IPO株の銘柄分析&予想

「昭栄薬品」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の基礎化学品を扱う商社との比較や予想まで解説![2016年4月7日 情報更新]

2016年2月12日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 昭栄薬品
市場・コード/業種
会社名 昭栄薬品
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・3537/卸売業
上場日 3月16日
申込期間(BB期間) 3月1日~3月7日
おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

昭栄薬品のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月1日~3月7日
公開価格決定 3月8日
購入申込期間 3月9日~3月14日
払込日 3月15日
上場日 3月16日

昭栄薬品のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年3月1日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券) 93.9
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SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
2.6
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
0.9
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カブドットコム証券
[最短翌日に口座開設可能]
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.6  

昭栄薬品のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1330~1350円
公募価格 1350円
初値 2001円
初値騰落率 +48.22%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
■レンジ予想(2016年3月2日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]

倍~倍]
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
1400~2500
倍~倍]
※期間は上場後1年を想定。

昭栄薬品の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時)  114万8035株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出10万株
(オーバーアロットメントによる売出4万5000株)
想定公開規模 4.2億円~4.9億円(OA含む)

昭栄薬品は油脂化学品等を扱う専門商社

 天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業を展開する。「化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデル」を構築している点が特徴で、花王<4452>が主な仕入先となっている。

 化学品を取り扱う老舗企業ということでIPOとしては人気が高まりづらい。業績面でも成長企業との評価は受けにくいだろう。ただ、公開規模が小さいため、軽量感を重視する投資家から一定の関心を集めるとみられる。

 公開規模については5億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あるが、警戒する向きは限定的だろう。3/16は同時上場の企業がなく下値不安は乏しい。

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昭栄薬品の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 18,114(―) 250(―) 137(―)
2013/3 17,929(-1.0%) 302(20.9%) ▲ 245(
2014/3 20,123(12.2%) 311(2.7%) 107(
2015/3 17,330(-13.9%) 316(1.6%) 216(101.8%)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/3 20,805(―) 341(―) 130(―)
2015/3 17,897(-14.0%) 325(-4.6%) 219(68.4%)
2016/3予 18,621(4.0%) 327(0.3%) 791(261.1%)
2015/12 3Q 13,875(―%) 272(―%) 192(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:689.00円(上場時発行済株式数で試算)/40.00円

昭栄薬品の業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比4.0%増の186.2億円、経常利益が同0.3%増の3.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の化学品事業においては、販売先の生産活動が概ね堅調に推移し、国内では高級アルコール及び界面活性剤の販売が増加した。また、脂肪酸の販売が堅調に推移し、国内及び海外の販売先における同社グループ取扱商品の新規採用が順調に進んだ。

 日用品事業においては、円安による原価の上昇で一部商品が廃番となる等の販売の減少要因があった一方で、洗濯槽洗剤をはじめとする既存商品の販売は堅調に推移し、また機能性インソール等の新商品の導入及び既存商品のリニューアルが順調に進んだ。

 土木建設資材事業においては、同事業の取扱商品とかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事及び環境改善工事ともに工事案件が少ない中、環境関連薬剤は比較的規模の大きい環境改善工事への納入があった一方で、地盤改良工事及びコンクリート補修補強工事に使用される材料・添加剤等の販売は低調に推移した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高138.7億円で74.5%、経常利益2.7億円で83.2%となっている。

昭栄薬品の詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市中央区安土町1丁目5番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 藤原 佐一郎(昭和34年5月6日生)
設立 昭和35年3月17日
資本金 9602万円(平成28年2月12日現在)
従業員数 新規上場会社56人 連結会社70人(平成28年1月31日現在)
事業内容 天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業
■売上高構成比率(2015/3期 実績)
品目 金額 比率
化学品事業 15,937 百万円 89.1%
日用品事業 896 百万円 5.0%
土木建設資材事業 1,063 百万円 5.9%
合計 17,897 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 鐵野 磨輝男 25万2735 26.66%
2 昭栄薬品社員持株会 17万395 17.97%
3 大阪中小企業投資育成株式会社 12万2500 12.92%
4 雨森 肇 3万7205 3.92%
5 西巻 俊樹 3万5025 3.69%
6 内野 佐斗司 3万2060 3.38%
7 小林 節夫 3万 3.16%
8 山口 宏 2万8500 3.01%
9 三嶋 昭生 2万6890 2.84%
10 岩井 伸太郎 2万4000株 2.53%
合計   75万9310 80.08%
■その他情報
手取金の使途 設備投資資金に充当し、残額は借入金返済資金に充当する予定。
関係会社 昭栄祥(上海)貿易有限公司(連結子会社)化学品事業
SHOEI TRADING(THAILAND)CO.,LTD. (連結子会社)化学品事業
VC売却可能分(推定) -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2010年12月15日
割当先 昭栄薬品社員持株会
発行価格 200円 ※株式分割を考慮済
◆「昭栄薬品」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
大和証券
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SBI証券
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カブドットコム証券
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昭栄薬品の銘柄紹介

 同社グループは、同社及び子会社2社で構成。天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする(1)化学品事業を展開するほか、家庭用洗剤等を取り扱う(2)日用品事業、及び地盤改良やコンクリートの補修補強材料等を取り扱う(3)土木建設資材事業も手掛ける。

(1)化学品事業

 脂肪酸、脂肪アミン、脂肪アルコール及びグリセリン等のオレオケミカルを界面活性剤等の原材料として油脂メーカーから仕入れ、界面活性剤等の中間製品(1次製品、2次製品等)メーカー等に販売し、これらの中間製品メーカーが生産した界面活性剤等の化学品を、家庭用として石鹸、洗剤、シャンプー、リンス及び化粧品等の最終製品メーカーに、工業用として繊維、紙・パルプ、医薬、食品、洗浄剤、プラスティック及び塗料等の最終製品メーカーに販売する。化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデルを構築している点に特徴がある。

 取扱商品は、前述のオレオケミカル及びこれらを原材料とする界面活性剤のほか、界面活性剤等の原材料としてPEG、EO誘導体、PO誘導体等の石油化学品、その他の化学品として合成樹脂、溶剤・鉱油、無機化学品、顔料及び香料等を、自動車部品、家電、電子部品、日用品、FRP製品関連メーカー等に販売している。

 創業当初からの事業である同事業では、花王株式会社を主要な仕入先として事業活動を行っている。

(2)日用品事業

 化学品事業における界面活性剤に関する専門性を活用して、家庭用洗剤及び業務用洗浄剤等の商品を得意先とともに企画し、外部に生産を委託する等して、相手先ブランド(OEM)で商品を販売している。大手企業が主に高い洗浄機能に重点を置いた商品開発を行っているのに対し、同社グループは「安心・安全」をテーマにしたニッチな商品企画を得意としており、また化学品事業において日用品の原材料となる多種多様な化学品メーカーとの取引があることから、最適な原材料の調達及び生産委託先の選定を効率的かつ機動的に行うことが可能となっている。

(3)土木建設資材事業

 化学品事業における界面活性剤に関する専門性を活用し、グラウト(薬液注入)工法等の地盤改良、及びコンクリート補修補強工法に使用する材料・添加剤、並びに汚染土壌改良の環境改善薬剤等を取り扱う。個別の工事の目的に応じた工法に関する情報提供を含め、工事の現場環境に応じた適切な商品を提案する販売活動を行うほか、土木建設資材メーカーに対して原材料となる化学品の販売を行っている。

 多くの同業他社が成型品資材を取扱商品の中心としているのに対して、同社は土木建設関連の化学品(薬剤)を主たる取扱商品としている点に特徴があり、環境負荷に対する社会的関心の高まりを背景に環境影響に配慮した薬剤提案を強みとして、ゼネコン等が進める新工法開発の原材料に関する技術サポート等を通して共同で特許権を取得し、また特許実施契約を締結する等して、これら特定の工法に対する原材料の販売に優位性がある。

昭栄薬品の投資のポイント

 化学品を取り扱う老舗企業ということでIPOとしては人気が高まりづらい。業績面でも成長企業との評価は受けにくいだろう。ただ、公開規模が小さいため、軽量感を重視する投資家から一定の関心を集めるとみられる。2015年にジャスダックへ上場した10社の公開価格に対する初値上昇率は平均+138.2%で、比較的伸び悩んだ案件でもシンデン・ハイテックス<3131>が+12.2%、エスエルディー<3223>が15.3%、三機サービス<6044>が+37.1%を確保している。

 同社は、天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業を中心に、日用品事業、土木建設資材事業を展開している。売上高の約89%(前期実績)を占める化学品事業では、オレオケミカル及びこれらを原材料とする界面活性剤等を、自動車部品、家電、電子部品、日用品、FRP製品関連メーカー等に販売している。「化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデル」を構築している点が特徴で、花王<4452>が主な仕入先となっている。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比4.0%増の186.2億円、経常利益が同0.3%増の3.2億円と増収増益の見通しとなっている。なお、旧大阪工場の土地売却に係る固定資産売却益等8.2億円を特別利益に計上することから、純利益は同261.1%増の7.9億円を見込んでいる。この影響で、想定仮条件水準の今期予想PERは2倍前後となっている。

 公開規模については5億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が売出しに伴う放出株控除後で102,500株(上場時発行済株数の8.9%)あるが、ロックアップ(90日間、公開価格の1.5倍高以上で解除)もかかっており警戒する向きは限定的だろう。3月のIPOラッシュに向かい、投資家の銘柄選別色が強まっていくとみられるが、3/16は同時上場の企業がなく下値不安は乏しい。

◆「昭栄薬品」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

JASDAQスタンダード・3537/卸売業 上場日 3月16日 申込期間(BB期間) 3月1日~3月7日 おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券 フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

昭栄薬品のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月1日~3月7日
公開価格決定 3月8日
購入申込期間 3月9日~3月14日
払込日 3月15日
上場日 3月16日

昭栄薬品のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年3月1日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券) 93.9
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SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
2.6
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
0.9
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[最短翌日に口座開設可能]
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.6  

昭栄薬品のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1330~1350円
公募価格 1350円
初値 2001円
初値騰落率 +48.22%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
■レンジ予想(2016年3月2日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]

倍~倍]
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
1400~2500
倍~倍]
※期間は上場後1年を想定。

昭栄薬品の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時)  114万8035株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出10万株
(オーバーアロットメントによる売出4万5000株)
想定公開規模 4.2億円~4.9億円(OA含む)

昭栄薬品は油脂化学品等を扱う専門商社

 天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業を展開する。「化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデル」を構築している点が特徴で、花王<4452>が主な仕入先となっている。

 化学品を取り扱う老舗企業ということでIPOとしては人気が高まりづらい。業績面でも成長企業との評価は受けにくいだろう。ただ、公開規模が小さいため、軽量感を重視する投資家から一定の関心を集めるとみられる。

 公開規模については5億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あるが、警戒する向きは限定的だろう。3/16は同時上場の企業がなく下値不安は乏しい。

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昭栄薬品の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 18,114(―) 250(―) 137(―)
2013/3 17,929(-1.0%) 302(20.9%) ▲ 245(
2014/3 20,123(12.2%) 311(2.7%) 107(
2015/3 17,330(-13.9%) 316(1.6%) 216(101.8%)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/3 20,805(―) 341(―) 130(―)
2015/3 17,897(-14.0%) 325(-4.6%) 219(68.4%)
2016/3予 18,621(4.0%) 327(0.3%) 791(261.1%)
2015/12 3Q 13,875(―%) 272(―%) 192(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:689.00円(上場時発行済株式数で試算)/40.00円

昭栄薬品の業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比4.0%増の186.2億円、経常利益が同0.3%増の3.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の化学品事業においては、販売先の生産活動が概ね堅調に推移し、国内では高級アルコール及び界面活性剤の販売が増加した。また、脂肪酸の販売が堅調に推移し、国内及び海外の販売先における同社グループ取扱商品の新規採用が順調に進んだ。

 日用品事業においては、円安による原価の上昇で一部商品が廃番となる等の販売の減少要因があった一方で、洗濯槽洗剤をはじめとする既存商品の販売は堅調に推移し、また機能性インソール等の新商品の導入及び既存商品のリニューアルが順調に進んだ。

 土木建設資材事業においては、同事業の取扱商品とかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事及び環境改善工事ともに工事案件が少ない中、環境関連薬剤は比較的規模の大きい環境改善工事への納入があった一方で、地盤改良工事及びコンクリート補修補強工事に使用される材料・添加剤等の販売は低調に推移した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高138.7億円で74.5%、経常利益2.7億円で83.2%となっている。

昭栄薬品の詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市中央区安土町1丁目5番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 藤原 佐一郎(昭和34年5月6日生)
設立 昭和35年3月17日
資本金 9602万円(平成28年2月12日現在)
従業員数 新規上場会社56人 連結会社70人(平成28年1月31日現在)
事業内容 天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業
■売上高構成比率(2015/3期 実績)
品目 金額 比率
化学品事業 15,937 百万円 89.1%
日用品事業 896 百万円 5.0%
土木建設資材事業 1,063 百万円 5.9%
合計 17,897 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 鐵野 磨輝男 25万2735 26.66%
2 昭栄薬品社員持株会 17万395 17.97%
3 大阪中小企業投資育成株式会社 12万2500 12.92%
4 雨森 肇 3万7205 3.92%
5 西巻 俊樹 3万5025 3.69%
6 内野 佐斗司 3万2060 3.38%
7 小林 節夫 3万 3.16%
8 山口 宏 2万8500 3.01%
9 三嶋 昭生 2万6890 2.84%
10 岩井 伸太郎 2万4000株 2.53%
合計   75万9310 80.08%
■その他情報
手取金の使途 設備投資資金に充当し、残額は借入金返済資金に充当する予定。
関係会社 昭栄祥(上海)貿易有限公司(連結子会社)化学品事業
SHOEI TRADING(THAILAND)CO.,LTD. (連結子会社)化学品事業
VC売却可能分(推定) -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2010年12月15日
割当先 昭栄薬品社員持株会
発行価格 200円 ※株式分割を考慮済
◆「昭栄薬品」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆
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昭栄薬品の銘柄紹介

 同社グループは、同社及び子会社2社で構成。天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする(1)化学品事業を展開するほか、家庭用洗剤等を取り扱う(2)日用品事業、及び地盤改良やコンクリートの補修補強材料等を取り扱う(3)土木建設資材事業も手掛ける。

(1)化学品事業

 脂肪酸、脂肪アミン、脂肪アルコール及びグリセリン等のオレオケミカルを界面活性剤等の原材料として油脂メーカーから仕入れ、界面活性剤等の中間製品(1次製品、2次製品等)メーカー等に販売し、これらの中間製品メーカーが生産した界面活性剤等の化学品を、家庭用として石鹸、洗剤、シャンプー、リンス及び化粧品等の最終製品メーカーに、工業用として繊維、紙・パルプ、医薬、食品、洗浄剤、プラスティック及び塗料等の最終製品メーカーに販売する。化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデルを構築している点に特徴がある。

 取扱商品は、前述のオレオケミカル及びこれらを原材料とする界面活性剤のほか、界面活性剤等の原材料としてPEG、EO誘導体、PO誘導体等の石油化学品、その他の化学品として合成樹脂、溶剤・鉱油、無機化学品、顔料及び香料等を、自動車部品、家電、電子部品、日用品、FRP製品関連メーカー等に販売している。

 創業当初からの事業である同事業では、花王株式会社を主要な仕入先として事業活動を行っている。

(2)日用品事業

 化学品事業における界面活性剤に関する専門性を活用して、家庭用洗剤及び業務用洗浄剤等の商品を得意先とともに企画し、外部に生産を委託する等して、相手先ブランド(OEM)で商品を販売している。大手企業が主に高い洗浄機能に重点を置いた商品開発を行っているのに対し、同社グループは「安心・安全」をテーマにしたニッチな商品企画を得意としており、また化学品事業において日用品の原材料となる多種多様な化学品メーカーとの取引があることから、最適な原材料の調達及び生産委託先の選定を効率的かつ機動的に行うことが可能となっている。

(3)土木建設資材事業

 化学品事業における界面活性剤に関する専門性を活用し、グラウト(薬液注入)工法等の地盤改良、及びコンクリート補修補強工法に使用する材料・添加剤、並びに汚染土壌改良の環境改善薬剤等を取り扱う。個別の工事の目的に応じた工法に関する情報提供を含め、工事の現場環境に応じた適切な商品を提案する販売活動を行うほか、土木建設資材メーカーに対して原材料となる化学品の販売を行っている。

 多くの同業他社が成型品資材を取扱商品の中心としているのに対して、同社は土木建設関連の化学品(薬剤)を主たる取扱商品としている点に特徴があり、環境負荷に対する社会的関心の高まりを背景に環境影響に配慮した薬剤提案を強みとして、ゼネコン等が進める新工法開発の原材料に関する技術サポート等を通して共同で特許権を取得し、また特許実施契約を締結する等して、これら特定の工法に対する原材料の販売に優位性がある。

昭栄薬品の投資のポイント

 化学品を取り扱う老舗企業ということでIPOとしては人気が高まりづらい。業績面でも成長企業との評価は受けにくいだろう。ただ、公開規模が小さいため、軽量感を重視する投資家から一定の関心を集めるとみられる。2015年にジャスダックへ上場した10社の公開価格に対する初値上昇率は平均+138.2%で、比較的伸び悩んだ案件でもシンデン・ハイテックス<3131>が+12.2%、エスエルディー<3223>が15.3%、三機サービス<6044>が+37.1%を確保している。

 同社は、天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業を中心に、日用品事業、土木建設資材事業を展開している。売上高の約89%(前期実績)を占める化学品事業では、オレオケミカル及びこれらを原材料とする界面活性剤等を、自動車部品、家電、電子部品、日用品、FRP製品関連メーカー等に販売している。「化学品の原材料流通を川上から川下まで広くカバーするビジネスモデル」を構築している点が特徴で、花王<4452>が主な仕入先となっている。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比4.0%増の186.2億円、経常利益が同0.3%増の3.2億円と増収増益の見通しとなっている。なお、旧大阪工場の土地売却に係る固定資産売却益等8.2億円を特別利益に計上することから、純利益は同261.1%増の7.9億円を見込んでいる。この影響で、想定仮条件水準の今期予想PERは2倍前後となっている。

 公開規模については5億円弱となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が売出しに伴う放出株控除後で102,500株(上場時発行済株数の8.9%)あるが、ロックアップ(90日間、公開価格の1.5倍高以上で解除)もかかっており警戒する向きは限定的だろう。3月のIPOラッシュに向かい、投資家の銘柄選別色が強まっていくとみられるが、3/16は同時上場の企業がなく下値不安は乏しい。

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
おすすめ証券会社!関連記事はこちら

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