IPO株の銘柄分析&予想

「FUJIジャパン」のIPOの情報の総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のリフォーム企業との比較や予想まで解説![2018年12月14日 情報更新]

2018年11月9日公開(2018年12月14日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 FUJIジャパン
市場・コード/業種 札証アンビシャス・1449/建設業
上場日 12月13日
申込期間(BB期間) 11月26日~11月30日
おすすめ証券会社 SBI証券マネックス証券岡三オンライン証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 907円(+22.57%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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FUJIジャパンが12月13日にIPO(新規上場)!

「FUJIジャパン」の公式サイトより

 FUJIジャパンは、2018年11月8日、札幌証券取引所に上場承認され、同年12月13日にIPO(新規上場)することが決定した。

 FUJIジャパンは2005年3月22日に設立された。外壁リフォーム工事を主な事業としている。寒冷地である北海道で実績を積み上げ、東北・関東まで事業エリアを拡げている。また、外壁リフォーム工事以外に、エクステリア及び水廻り等のリフォーム工事を行う「その他リフォーム工事」も行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

FUJIジャパンのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月22日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月26日~11月30日
公開価格決定 12月3日
購入申込期間 12月5日~12月10日
払込日 12月12日
上場日 12月13日

FUJIジャパンのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2018年11月26日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
4.0
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マネックス証券
[最短2日後に取引可能]
1.0
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岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
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藍澤證券(主幹事証券) 82.0  
岡三証券 10.0  
エース証券 2.0  
上光証券 1.0  

FUJIジャパンのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 730
仮条件
[予想PER(※2)
720~740円
11.8倍~12.1倍]
公募価格 740円
初値 907円
初値騰落率 +22.57%
予想トレーディングレンジ(※3) 600円~1500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社2社の予想PER(2018年11月20日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【2社平均】 11.8倍
安江工務<1439> 12.7倍(連)
ニチハ<7943> 10.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。

FUJIジャパンの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 71万株(予定)
公開株式数 公募6万株  売出5万株
想定公開規模(※1) 0.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

FUJIジャパンは北海道地盤のリフォーム会社

 リフォーム事業(外壁材の製造、販売、卸、施工、並びに総合リフォーム事業)を展開する。企画提案から施工、メンテナンスまで一貫した、外壁リフォーム工事の販売・施工を目的として北海道でスタート。寒冷地である北海道で実績を積み上げ、東北・関東まで事業エリアを拡大している。外壁リフォーム工事の際に使用する建材は、OEM先製造会社と協力して開発した同社オリジナルの外壁材・施工資材。

 初値買いの入りにくい地方市場への単独上場案件であることに加え、外壁リフォーム事業者ということで地味な印象が先行しそうだ。今期業績予想から成長企業としても評価されにくい。一方で今年最小規模のIPOであり、需給主導で初値水準を切り上げるだろう。

 公開規模については1億円未満となる見込み。少額の買いでも初値は飛びやすい。ただ12月はIPOラッシュとなるため、投資家の関心は分散しがちとなる。

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FUJIジャパンの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/12 1,045
(―)
10
(―)
6
(―)
2015/12 1,079
(3.2%)
37
250.1%
19
217.3%
2016/12 1,053
(-2.4%)
31
-15.1%
21
10.1%
2017/12 1,235
(17.3%)
47
(49.9%)
31
(49.9%)
2018/12予 1,320
(6.8%)
49
(3.1%)
43
(37.5%)
2018/9 3Q 963
(―)
43
(―)
34
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:61.21円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

FUJIジャパンの業績コメント

 2018年12月期の業績は、売上高が前期比6.8%増の13.2億円、経常利益が同3.1%増の0.4億円と増収増益の見通しとなっている。

 リフォーム業界においては、リフォーム工事の事業者数は年々増加しており、専門会社以外のハウスメーカーや住宅設備メーカー、ホームセンターなど多岐にわたっている。

 このような社会環境のなか、同社では、北海道・東北・関東の3つのエリアの営業展開を引き続き図り、営業活動を行ってきた。また、先々を見据えたエリア拡大のための基礎を固めるべく積極的に採用活動を行い、人材育成及び営業力強化に注力した体制作りを継続している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高9.6億円で72.9%、経常利益0.4億円で87.7%と順調に推移している。

FUJIジャパンの詳細情報

■基本情報
所在地 札幌市中央区大通東四丁目4番地18
代表者名(生年月日) 代表取締役 佐々木 忠幸(昭和42年1月3日生)
設立 平成17年3月22日
資本金 4500万円(平成30年11月8日現在)
従業員数 55人(平成30年9月30日現在)
事業内容 リフォーム事業(外壁材の製造、販売、卸、施工、並びに総合リフォーム事業)
■売上高構成比率(2017/12期 実績)
品目 金額 比率
外壁リフォーム工事 1,084 百万円 87.7%
その他リフォーム工事 76 百万円 6.2%
材料販売 75 百万円 6.1%
合計 1,235 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 佐々木 忠幸 60万株 92.31%
2 FUJIジャパン従業員持株会 2万1000株 3.23%
3 樋口 俊一 1万 1.54%
3 佐賀 一郎 1万 1.54%
5 大内 宏 3000 0.46
5 黒川 明則 3000 0.46%
7 大高 誠 2000 0.31%
8 國見 政明 1000株 0.15%
合計   65万 100.00%
■その他情報
手取金の使途 主に新規出店にかかる費用と営業部の高校新卒社員の人件費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2013年6月28日
割当先 佐々木忠幸、FUJIジャパン従業員持株会、佐賀一郎、他2名
発行価格 100円 ※株式分割を考慮済み
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FUJIジャパンの銘柄紹介

 同社は、企画提案から施工、メンテナンスまで一貫した、外壁リフォーム工事の販売並びに施工を目的とし北海道でスタートした。主たる事業は外壁リフォーム工事である。寒冷地である北海道で実績を積み上げ東北・関東まで事業エリアを拡げている。また、外壁リフォーム工事以外にエクステリア及び水廻り等のリフォーム工事を行うその他リフォーム工事がある。

 外壁リフォーム工事の際に使用する建材は、OEM先製造会社と協力して開発した同社オリジナルの外壁材・施工資材である。これらの同社オリジナル外壁材・施工資材等は耐久性、耐熱性、防汚性等を備えており、外壁リフォーム工事で使用することに留まらず、同社が直接工務店等に卸販売する材料販売でも使用する。

<外壁リフォーム工事>

 外壁リフォーム工事は、同社のオリジナル外壁材「ハッピーエンドシリーズ」を使った外壁リフォームの提案、施工、メンテナンスを行っている。

 「ハッピーエンドシリーズ」の外壁材は耐久性、断熱性等の外壁材に求められる機能を追求したものとなっている。また施工に関しては、寒さの厳しい寒冷地において10年以上にわたる施工実績に裏付けされた技術力を有している。

 オリジナル外壁材の多くは、ガルバリウム鋼板という金属を使用した金属サイディングであり、その特性として、1.美観性、2.経済性、3.施工性、4.耐久性、5.耐震性、6.断熱性、7.防水性、8.防火性に優れていると言われている。そのなかでも、同社のオリジナル外壁材には、「フルフッ素樹脂塗装」を使用した耐久性を備えた製品や、「インクジェット3D印刷」で表現した重厚感のある外観を「セルフクリーン機能」によって汚れを防ぎ、美しい外観を永く保つことができる製品等がある。また、金属サイディングの他にも、タイルを1枚1枚貼り合わせた重厚感のある趣の「乾式タイル」など、耐久性を備えたものを取り揃えている。

<その他リフォーム工事>

 その他リフォーム工事は、一般住宅に対して、外壁以外の塗装やエクステリア、内装工事などの総合的なリフォーム工事を行う事業である。

 既に外壁リフォーム工事を施工した顧客に対し、同社施工管理担当者が塗装やエクステリア、水廻りなどといったリフォーム工事を提案し、下請け工事店が施工している。また工務店やハウスメーカーなどからリフォーム工事を請負い、一般住宅に施工する業務も行っている。主な工事内容は、防水塗り壁材「ラコスタ」を使用して施工した塗り壁工事などを中心としたエクステリア工事となっている。防水塗り壁材「ラコスタ」は、風力や地震など建物の動きに対応し、ひび割れを防ぐ。防寒性、防水性を備えており、冬場に施工することも可能な製品である。

<材料販売>

 材料販売は、同社がOEM先製造会社と協力して開発した同社オリジナルの外壁材・施工資材等を直接、工務店などの法人に対して卸販売をしている。

FUJIジャパンの投資のポイント

 初値買いの入りにくい地方市場への単独上場案件であることに加え、外壁リフォーム事業者ということで地味な印象が先行しそうだ。今期業績予想から成長企業としても評価されにくい。一方で今年最小規模のIPOであり、需給主導で初値水準を切り上げるだろう。

 2017年以降に地方市場への単独上場案件は3社あり、2017年2月に札証アンビシャスへ上場したフュージョン<3977>(公開規模1.8億円)は公開価格比+151.9%、2017年6月に札証アンビシャスへ上場したエコモット<3987>(5.1億円)は+53.7%、2017年12月に名証2部へ上場したミダック<6564>(5.0億円)は+53.8%という堅調な初値を付けた。いずれも公開規模が小さかったことが初値高につながったとみられる。但し、初値高騰の反動や上場後の流動性低下などが警戒され、積極的に上値を追う投資家は少ないだろう。

 同社は企画提案から施工、メンテナンスまで一貫した、外壁リフォーム工事の販売・施工を目的として北海道でスタート。寒冷地である北海道で実績を積み上げ、東北・関東まで事業エリアを拡大している。外壁リフォーム工事の際に使用する建材は、OEM先製造会社と協力して開発した同社オリジナルの外壁材・施工資材。これらオリジナル外壁材・施工資材等は耐久性、耐熱性、防汚性等を備えており、外壁リフォーム工事で使用することにとどまらず、同社が直接工務店等に卸販売する材料販売でも使用する。

 前期実績で売上高の87.7%を占める外壁リフォーム工事は、同社のオリジナル外壁材「ハッピーエンドシリーズ」を使った外壁リフォームの提案、施工、メンテナンスを行っている。また同6.2%をその他リフォーム工事(外壁以外の塗装やエクステリア、内装工事などの総合的なリフォーム工事)、同6.1%を材料販売(同社オリジナルの外壁材・施工資材等を工務店などの法人に対して卸販売)が占めている。

 業績面について、2018年12月期は売上高が前期比6.8%増の13.2億円、経常利益が同3.1%増の0.4億円と増収増益の見通しとなっている。原価率の低い外壁リフォーム工事の売上比率が高まり、営業利益は同27.9%増の0.5億円を見込む。収益規模はまだ小さいものの、緩やかな拡大が続いている。

 想定仮条件水準の今期予想PERは11~12倍程度となる。類似企業としてはリフォーム会社や外壁材メーカーを挙げたが、これらと比較すると妥当な価格設定と言えるだろう。

 公開規模については1億円未満となる見込み。少額の買いでも初値は飛びやすい。また代表取締役の佐々木氏が9割超を保有しており、短期的に売り手となりそうな株主も見当たらない。ただ、12月はIPOラッシュとなるうえ、12/13にはオーウエル<7670>が東証2部に同時上場するため、投資家の関心は分散しがちとなる。参加を見送る向きも出てくるだろう。

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
22社
41社
17社
35社
23社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 533万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップクラス! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら口座を開いておきたい証券会社だ。
※残あり口座数
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
16社
52社
20社
61社
21社
66社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
310万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2020年は主幹事数、取扱銘柄数ともに第3位! また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
43社
22社
43社
13社
31社
10%:1人1票の平等抽選 303万
【ポイント】
国内三大証券の一角を占める大手証券で、毎年、数多くのIPOで主幹事を務めており、2019年は実績数を大きく伸ばして野村證券を抜いてトップ。取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
85社
7社
82社
11社
87社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
604万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2020年は全93社中85社と約91%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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