会社名 | 中本パックス |
市場・コード/業種 | 東証二部・7811/その他製品 |
上場日 | 3月3日 |
申込期間(BB期間) | 2月16日~2月22日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、カブドットコム証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
中本パックスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月15日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 2月16日~2月22日 | |||||
公開価格決定 | 2月23日 | |||||
購入申込期間 | 2月24日~2月29日 | |||||
払込日 | 3月2日 | |||||
上場日 | 3月3日 |
中本パックスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年2月21日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
0.9% | |||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
0.9% | |||||
カブドットコム証券 [最短翌日に口座開設可能] |
―% | |||||
野村證券(主幹事証券) | 89.1% | |||||
みずほ証券 | 6.1% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1.7% | |||||
エース証券 | 0.4% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.4% | |||||
髙木証券 | 0.4% |
中本パックスのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1440~1470円 | |||||
公募価格 | 1470円 | |||||
初値 | 1480円 | |||||
初値騰落率 | +0.68% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1000~2000円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
中本パックスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 391万8560株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募55万株 売出57万800株 (オーバーアロットメントによる売出16万8100株) |
|||||
想定公開規模 | 17.3億円~18.6億円(OA含む) |
印刷品を手掛ける東証2部案件
グラビア印刷加工、ドライラミネート加工、コーティング加工及び成型加工による製造販売を手掛ける。同社が手掛けたシート、フィルム等の印刷品は、主力の食品関連では容器やトレー等として用いられている。また、IT・工業材関連ではパソコン及びモバイル機器等向けや自動車内装部材に、その他医療・医薬関連、建材関連、生活資材関連に幅広く展開している。
初値パフォーマンスが伸び悩む傾向にある東証2部上場案件で、IPO人気の高まる事業内容とも言いづらい。また、今期の減収・経常減益見通しから目先の業績期待は高まりにくく、公開規模も軽量感に乏しい。
公開規模については20億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル株主は確認されない。同日上場の企業もないが、バリューゴルフ<3931>が初日値付かずとなった場合は初値買い資金を分け合う形となる。
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SMBC日興証券 | ||||||
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カブドットコム証券 | ||||||
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中本パックスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/2 | 23,128(―) | 1,102(―) | 449(―) | |||
2013/2 | 22,675(-2.0%) | 889(-19.3%) | 458(1.9%) | |||
2014/2 | 25,504(12.5%) | 1,241(39.5%) | 747(63.1%) | |||
2015/2 | 25,519(0.1%) | 1,283(3.4%) | 669(-10.5%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2014/2 | 30,483(―) | 1,253(―) | 738(―) | |||
2015/2 | 31,379(2.9%) | 1,165(-7.0%) | 596(-19.2%) | |||
2016/2予 | 30,300(-3.4%) | 1,120(-3.9%) | 675(13.1%) | |||
2015/11 3Q | 23,050(―%) | 975(―%) | 590(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:172.26円(上場時発行済株式数で試算)/62.50円 |
中本パックスの業績コメント
2016年2月期の業績は、売上高が前期比3.4%減の303.0億円、経常利益が同3.9%減の11.2億円と減収減益の見通しとなっている。
足元のパッケージング業界は、国内市場の成熟化、同業者間での競争激化、品質に関する要求増加など依然として厳しい状況にある。
このような環境のもと、同社の食品関連事業では天候不順の影響で農作物関連が減少したものの、コンビニエンスストア関連が順調に推移した。IT・工業材関連ではスマートフォン、タブレット等の情報機器関連は減少したものの、自動車用リチウムイオン電池の委託加工、自動車内装材の部材が順調に推移した。
医療・医薬関連では市販薬関連の印刷加工が減少し、湿布用セパレーターの印刷加工も一部の取引が終了したが、一方で新規受注を獲得した。建材関連では福島復興における需要は落ち着いてきたが、公団住宅向け壁紙の新規受注もあった。ただ、売上高の減少に伴い工場稼働率が低下した。生活資材関連では競合他社との価格競争により販売数量が伸びなかったが、布団圧縮袋及び衣類圧縮袋の販売価格見直し(値上げ)を行い利益率は改善した。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高230.5億円で76.0%、経常利益9.7億円で87.0%となっている。
中本パックスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 大阪市天王寺区空堀町2番8号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 中本 髙志(昭和23年9月13日生) | |||||
設立 | 昭和63年12月21日 | |||||
資本金 | 5億6925万円(平成28年1月28日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社489人 連結会社852人(平成27年12月31日現在) | |||||
事業内容 | グラビア印刷加工、ドライラミネート加工、コーティング加工及び成型加工による製造販売 |
■売上高構成比率(2015/2期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
食品関連 | 20,391 百万円 | 65.0% | ||||
IT・工業材関連 | 4,250 百万円 | 13.5% | ||||
医療・医薬関連 | 1,248 百万円 | 4.0% | ||||
建材関連 | 712 百万円 | 2.3% | ||||
生活資材関連 | 3,692 百万円 | 11.8% | ||||
その他 | 1,083 百万円 | 3.4% | ||||
合計 | 31,379 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 中本髙志 | 64万5234株 | 19.15% | |||
2 | 中本パックス従業員持株会 | 32万5962株 | 9.68% | |||
3 | 株式会社中本 | 31万6856株 | 9.41% | |||
4 | 河田優子 | 30万6820株 | 9.11% | |||
5 | 松下美樹 | 29万4220株 | 8.73% | |||
6 | 染谷真沙美 | 29万3960株 | 8.73% | |||
7 | 道上啓子 | 6万3386株 | 1.88% | |||
8 | 桝谷公子 | 5万9384株 | 1.76% | |||
9 | 向井忠行 | 5万200株 | 1.49% | |||
10 | 松田常義 | 4万3620株 | 1.29% | |||
合計 | 239万9642株 | 71.23% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 設備投資資金に充当する予定 | |||||
関係会社 | (株)アール (連結子会社)日用品雑貨の販売等 (株)中本印書館 (連結子会社) 印刷加工 (株)サンタック (連結子会社) 印刷加工等 エヌアイパックス(株) (連結子会社) 成型加工 エヌ・ピー・ジー・ジャパン(株) (連結子会社) 持株会社 ほか、連結子会社6社 |
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VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
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中本パックスの銘柄紹介
同社グループは、同社、連結子会社11社(国内7社、海外4社)及び持分法適用関連会社1社により構成され、印刷加工(グラビア印刷)、ラミネート加工(ドライラミネート)、コーティング加工及び成型加工による製品の販売を主な事業としている。
●印刷加工の種類
・グラビア印刷
凹版印刷(印刷しようとする文字や模様などの部分が凸版印刷と反対に窪んでいる版面を使う印刷)で、微細な濃淡が表現できる。
・ラミネート加工(ドライラミネート)
包装材料の強化及び機能付加を目的として、接着剤により多層複合化すること。
・コーティング加工
素材表面を樹脂等の薄い皮膜で覆い、素材を保護したり、機能性を持たせること。
・成型加工
プラスチックシートに熱を加え、形を変えること(食品用容器、トレー、蓋等)
●用途及び主要製品
A.食品関連
A1.乳製品関連:シュリンクフィルム、蓋材、台紙、袋等
A2.コンビニエンスストア関連:弁当・おでん容器用フィルム及び成型用シート(容器・トレー用等)、おにぎり用フィルム
A3.水産、加工食品関連:もずく・牡蠣用ラミネートシート、豆腐・油揚げ用フィルム等
A4.その他:菓子用フィルム・容器、ラベル、副資材等
B.IT・工業材関連
B1.モバイル機器関連:遮光フィルム等
B2.二次電池(リチウムイオン電池)関連:コーティング加工等
B3.自動車関連:天井・内装の部材等
B4.半導体関連:導電シート、カバーテープ等
B5.その他:電線被覆フィルム、電子部品緩衝フィルム等
C.医療・医薬関連
C1.湿布関連:外装袋印刷等
C2.市販薬関連:個包装フィルム印刷等
C3.病院関連:介護用消臭袋、点滴薬外装フィルム印刷等
D.建材関連
D1.住宅関連:内装壁紙印刷品、ふすま紙印刷品等
D2.家具関連:化粧板紙印刷品、システムキッチン用フィルム印刷品等
D3.その他:浴室床材、店舗什器用印刷品等
E.生活資材関連
E1.圧縮袋関連:布団用、衣類用、除染用等
E2.Nコート関連:自動販売機ラベル用、販促ポップ用等
E3.その他:使い捨てカイロ不織布印刷、結露防止フィルム等
F.その他
F1.リサイクルペレット(ポリスチレン、ポリプロピレン)
F2.グラビア印刷機・ドライラミネーター機等(自社特許技術搭載)
中本パックスの投資のポイント
初値パフォーマンスが伸び悩む傾向にある東証2部上場案件であるうえ、IPO人気の高まる事業内容とも言いづらい。昨年は9社が東証2部に上場したが、公開価格に対する初値騰落率は平均+18.7%にとどまった。しかも12月上場のランドコンピュータ<3924>が+103.4%高と1社で大きく押し上げており、これを除けば平均は+8.1%に低下する。また、今期の減収・経常減益見通しから目先の業績期待は高まりにくく、公開規模も軽量感に乏しい。
同社は、印刷加工(グラビア印刷)、ラミネート加工(ドライラミネート)、コーティング加工及び成型加工による製品の販売を行っている。同社が手掛けたシート、フィルム等の印刷品は、主力の食品関連では容器やトレー、包装資材として用いられている。
また、IT・工業材関連ではパソコン及びモバイル機器等向けや自動車内装部材に、その他医療・医薬関連、建材関連、生活資材関連に幅広く展開している。「環境対応」「衛生管理」に配慮した独自製品・技術の開発にも取り組んでいる。
業績面について、2016年2月期は売上高が前期比3.4%減の303.0億円、経常利益が同3.9%減の11.2億円と減収減益の見通しとなっている。なお、純利益については、固定資産売却益の計上などもあり、同13.1%増となる見込み。類似企業のバリュエーションはまちまちだが、同社の想定仮条件水準の今期予想PERは8倍前後で特段割高感はない。
公開規模については20億円弱となる見込みで、東証2部上場案件としては中程度に位置付けられる。株主構成では少数株主がやや多い印象だが、ベンチャーキャピタル株主は確認されない。また、同日上場となる企業もないが、3/2上場のバリューゴルフ<3931>が初日値付かずとなった場合は初値買い資金を分け合う形となる。
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SMBC日興証券 | ||||||
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |