芙蓉総合リースは、2022年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2021年5月10日の14時に発表した。これにより、芙蓉総合リースの配当利回り(予想)は3.44%となり、”17期連続増配”の見通しとなった。
芙蓉総合リースは、みずほフィナンシャルグループ系の大手総合リース会社。拡大画像表示
芙蓉総合リースが発表した2021年3月期の決算短信によると、2022年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「130円」、期末配当(3月)が「130円」、合計の年間配当額は「1株あたり260円」となっている。
芙蓉総合リースの2021年3月期の配当は「1株あたり240円」だったので、前期比で「20円」の増配となる。なお、2021年3月期の配当についても、予想配当の「1株あたり220円」から「1株あたり240円」に増配されている。今回の一連の増配発表によって、芙蓉総合リースの配当利回り(予想)は3.44%となった。
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芙蓉総合リースは利益還元について、「業績および目標とする経営指標等を勘案し、確固たる経営基盤、財務体質の強化を図るべく、株主資本の充実に努めるとともに、長期的かつ安定的な配当の継続により、株主への利益還元に努めること」を基本方針としている。また、芙蓉総合リースの2022年3月期の業績予想は、前期比で「増益」となっていることから、堅調な業績予想を背景に、今回の「増配」が決まった形だ。
芙蓉総合リースの過去18期の配当の推移は?
| ■芙蓉総合リース(8424)の過去18期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 2005/3 | 25円 | 2014/3 | 74円 | |
| 2006/3 | 33円 | 2015/3 | 80円 | |
| 2007/3 | 43円 | 2016/3 | 100円 | |
| 2008/3 | 50円 | 2017/3 | 130円 | |
| 2009/3 | 54円 | 2018/3 | 146円 | |
| 2010/3 | 58円 | 2019/3 | 188円 | |
| 2011/3 | 62円 | 2020/3 | 205円 | |
| 2012/3 | 66円 | 2021/3 | 240円 | |
| 2013/3 | 70円 | 2022/3 | 260円 (予想) |
|
芙蓉総合リースは、2004年12月に上場して以来、連続増配を継続しており、2022年3月期の配当予想「1株あたり260円」が予想通りに実施されれば、”17連続増配”を達成することになる。
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また、芙蓉総合リースの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2005年3月期から2022年3月期までの17年間で、芙蓉総合リースの年間配当額は「1株あたり25円」から「1株あたり260円」まで、10.4倍に増加している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、芙蓉総合リースの株価は2005年3月の終値2595円から2021年3月に記録した年初来高値8300円まで、3.2倍に上昇している。なお、発表当日(2021年5月10日)の終値は7540円で、2005年3月の終値から2.9倍に上昇した水準で推移している。
■芙蓉総合リース(8424)の株価チャート/月足・上場日~発表当日
芙蓉総合リースの配当利回り、配当+株主優待利回りは?
芙蓉総合リースの2021年5月10日時点の株価(終値)は7540円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※芙蓉総合リースの配当利回り】
株価:7540円
年間配当額:中間130円+期末130円=260円
配当利回り:260円÷7540円×100=3.44%
芙蓉総合リースの配当利回りは3.44%。2021年4月の東証1部の平均利回りは1.86%(配当実施企業のみ)なので、芙蓉総合リースの配当利回りは「高め」と言える。
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また、芙蓉総合リースは継続保有期間に応じて「カタログギフト」または「図書カード」がもらえる株主優待を実施している。
| ■芙蓉総合リースの株主優待制度の詳細 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 保有期間 | 株主優待内容 |
| 3月末 | 100株以上 | 2年未満 | カタログギフトまたは図書カード:3000円相当 |
| 2年以上 | カタログギフトまたは図書カード:5000円相当 | ||
芙蓉総合リースの2021年5月10日時点の株価(終値)は7540円、配当利回りは3.44%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。
【※芙蓉総合リースの配当+株主優待利回り(100株・2年未満保有時)】
投資金額:100株×7540円=75万4000円
優待品(カタログギフトまたは図書カード):3000円相当
株主優待利回り=3000円÷75万4000円×100=0.40%
配当+株主優待利回り=3.44%+0.40%=3.84%
【※芙蓉総合リースの配当+株主優待利回り(100株・2年以上保有時)】
投資金額:100株×7540円=75万4000円
優待品(カタログギフトまたは図書カード):5000円相当
株主優待利回り=5000円÷75万4000円×100=0.66%
配当+株主優待利回り=3.44%+0.66%=4.11%
芙蓉総合リースの「配当+株主優待利回り」は、100株・2年未満保有時で3.84%。それなりの利回りであるうえに、2年以上継続保有すれば利回りはさらに上昇する。また、芙蓉総合リースは2022年3月期で”17期連続増配”を達成する見通しでもあるので、今回の「増配」を機に、長期保有を検討する価値は十分にあると言えるだろう。
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芙蓉総合リースは、みずほフィナンシャルグループ系の大手総合リース会社。リースのほか、ファイナンスやBPOサービスなども手掛けている。2022年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高17.6%減、営業利益4.4%増、経常利益4.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益4.8%増となっている(すべて前期比)。なお、芙蓉総合リースは2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、従来の基準で見込んだ場合の売上高は前期比1.3%増となる。
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| ■芙蓉総合リース | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| その他金融業 | 8424 | 東証1部 | 260円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 7540円 | 100株 | 75万4000円 | 3.44% |
| ※株価などのデータは2021年5月10日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 | |||







