沖縄セルラー電話は、2022年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2021年4月27日の15時に発表した。これにより、沖縄セルラー電話の配当利回り(予想)は3.31%となり、”20期連続増配”の見通しとなった。
沖縄セルラー電話は、KDDI傘下の電気通信事業者。沖縄県に特化した経営で、県内での高い携帯電話シェアを誇る。拡大画像表示
沖縄セルラー電話が発表した2021年3月期の決算短信によると、2022年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「82円」、期末配当(3月)が「82円」、合計の年間配当額は「1株あたり164円」となっている。
沖縄セルラー電話の2021年3月期の配当は「1株あたり162円」だったので、前期比で「2円」の増配となる。今回の増配発表によって、沖縄セルラー電話の配当利回り(予想)は3.31%となった。
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沖縄セルラー電話は利益還元について、「今後の事業展開に備えるための内部留保や財務体質の強化を勘案しつつ、安定配当を継続的に行うこと」を基本方針としている。また、経営目標として「増収・増益・連続増配」や「配当性向40%超」を掲げていることもあり、今回の「増配」が決まった形だ。
なお、2021年3月期の配当についても、予想配当の「1株あたり154円」から「8円」増となる「1株あたり162円」に増配されており、増配の内訳は「普通配当3円+創立30周年記念配当5円=8円」となっている。
沖縄セルラー電話の過去22期の配当の推移は?
| ■沖縄セルラー電話(9436)の過去22期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 2001/3 | 4.3円 | 2012/3 | 77円 | |
| 2002/3 | 4.3円 | 2013/3 | 78円 | |
| 2003/3 | 5円 | 2014/3 | 81.5円 | |
| 2004/3 | 7.5円 | 2015/3 | 88円 | |
| 2005/3 | 15円 | 2016/3 | 96円 | |
| 2006/3 | 45円 | 2017/3 | 105円 | |
| 2007/3 | 60円 | 2018/3 | 117円 | |
| 2008/3 | 70円 | 2019/3 | 130円 | |
| 2009/3 | 72.5円 | 2020/3 | 145円 | |
| 2010/3 | 75円 | 2021/3 | 162円 | |
| 2011/3 | 76円 | 2022/3 | 164円 (予想) |
|
沖縄セルラー電話は、2003年3月期以降、連続増配を継続しており、2022年3月期の配当予想「1株あたり164円」が予想通りに実施されれば、”20連続増配”を達成することになる。なお、沖縄セルラー電話の公式サイトなどでは、2001年3月期の記念配当を除外して計算した「21期連続増配予想」となっている。
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また、沖縄セルラー電話の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2002年3月期から2022年3月期までの20年間で、沖縄セルラー電話の年間配当額は「1株あたり4.3円」から「1株あたり164円」まで、37倍に増加している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、沖縄セルラー電話の株価は2002年3月の終値257.5円から2021年3月に記録した年初来高値5360円まで、20.8倍に上昇している。なお、2021年4月30日の終値は4950円で、2002年3月の終値から19.2倍に上昇した水準で推移している。
■沖縄セルラー電話(9436)の株価チャート/月足・20年
沖縄セルラー電話の配当利回り、配当+株主優待利回りは?
沖縄セルラー電話の2021年4月30日時点の株価(終値)は4950円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※沖縄セルラー電話の配当利回り】
株価:4950円
年間配当額:中間82円+期末82円=164円
配当利回り:164円÷4950円×100=3.31%
沖縄セルラー電話の配当利回りは3.31%。2021年3月の東証1部の平均利回りは1.80%(配当実施企業のみ)なので、沖縄セルラー電話の配当利回りは「高め」と言える。
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また、沖縄セルラー電話は保有株式数と保有期間に応じて、「au PAY マーケット商品カタログギフト」がもらえる株主優待を実施している。
| ■沖縄セルラー電話(9436)の株主優待の内容 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 保有期間 | 株主優待内容 |
| 3月末 |
100株以上 1000株未満 |
5年未満 | カタログギフト:3000円相当 |
| 5年以上 | カタログギフト:5000円相当 | ||
| 1000株以上 | 5年未満 | カタログギフト:5000円相当 | |
| 5年以上 | カタログギフト:1万円相当 | ||
沖縄セルラー電話の2021年4月30日時点の株価(終値)は4950円、配当利回りは3.31%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。
【※沖縄セルラー電話の配当+株主優待利回り(100株・5年未満保有時)】
投資金額:100株×4950円=49万5000円
優待品(カタログギフト):3000円相当
株主優待利回り=3000円÷49万5000円×100=0.61%
配当+株主優待利回り=3.31%+0.61%=3.91%
【※沖縄セルラー電話の配当+株主優待利回り(100株・5年以上保有時)】
投資金額:100株×4950円=49万5000円
優待品(カタログギフト):5000円相当
株主優待利回り=5000円÷49万5000円×100=1.01%
配当+株主優待利回り=3.31%+1.01%=4.32%
【※沖縄セルラー電話の配当+株主優待利回り(1000株・5年未満保有時)】
投資金額:1000株×4950円=495万円
優待品(カタログギフト):5000円相当
株主優待利回り=5000円÷495万円×100=0.10%
配当+株主優待利回り=3.31%+0.10%=3.41%
【※沖縄セルラー電話の配当+株主優待利回り(1000株・5年以上保有時)】
投資金額:1000株×4950円=495万円
優待品(カタログギフト):1万円相当
株主優待利回り=1万円÷495万円×100=0.20%
配当+株主優待利回り=3.31%+0.20%=3.51%
沖縄セルラー電話の「配当+株主優待利回り」は、100株・5年未満保有時で3.91%。それなりの利回りであるうえに、5年以上継続保有すれば利回りはさらに上昇する。また、沖縄セルラー電話は2022年3月期で”20期連続増配”を達成する見通しでもあるので、今回の「増配」を機に、長期保有を検討する価値は十分にあると言えるだろう。
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沖縄セルラー電話は、KDDI傘下の電気通信事業者。沖縄県に特化した経営で、県内での高い携帯電話シェアを誇る。2022年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高700億円(前期比-41.9億円)、営業利益142.5億円(前期比-2億円)経常利益143億円(前期比-26.5億円)、親会社株主に帰属する当期純利益100億円(前期比-5.2億円)となっている。なお、沖縄セルラー電話は2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、対前期増減率は発表されていない。
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| ■沖縄セルラー電話 | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| 情報・通信 | 9436 | 東証JASDAQ | 164円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 4950円 | 100株 | 49万5000円 | 3.31% |
| ※株価などのデータは2021年4月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 | |||







