2020年度版【ふるさと納税ランキング~みかん編~】
ふるさと納税で「みかん」がもらえる自治体を比較!
コストパフォーマンスが最強の自治体はココだ!

2020年12月21日公開(2021年3月9日更新)
ザイ・オンライン編集部

【2019年度版】
「ふるさと納税」でおいしい「みかん」をゲットしよう!
冬の果物の定番「みかん」をお得かつ大量にもらえる自治体を大公開!

「ふるさと納税」を申し込めるサイトを比較

 「冬の果物」と言えば「みかん」を思い浮かべる人は多いのではないだろうか。実際に、冬になったら、近所の八百屋やスーパーのほか、ネット注文で「みかん」を“箱買い”する人もいるはず。

 しかし、そこで「ふるさと納税」という選択肢もあることを思い出してほしい。「ふるさと納税」を活用すれば、わざわざ買わなくても、全国の名産地で収穫されたおいしい「みかん」を、お得かつ大量にゲットできるからだ。

 そこで、ザイ・オンライン編集部では「ふるさと納税」で「みかん」がもらえる自治体を徹底調査。さらに、ブランドやサイズは問わず、“寄付金額に対して、どれだけ多くの「みかん」がもらえるか”というコストパフォーマンスを基準にランキングを作成した。

 なお、2019年6月から「返礼品の還元率を寄付金額の3割以下に抑えなかった自治体は、ふるさと納税の控除対象から除外する」という新制度が始まったが、今回紹介する自治体は、すべて「ふるさと納税」の控除対象になっている自治体なので安心してほしい。

 それでは、さっそく、2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」を発表しよう! このランキングを見れば、「みかん」をお得にもらえる自治体が一目瞭然なので、ぜひとも2019年の「ふるさと納税」に役立ててほしい。

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【第1位】7000円の寄付でみかん11kg!(=1万円あたり約15.7kg)
潮風の恵みでジューシーに育った
一口サイズの「みかん」がもらえる「佐賀県鹿島市」!

ガタリンピック

 2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」第1位に輝いたのは、昨年に引き続き「佐賀県鹿島市(かしまし)」!

 佐賀県の南部にある「鹿島市」は、町の東部が有明海に面しており、ムツゴロウなどの珍しい海の幸が獲れるほか、人々が干潟で泥まみれになりながら競技する「ガタリンピック」という大会などで有名だ。

 そんな「鹿島市」に7000円の寄付をすると「“やーらしか”鹿島産みかん 約11kg 小粒サイズ ご家庭用」がもらえる。つまり、寄付金額1万円あたり約15.7kgの「みかん」がもらえる計算だ。

 「やーらしか」とは、佐賀弁で「かわいい」を意味する言葉。なぜ、この返礼品が「やーらしか(かわいい)」なのかというと、直径5.5cm以下の「2Sサイズ」の「みかん」で、子どもでも手軽にパクパク食べられるからだ。なお、サイズは小さくても、有明海から吹くあたたかな潮風を受けて、甘みたっぷりに育った、おいしい「みかん」になっているとのこと。

 なお「鹿島市」の「ふるさと納税」では、それぞれ1万円の寄付でもらえる「有機温州みかんジュース200ml×10本」や「みかんみるくジェラート7個入り」など、「みかん」を加工した返礼品も豊富に取り揃えている。これらの返礼品も一緒に申し込んで、“みかん三昧”の冬を過ごしてはいかがだろうか。

【同率2位】8000円の寄付でみかん10kg!(=1万円あたり12.5kg)
味が一級品の有名ブランドみかん
「有田みかん」がもらえる「和歌山県有田市」!

「有田市」の「有田みかん『風のしるし』10kg」

 2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」第2位は、「寄付金額1万円あたり、みかん12.5kg」がもらえる2自治体が同率でランクインした。まずは、その2自治体の中から「和歌山県有田市(ありだし)」を紹介しよう。

 「有田市」は、夏の降水量が少なく、水はけもいいなど、言わずと知れた「みかん」の名産地。かれこれ400年以上も前から「みかん」の栽培が行われているそうで、「有田みかん」のブランドは全国的にも有名だ。

 そんな「有田市」に8000円の寄付をすると「有田みかん『風のしるし』10kg」がもらえる。「風のしるし」とは、風によって木の葉や枝が擦れ、皮の表面に傷がついてしまった「有田みかん」のこと。とはいえ、「有田みかん」が持つコクのある甘さは失われていおらず、中身には何の問題もないそうだ。

 どうしても傷なしの「有田みかん」が欲しいという人は、同じく8000円の寄付でもらえる「【大粒・2L】有田みかん『未来への虹』9kg」もおすすめ。お得度はやや落ちてしまうが、それでも寄付金額1万円あたり11.25kgの「みかん」がもらえるので、コスパは良好だ。

有田市の返礼品一覧

【同率2位】8000円の寄付でみかん10kg!(=1万円あたり12.5kg)
そのおいしさで地元民に愛されている
「河内国分のみかん」がもらえる「大阪府柏原市」!

「大阪府柏原市」のふるさと納税サイト

 続いて紹介する同率2位の自治体は「大阪府柏原市(かしわらし)」。

 大阪府の南東部にある「柏原市」は「大阪市」のベッドタウンだが、隣接している奈良県と同様に、数多くの遺跡や古墳も残っている町。なかでも、6世紀ごろに造られたとされる「高井田横穴墓群」は、国の史跡に指定されている。また「柏原市」の3分の2は山地になっており、ぶどう栽培やワイン造りも活発なのだとか。

 そんな「柏原市」に8000円の寄付をすると「河内国分のみかん10kg(サイズおまかせ!)」がもらえる。この返礼品を提供しているのは、「柏原市」にある「吉田農園わいわいファーム」という農家。市場には出回らないが、地元民なら、そのおいしさを知っているという吉田農園の「みかん」は、甘さと酸っぱさのバランスが絶妙だそうだ。

 しかし、残念ながら、この返礼品は「期間・数量限定」だったので、すでに申し込み受付を終了してしまっている。2019年の「ふるさと納税」でお得に「みかん」を手に入れたい人は、そのほかの自治体に寄付しよう。

柏原市の返礼品一覧

【同率4位】1万円の寄付でみかん12kg!
「みかん」の栽培に適した町で育てられた
「温州みかん」がもらえる「熊本県水俣市」!

「熊本県水俣市」のふるさと納税サイト

 2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」第4位は、「寄付金額1万円あたり、みかん12kg」がもらえる3自治体が同率で並んだ。今回は、その3自治体の中から、ザイ・オンライン編集部がおすすめする2自治体を紹介しよう。最初に紹介する同率4位の自治体は「熊本県水俣市(みなまたし)」。

 熊本県の最南端に位置する「水俣市」は、4世紀ごろに第12代景行天皇(けいこうてんのう)が発見したという伝説がある「湯の児温泉」や、湯治場として長年親しまれてきた「湯の鶴温泉」などがある隠れた温泉郷。また、特産品としては、生で食べられるほど甘いという「サラダたまねぎ」が評判なのだとか。

 そんな「水俣市」に1万円の寄付をすると「熊本県水俣産 温州みかん12kg」がもらえる。「温州(うんしゅう)みかん」とは、一般的にイメージする「みかん」の正式な品種名で、気候が温暖な「水俣市」は、そんな「温州みかん」の栽培に適しているそうだ。

 このほかにも、「水俣市」の「ふるさと納税」では、「デコポン」「スイートスプリング」「不知火(しらぬい)」といった柑橘類の返礼品を多く取り揃えている。しかも、それぞれ無農薬・減農薬など、農家の強いこだわりを感じられる逸品ばかりなので、合わせてチェックしてみよう。

水俣市の返礼品一覧

【同率4位】1万円の寄付でみかん12kg!
あのオリンピック選手も育った町で栽培された、
選りすぐりの「温州みかん」がもらえる「熊本県和水町」!

「和水町」の「温州みかん12kg」

 続いて紹介する同率4位の自治体は「熊本県和水町(なごみまち)」。

 熊本県北西部の玉名郡に属する「和水町」は、2006年に「菊水町(きくすいまち)」と「三加和町(みかわまち)」の合併によって誕生した町で、この「和水町」という名前も、合併前の2つの町名から1文字ずつ取ったそうだ。また、最近では、NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺~』の主人公であるマラソン選手・金栗四三(かなくりしそう)の出身地として知られるようになった。

 そんな「和水町」に1万円の寄付をすると「温州みかん12kg」がもらえる。この返礼品は、複数の農家から「みかん」を集めて、状態のいいものだけを厳選しているとのこと。そのため、「みかん」の味や糖度、サイズに若干のバラツキがあるというが、そんな違いを楽しむのも一興だろう。

 なお、この記事の最後には、「和水町」の「ふるさと納税」担当者に行なったインタビューを掲載している。おすすめの返礼品のほか、寄付金の使い道なども教えてもらったので、ぜひ、最後まで読んでみてほしい。

和水町の返礼品一覧

 さて、改めて今回紹介した自治体のランキングをまとめると以下のとおり。

ふるさと納税受付終了の自治体ですマークのものは、自治体がその特産品に関する「ふるさと納税」の受け付けを終了、もしくは一時的に中断しています。
※同じ自治体の同じような返礼品でも「ふるさと納税サイト」ごとに自治体が支払う手数料が異なり、返礼品の内容量や寄付額が違う場合もあるので、このランキングで返礼品を上手に選ぼう!

 ◆2019年度
  「ふるさと納税」で「みかん」がもらえる自治体のお得度ランキング!
(※2019年11月25日時点)
順位 お得な特産品の商品と量 備考
寄付金の使い道
1位  佐賀県鹿島市
 ≪1万円換算/約15.7kg≫
・7000円⇒【期間限定!】 ”やーらしか”鹿島産みかん 約11kg
                 小粒サイズ ご家庭用

・7000円⇒鹿島 まるな柑橘園の小粒みかん 約10kg【ふるさとチョイス限定】
・1万円⇒【期間限定!】 ”よかんばい”鹿島産みかん 訳アリ 約12kg
               大中小サイズ別
・1万円⇒【期間限定!】 ”やーらしか”鹿島産みかん 約12kg 小粒サイズ
 ほか、1万円で「有機温州みかんジュース 200ml×10本」などがある
【寄付金の使い道】産業の振興に関する事業/福祉・保健・医療の充実に関する事業/都市基盤の整備に関する事業/自然環境の保全に関する事業/安全・安心のまちづくりに関する事業/教育・文化の向上に関する事業/協働のまちづくりに関する事業 など
「ふるさと納税」の寄付の申し込みページはこちら
2位  大阪府柏原市
 ≪1万円換算/12.5kg≫
・8000円⇒【期間限定】【数量限定】河内国分のみかん10kg
          (サイズおまかせ!)
ふるさと納税受付終了の自治体です
  ほか、1万円で「柏原ぶどうジェラート」(100ml×10個)などがある
【寄付金の使い道】地域資源の活用に関する事業/教育に関する事業/福祉の向上に関する事業/国際交流に関する事業/公用及び公共用の施設に関する事業/防災に関する事業/健康の増進に関する事業/健康の増進に関する事業(柏原市病院事業) など
「ふるさと納税」の寄付の申し込みページはこちら
2位  和歌山県有田市
≪1万円換算/12.5kg≫
・8000円⇒有田みかん「風のしるし」(10kg)

・8000円⇒【大粒・2L】有田みかん「未来への虹」(約9kg)
・1万円⇒【小粒・2S】有田みかん「未来への虹」(10kg)
・1万2000円⇒有田みかん「未来への虹」(10kg)
 ほか、8000円で「伊藤農園のみかん七味」(みかん七味缶入り5g×2個、みかん七味詰め替え用5g×4個)などがある
【寄付金の使い道】教育及び文化に関する事業/産業、環境及び交流に関する事業/保健、福祉及び医療に関する事業/「子ども達に本を!」図書購入に活用/スポーツ振興に活用/市長におまかせコース など
「ふるさと納税」の寄付の申し込みページはこちら
4位  熊本県水俣市
・1万円⇒熊本県 水俣産温州みかんたっぷり約12キロ  ほか、1万円で「久慈産採れたて潮風天日干し!『天日干し小女子』100g入×3袋」などがある
【寄付金の使い道】水俣の元気づくりに関する事業/子どもたちのスポーツ振興に関する事業/社会人のスポーツ振興に関する事業/地元企業の育成・振興に関する事業/子育て世帯の社会福祉の充実に関する事業/読書のまちづくりに関する事業 など
「ふるさと納税」の寄付の申し込みページはこちら
4位  熊本県和水町
・1万円⇒温州みかん 12kg(11月発送)
・1万円⇒温州みかん 熊本和水町 10kg
・1万5000円⇒塩みかん 熊本和水町 10kg
・1万円⇒創業100年 甘さ際立つ! 温州みかん (くまもと和水町産)(5.5kg)
 ほか、1万円で「不知火 熊本 和水町産 7kg」などがある
【寄付金の使い道】「金栗四三」顕彰事業/「あいのりくん」運用事業/町長に一任
「ふるさと納税」の寄付の申し込みページはこちら
■以降のランキングはこちら!⇒【ふるさと納税】みかんがもらえる自治体ランキング(2019年度版)人気の「みかん」がもらえる自治体を比較して、コスパ最強のおすすめ自治体を発表!

 なお、今回紹介しきれなかった、もう1つの同率4位の自治体は「熊本県玉名市」。1万円の寄付で「温州みかん くまもと玉名産12kg」がもらえる返礼品を提供していたのだが、残念ながら、現在は品切れとなってしまっている。

 このように「みかん」の返礼品は、これからの時期にますます申し込みが増えて、続々と品切れになってしまう可能性もあるので、気になる返礼品を見つけたら早めに申し込むのがおすすめだ。また、公開中の「【ふるさと納税】みかんがもらえる自治体ランキング!(2019年度版)」では、お得に「みかん」をもらえる約40自治体をまとめて発表しているので、ぜひ、こちらも参考にしてほしい。

 ちなみに、「ふるさと納税」を実施している自治体数は2000近くあるため、今回の調査でもすべての自治体を調べるのは難しく、あくまで「ザイ・オンライン編集部調べ」となっている。

 この記事を見て「ウチの特典の方がすごいぞ!」という自治体関係者の方や、「こっちのほうがお得だよ」という情報を持ちの方は、ぜひ下記メールアドレスまで情報をお寄せください。確認のうえ、追記させていただきます。
◆情報はコチラまで!(zol-furusato@diamond.co.jp)

2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」同率4位、
「熊本県和水町」の「ふるさと納税」担当者にインタビュー!

 今回、ザイ・オンライン編集部では、2019年の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」同率4位にランクインした「熊本県和水町(なごみまち)」のふるさと納税担当者・前渕さんにインタビューを敢行した。

 さっそく「和水町」に1万円の寄付をするともらえる「温州みかん12kg」について聞いてみたところ、この返礼品には「和水町」の熱意が詰まっていることを教えてもらえた。

 「『ふるさと納税』の利用者の方は、これまで、さまざまな返礼品をもらってきているので、返礼品に求めるレベルも高くなってきています。となると、私たちも、これまで以上にいい返礼品を用意しなければなりません。そこで、たとえば『みかん』でしたら、事業者さんや農家さんに『薄利多売になってしまうかもしれませんが、必ず注文を取ってみせますので、ギリギリの値段で提供していただけませんか』と、何度も頭を下げてお願いしてきました。その結果、事業者さんや農家さんの理解を得ることができ、『温州みかん12kg』のようなお得な返礼品が誕生したというわけです」

 1万円の寄付で「温州みかん12kg」がもらえるという返礼品の背景には、事業者や農家の努力はもちろん、「和水町」の職員の苦労もあったようだ。

 また、前渕さんによると、この「温州みかん12kg」にコストパフォーマンスは劣るが、「和水町」に1万5000円を寄付するともらえる「塩みかん10kg」もおすすめとのこと。

 「この『塩みかん10kg』は、『和水町』で『みかん』を作り続けて80年になる伊藤農園さんが提供してくださっています。この『みかん』の特徴は、熊本県の天草地方で採れるワカメのエキスや、熊本産の『ぶどう』のエキスなどを配合した有機肥料を木に与えていること。そうすることで、通常の『みかん』に比べて、味とコクが強くなるそうですよ。かなりこだわって栽培された『みかん』ですので、ぜひ、こちらもご賞味いただきたいです!」

 さらに、前渕さんによると、「和水町」には「みかん」以外にもイチオシの返礼品があるという。

「和泉町」に1万円を寄付するともらえる「火の本豚 ウデモモ切り落とし2kg」。

 「『和水町』の農場で育てられた『火の本豚』という豚肉があるんですが、こちらは100人中100人が『おいしい』と感想を口にするくらい好評なんです。詳しい育て方は企業秘密らしいのですが、お肉を焼いても柔らかさが保たれ、脂もしつこくないですから、幅広い層に好まれると思います。最近は、豚コレラなどの影響で豚肉の市場価格が上昇気味という話も聞きますし、おいしいうえに『ふるさと納税』でお得にもらえる『火の本豚』の存在をもっと広めていきたいですね」

 「和水町」では「火の本豚」の返礼品を多数用意しており、たとえば、1万円の寄付で「火の本豚 ウデモモ切り落とし2kg」がもらえるので、「みかん」の返礼品と合わせて申し込んでみては?

 続いて「和水町」の「ふるさと納税」の寄付状況を聞いてみたところ、2019年4月~11月下旬までに件数は約2300件、金額にして約2700万円の寄付が集まっているとのこと。これは、なんと、昨年の3倍以上のペースなのだとか。

 「和水町」では、そうして集まった寄付金をどのように活用しているのだろうか。

 「寄付金の使い道は、大きく分けて『“金栗四三”顕彰事業』と『“あいのりくん”運用事業』の2つです。日本で初めてのオリンピック選手となった金栗四三さんが『和水町』のご出身ということで、金栗さんのミュージアムや、生家記念館の運営に寄付金を使わせていただいています。もう1つの“あいのりくん”というのは、病院や食料品店などに行きたいときに、近所の人と乗り合いで利用する予約型タクシーです。都会ではあまり馴染みがないかもしれませんが、地方では安価な運賃で移動できる公共交通として、積極的に行われている取り組みなんですよ」

 ほかの公共交通機関を利用するのが難しい地域に住んでいる人や、自分では運転できなくなった高齢者などにとっても、あいのりくんのような事業に力を入れてもらえるのは嬉しい限りだろう。

 また、これらの事業で一定の成果が得られたら、将来的には空き家の活用や、子どもたちの支援にも「ふるさと納税」の寄付金を回したいとのことだ。

 最後に、「和水町」のアピールポイントと今後の展望を教えてもらった。

 「『和水町』には、歴史の教科書にも載っている『江田船山古墳』をはじめとした、たくさんの史跡があるほか、『菊水ロマン館』という道の駅では、季節に応じて採れる、さまざまな新鮮な野菜や果物を売っています。なので、現在は寄付者の方々に返礼品を送るという形ですが、いつかは『和水町』へ実際に足を運んでいただきたいですね。また、『和水町』では、金栗さんの名前を冠したマラソン大会を開催しているので、今後は、その参加チケットなどの“体験型”の返礼品も増やしていきたいと思っています」

 「和水町」はまだ準備中の段階だが、自治体の中には、食事券や宿泊券といった町に観光客を呼び込むための返礼品を用意しているところも少なくない。こうした食事券や宿泊券を活用すれば、お得に旅行に行くこともできるので、今回の「ふるさと納税ランキング~みかん編~」を参考にして「みかん」をお得に手に入れたあとは、“体験型”の返礼品に申し込むことも検討してみてはいかがだろうか。

和水町の返礼品一覧

(取材・文/森井隆二郎[A4studio])

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【2018年度版】ふるさと納税ランキング~みかん編~

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