クレジットカード活用術
2017年6月23日 菊地祟仁

Polletカードは「セディナカード」と一緒に使えば
還元率がアップ!プリペイドカードへのチャージで
ポイントが貯まるクレジットカードと活用法を紹介!

 先日、「漢方スタイルクラブカード」と「エクストリームカード」が、「リーダーズカード」に切り替わるというハガキが到着しました。「リーダーズカード」のスペックも変更となり、還元率は1.25%に下がります。また、同じく「レックスカード」についてのハガキも到着。こちらは「レックスカードライト」のスペックに変更されるため、やはり還元率は1.25%へと大幅ダウンになります。とうとう超高還元率のクレジットカードが終わりを迎えました。

 そして近頃、クレジットカードとは逆に、勢いを増しているのがプリペイドカードです。今回は、最新のプリペイドカード事情、使い方を紹介したいと思います。

プリペイドカードが世間で知られるきっかけは
2014年の「au WALLETプリペイドカード」から!

 国際ブランド付きのプリペイドカードのブームの火付け役は何と言っても「au WALLETプリペイドカード」(Mastercard)でしょう。2014年5月に発行が始まり、au利用者であれば年会費などはかかりません。発行される約1年前の2013年4月には、「Visa」ブランドが付いた「ココカラクラブカード」が発行されていますが、世の中に国際ブランド付きプリペイドカードを普及させたのは「au WALLETプリペイドカード」の影響が大きいと感じます。

 続いて、「ソフトバンクカード」(Visa)が2015年2月に発行され、「エポスカードVisaプリペイドカード」(Visa)が2015年6月、「おさいふPonta」(JCB)と「Orico Prepaid Card」が2015年11月に発行されました。さらに、2016年1月には「ANA VISAプリペイドカード」(Visa)、2月に「LINE Payカード」(JCB)、 9月には「POINT WALLET VISA PREPAID」(Visa)、12月には「dカード プリペイド」(Mastercard)が発行。

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「dカード プリペイド」が11月下旬サービス開始!「dカード」保有者のほか、ドコモ利用者が得する「dカード プリペイド」のお得な利用方法とは?

 2017年に入ってからも勢いは衰えず、1月には「ゆうちょ銀行」のプリペイドカードである「mijica」(Visa)が仙台・熊本限定で発行開始。同じく1月に「楽天銀行プリペイドカード」(Visa)、3月には「Polletカード」(Visa)、4月には「ANA JCBプリペイドカード」JCB)と毎月のように国際ブランド付きのプリペイドカードが発行されています。

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 プリペイドカードの勢いがあるのは、クレジットカードとは違って審査がないからでしょう。クレジットカードよりも普及させやすく、18歳未満でも審査なく作ることができます。

 キャッシュレス社会に向けて、消費者にプリペイドカードで慣れてもらって、クレジットカードに移行させたいというのが各社の思惑ではないでしょうか。

チャージするクレジットカード次第で
プリペイドカードのお得度は大きく変わる!

 このプリペイドカードはクレジットカードと組み合わせて使うのがお得です。「nanaco」や「楽天Edy」などの電子マネーと同じように、国際ブランド付きプリペイドカードにクレジットカードでチャージをしてもクレジットカードのポイントがつかないものも多いのですが、中にはチャージでポイントを獲得できる場合もあります。

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nanacoチャージのポイント付与率が激減する「nanacoショック」が高還元カードで発生中!一方、「セブンカード・プラス」の存在感が急上昇!

 また、(LINE Payカードを除く)プリペイドカードの場合、還元率はどうしてもクレジットカードよりも劣るということもありますが、クレジットカードからのチャージでポイントを貯め、さらにプリペイドカードでの決済でポイントを貯めると、お得度はアップします。

 ただし、「楽天Edy」や「nanaco」など電子マネーへのチャージと異なるのは、プリペイドカードにチャージするときにポイントが獲得できるクレジットカードがあったとしても、クレジットカードによっては手数料が発生する場合があることです。

 例えば、「au WALLETプリペイドカード」には、「VIASOカード」や「リクルートカード」(Visa、Mastercard)でチャージが可能ですが、チャージするときにポイントはたまりません。

 また、「dカード プリペイドカード」には、「三井住友カード」発行のクレジットカードや「dカード」でチャージはできますが、こちらもチャージしたときにポイントは貯まりません。

 一方、「dカード」や「三井住友カード」以外が発行するクレジットカードで国際ブランドが「Visa」または「Mastercard」の場合は、チャージ時にポイントが貯まる場合もありますが、1回のチャージ手数料として200円が必要となります。

 例えば、1回でチャージできる最大の金額が5万円ですので、5万円チャージするとします。還元率0.5%のクレジットカードを利用した場合、獲得できるポイントは250円分のポイントです。お得になる金額はわずか50円と、正直、プリペイドカードにチャージしてまで使う必要はないと思ってしまいますね。

新しいプリペイドカード「Polletカード」は
クレジットカードと一緒に上手に活用すると得する!

 そんなプリペイドカードの中で、注目したい面白いプリペイドカードが2017年3月に発行された「Polletカード(ポレットカード)」です。「Polletカード」は「Visa」のプリペイドカードで、「ハピタス」というポイントサイトを利用していなければ作成できません。さらに、初回作成時には「ハピタスポイント」をチャージする必要があるので、「ハピタス」のポイントがなければ作れないプリペイドカードとなりますので注意してください。

 この「Polletカード」はチャージ時に「ハピタスポイント」や「ポイントインカム」のポイントでチャージができますが、チャージ時にチャージ金額の0.5%が上乗せされる特典があります。例えば、600ポイントをチャージすると、0.5%分の3円が上乗せされて、603円分の利用が可能になるということです。

 さらに、「Polletカード」にはクレジットカードでチャージすることも可能で、クレジットカードでチャージするときにもチャージ金額の0.5%が上乗せされます。さらに、クレジットカードによってはチャージ時にクレジットカードのポイントも獲得可能です。

 「Polletカード」は「セディナ」が発行するプリペイドカードのため、「セディナ」が発行するクレジットカードでチャージした場合はチャージ手数料がかかりません。さらに、「セディナ」の「わくわくポイント」も貯まるなど、非常にうれしい特典もあります

 「セディナ」のポイント制度である「わくわくポイント」では、年間利用額に応じて翌年度のポイントアップ「トクトク!ステージ」もあるため、「Polletカード」にチャージして利用するだけで、翌年度のポイント倍率も変わります。

 「セディナ」の一般カードの場合は、200万円以上で1.3倍、ゴールドカード以上の場合は1.6倍までアップするのです。どちらももともとの還元率が0.5%のため、一般カードで0.65%、ゴールドカード以上で0.8%とそれほど高い還元率ではありませんが、「Polletカード」にチャージしたときに上乗せされる0.5%を考慮すると、「セディナカードクラシック」などの一般カードで最大1.15%、「セディナゴールドカード」などのゴールドカード以上で1.3%まで還元率を高めることができます

セディナゴールドカード
還元率 0.5~1.5%
「セディナゴールドカード」のカードフェイス
発行元 セディナ
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降6000円
家族カード(税抜) あり(年会費1000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、nanaco(JCBのみ)
「セディナゴールドカード」の公式サイトはこちら

 光熱費などの固定費は「セディナ」発行のクレジットカードで支払い、日々の買い物は「セディナ」発行のクレジットカードでチャージした「Polletカード」で支払うことでステージを上げれば、ポイント還元率を高めることができるのです。

 また、「Polletカード」に「セディナ」以外が発行するクレジットカードでチャージした場合、チャージ手数料が1回につき300円必要です。例えば、「楽天カード」で10万円チャージしたとします。「セディナ」が発行するクレジットカードではないため、チャージ手数料として300円が必要です。ただし、10万円をチャージすると0.5%が上乗せされるため、500円分が後日付与されます。つまり、300円の手数料を払っても実質200円のプラスです。さらに、「楽天カード」で10万円をチャージしているため、「楽天スーパーポイント」1000円分が貯まり、合計の還元金額は1200円分。還元率は1.2%となります。

「Polletカード」の強みは、1回のチャージでチャージできる金額が最大50万円と高額な点です。1回につき50万円のチャージをすると、手数料が300円で2500円の上乗せがあります。さらに、「楽天カード」のような還元率が1.0%のクレジットカードでチャージした場合は、5000円分のポイントが貯まるため、高額チャージをすることで1回分の手数料負担の比率が下がります。50万円のチャージで手数料を引いても合計7200円分のポイントが貯まるので、還元率は1.44%と高くなるわけです。

【※編集部 追記】
2018年1月24日より、「Polletカード」の1回あたりのチャージ上限が「5万円」に変更されました。詳細は下記の記事をご覧ください。

プリペイドカードの「Polletカード」が大幅改悪!チャージ上限が1回「50万円⇒5万円」に減額され、手数料を考慮すると「セディナカード」保有が必須に

「Polletカード」は50万円までチャージできるので
クレジットカードのポイント制度のステージアップに使える!

 「Polletカード」の使い方はさまざまです。例えば、「三井住友カード」の場合、毎年2月~翌年の1月までの年間利用額に応じてV1~V3までのステージがあります。V1が50万円以上~100万円未満、V2が100万円以上~300万円未満、V3が300万円以上です。このステージによって、翌年のボーナスポイントの獲得率が変わるため、上のステージを目指すほどお得になります。

 もし、1月の時点で年間利用額が250万円程度だった場合、50万円を「Polletカード」にチャージしておくという手もあります。そうすれば、年間利用額は300万円以上となるので翌年のステージは「V3」になり、「三井住友カード プライムゴールド(旧・三井住友プライムゴールドカード)」以上の場合は還元率1.3%(Polletカード上乗せ分含む)に達します。「Polletカード」にチャージしたお金は、後日「Visa加盟店」で使えばいいだけです。

【※編集部 追記】
2018年1月24日より、「Polletカード」の1回あたりのチャージ上限が「5万円」に変更されました。詳細は下記の記事をご覧ください。

プリペイドカードの「Polletカード」が大幅改悪!チャージ上限が1回「50万円⇒5万円」に減額され、手数料を考慮すると「セディナカード」保有が必須に

 ほかには、「エポスカード」で「Polletカード」に50万円を一気にチャージするのもお得です。というのも、「エポスカード」は年間利用額が50万円以上の場合、年会費無料のゴールドカード「エポスゴールドカード」のインビテーションがもらえるからです。つまり、「エポスカード」で「Polletカード」に1回、50万円をチャージするだけで、「エポスゴールドカード」を保有することが可能になるのです。「エポスゴールドカード」の場合、「エポスポイント」の有効期限が無期限になったり、空港ラウンジが利用できるなどのゴールドカードのお得な特典も付帯しているほか、ポイント10倍などのキャンペーンも実施されます。

【※編集部 追記】
2018年1月24日より、「Polletカード」の1回あたりのチャージ上限が「5万円」に変更されました。詳細は下記の記事をご覧ください。

プリペイドカードの「Polletカード」が大幅改悪!チャージ上限が1回「50万円⇒5万円」に減額され、手数料を考慮すると「セディナカード」保有が必須に
エポスカード
還元率  0.5~10%
(通常時にマルイで提示して現金で支払うと還元率0.5%、クレジット利用で還元率1%。年4回の「マルコとマルオの7日間」開催時は還元率10%。一般店舗では還元率0.5%
エポスカード
発行元 エポスカード
国際ブランド VISA
年会費(税抜) 永年無料
家族カード
お得な優待サービス ビッグエコーやシダックスなどカラオケの室料30%オフ、ロイヤルホストや居酒屋チェーンなどで飲食代10%オフなど、全国1万店舗以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用できる。また「楽天Edy」チャージ分も0.5%還元される
エポスカード公式サイトはこちら

 このように、いろいろな使い方ができる「Polletカード」などのプリペイドカードは、超高還元クレジットカードがなくなった今こそ活用すべきカードなのです。

セディナゴールドカード
還元率 0.5~1.5%
「セディナゴールドカード」のカードフェイス
発行元 セディナ
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降6000円
家族カード(税抜) あり(年会費1000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、nanaco(JCBのみ)
「セディナゴールドカード」の公式サイトはこちら