レイは、2022年2月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2022年2月21日の15時に発表した。これにより、レイの配当利回り(予想)は3.11%となった。
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レイは、これまで「未定」としていた2022年2月期の予想配当を、「1株あたり10円」とすると発表した。なお、レイは期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。
レイの2021年2月期の配当は「1株あたり5円」だったので、前期比で「5円」の増配となる。今回の増配発表によって、レイの配当利回り(予想)は3.11%となった。
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レイは今回、「増配」とともに「業績予想」も発表しており、2022年2月期は前期比で「増収・増益(黒字転換)」の業績予想となっている。この業績予想にもとづいて、「内部留保の状況、財務状況等を総合的に勘案した結果」、今回の「増配」が決まった形だ。
なお、「増配」が発表されたのは2022年2月に権利が確定する期末配当であり、レイの期末配当の「権利確定日」は2022年2月28日、「権利付き最終日」は2022年2月24日となっている。
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ちなみに、「増配」などが発表されたことを受けて、レイの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2022年2月21日)の終値321円より80円高い、制限値幅の上限である401円(+24.92%)を記録しており、明日以降の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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レイの過去10期の配当の推移は?
■レイ(4317)の過去10期の配当の推移 | ||||
期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
2013/2 | 6円 | 2018/2 | 6円 | |
2014/2 | 5円 | 2019/2 | 8円 | |
2015/2 | 5円 | 2020/2 | 5円 | |
2016/2 | 6円 | 2021/2 | 5円 | |
2017/2 | 6円 | 2022/2 | 10円 (予想) |
レイは2020年2月期に「減配」しており、2021年2月期の年間配当額は「横ばい」となっていたが、2022年2月期の配当予想「1株あたり10円」が予想通りに実施されれば前期比で「増配」となり、これまでの年間配当額の水準を上回ることになる。
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また、レイの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。前期にあたる2021年2月期から2022年2月期までの1年間で、レイの年間配当額は「1株あたり5円」から「1株あたり10円」まで、ちょうど2倍に急増している。
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参考として、レイの株価も確認しておこう。レイの株価は、2021年2月の終値377円から発表当日(2022年2月21日)の終値321円まで、14.8%下落した水準で推移している。
■レイ(4317)の株価チャート/月足・10年
レイの配当利回りは?
レイの2022年2月21日時点の株価(終値)は321円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※レイの配当利回り】
株価:321円
年間配当額:10円
配当利回り:10円÷321円×100=3.11%
レイの配当利回りは3.11%。2022年1月の東証1部の平均利回りは2.00%(配当実施企業のみ)なので、レイの配当利回りは「高め」と言える。なお、レイは株主優待を実施していない。
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レイは、CMをはじめとする映像制作や、イベント・プロモーションの制作などを手掛ける会社。企画制作とIT・デジタル・映像技術を軸に、幅広い分野で活動。2022年2月期(通期)の連結業績予想は、売上高が前期比54.7%増の109億円、営業利益が6.7億円(前期は7.0億円の赤字)、経常利益が7.7億円(前期は4.9億円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益が4.7億円(前期は3.6億円の赤字)と好調。
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■レイ | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
サービス業 | 4317 | 東証JASDAQ | 10円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
321円 | 100株 | 3万2100円 | 3.11% |
※株価などのデータは2022年2月21日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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