会社名(市場・コード) | アートグリーン |
市場・コード/業種 | 名証セントレックス・3419/卸売 |
上場日 | 12月18日 |
申込期間(BB期間) | 12月1日~12月7日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、東海東京証券、むさし証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
アートグリーンのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 11月27日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 12月1日~12月7日 | |||||
公開価格決定 | 12月8日 | |||||
購入申込期間 | 12月10日~12月15日 | |||||
払込日 | 12月17日 | |||||
上場日 | 12月18日 |
アートグリーンのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2015年12月8日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
6.1% | |||||
東海東京証券 | 3.5% | |||||
むさし証券 | 0.9% | |||||
エイチ・エス証券(主幹事証券) | 80.0% | |||||
岡三証券 | 2.6% | |||||
SMBCフレンド証券 | 1.7% | |||||
東洋証券 | 1.7% | |||||
日本アジア証券 | 1.7% | |||||
エース証券 | 0.9% | |||||
極東証券 | 0.9% |
アートグリーンのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 380~420円 | |||||
公募価格 | 420円 | |||||
初値 | 614円 | |||||
初値騰落率 | +46.19% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2015年11月13日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
360円~400円 [7.8倍~8.6倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
400円~800円 [8.6倍~17.3倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
アートグリーンの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 109万株(予定) | |||||
公開株式数 |
公募20万株 売出―株 (オーバーアロットメントによる売出3万株) |
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想定公開規模 | 8280万円~9200万円(OA含む) |
アートグリーンは、生花を手掛ける地方市場案件
種苗の輸入販売並びに生花の生産及び卸売を行っている。主要な生花市場において直接セリに参加できる買参権を所有するとともに、生花流通の様々な領域に進出してサービスを提供している。生花流通に関して一括対応でき、生産者・流通業者・小売業者の各方面にメリットをもたらす仕組みを構築している。
地方市場への単独上場のため一部ネット投資家の売買は制約されるが、6月上場のエコノス<3136>や8月上場のエスケーホーム<1431>の初値を見れば、地方市場のIPO案件に対する警戒感は和らいでいると考えられる。
公開規模については1億円未満となる見込み。公開規模の極めて小さい案件である。
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アートグリーンの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/10 | 1,105(―) | 40(―) | 28(―) | |||
2013/10 | 1,249(13.0%) | 45(11.8%) | 40(41.6%) | |||
2014/10 | 1,408(12.7%) | 47(2.6%) | 30(-24.4%) | |||
2015/10見 | 1,686(19.8%) | 58(24.6%) | 42(41.2%) | |||
2016/10予 | 1,812(7.4%) | 78(33.4%) | 50(17.7%) | |||
2015/7 3Q | 1,276(―%) | 57(―%) | 34(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:46.31円(上場時発行済株式数で試算)/-円 |
アートグリーンの業績コメント
2016年10月期の業績は、売上高が前期比7.4%増の18.1億円、経常利益が同33.4%増の0.7億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の花き業界では、5月の母の日用フラワーギフトは依然として需要が多く、定番の赤カーネーションを中心に堅調な推移だった。また、企業の環境問題への取り組みによる屋上緑化及び壁面緑化や、年度末から5月中旬にかけて集中する傾向にあるオフィスの移転やレイアウト変更に伴い、オフィス内に観葉植物を多く導入する企業も増えてきている。
このような事業環境のなか、同社のフラワービジネス支援事業は、既存取引先への販売強化として、新たに上場企業、大手企業の関連会社各社向けオリジナルのフラワーギフトカタログを作成し、グループ企業からの注文量を増加させる営業強化に注力した。また、新規顧客開拓やブライダル関連企業へむけた取り組みも強化した。
ナーセリー支援事業では、台湾の提携農場と国内の取引先農家の連携(コミュニケーション)強化に注力したことで、胡蝶蘭苗の安定した品質と供給量を確保することができた。また、農園事業については、引き続き経営支援と継続的な生産指導を強化しつつ、胡蝶蘭生産能率の向上や、市場動向に合わせた出荷体制の整備に努めた。
アートグリーンの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都港区海岸一丁目14番24号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 田中 豊(昭和41年1月21日生) | |||||
設立 | 平成3年12月12日 | |||||
資本金 | 9467万円(平成27年10月31日現在) | |||||
従業員数 | 45人(平成27年10月31日現在) | |||||
事業内容 | 種苗の輸入販売並びに生花の生産及び卸売 |
■売上高構成比率(2014/10期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
フラワービジネス支援事業 | 932 百万円 | 66.2% | ||||
ナーセリー支援事業 | 325 百万円 | 23.1% | ||||
フューネラル事業 | 151 百万円 | 10.7% | ||||
合計 | 1,408 百万円 | 100.0% |
■大株主上位6位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 田中豊 | 71万6000株 | 75.21% | |||
2 | 根本和典 | 8万4000株 | 8.82% | |||
3 | 株式会社i879 | 4万8000株 | 5.04% | |||
4 | 芝田新一郎 | 2万株 | 2.10% | |||
5 | 堀威夫 | 1万8000株 | 1.89% | |||
6 | 伊藤正之 | 4000株 | 0.42% | |||
合計 | 89万株 | 93.48% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 受注処理の自動化及び顧客情報の細目管理による業務全般の効率化を目的としたシステム投資や会計システム投資、および自社製品(胡蝶蘭)生産育成のための運転資金、事業拡大よる増加運転資金に充当する予定。 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | - | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
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アートグリーンの銘柄紹介
同社は胡蝶蘭を中心とした生花の卸売業を主な業務としている。主要な生花市場において直接セリに参加できる買参権を有するとともに、生花流通の様々な領域に進出し、利便性の高いサービスを提供している。生花流通に関して一括対応でき、生産者・流通業者・小売業者の各方面にメリットをもたらす仕組みを構築している。
(1)フラワービジネス支援事業
フラワービジネス支援事業では、以下の3つの事業を行っている。
(1A)上場企業、大手企業の関連会社において企業グループ内の慶弔関連の生花発注を取り扱う事業部門を設け、同社がその受注品の仕入から配送までのすべての業務を代行する事業。
(1B)一般生花小売店や百貨店に対して、主に贈答用の胡蝶蘭、観葉鉢物、花束、アレンジメントフラワーなどの生花全般の仕入から配送までの業務を代行する事業。
(1C)ブライダルサービス会社の生花装飾を引き受ける事業。
(2)ナーセリー支援事業
ナーセリー支援事業は、胡蝶蘭生産農家へ胡蝶蘭の種苗を販売する事業である。台湾農場より輸入した胡蝶蘭の種苗を、国内生産農家へ販売している。
また、種苗販売の一環としてアグリカルチャービジネスの支援を行っている。余剰土地の活用や事業の多様化を目的として、農業関連ビジネスに参入した大手企業はノウハウがないため、このような企業に対して同社は生産品目の選定・生産指導・販売戦略等のアグリカルチャービジネス支援を行っている。
花き生産事業において種苗の仕入れから販売までのプロセスをサポートしている。特に、胡蝶蘭については、台湾、日本の農家とのリレーションを持っていることで効率的な生産プロセスを提案している。
さらに、ナーセリー支援事業では、胡蝶蘭生産農家と提携し、胡蝶蘭の自社生産を行い、市場へ出荷する農園事業を行っている。台湾の農場から仕入れた胡蝶蘭種苗を生産農家へ販売する事業だけではなく、自社として胡蝶蘭を育成、生産している。
(3)フューネラル事業
フューネラル事業は、主に会館葬を取り扱う葬祭事業者の下請生花業者、または葬祭業者直営の生花店へ菊などの切花を販売する事業である。
葬送時には一般的に葬祭業者を利用するため、葬祭業界は安定した収益をあげてきているが、近年は異業種からの参入も多く見られ、インターネットによる見積りなど、葬儀費用の透明性が上ったことで、以前よりも高い利益を上げにくい状況になりつつあり、葬祭業者は切花の在庫を持たない傾向にある。
そうしたなか、同社は全国の切花生産者や全国複数の市場から得た切花の生産状況や卸売市況の情報を基に、その時々の品質と価格をマッチングさせ、直接市場で仕入れられない葬祭業者に対して、小ロットでの切花を販売している。
また、市場でのセリが終わった後などの突発的な需要に対応するため東京本社に切花を保管し、葬祭業者の時間指定の配達にも対応して、葬祭業者の仕入担当者の利便性を図っている。
アートグリーンの投資のポイント
地方市場への単独上場のため一部ネット投資家の売買は制約されるが、6月に札証アンビシャスへ上場したエコノス<3136>が公開価格の2.2倍となる初値を付け、8月に福証Q-Boardへ上場したエスケーホーム<1431>も公開価格を13.8%上回る初値となるなど、地方市場のIPO案件に対する警戒感は和らいでいる。
なお、エコノスに見られるように、公開規模の極めて小さい案件では小額の買いで初値が飛びやすい。ただ、12月第3週はIPOラッシュの最中であり、かつ12/18は3社同日上場となるため、人気集中の可能性は低いだろう。
同社は、胡蝶蘭を中心とした生花の卸売業を主な業務としており、フラワービジネス支援事業、ナーセリー支援事業、フューネラル事業の3事業を展開している。主要な生花市場において直接セリに参加できる買参権を所有するとともに、生花流通の様々な領域に進出してサービスを提供している。生花流通に関して一括対応でき、生産者・流通業者・小売業者の各方面にメリットをもたらす仕組みを構築している。
業績面について、2016年10月期は売上高が前期比7.4%増の18.1億円、経常利益が同33.4%増の0.7億円と増収増益の見通しとなっている。収益規模は小さいが、拡大トレンドが続いている。想定仮条件水準の今期予想PERは8倍前後で、流動性の低さをディスカウント要因として考慮する必要があるものの、類似企業と比較して割安感がある。
公開規模については1億円未満となる見込み。田中社長が発行済株式の約8割を保有しており、ベンチャーキャピタル保有株はない。
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |