IPO株の銘柄分析&予想

直近IPO&分割直後の株価急騰が狙える銘柄を紹介!
バイオベンチャーの「ソレイジア・ファーマ」と
4月に分割したばかりの「ブロードリーフ」に注目!

2018年4月27日公開(2018年6月20日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「直近IPO株」と「分割直後の株」には、株価が急騰しやすい高成長株が多い! 5万円台以下で買える、投資のプロおすすめの銘柄を紹介!

ダイヤモンド・ザイの巻頭特集は「最強5万円株で勝つ」! トランプ政権の動向や円高など、2018年度の日本株には不透明感が漂うが、そんなときに頼りになるのが、少額で買える株。意外かもしれないが「5万円株」は高配当株や中長期で株価の上昇が狙える株の宝庫なのだ! 特集では、実際に儲けた達人の技を伝授しながら、投資すべき5万円株を公開している。

今回はその中から、フィスコの小林大純さんが推奨する「5万円株」を2銘柄紹介。小林さんが注目するのは「直近IPO」と「分割直後」の株。これらが上昇しやすい理由も解説してもらった!

直近IPO銘柄は上昇トレンドが続くと急騰しやすい!
分割直後の株は下落しやすいが、業績好調なら「買い」

 少額で買える株で、株価の急騰を狙いやすいのが、「直近IPO」と「分割直後」の株だ。新興株や成長株に詳しいフィスコの小林大純さんは、次のようにアドバイスする。

IPO&分割で少額で買える株とは?

 「まず、直近IPO株は”シコリ”が小さいため、上昇トレンドが続くと急騰しやすいのが特徴です」

 売買が大量に行なわれた株価水準に株価が戻ると、高値で掴んだ投資家の売りが出てきて、その高値水準をなかなか超えられないことがある。そのような株価水準のことをシコリという。

 一方、分割直後の株は、「業績好調で株価上昇が続き、株価が高くなったため、分割したケースが多い。ただ、分割直後は下落しやすい。なぜなら、2分割したとすると、半分だけ売るという投資家が増えるから。ですが、業績好調なら、安値で買うチャンスです」とのことだ。

がん治療薬開発の「ソレイジア・ファーマ」と、
業務支援ソフト販売を手掛ける「ブロードリーフ」に注目

 ダイヤモンド・ザイ6月号では、過去2年間に上場した直近IPO株と今年3月末に分割した株の中でも、少額で買えて、有望な12銘柄を小林さんに選抜してもらっている。ここでは、その中から2銘柄ピックアップしてみよう。

 まずは、直近IPO銘柄の「ソレイジア・ファーマ(4597)」。

 「ソレイジア・ファーマ」は、がん治療および、これに伴う副作用軽減を主な領域とするバイオベンチャー。世界の医薬品企業から製品候補をライセンス導入し、国際共同治験を含む、積極的な開発戦略によって迅速な承認取得を目指す。抗がん剤による吐き気等を和らげる「SP‐01」は、当初より遅れるが2018年上期までに中国当局からの承認を見込んでいる。

 続いては、2018年4月1日を効力発生日として、1株⇒2株の株式分割を実施したばかりの「ブロードリーフ(3673)」。

 「ブロードリーフ」は、自動車整備工場や部品商などの自動車アフターマーケットを中心に業務支援ソフトを提供する企業。今後は、クラウドやビッグデータを使った高度なプラットフォームベンダーへの転換を志向。2017年12月期は減益予想から一転、増益で着地。2018年12月期も増収増益の見通しだ。前期買収した同業のタジマも業績に寄与している。

(※関連記事はこちら!)
⇒「ESG」への取り組みで高評価の"5万円株"を紹介!「ESG(環境・社会・ガバナンス)指数」が高くて、業績も好調な「ヤフー」と「日本軽金属」に注目!

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2019 2018 2017
17社
35社
23社
37社
27社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選 534万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、絶対に口座を開いておきたい証券会社だ。
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◆大和証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
22社
43社
13社
31社
18社
41社
15%:1人1票の平等抽選
5%:「チャンス当選」
302万
【ポイント】
毎年、数多くのIPOで主幹事を務め、取扱銘柄数も多いが、特に2019年は実績数を大きく伸ばし、主幹事数では野村證券を抜いてトップだった。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売(※2)
※残あり口座数
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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
20社
61社
21社
66社
13社
71社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
293万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2019年は主幹事数で第2位! 取扱銘柄数も多く、全86社中、実に61社のIPO銘柄を取り扱った。また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの大型IPOでも、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
7社
82社
11社
87社
8社
83社
70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
463万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2019年は全86社中82社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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◆東海東京証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
4社
27社
1社
20社
3社
11社
10%:1単元1票の平等抽選 32万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの多くのIPO銘柄を扱っており、主幹事も毎年数社で務めている。東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2019年3月末時点。
注目の証券会社!

【SMBC日興証券】
IPO取扱数がトップクラスで主幹事数も多い!
2018年には66社のIPO取扱実績数を誇る
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