ネット証券会社比較
2018年9月1日公開(2018年11月8日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
肥後 紀子

【スマホ株アプリおすすめ比較・2018年版】
スマホ株アプリ(Android版・iPhone版)を検証!
銘柄選びからチャート機能、情報ツールまでチェック【2018年11月6日更新!】

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 ネット証券各社のスマートフォン用株取引アプリ(以下、株アプリ)は、どんどん進化を続けている。いつでもどこでもPCと同じように株の取引ができるのはもちろん、見たい情報をスピーディに収集できるツールとしても実力を発揮する。ただ、各社の株アプリによって機能や使い勝手は異なる。

 そこで今回は、主なネット証券8社(楽天証券SBI証券カブドットコム証券マネックス証券松井証券GMOクリック証券岡三オンライン証券ライブスター証券)の株アプリについて、「銘柄選び」「チャート」「対応取引」「注文機能」「マーケット情報」の各ポイントを徹底調査した。

 まず、今回調査した8社の株アプリの概要とおすすめポイントを下の表にまとめた。

証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
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【2018年11月5日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 
ネット証券8社のスマホ株アプリを徹底比較!
アプリ名 iPhone・
iPad対応
PC同期 特殊注文対応 アイコン
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
iSPEED 逆指値、
逆指値付通常注文
楽天証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
2016年8月リリースの新バージョンは、情報ツールとしての機能が大幅に充実。特に、ニュースや指標、気になる銘柄、チャートなどのパーツを選んで一画面に表示できる「My Page」機能は、使いこなせば非常に便利だ。ニュースの動画配信もあり、個別銘柄の情報も業績予測などまで見られるように。ただ、取引がメインという人は、機能が増えた分、ややわかりづらくなった印象を持つかも。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・楽天証券公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
SBI証券 株 アプリ 逆指値、IOC
SBI証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
トップ画面やマーケットページの表示内容などを、好みに合わせてカスタマイズできて使いやすい。個別銘柄情報も比較的充実している。銘柄はキーワードからも検索可能で、検索結果を一括で銘柄登録できるのも便利。登録可能数が1万件と他社アプリにくらべて非常に多いのも高評価だ。2017年7月からは新アプリになり、1画面4チャート表示や株主優待情報検索も可能となった。ただ、PCとアプリ間で登録銘柄を共有するには、PCサイトで共有の操作をしなければいけないのが多少面倒。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・SBI証券公式サイトはこちら
◆カブドットコム証券⇒詳細情報ページへ
kabu.com 逆指値、W指値、
トレーリングストップ、
Uターン注文など
カブドットコム証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
日本株や投資信託、FX、先物・オプション取引、外貨MMFなど、このアプリ1つで幅広い商品を取引できる。チャートで利用できるテクニカル指標は、26種類と群を抜いて多い。ただ、チャート表示が小さく、横画面表示にも未対応なのがマイナス点。マーケット情報も、海外指標はNYダウ(終値)のみ、為替はドルとユーロのみと、力を入れているところとそうでないところがはっきりしているアプリ。2017年12月からPC版のトレードツール「kabuステーション」と連携利用ができるアプリ「kabu STATION for Android」も登場した。
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アプリ名 iPhone・
iPad対応
PC同期 特殊注文対応 アイコン
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
マネックストレーダー
株式スマートフォン
逆指値、ツイン指値
マネックス証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
特殊注文は、逆指値とツイン指値を搭載。。FXライクな「2WAY注文」もありすばやい発注に役立つ。投資情報では銘柄ごとのニュース検索が可能。2017年11月から投資情報が充実し、マネックス証券が提供する各種レポートが読めるようになった。信用取引の場合、アプリからは現引と現渡には非対応なのは残念。現在はマネックス証券のサービス全体を利用する「マネックス証券アプリ」が別途登場。資産の確認や投資情報の閲覧、入出金、株式や投資信託などの取引、「マネックストレーダー株式 スマートフォン」との連携利用も可能だ。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・マネックス証券公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
株touch × 逆指値、追跡指値
松井証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
株取引のほか、先物・オプション取引もできるアプリ。画面下に表示されるスライド式のメニュー(必要なときだけ表示できる)が特徴で、頻繁に利用する機能はここに登録しておくとより使いやすいだろう。画面内の文字は全体に小さめで、他社アプリに比べてやや見づらいと感じる人もいそうだ。チャート機能では、日経平均株価やTOPIX、特定の銘柄との比較チャートも表示できるのが便利。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・松井証券公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
株roid
(iClick株)
逆指値、IOC
GMOクリック証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
白地に青を使った見た目の印象がスッキリしているアプリ(チャート画面と板情報のページは黒ベース)。スタート画面を好きなページに設定、または前回終了時の画面から選べるほか、個別銘柄情報ページでもタブの順番を並べ替えられるなど、表示のカスタマイズ機能が豊富。ニュース記事をキーワードで絞り込めたり、株価の長期の時系列データが見られたリと、他社アプリにはない機能がある。
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アプリ名 iPhone・
iPad対応
PC同期 特殊注文対応 アイコン
◆DMM.com証券⇒詳細情報ページへ
DMM株 逆指値、OCO、売却予約、
チャート発注
DMM.com証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
「かんたんモード」と「ノーマルモード」があり、好みに応じて表示変更して使う。両方のモードで、通常のスクリーニングだけでなくテーマ検索、キーワード検索ほか、多彩な切り口で銘柄検索できる点が特長だ。「かんたんモード」は見やすい画面で入出金や取引操作が可能。「ノーマルモード」はPCツールと銘柄連動される「お気に入り」や、発注機能(板、チャート、スピード)、チャートなど多機能が盛り込まれている。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・DMM.com証券公式サイトはこちら
◆岡三オンライン証券⇒詳細情報ページへ
岡三ネットトレーダーWEB2 逆指値
岡三オンライン証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
株取引だけでなく、情報ツールとしても力を発揮するアプリ。決算発表銘柄や新規上場銘柄の一覧表示ができたり、簡易的だが株主優待の検索もできる。チャートで利用できるテクニカル指標は他社アプリでは2種類までが多いだが、3種類以上を表示することも可能。国内指数のチャート表示がローソク足でないのはやや見づらい。8社のアプリでは唯一、画面の配色を3色から選べる点も特徴だ。この他にも岡三オンライン証券では、日本株に特化した、シンプルな操作性が魅力の中上級者向けのアプリ「岡三カブスマホ」も利用できる。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・岡三オンライン証券公式サイトはこちら
◆ライブスター証券⇒詳細情報ページへ
livestar S2 逆指値、OCO、IFD、IFDO
ライブスター証券アプリアイコン
【おすすめポイント】
以前の「livestar S」を2016年にリニューアルしたことで、操作性が大幅に向上。背景色は、白と黒から選択できる。メイン画面では、「保有銘柄情報」「ランキング」「指数一覧」「検索履歴」などの中から、最大6つまで表示したい項目を選択でき、並び順もカスタマイズ可能。NISA取引にも対応している。板画面からタップ操作で直接発注でき、期間指定や特殊注文の設定も可能だ! また、アプリ内のメニューからQUICK情報を起動し、各種指標やニュースを閲覧できる。
【証券会社おすすめ比較】株アプリ・ライブスター証券公式サイトはこちら
※各アプリのスペックやおすすめポイントは、基本的にすべてAndroid向けアプリに基づく。

 なお、記事の内容はすべてAndroid向けアプリに基づいている。GMOクリック証券はAndroid向けとiOS向けでアプリ自体が異なる。その他の証券会社は、Android版とiOS版で基本的には同じ機能を提供しているが、一部、機能が異なっている場合がある。詳細については各社のアプリ取り扱い説明ページを参照して欲しい。なお岡三オンライン証券では、iOS向けの高機能日本株取引アプリ「岡三ネットトレーダースマホ」も別途用意している。

 では、項目ごとに各証券会社の株アプリを詳細に比較していこう。

※手っ取り早く比較結果を知りたい人は⇒こちらをクリック!

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
 ▼銘柄登録数、ランキング項目数、PC同期、会社四季報
 ▼(チャート)横画面表示、テクニカル指標、トレンドライン描画
 ▼対応取引、NISA対応
 ▼特殊注文対応、スピード注文・板注文機能、入出金ボタン
 ▼指数、為替レート
 ▼総合評価

【銘柄登録数】【ランキング項目数】【会社四季報】で比較
銘柄登録機能では、登録可能件数とPCとの共有機能に注目

 まずは、銘柄探しに使う機能からくらべていこう。

 各社の株アプリとも、企業名や銘柄コードを入力すれば銘柄を検索できる。中でも、SBI証券、GMOクリック証券、マネックス証券の株アプリは、キーワード検索(たとえば、「ゲーム」と入力すると「任天堂」や「コロプラ」などが検索される。検索結果は各社で異なる)にも対応している。

 また、いずれの株アプリもランキング機能を備えているので、値上がり率、値下がり率、出来高などのランキングから銘柄を探すこともできる。

「SBI証券 株 アプリ」で銘柄検索したときの結果画面「SBI証券 株 アプリ」で「人工知能」をキーワードに銘柄検索したときの結果画面。意外な銘柄が見つかる可能性もある
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 閲覧できるランキング数は、マネックス証券と楽天証券がそれぞれ20項目以上と他社アプリよりかなり多め。岡三オンライン証券の株アプリには、ランキングとは別に新規上場銘柄や決算発表直前・直後の銘柄、新高値更新銘柄、株主優待銘柄などを表示する機能があり、こちらも銘柄探しに役立ちそうだ。

 見つけた銘柄は、株アプリ内に登録しておけば、次からは見たいときにスピーディにアクセスできる。各社の株アプリとも銘柄登録機能を備えており、最も多いSBI証券では1万件もの銘柄登録が可能だ。

 一方、現時点ではPCサイトやPC用トレーディングツールのような、本格的なスクリーニング機能を備えている株アプリはまだ現れていない。そのため、スクリーニングはPCサイトやPCツールで行ない、見つけた銘柄を株アプリで取引するというケースも十分考えられる。

 そこで重要になってくるのが、PCサイトやPCツールに登録した銘柄を株アプリでも共有する機能だ。SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、DMM.com証券、マネックス証券、楽天証券の7社の株アプリでは登録銘柄の共有ができる。ただし、SBI証券の場合は、PC側でその都度共有手続きを行なう必要がある。

 何らかの方法で気になる銘柄を見つけた後は、銘柄の詳細な情報を確認する人がほとんどだろう。そのためネット証券のPCサイトは、会社四季報やロイター、QUICKなどが提供する企業概要や業績の推移などを閲覧できる場合が多い。

 株アプリの中では、楽天証券、SBI証券、カブドットコム証券、DMM.com証券の4社で、会社四季報のデータを見ることができる。さらに楽天証券やDMM.com証券では、業績の進捗状況や業績予測、アナリストのコメントまで見られる。また、ライブスター証券の場合、アプリ内にニュース機能はないが、メニューからQUICK情報を起動して各種指標やニュースの閲覧が可能だ。

■銘柄探しに関する機能で比較
証券会社
※クリックで詳細記事へ
銘柄登録数 ランキング項目数 PC同期 会社四季報
楽天証券 1000 24
SBI証券 10000 14
カブドットコム証券 180 14
マネックス証券 900 20 ×
松井証券 400 16 × ×
GMOクリック証券 1000 8 ×
(業績・財務情報あり)
DMM.com証券 2000 14
岡三オンライン証券 2000 8 ×
(業績情報あり)
ライブスター証券 600 11 ×
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【横画面表示】【テクニカル指標】【トレンドライン描画】で比較
チャート機能は、見やすさとテクニカル指標の充実度がポイント

 個別銘柄のチャートやテクニカル指標の表示は、どの株アプリにも備えられている機能だ。SBI証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券、松井証券、マネックス証券、ライブスター証券、楽天証券の6社は、大きくて見やすいチャートの横画面表示にも対応している。

■各社のチャート画面
【楽天証券】
この画面のほかに、株価詳細も併せて表示するサムネイル的なチャート画面、5分足・日足・週足・月足を同時に表示するチャート画面もある。板表示など他の情報を見るには、一度前のページに戻る必要あり。
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【SBI証券】
ピンチアウト、ピンチイン(※)で、チャートの拡大・縮小が可能。画面をスワイプすると、ニュースや板情報などの画面に切り替わる。トレンドラインを描きたいときは、画面を長押ししてドラッグすればOK。
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【カブドットコム証券】
表示可能な指標の数が多いのが特徴。一画面に収まらない縦長ページのため、銘柄名や株価は画面上部に隠れていて、チャート表示時には見られない。表示期間の変更はチャート下のバーを操作して行なう。
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【マネックス証券】
チャートの拡大・縮小は、ピンチアウト、ピンチイン(※)で。チャート内に指定した箇所の4本値など株価詳細を表示させることも可能。右下の注文ボタンをタップまたはスライドさせると、注文画面が開く。
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【松井証券】
他社アプリに比べるとチャート表示が大きめ。拡大・縮小はピンチアウト、ピンチイン(※)で行なう。指標の切り替えは右上の「設定」ボタンから。右下のボタンをタップすると、トレンドラインを描画できる。
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【GMOクリック証券】
チャートの拡大・縮小は右側の+-ボタンで行なう。ローソク足のほか、ラインチャート、日経平均や特定銘柄との比較チャートも表示可能。上部のタブメニューは、好みの順番に並べ替えができる。
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【DMM.com証券】
ローソク足は1分、5分、30分、日、週、月足に対応で、ピンチイン・アウトによる拡大・縮小も可能。4チャートを同時表示する4画面チャートや横表示ができ、テクニカル指標はパラメータ変更が可能だ。
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【岡三オンライン証券】
テクニカル指標の切り替えは、左上の設定ボタンから。3種類以上の指標を同時に表示可能。チャート下の水色のバーを操作すると、表示期間を変更できる。チャート種別は、1ティックから月足までの10種類。
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【ライブスター証券】
右上の青いボタンでチャートを横画面表示に切り替える。注文画面や銘柄詳細を見るには、左下をタップしてメニューを表示するか、画面のスワイプでの切り替えもOK。チャートの拡大・縮小はできない。
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※「ピンチアウト」は同時にタッチした2本の指の間を開く操作。「ピンチイン」は同時にタッチした2本の指を近づける操作。

 テクニカル指標は、カブドットコム証券と岡三オンライン証券の株アプリがいずれも20種類以上と充実。

 また、多くの株アプリは2種類の指標をチャートに表示できるが、SBI証券は3種類、岡三オンラインは3種類以上の指標を同時に表示させることも可能だ。ただし、多く表示させ過ぎるとごちゃごちゃして見づらくなるので注意しよう。

 どの株アプリでも、単純移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、それに出来高は表示可能だ。オシレーター系の指標もMACDやRSIなどは表示できるところが多いが、GMOクリック証券ではオシレーター系の指標の表示機能はない。

 GMOクリック証券と松井証券では、ローソク足以外に日経平均株価やTOPIX、他の個別銘柄との比較チャートも表示できる。また、SBI証券、DMM.com証券、松井証券、楽天証券の4社の株アプリは、チャート画面にトレンドラインを自由に描画できる機能も備えている。ちょっとしたことだが、「この機能を使いたい」と思っている人には重要な差と言えるだろう。

■チャート機能で比較
 証券会社
※クリックで詳細記事へ
横画面表示 テクニカル指標 トレンドライン描画
楽天証券 15種類
SBI証券 8種類
カブドットコム証券 × 26種類 ×
マネックス証券 8種類 ×
松井証券 12種類
GMOクリック証券 × 6種類 ×
DMM.com証券 13種類
岡三オンライン証券 21種類 ×
ライブスター証券 7種類 ×
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【対応取引】【NISA対応】で比較
PCと同じ取引ができるかが重要。NISA取引には6社が対応済み

 株アプリのいちばんの利用目的は、やはり外出先での株取引だろう。そう考えると、PCで利用できる日本株取引に対応しているかどうかは重要だ。

 現物取引と信用取引には、いずれの株アプリも対応している。また、SBI証券、カブドットコム証券、松井証券、楽天証券の各社は、それぞれ一般信用取引や日計り信用取引などを扱っているが、PCで取引できるものは、株アプリでも取引が可能だ。

 さらに、SBI証券はPTS取引(私設取引)についても、株アプリで取引ができる。一方、PCサイトでは複数のネット証券で扱っている単元未満株取引だが、株アプリで売買ができるのはカブドットコム証券のみとなっている。

 NISA口座で取引している人には、NISAの取引ができるかどうかも重要なポイントだ。現在は、株アプリでもNISA取引ができるネット証券が主流になっていて、今回調べた中では、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、DMM.com証券、松井証券、ライブスター証券、楽天証券の7社の株アプリでNISA取引が可能だ。

■対応する取引で比較
 証券会社
※クリックで詳細記事へ
対応取引 NISA対応
楽天証券 現物、信用
SBI証券 現物、信用(制度、一般、一日)、
PTS
カブドットコム証券 現物、信用(制度、一般
〈長期・短期〉)、プチ株
マネックス証券 現物、信用(現引・現渡不可) ×
松井証券 現物、信用(制度、無期限、一日)
GMOクリック証券 現物、信用 ×
(照会のみ)
DMM.com証券 現物、信用(制度、一般)
岡三オンライン証券 現物、信用
ライブスター証券 現物、信用(制度、一般)
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【特殊注文対応】【スピード注文・板注文】【入出金】で比較
スマホだからこそ欲しいスピーディな注文機能は6社が装備

 株アプリからの売買注文では、逆指値やOCO(追跡指値、W指値など)といった特殊注文が使えるのかどうかも気になるところ。調べてみると、PCサイトやPC用ツールで使える特殊注文の多くは、株アプリでも使えることが多いことがわかった。

さまざまな注文方法が並ぶカブドットコム証券の「kabu.com for Android」。成行・指値のみのシンプルな注文画面にも切り替え可能。
拡大画像表示

 特に、最もポピュラーな特殊注文である逆指値は、すべての株アプリで対応している。もともとさまざまな特殊注文機能を揃えているカブドットコム証券の場合は、株アプリでも、逆指値のほか、トレーリングストップ、W指値、±指値、Uターン注文、リレー注文など、数多くの特殊注文を利用できる。

 また、スマホだからこそニーズが高そうなのが、板注文やスピード注文だ。事前に株数などいくつかの項目を設定しておけば、あとは1~3回程度のタップ操作で発注が完了する。この機能があると、外出先などで急いで発注したいときには役に立つ。

 SBI証券とDMM.com証券、楽天証券は板注文とスピード注文の両方に対応、松井証券とマネックス証券はスピード注文、GMOクリック証券とライブスター証券は板注文に対応している(GMOクリック証券には板注文という機能はないが、板情報の気配値のタップから注文ができるため、簡易的な板注文として扱っている)。

 さて、株アプリで取引をするのであれば、入出金操作、とりわけ入金操作は株アプリからできることが望ましい。もちろん、どのネット証券でも、スマホ用サイトあるいはスマホでPC用サイトを開けば入出金操作は可能だが、株アプリ内に入出金ボタンがあればより操作はスムーズになる。

 入出金用の操作ボタンを用意しているのは、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、DMM.com証券、松井証券、ライブスター証券の7社。GMOクリック証券は入金ボタンのみで、マネックス証券は入出金ボタンそのものが用意されていない。

■注文方法、入出金で比較
 証券会社
※クリックで詳細記事へ
特殊注文対応 スピード注文
板注文
入出金ボタン
楽天証券 逆指値、逆指値付通常注文
SBI証券 逆指値、IOC
カブドットコム証券 逆指値、トレーリングストップ、
W指値、Uターン注文など
×
マネックス証券 逆指値、ツイン指値 ×
松井証券 逆指値、追跡指値
GMOクリック証券 逆指値、IOC
(入金ボタンのみ)
DMM.com証券 逆指値、OCO、売却予約、
チャート発注
岡三オンライン証券 逆指値 ×
ライブスター証券 逆指値、OCO、IFD、IFDO
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【指数】【為替レート】で比較
マーケット情報の充実度は株アプリによって違いが大きい

 株アプリは、日本株の取引だけでなく、マーケットの情報を見るためのツールとして使っている人も多い。ほとんどの株アプリは「マーケット」などの名称で、日経平均株価やNYダウなどの代表的な指数や為替レート、ニュース、そして前述のランキング情報を見られるページを用意している。ただ、その情報量と見せ方には各社で差がある。

楽天証券の「iSPEED」は好みのパーツを組み合わせて、自分だけのページを作れる。検索窓、実現損益、日経平均チャート(小)、個別銘柄、ドル・円レート、ニュース(最新3件)で構成した場合。
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 国内指数に関して言えば、日経平均株価やTOPIX、マザーズ指数はどの株アプリでも見られるが、東証REIT指数やJASDAQ指数などになると、表示可能な株アプリは限られる。国内指数の表示が多いのは、SBI証券、DMM.com証券、ライブスター証券、楽天証券だ。一方、海外指数は楽天証券が最も多く、松井証券、SBI証券、GMOクリック証券がそれに続く。

 国内指数については、GMOクリック証券と松井証券以外は、タップするとチャートも表示されるので、ビジュアル的に値動きを確認できる。SBI証券と楽天証券は、海外の指数もチャートでの表示が可能だ。

 指数は、表示される数が多いと画面のスクロールが必要になり、見づらくなってしまう。その点、SBI証券と楽天証券は、表示したい指数を選択可能で順番も並べかえられるため、自分の好みに合わせたマーケット画面を作ることができる。

 ニュースページは、ほとんどの株アプリでジャンルによるニュースの絞り込みができる。また、絞り込み機能のないSBI証券は、国内市況、海外市況、決算情報などのタブでニュースの切り替えが可能になっている。

■マーケット情報で比較
 証券会社
※クリックで詳細記事へ
指標 為替
国内 海外
楽天証券 11種類 22種類 24ペア
SBI証券 11種類 7種類 9ペア
カブドットコム証券 9種類 1種類 2ペア
マネックス証券 8種類 × 13ペア
松井証券 7種類 13種類 10ペア
GMOクリック証券 8種類 9種類 14ペア
DMM.com証券 46種類 × ×
岡三オンライン証券 15種類 5種類 4ペア
ライブスター証券 27種類 × ×
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【総合評価】
もっとも機能が充実していたのは「SBI証券」
ただし、使い勝手も重要なので、いろいろ試してみよう!

 ここまで検証してきた内容を、比較しやすいようにまとめたのが下記の表だ。機能別に一定以上のスペックを持っている部分を赤地にしている。

 赤地の項目の数を踏まえ、機能の充実度を総合的に評価すると

【1位】 楽天証券「iSPEED」
【2位】 SBI証券「SBI証券 株アプリ」
【3位】 DMM.com証券「DMM株」

という結果になった。

 とは言え、すでに取引しているネット証券がある人は、いきなりネット証券ごと乗り換えるということは現実的ではないかもしれない。また、機能が充実していても操作性は人によって合う・合わないがあるので、実際に触ってみないとわからないところもある。

 そこでおすすめするのは、現状使用中の株アプリはそのままに、まず他の株アプリも試してみることだ。

 特に、楽天証券の「iSPEED」は8社の中で唯一、口座がなくても気軽に利用できる(口座未開設の場合、機能制限あり)。それ以外のネット証券の株アプリは口座開設が利用の条件になるが、どの株アプリも利用料はかからない。気になる株アプリがあれば、口座を開設してインストールしてみてはどうだろうか。

■今回調査したスマホ株取引アプリ
証券会社 アプリ名 アイコン 公式サイト
楽天証券 iSPEED
アプリアイコン
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SBI証券 SBI証券 株 アプリ
アプリアイコン
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カブドットコム証券 kabu.com
アプリアイコン
公式サイトはこちら!
マネックス証券 マネックストレーダー株式 スマートフォン
アプリアイコン
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松井証券 株touch
アプリアイコン
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GMOクリック証券 株roid
アプリアイコン
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DMM.com証券 株roid
アプリアイコン
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券 岡三ネットトレーダーWEB2
アプリアイコン
公式サイトはこちら!
ライブスター証券 livestar S2
アプリアイコン
公式サイトはこちら!
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株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
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【2018年12月5日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税抜) 投資信託
※1
外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 30万円 50万円 50万円
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円 300円 500円 500円/日 620本
【おすすめポイント】
1日定額制プランしかないが、最大のメリットは、なんといっても1日の約定金額の合計が10万円以下であれば売買手数料が無料という点。資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。さらに、2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査で、証券業種の第1位を獲得! その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料になる「一日信用取引」、手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。
※1日定額制の場合
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◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
90円 250円 250円 429円/ 2658本
米国、中国
、アセアン
【おすすめポイント】
2016年5月からスタートした「超割コース」は、手数料が低水準のうえ、手数料の1〜3%をポイント還元! また、2017年9月より、1日定額コースの料金を引き下げ、1日10万円以下なら手数料が無料に! さらに、楽天カードで投信積立を行うと1%分のポイントが付与されるうえ、投資信託を持っているだけでポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まったポイントは、楽天スーパーポイントやJALマイルに交換可能だ。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経新聞の記事も無料で読むことができる。さらに、投資信託数が2000本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。
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◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
90円 250円 250円 429円/日 2650本
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韓国、ロシア
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【おすすめポイント】
ネット証券最大手。手頃な手数料はもちろん、痒いところに手が届くような豊富なサービスにも注目したい。投資信託の数は2500本超。投資信託が100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。IPOの取扱い数は、大手証券会社を抜いてトップPTS取引(私設取引システム)も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は、米国、中国、ロシアのほか、アセアン株式も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株は、最低5ドルの手数料から取引可能。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。「2018年 オリコン日本顧客満足度ランキング ネット証券」では、11度目の1位を獲得
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1約定ごと(税抜) 1日定額(税抜) 投資信託
※1
外国株
10万円 30万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
100円 250円 450円 2500円/日 1163本
米国、中国
【おすすめポイント】
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