350ml×72本) ・3万円⇒アサヒスーパードライ 合計1万6800ml (「アサヒスーパードライ」350ml×48本) ・5万円⇒スーパードライ鮮度缶 合計2万5200ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×72本) ・2万円⇒スーパードライ鮮度缶 合計8400ml (「アサヒスーパードライ 鮮度缶」350ml×24本) |
ほか、1万円で「クリアアサヒ1ケース(クリアアサヒ350ml×24本)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】ふるさとの父、母サポート事業/ふるさとのこどもサポート事業/桜あふれる津山城整備事業/誇りある津山洋学発信事業など | |||||
4 位 |
静岡県焼津市 | ||||
・2万円⇒プレミアムヱビスビール 合計1万2000ml (「プレミアムヱビスビール」500ml×24本) ・2万円⇒サッポロ生ビール黒ラベル 合計1万2000ml (「サッポロ黒ビール」500ml×24本) ・2万円⇒新・琥珀エビス 合計1万2000ml (「新・琥珀ヱビス」500ml×24本) ・1万円⇒プレミアムヱビスビールセット 合計5100ml (「ヱビスプレミアムビール」500ml×6本、350ml×6本) |
ほか、1万円で「静岡県漁連 一本釣りかつお炭火焼(焼津産)セット(かつお炭火焼8個2.4kg、かつおたたきたれ10ml×10袋)」などがある![]() |
||||
【寄付金の使い道】焼津市の事業全般に活用/子育て支援事業、子どもの学習環境整備等に活用/観光、交流事業に活用/健康増進支援、先端医療機器整備等に活用 | |||||
4 位 |
福岡県糸島市 | ||||
・1万4000円⇒一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造 合計8400ml (「キリン一番搾り 福岡づくり」350ml×24本) ・2万8000円⇒一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造 合計1万6800ml (「キリン一番搾り 福岡づくり」350ml×48本) ・2万円⇒いとしまBEER★10本セット 合計3300ml (「いとしまBEER」330ml×10本) ・1万4000円⇒いとしまBEER★6本セット 合計1960ml (「いとしまBEER」330ml×6本) |
ほか、1万2千円で「一貴山豚アイスバインセット(一貴山豚アイスバイン、スモークソーセージ3本入×2個、ブラックペッパーソーセージ5本入、マスタード)」などがある | ||||
【寄付金の使い道】自然環境の保全/市民活動の推進/都市基盤整備又は産業の振興/子育て環境又は子どもの教育の充実/市民の健康づくり又は福祉の向上/文化財保護又は伝統文化の継承/九州大学との連携によるまちづくり事業/その他市長が特に必要と認めた事業(筑肥線新駅設置事業) | |||||
※以降のランキングはコチラ⇒お得な「ふるさと納税」ランキング~ビール編~特産品でもらえる「ビール」で得する自治体は? |
なお、この他にも、コストパフォーマンスが優れた自治体はもちろん、その土地でしか醸造していない「地ビール」を特典として用意している自治体も多数ある。気になる人は、第30位までのランキングをまとめた「お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~」も、ぜひチェックしていただきたい!
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上にのぼるため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)
2016年度ビールランキングで1位を獲得した
「茨城県守谷市」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!
2016年の「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で、見事激戦を制した「茨城県守谷市」。ザイ・オンライン編集部では、同市の「ふるさと納税」担当の財政課・石塚成美さんにインタビューを行なったぞ!
「守谷市」が「ふるさと納税」に取り組まれたのは、いつ頃からでしょうか?
「当市が『ふるさと納税』の特典を用意し始めたのは、今年の6月1日からです。市外に向けて当市の魅力をアピールし、特典を通じて『守谷市』という名前を知っていただけたらと思い、始めました。また、『守谷市』で作られた商品を市外の人たちに発信することで、地域の活性化につなげたいという思いもありました」
今年の6月に取り組みを始めたばかりにも関わらず、「ふるさと納税ランキング~ビール編~」で1位に輝くとは!「ふるさと納税」を開始して、何か反響はありましたか?
「非常にありがたいことに、常陸牛やビールを中心に、たくさんの注文をいただいています。事業者のみなさんからは『かなり忙しくなった』との嬉しい悲鳴があがっています。当初の予定では『1年で5000万円ほど集まればいいかな』と思っていたんですが、6月末時点で5000万円を超える目処が立ったので、その4倍の2億円に予算を修正しました。9月26日時点では、約9380万円の寄付、約2800件の申込みをいただいております」
4カ月弱で、約1億円もの寄付金が集まるとは、魅力的な特典のおかげですね!
「ここまで反響をいただけたのは、私たちの努力というよりは、事業者の方が頑張ってくれたおかげだと思っています。私たちは『ふるさと納税』の告知をして、事業者の方に向けた説明会を行なっただけ。こんなに豊富な特典を用意できたのは、事業者の方が、どんな品を出せるか、どんな組み合わせができるか、試行錯誤してくださったおかげです。例えば、『アサヒスーパードライ』の特典は、地元の酒屋さんやアサヒビールの方などが話し合いをして、これだけ大盤振る舞いできるようになったんです」
自治体、事業者、メーカーの連係プレーというわけですね! では最後に、今後の目標があれば教えて下さい!
「『ふるさと納税』は、地元の特産品を市外の人に知ってもらう良いきっかけになるので、まずは参加事業者を増やして、特典をさらに拡充していきたいと考えています。また、ネットを通じて、多くの人に特産品を届けられることがとわかったので、たとえ今後、『ふるさと納税』が下火になってしまったとしても、この経験は、ネット販売のノウハウとして役立てることができると思います。そうすれば、『ふるさと納税』に頼らずとも、『守谷市』を盛り上げることは可能なはず。欲を言うなら、『ふるさと納税』によって、当市に興味を持っていただき、実際に足を運んでいただいたり、住むことを検討したりしてもらえればいいな、と考えております。」
自治体からすれば、町に興味を持ってもらえるきっかけになり、納税者からすれば、お得に全国の特産品を味わえるのが「ふるさと納税」の良いところだ。
幸いにも、お米や牛肉などの他の特典に比べて、ビールは品切れになる可能性が低いため、まだまだ悩む時間はある。今回のランキングを参考にしつつ、どのくらいの量のビールをもらえるか、寄付金はどのように使われるかなどを考慮して、どこの自治体に寄付するか、じっくり吟味してほしい。
(取材・文/日下部貴士[A4studio])
【2015年度版】
全国の自治体が自慢の「ビール」を特産品に提供!
その土地ならではの珍しい「地ビール」も楽しめる!
飲食店や居酒屋ではもちろん、自宅でも晩酌用に「とりあえず、ビール」という人も多いだろう。実際、日本で消費される酒類の中で、「ビール」(と「発泡酒」)は不動の1位で、その割合は酒類消費量全体の約4割を占めるほどの人気だ。しかし、今では「発泡酒」や「第三のビール」なども普及し、ケース買いしても1缶(350ml)あたり200円以上する「ビール」は、庶民にとって“高嶺の花”となりつつある。
そこで活用したいのが「ふるさと納税」。というのも、「ふるさと納税」の特典として「ビール」を用意する自治体が増えており、その中にはコストパフォーマンスに優れた自治体が多数あるからだ。今回は「ビール」を特産品としてもらえる自治体の中で、1万円を寄付した際にもらえる「ビール」の量を徹底調査した結果をランキングにして発表していく。
その前に改めて「ふるさと納税」について説明しておこう。
「ふるさと納税」とは“納税”と銘打っているが、要するに各自治体への寄付制度。寄付した翌年に、寄付金控除の適用下限額である2000円を超える部分は、一定の上限まで所得税・個人住民税から全額が控除の対象となる。例えば控除の対象となる寄付金上限額が5万円の人の場合、適用下限額である2000円を引いた額、すなわち4万8000円が控除対象額となる。
さらに! 制度改正により2015年から控除額が約2倍にUP! つまり昨年までの控除額が3万円だった人なら、今年は6万円ほどを寄付しても、実質負担額は2000円で済むようになっている。
しかも! 昨年まではサラリーマンであっても、寄付金控除を受けるためには確定申告をする必要があったが、今年からは寄付先が年間5自治体までであれば確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」も創設されている。
要するに、控除対象額以内におさえれば実質負担額は2000円のままで、よりお得に、よりお手軽な仕組みになっているのである。「ふるさと納税」は利用しなければ損をする制度と言えるのだ!
そこで今回は、1万円の寄付に対してもらえる「ビール」の量を比較して、コストパフォーマンスが高い自治体のランキングを作成! 「ビール」を特産品として用意している全国の自治体の中でも、特にお得な自治体を紹介していこう!
【第1位】1万円以上の寄付で5550ml!
ヱビスビールが「350ml×13本」+「500ml×2本」!
サッポロビールの工場を有する「宮城県名取市」が2位以下を圧倒!

2位になんと1000ml以上(!)の大差をつけ、堂々の第1位に輝いたのは「宮城県名取市」。1万円以上の寄付でもらえるのは、麦芽100%のコクのある味わいでおなじみの「ヱビスビール」。350ml缶が13本と500ml缶が2本、合計5550mlの「地元名取生産 ヱビスビール」だ。
「ビール」を特産品にする自治体では「330ml瓶×6本(約2000ml)」程度が相場だが、その相場の2倍以上という圧倒的な量となっている。
「なぜ、名取市がこれだけの量のヱビスビールを特産品に?」と疑問に思う人がいるかもしれないが、その理由は「地元名取生産」という言葉からも分かるように、同市に「ヱビスビール」を生産するサッポロビールの仙台工場があるためだ。
仙台工場には「仙台ビール園」が併設され、ドイツの民家をイメージした建物のビヤレストランでは、できたての「黒ラベル」「ヱビスビール」などと、人気のジンギスカン、バーベキュー料理を味わうことができる。実はそれだけ「ビール」とつながりの深い自治体だからこそ、ここまで豪華な特典を用意できたというわけだ。
「名取市」では、水産加工品、農産物なども用意しているが、内容のお得さもあり、この『地元名取生産 ヱビスビール』が人気特産品ランキング1位となっている。記事の最後には「名取市」のふるさと納税担当者にインタビューも行っているので、詳しくはそちらをチェックしてほしい。
【第2位】1万円以上の寄付で4200ml!
全国第一号の老舗の地ビール「エチゴビールを
350ml×12本(4種類×3本ずつ)もらえる「新潟県新潟市」!

第2位となったのは新潟県の県庁所在地・「新潟市」の「エチゴビールセット」。量では第1位の「宮城県名取市」に及ばなかったものの、こちらも350ml缶×12本という太っ腹な内容だ。
「新潟市」の特産品としてもらえる「エチゴビール」は、全国の地ビールブームの先駆けとなった、日本の地ビールの第一号としても有名な「地ビール」のトップブランド。「ワールド・ビア・カップ銅賞」「ミレニアム・コンペティション金賞」など、世界的なコンテストで数多くの賞も受賞していて、2015年には製造元のエチゴビール株式会社が20周年を迎えるという歴史ある地ビールなのだ!
「新潟市」にはエチゴビール製造所があるのはもちろん、「古町クラフトビール館」など「エチゴビール」を提供するお店も数多くあり、観光客はもちろん、地元でも愛されている。そんな地ビールの名所だからこそ、「ふるさと納税」の特産品としても全国屈指のお得度になっているのだろう。
1万円の寄付でもらえる「エチゴビールセット」は、「地ビール誕生15周年記念商品」として開発された「プレミアムレッドエール」、米どころとしても有名な新潟産コシヒカリを使った「こしひかり越後ビール」などの4種×3本の詰め合わせ。元祖・地ビールを味わいたい人にはおすすめだ。
【同率3位】1万円以上の寄付で3960ml!
国際的なビール品評会で最高評価の金メダルを受賞した、
味もデザインもイケてる地ビールがもらえる「岡山県津山市」
第3位は同率で2つの自治体がランクイン。まずは、岡山県の北部に位置する「津山市」を紹介しよう。
「岡山県津山市」でもらえるのは、1万円以上の寄付で330ml(瓶)×12本、合計3960mlの「作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ」という地ビールだ。この「作州津山ビール」とは、創業が1680年代と、古い歴史を持つ地元の酒造会社「多胡本家酒造場」が製造する地ビール。国際ビール品評会「ワールド・ビア・チャンピオンシップ」で最高評価の金メダルを受賞するなど、その味は折り紙つきだ。
また、「作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ」という名前のとおり、ラベルには岡山の星空の美しさから「宇宙」をイメージして、「イツハ」は太陽系、「スタウト」は皆既日食、「メルク」はハレー彗星と満天の星空、「アルト」は金星というふうに、ビールの種類によって異なるイラストが描かれている。このイラストを手掛けたのは手塚治虫著『ブラックジャック』の単行本・文庫本のカバーイラストを手がけたことでも知られる著名なイラストレーター・西口司郎氏で、贈り物としても喜ばれそうだ。
創業300年を超える老舗の酒蔵会社が、岡山県の「清流三十七」にも選ばれた加茂川の名水を使用し、最高級のファインアロマホップで醸造した「作州津山ビール」は、1万円でもらえる量だけでなく、その味や見た目にも満足できるに違いない。
【同率3位】1万円以上の寄付で3960ml!
原料にこだわって、独特の「香り」と「コク」を実現した
3種類の地ビールを楽しめる「山口県萩市」
同率3位になったもう一つの自治体が「山口県萩市」。

1万円の寄付で「330ml瓶×12本(合計3960ml)」もらえるのは、地元の「山口萩ビール」が製造している「チョンマゲビール」の「アルト」「ウィート」「ペールエール」の3種類、各4本のセットだ。「チョンマゲビール」という名前の由来は、城下町として発展し、吉田松陰や高杉晋作など維新の“若き獅子”たちを輩出した萩市の歴史にちなんでいるそうだ。
この「チョンマゲビール」は、水・麦芽・ホップと酵母の4種類の原材料の品質にこだわり、そのこだわり抜いた4つの原材料だけで醸造。「キレ」や「飲みやすさ」を追求してきた従来の日本のビールとは異なり、「香り」と「コク」にこだわって独自の個性を追求しているのが特徴。フルーティな香りとコクのあるまろやかな味わい、細かくクリーミーな泡など、これまでの日本のビールとは一線を画す「チョンマゲビール」は、ビール好きこそ楽しめる「地ビール」と言えそうだ。
しかも、本場・ドイツ風の男性的で重厚な味わいの「アルト」、女性にも飲みやすいフルーティな「ウィート」、スタンダードなイングリッシュ・テイストの「ペールエール」と、味や風味が異なる3種類がセットになっているので、気分や料理によって楽しめるだろう。
【第5位】1万円以上の寄付で3600ml!
本格ドイツ製法で知られる有名ブランド「銀河高原ビール」が
300ml瓶×12本のセットでもらえる「岩手県西和賀町」

第5位にランクインしたのは、1万円を寄付すると「銀河高原ビールセット」(シルバーボトル、300ml瓶×12本)がもらえる「岩手県西和賀町" target="_blank">岩手県西和賀町」だ。
「岩手県西和賀町" target="_blank">西和賀町」は岩手県中西部に位置し、「特別豪雪地帯」に指定されているほどの全国有数の豪雪地帯で、「
岩手県西和賀町" target="_blank">西和賀町」にある「銀河高原ビール」の工場では、豪雪地帯ゆえに豊富な和賀岳の伏流水をくみ上げて使用している。
「岩手県西和賀町" target="_blank">西和賀町」の年間平均気温は9℃ほどだが、この環境はビールの本場・ドイツのミュンヘンによく似ているという。雑菌が生息しにくく、ビール醸造に適した地であったことから、1996年に「銀河高原ビール」の製造が始まったそうだ。
「銀河高原ビール」の特徴は、南ドイツ地方で造られている伝統的なビール「ヴァイツェン」をベンチマーク(基準)としている点。麦芽・ホップ・水のみを原料として使用し、麦芽はドイツ産麦芽100%、ホップもドイツ産、そして水は適度なミネラルを含む和賀岳の伏流水と、原料にもこだわって作られている。
そうして誕生した自然志向でフルーティな「銀河高原ビール」は、本格的なビール好きはもちろん、ビールが苦手だった女性層にも「飲みやすい」と人気。地ビールのブランドとしては全国区とも言える「銀河高原ビール」を「ふるさと納税」で楽しもう!
さて、改めて今回紹介した「2015年度版・お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~」をまとめると、以下のとおりとなる。
※ マークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
◆2015年度 「ふるさと納税」で「ビール」がもらえる自治体のお得度ランキング! (※2015年9月25日時点) |
|||||
順位 | お得な特産品の商品と量 | 備考 | |||
寄付金の使い道 | |||||
1位 | 宮城県名取市 | ||||
・1万円⇒地元名取生産 ヱビスビール(合計5550ml) (ヱビスビール、350ml缶×13本+500ml缶×2本) |
「地元名取生産 ヱビスビール限定セット」もあるが現在品切。ほか、1万円で「美田園復興米ササニシキ」(8kg)や3種の笹かまぼこの詰め合わせ(820g)などがある | ||||
【寄付金の使い道】地域福祉の充実/地域文化づくり/生活環境づくり/都市環境づくり/産業の振興/元気な都市づくりなど | |||||
2位 | 新潟県新潟市 | ||||
・1万円⇒エチゴビールセット(合計4200ml) (エチゴビール「プレミアムレッドエール」ほか3種の詰合せ。 350ml缶×各3本=合計12本) |
ほか、1万円で「キラキラコシヒカリ」(5kg)「越後姫(いちご)」(30粒)「笹だんご・笹ざくらセット」(笹だんご20個+笹ざくら10個)などがある | ||||
【寄付金の使い道】歴史・文化・スポーツ/福祉 ~健康でいきいきと暮らせるまちづくり~/子育て ~未来を担う子どもたちの育成~など | |||||
3位 | 岡山県津山市 | ||||
・1万円⇒作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ12本入り(合計3960ml) (作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ 「イツハ」「スタウト」「メルク「アルト」4種のセット。 330ml瓶×各3本=合計12本) |
ほか、1万円で「剣聖武蔵 大吟醸」(1.8L)「津山産特別栽培米『酵素米こしひかり愛』(5kg)『巨大胚芽米CoCoRo』(1kg)」など | ||||
【寄付金の使い道】ふるさとの父、母サポート事業/ふるさとのこどもサポート事業/桜あふれる津山城整備事業/誇りある津山洋学発信事業など | |||||
3位 | 山口県萩市 | ||||
・1万円⇒チョンマゲビール(合計3960ml) (チョンマゲビール「ウィート」「アルト」「ペールエール」 3種のセット。330ml瓶×各4本=合計12本) |
ほか、1万円では「コシヒカリ 以心伝心米」(2kg×3袋)や、「見蘭牛リブロース焼肉用」(350g)「江崎のサザエ」(2.5kg~3kg相当)などがある | ||||
【寄付金の使い道】博物館推進事/世界遺産登録推進事業/整備景観保全など | |||||
5位 | |
||||
・1万円⇒銀河高原ビールセット(合計3600ml) (銀河高原ビールシルバーボトル300ml瓶×12本) ・5000円⇒銀河高原ビール小麦のビールセット(合計1950ml) (銀河高原ビールシルバーボトル300ml瓶×3本 +銀河高原ビール小麦のビール350ml缶×3本) |
ほか、1万円で「西和賀産あきたこまち」(10kg)や、「西和賀発カシスジュースとジャムの詰め合わせ」(カシスミックスジュース、500mlなどを含む)などがある | ||||
【寄付金の使い道】力ある産業創造のための事業/若者定住のための事業/子育て支援のための事業/健康・生きがいづくり支援のための事業など | |||||
※第6位以降のランキングはコチラ!⇒お得な「ふるさと納税」ランキング~ビール編~特産品でもらえる「ビール」で得する自治体は? |
今回紹介した6つの自治体以外にもまだまだコストパフォーマンスがいい自治体があるので、公開中の6位以下のランキング記事もチェックしてほしい。
(上位の5つ以外の自治体を含むランキングも公開中!⇒お得な「ふるさと納税」ランキング~ビール編~特産品でもらえる「ビール」で得する自治体は?)
ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体は1500以上に上るため、今回の調査でもすべての自治体を調べきるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。
もし、この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認の上、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!
「お得な『ふるさと納税』ランキング~ビール編~」第1位の
宮城県名取市の「ふるさと納税」担当者を直撃!
今回の調査で、ほかの自治体に圧倒的な差をつけて1位となった「宮城県名取市」。同市が「ふるさと納税」の特産品を提供し始めたのは今年の6月1日からとのことだが、なぜ「ヱビスビール350ml缶×13本+500ml缶×2本=合計5550ml」という太っ腹な内容になったのか。名取市総務部財政課の「ふるさと納税」担当者にお話を伺った!
「『地元名取生産 ヱビスビール』につきましては、製造元のサッポロビール様が名取市に工場を持つ地元企業ということで、『感謝特典』の一つに選定しました。セットの内容については、最初に企業様から提案があり、その内容にこちらも同意することで決定いたしました」
市としては「ビールを特典としているほかの自治体よりお得な内容に!」という特別な意図はなかったそうだ。ただ、多くの自治体が生産量が限られた「地ビール」を特典とする中で、「名取市」には大手ビールメーカーの工場があったという点が、他の自治体を圧倒するお得な内容につながったと言えそうだ。
なお、同市の「ふるさと納税」特設サイトでは、『地元名取生産 ヱビスビール』が人気ランキングの1位となっている。どのくらいの数の申し込みがあったのだろうか。
「『地元名取生産 ヱビスビール』は7月末にホームページに情報を掲載し、8月末までにすでに1990件の申し込みをいただきました。この特典の効果なのか、特設サイトへのアクセスも目に見えて増えていますね」
ちなみに「名取市」では、同じく1万円の寄付で「ヱビス ロイヤル セレクション」「シルクエビス」「ヱビス プレミアムブラック」などを詰めあわせた「350ml缶×15本」の限定セットも用意していたが、こちらはすでに受付が終了。次回の入荷時期は未定となっている。これだけビールの特典に大きな反響があれば、自治体にとっても何らかのプラス効果があったのでは?
「『名取市でヱビスビールを作っているとは知らなかった』というメッセージもいただきましたし、特産品と名取市自体のPRに繋がっていると思います。名取市のサッポロビール様の工場には、ヱビスビールなどのサッポロ生ビールと、ジンギスカン、バーベキュー料理を楽しめる『仙台ビール園』も併設されていますので、『ふるさと納税』で興味を持っていただいた方が、実際に名取市を訪れてくれたらうれしいですね」
「名取市」に「ふるさと納税」をしてもらえる特典には、「日本一と称される閖上(ゆりあげ)赤貝の塩漬け」「日本一の赤貝とほやの瓶詰セット」などの海産物の特典も多数用意されているが、実は「名取市」の閖上地区は東日本大震災時に甚大な被害を受けた地域だ。
最大9メートルを超える津波により、海から1km以内の木造住宅はすべて流失したほか、最大で1万1000人以上が避難を余儀なくされ、半壊以上の建物が5000棟以上に及ぶという壊滅的な状況から、まだ十分に復興しているとは言い難い。
しかし、「ふるさと納税」を活用することで、「ヱビスビール」や海産物をもらいながら、名取市の震災復興を支援できるのだ。ぜひ、「名取市」の「ふるさと納税特設サイト」を訪問してほしい。
こちらのランキング(お得な「ふるさと納税」ランキング~ビール編~特産品でもらえる「ビール」で得する自治体は?)には、「ふるさと納税」の特典でビールがもらえるその他の自治体を掲載するので、そちらも参考にして震災復興、地方経済を支援しよう!
(取材・文/古澤誠一郎)
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年4月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
||||
0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
![]() |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
||||
◆三菱UFJカード |
||||
0.5~5.5% (※1) |
永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
- |
![]() |
【三菱UFJカードのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、セブン‐イレブンなどのコンビニのほか、オーケー、松屋、ピザハットオンライン、スシロー、くら寿司などでの利用分は還元率5.5%の高還元に!(※1)カード利用で貯まる「グローバルポイントは、スマートフォンアプリ「MUFGカードアプリ」を利用することで「Amazonギフトカード」「Apple Gift Card」「Google Play ギフトカード」などのギフトカードに“即時交換”できるのもメリット! また、2024年8月から年会費が“永年無料”になって、さらにお得なクレジットカードになった。 ※1「1ポイント=5円相当」の商品に交換した場合の還元率。還元率5.5%はセブン‐イレブンやローソンなどの対象店舗で利用した場合(AMEXブランドのみ一部加盟店が5.5%還元特典の対象外)。各社の利用金額は合算されず、各社単位の1カ月の利用金額合計1000円ごとにポイントを付与。なお、Apple PayはQUICPayでの利用が対象(Apple PayとQUICPayはMastercardまたはVisaのみ利用可能)。 |
||||
【関連記事】 ◆「オーケー」「オオゼキ」「東武ストア」などのスーパーでも5.5%還元になる「三菱UFJカード」は主婦にもおすすめ! コンビニや飲食店だけでなくスーパーでもお得! ◆「三菱UFJカード」の年会費が“永年無料”になり、最大5.5%還元の対象加盟店も大幅に追加! スシロー、くら寿司、オーケーなどでもお得にポイントが貯まる! |
||||
◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
||||
0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - |
![]() |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1300カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
||||
【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
||||
0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
![]() |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトで要確認。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
||||
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay |
![]() |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
![]() |
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」のお得な貯め方を解説!【2024年版】「楽天カード+楽天銀行+楽天証券」など、楽天市場のSPUでお得にポイントが貯まるサービスを活用しよう! |
||||