ダイヤモンドZAi最新記事
2018年8月21日 ザイ編集部

「年金の受給額」を増やす、3つのお得なワザを伝授!
最大42%も年金の受給額が増える「繰下げ受給」や、
国民年金加入者におすすめの「付加年金」などを解説

ダイヤモンド・ザイ10月号
楽天ブックスで買う
Amazonで買う

年金の受給額が増える3つのワザを紹介! 1円でも年金を増やして、充実した老後を過ごそう!

退職後、100歳まで生きるとしたら一体いくら準備すればいいのか? 8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号の特集は「老後のお金 作り方&崩し方」! 退職後、100歳まで生きるとしたら一体いくら準備すればいいのか? 最新の考え方と対策術を提案している。

今回はその中から、「年金の受給額がアップする3つのワザ」を抜粋して紹介しよう!

【年金の受給額を増やすワザ(1)】
寿命が長い女性ほど効果大!
「妻だけ繰り下げ」で無理なく年金額をアップする!

 通常は65歳から支給される年金だが、「繰り下げ受給」を選択すれば、上限で70歳まで支給開始を遅らせることができる。繰り下げ受給は、国民年金部分、厚生年金部分のどちらかでも、両方でも可能。1カ月単位で選択でき、月0.7%、1年で約8%ずつ受給額が増える。繰り下げ上限の70歳から受給を開始した場合、42%も年金額がアップする。

 ただし、年金額がアップするといっても、簡単に繰り下げを選択するのはNGだ。まず第一に当面の生活費の問題。十分な収入があるならいいが、資産を取り崩してまで、繰り下げを選択する必要はない。また、65歳から年金をもらった場合と、繰り下げを選択した場合の損益分岐点は、受給開始から12年程度。長生きしないとお得ではないのだ。

 「夫の年金で暮らせる場合、妻の基礎年金だけ70歳まで繰り下げてみましょう。基礎年金は満額で約78万円ですが、70歳からだと111万円に増加します。女性の平均寿命は87歳なので、繰り下げたほうが総額では上回る可能性が高い。先に夫を亡くした場合、専業主婦だと遺族年金(夫の厚生年金部分の75%)をもらえますが、夫の基礎年金分がなくなった分、生活が苦しくなるのを補う効果も期待できます」(井戸さん)

【年金の受給額を増やすワザ(2)】
短時間のパートでもOK!
勤務時間と職場を選んで厚生年金に加入する!

 従業員が501人以上の企業の場合、パートであっても週20時間以上の勤務で、年収が106万円以上働くと厚生年金に加入できる。保険料を払うので負担は増えるが、それ以上に将来受け取る年金の増加が期待できるのだ。

 ただし、負担が増えるのを嫌がり、パートの厚生年金加入を認めない企業もある。働く場合はコンプライアンスがしっかりした企業を選ぼう。

【年金の受給額を増やすワザ(3)】
2年で元が取れて超お得!
月額400円の追加で毎年数万円も年金が増える!

 付加年金とは自営業者などの国民年金加入者(※)が、月額400円を上乗せするだけで、「200円×上乗せで払った月数」が年金に上乗せされる制度。30歳から60歳まで(360カ月)加入すると、200円×360=7万2000円が亡くなるまで毎年の年金に上乗せされる。(※第1号被保険者)

 支払総額は400円×360=14万4000円。2年以上受給すれば、元を取れる。月額400円なので、「国民年金基金に入るほど生活に余裕はないが…」という場合にもおすすめ。国民年金基金と同時には入れないが、届け出をすれば移行できる。

(※関連記事はコチラ!)
⇒"年金制度は破綻する"はウソ! ただし、減額や支給年齢のさらなる引き上げはありえるので、「ねんきん定期便」で将来の年金を確認できるようにしておこう

無理なく貯める×税制優遇を生かした資産運用で
老後資金を作る方法は、ダイヤモンド・ザイ10月号をチェック!

ダイヤモンド・ザイ10月号

 今回は、8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号の特集「老後のお金 作り方&崩し方」の「年金の受給額がアップする3つのワザ」を抜粋して紹介した。同特集では年金のほか、介護貧乏や老後の長期化を乗り切る方法を掲載。さらに、無理のない貯蓄や税制優遇を生かした資産運用で、老後資金を作る方法も公開しているので、ぜひ活用してほしい。

 また、ダイヤモンド・ザイ10月号では、ほかにも「10万円株、高配当株、株主優待株など全98銘柄が激突! 最強"日本株"夏の陣」「最新決算でわかった! 絶好調上ブレ株18」「毎月分配型投信100本の"本当の利回り"&"分配健全度"」「IT企業を中心に急成長株が続々! 今こそ狙いめの中国株35」「元手ゼロ円で投信やETFが買える! ポイント投資の始め方」など、今月もお得な情報を盛りだくさん。

ダイヤモンド・ザイ10月号は、全国の書店やアマゾン楽天ブックスにて8月21日発売!