序列激変#予告Photo:DNY59/gettyimages

弁護士をトップとする文系エリート「士業」。その士業の世界にも、序列激変の荒波が押し寄せている。その波は弁護士や司法書士、社労士などの士業同士の戦いを誘発し、資格自体の地位も上下させることになりそうだ。特集『弁護士 司法書士 社労士 序列激変』では、7月5日(月)から16日(金)までの全19回で、腕一本で稼ぐ侍業の最前線をレポートする。

#1 7月5日(月)配信
5大法律事務所に迫る「3大リスク」で弁護士の序列激変!西村あさひ、森・濱田松本…

序列激変#1Photo:PIXTA

  企業法務の世界で圧倒的な存在感を放つのが五大法律事務所だ。500人超の弁護士を抱え、海外へと業務を拡大する五大による寡占化が進むが、そんな彼らの足元を揺るがしかねない三つのリスクが顕在化し始めている。弁護士業界の序列を激変させる地殻変動を解明する。

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#2 7月5日(月)配信
社労士業界が雇用調整助成金バブルに沸く一方で「大淘汰時代」幕開けの理由

序列激変#2Photo:PIXTA

 新型コロナウイルス感染拡大で、雇用調整助成金の申請と受給は爆発的に伸長。申請手続きを担った社労士たちには空前のバブルが訪れた。しかしそれは、容赦ない淘汰時代の幕開けにもなりそうだ。

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#3 7月6日(火)配信
「1年目で年収1200万円」の5大法律事務所、それでも弁護士が続々辞める理由

序列激変#3Photo:PIXTA

 日本の五大法律事務所には、司法試験合格者のトップ層が毎年入所する。彼らには1年目で年収1200万円、30代で3000万円を超える業界トップの高待遇が約束されるが、そんな五大を退所する弁護士が後を絶たない。その理由を探った。

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#4 7月6日(火)配信
社労士がこれから稼げる2大市場!1つは社内の「無自覚パワハラ」対応、もう1つは?

序列激変#4Photo:123RF

 社労士は今、わが世の春を謳歌している。雇用調整助成金の申請代行や働き方改革対策、発達障害&うつ病社員対応など、仕事がいくらでもある状態なのだ。将来的に「のし上がる」社労士が目を付けるブルーオーシャンとは何か。

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#5 7月7日(水)配信
司法書士の“聖域”に弁護士が乱入!ドル箱「商業登記」を巡る仁義なき戦い

序列激変#5Photo:PIXTA

 司法書士の専業である登記申請。この登記マーケットに弁護士が起業したリーガルテック企業が参入し、司法書士会に緊張が走っている。過去、何度も職域を巡りつばぜり合いを繰り広げてきた司法書士と弁護士の戦いが、再び勃発しようとしている。

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#6 7月7日(水)配信
過払い金バブル崩壊で法律事務所は「大淘汰」、アディーレらの生き残り策は?

序列激変#6Photo:PIXTA

 弁護士業界に巨額の利益をもたらした過払い金の返還請求バブルが終焉。コロナ禍に伴う交通事故の減少で、売り上げ減に陥る法律事務所も現れた。アディーレ法律事務所やベリーベスト法律事務所など、過払いマネーで急成長した準大手・中小事務所のこれからの戦い方を探った。

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#7 7月8日(木)配信
弁護士でも「コロナ貧困」のリアル、20代で独立したマチ弁の厳しい懐事情

序列激変#7Photo:PIXTA

 国内には4万2000人以上の弁護士が存在するが、このうち約1万人は1人で事務所を切り盛りする“マチ弁”である。弁護士の増加に伴い、自宅を事務所代わりにする“タク弁”や携帯電話で仕事を受ける“ケー弁”も増えた。そんな彼らが、コロナ不況のしわ寄せを受けている実態が浮かび上がった。

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#8 7月8日(木)配信
有名・大物弁護士が「TMI」に続々集まる理由、法律事務所創立メンバーに聞く

序列激変#8Photo by Toshiaki Usami

 かつて「四大」といわれた大手事務所の一角に食い込み、「五大」体制としたのがTMI総合法律事務所である。そのTMIには現在に至るまで、四大出身の大物弁護士らが続々と参集する。創立メンバーで代表を務める田中克郎弁護士と、遠山友寛弁護士に話を聞いた。

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#9 7月9日(金)配信
ヤフーには弁護士が39人も!「格下」企業内弁護士の法曹界地位が大幅アップした理由

序列激変#9

 民間企業などに勤める企業内弁護士といえば、かつては法科大学院制度の導入による「弁護士過剰問題」のあおりを受け、就職先に困った者がなる「格下」の弁護士と見られたものだ。だが、時代は変わった。ポジションと重要性が向上し、人数が激増している。

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#10 7月9日(金)配信
社労士最大手・SATOグループ代表が明かす、「良いものを安く」の“非常識”経営

序列激変#10Photo by T.U.

 社会保険労務士法人や行政書士法人などを傘下に持つSATOグループ。代表の佐藤良雄氏は“良いものを高く”が常識の士業の世界で、“良いものを安く”というモットーを掲げ、グループを拡大している。他の社労士と一線を画す、SATOグループの戦略を聞いた。

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#11 7月10日(土)配信
弁護士に頼むといくら?5大事務所と顧問弁護士の相場を大公開!時給10万円の先生も

序列激変#11Photo:PIXTA

 大手法律事務所では、弁護士が働いた分だけ企業に費用を請求する「タイムチャージ」が一般的だ。業界トップに君臨する五大事務所の弁護士の時給は幾らなのか。顧問弁護士の料金相場とともに、知っておきたい弁護士の金回りを公開する。

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#12 7月10日(土)配信
社労士に頼むといくら?顧問料・スポット依頼の相場を大公開!いい先生の選定術も

序列激変#12Photo:PIXTA

 実際に社労士に仕事を頼むと幾らかかるのだろうか。そこで、顧問料やスポットでの手続き依頼について料金相場を調べた。また、付き合うべき社労士の見分け方には、どのようなポイントがあるのだろうか。

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#13 7月11日(日)配信
コロナ解雇とワクチン接種、企業の2大問題への対処法を「凄腕社労士」が伝授

序列激変#13Photo:123RF

 リモートワークの拡大などで「働かない社員」が明るみに出たこともあり、人員整理に対する企業の関心がにわかに高まっている。さらにワクチン接種を望まない従業員などへの“対応マニュアル”も必要になった。コロナ解雇とワクチン接種――。この二大問題をスムーズに解決するための具体的な対処法を、すご腕社労士への取材を基に解説する。

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#14 7月11日(日)配信
弁護士「転職市場」が激変!“ベンチャー事務所”に若手が注目する理由

序列激変#14Photo:Sam Edwards/gettyimages

 今も昔も、五大法律事務所は企業法務の道を志す弁護士にとって垂ぜんの的。しかし、最近では五大から独立して、企業法務を担う新たな事務所が誕生し、若手弁護士から注目されている。弁護士の転職市場について、弁護士であり人材紹介業も営む西田章氏に解説してもらった。

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#15 7月12日(月)配信
会計事務所EY・デロイトが弁護士界へ領空侵犯!仕掛ける「総合格闘技」戦略とは?

序列激変#15Photo:nadia/gettyimages

 EY、PwC、デロイトトーマツといった四大会計事務所が、続々と弁護士法人の立ち上げに乗り出した。新興組の彼らは、会計士や税理士、コンサルタントなどグループ内に抱える他分野の専門家を武器に、“総合格闘技”で五大法律事務所の牙城を崩しにかかる。

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#16 7月13日(火)配信
弁護士界の頂点「西村あさひ」パートナーが語る、「先鞭を付ける」王者の流儀

序列激変#16Photo by T.U.

 弁護士業界の頂点に君臨し、常に追われる立場にある西村あさひ法律事務所。執行パートナーに就任した中山龍太郎弁護士は、どのような戦略を描いているのか、話を聞いた。

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#17 7月14日(水)配信
東芝・ファストリの失態で露呈、日本企業の「時代遅れ法務部」を解体せよ!

序列激変#17Photo:Bloomberg/gettyimages

 各国が、自国の産業競争力を高めることなどを目的にダイナミックなレギュレーション変更を仕掛けている。一方で、企業がコンプライアンス違反をした場合のレピュテーションリスクは高まるばかりだ。「遅れている」といわれる日本企業の法務部に必要な改革とは?

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#18 7月15日(木)配信
“ダメ社労士”の特徴がわかる「6タイプ別・社労士図鑑」、あなたの会社は大丈夫?

序列激変#18Illustration by Yuuki Nara

 社労士の仕事の幅は広い。労働者が関わること全てが業務の対象になると言っても過言ではない。ただし、そんな捉えどころのない社労士も、“大解剖”を行うと六つのタイプに分けられる。今、仕事を頼んでいるあなたの会社の社労士は、本当に有用か?

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#19 7月16日(金)配信
三菱UFJの法務トップに転じた弁護士が明言、「社内役員に弁護士が必要」な理由

序列激変#19Photo by Takahiro Tanoue

 2019年、大手法律事務所から三菱UFJフィナンシャル・グループの執行役常務グループCLOに転じた森浩志氏。森氏はなぜ企業内弁護士に転身したのか。三菱UFJでどんな改革を仕掛けているのか。企業成長における法務機能強化の重要性をとことん聞いた。

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【特別編】7月17日(土)配信
司法書士に「2024年バブル」の予感、相続が過払い金に次ぐ“祭り”となる理由

序列激変#特別編1Photo:PIXTA

 4月、2024年をめどに相続登記を義務化する関連法が成立した。これにひそかに沸き立っているのが司法書士業界だ。すでに司法書士の元には問い合わせが入り始めており、バブルのにおいがぷんぷんだ。過払い金返還請求に次ぐ、大量の依頼が舞い込むことも予想されている。

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【特別編】7月17日(土)配信
法律事務所が「過重労働撲滅」へ8億円投資、「長島・大野・常松」の本気度

序列激変#特別編2Photo by T.U.

 業界内ではおとなしいと評される長島・大野・常松法律事務所。しかし2019年10月、リーガルテック企業MNTSQ(モンテスキュー)に8億円出資するなど、攻めの姿勢を見せている。マネージング パートナーの杉本文秀弁護士に話を聞いた。

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【特別編】7月18日(日)配信
有名弁護士輩出の名門「森・濱田松本」ならではの苦悩を事務所トップが吐露

序列激変#特別編3Photo by T.U.

 個性が強く、独立志向の強い弁護士が多いといわれる森・濱田松本法律事務所。19年には事務所のエースとも評されていた三浦亮太弁護士が独立し、業界で話題となった。事務所をどうまとめていくのか、棚橋弁護士に話を聞いた。

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【特別編】7月21日(水)配信
“外国人弁護士“の採用強化、老舗「アンダーソン・毛利・友常」の外資対抗策

序列激変#特別編4Photo by T.U.

 歴史的に国をまたぐクロスボーダー案件に強みがあったアンダーソン・毛利・友常法律事務所。21年1月にこの強みをさらに磨くべく、外国法共同事業を開始した。グローバル化を急ぐ背景にはどのような考えがあるのか。加畑直之弁護士に話を聞いた。

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【特別編】7月23日(金)配信
三菱商事も採用した法律×ITベンチャー「MNTSQ」、弁護士の“職人芸”をAI処理の衝撃

序列激変#特別編5Photo by Kazutoshi Sumitomo

 長島・大野・常松法律事務所のアソシエイト弁護士であり、リーガルテック企業のMNTSQ(モンテスキュー)を創業した板谷隆平弁護士。古巣の長島・大野・常松法律事務所からは8億円の出資を受け、事業拡大に邁進中だ。

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【特別編】7月24日(土)配信
日本電産・三井住友海上の「IT顧問弁護士」に創業5年目の法律事務所がなれた理由

序列激変#特別編7Photo by T.T.

 大企業の風評被害対策を強みに、立ち上げから5年で売上を7倍に伸ばしたモノリス法律事務所。代表の河瀬季弁護士は元エンジニアだ。他には真似のできないビジネスモデルの秘密を探った。

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【特別編】7月28日(水)配信
200の法律事務所が使うAIサービス、契約書の「抜け落ちリスク45類型」を数秒で判定

序列激変#特別編6Photo by T.U.

 森・濱田松本法律事務所出身の二人の若手弁護士が設立した新興法律事務所ZeLoと、リーガルテック企業リーガルフォース。今、弁護士業界で若手からの注目度ナンバーワンだ。二人は何を思い、どこへ目指して森濱田・松本を飛び出したのか。

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Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda

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