配当【増配・減配】最新ニュース!
2020年10月26日 ザイ・オンライン編集部

キヤノン、期末の配当を修正し、配当利回り4.4%に!
年間配当は前期比で半減の「1株あたり80円」で、30期
超続いた“非減配”は止まるも、株価下落で高利回りに

キヤノンは、「未定」としていた2020年12月期の期末配当を前期比で「減配」としたことを、2020年10月26日の15時に発表した。中間配当の前期比「減配」はすでに確定しているため、通期でも前期比で「減配」となる。キヤノンは30期以上にわたり、一度も通期で「減配」することなく配当を維持または増配とする”非減配”を続けていたが、2020年12月期で、それが途絶えてしまう見通しとなった。
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キヤノンは、デジタルカメラやレーザープリンターなどで世界シェアNo.1を誇る大手電気機器メーカー。キヤノンは、デジタルカメラやレーザープリンターなどで世界シェアNo.1を誇る大手電気機器メーカー。
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 キヤノンは、2020年12月期の予想配当を、中間配当(6月・権利確定済み)が「40円」、期末配当(12月)が「40円」、合計の年間配当額は「1株あたり80円」とすると発表した。

 キヤノンの2019年12月期の配当は中間配当が「80円」、期末配当が「80円」、合計の年間配当額は「1株あたり160円」だったので、前期比で「80円」の減配となる。今回の配当予想の発表により、キヤノンの配当利回り(予想)は4.47%となった
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 キヤノンは今回、配当予想とともに業績予想の修正も発表しており、2020年12月期の業績予想は前回予想比で「増収増益」となっている。しかし、キヤノンは「現在は資金繰りを優先させるため、期末配当金につきましては中間配当金と同様、40円とする方針」としており、通期でも「減配」となる見通しだ。

 なお、配当予想および業績予想の修正などが発表されたことを受けて、キヤノンの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年10月26日)の終値1788円より37円高い1825円(+2.07%)を記録しており、明日の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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キヤノンの過去30期の配当の推移は?

■キヤノン(7751)の過去30期の配当の推移
年間配当額   年間配当額
1991/12 8.3円 2006/12 83.3円
1992/12 8.3円 2007/12 110円
1993/12 8.3円 2008/12 110円
1994/12 8.3円 2009/12 110円
1995/12 8.6円 2010/12 120円
1996/12 10円 2011/12 120円
1997/12 11.3円 2012/12 130円
1998/12 11.3円 2013/12 130円
1999/12 11.3円 2014/12 150円
2000/12 14円 2015/12 150円
2001/12 16.6円 2016/12 150円
2002/12 20円 2017/12 160円
2003/12 33.3円 2018/12 160円
2004/12 43.3円 2019/12 160円
2005/12 66.6円 2020/12 80円
(予想)

 キヤノンは30期以上にわたり、一度も「減配」をせずに、配当を「維持」もしくは「増配」している"非減配"を継続していた。しかし、2020年12月期の配当予想「1株あたり80円」が予想通り実施されれば、「連続"非減配"」もストップすることになる
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 キヤノンの年間配当額は、2000年代に入ると増配傾向が強まり、1999年12月期から2007年12月期までの8年間では、「1株あた11.3円」から「1株あたり110円」まで、10倍近くにまで増加していた。しかし、その後は増配ペースが緩やかになり、2017年12月期以降は「1株あたり160円」の配当が続いていた。
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 なお、キヤノンはSBI証券におけるNISA口座での「国内株式の保有残高ランキング」で上位に入っていることから、年間配当額の動向を注視している個人投資家は少なくないだろう。
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 参考として、キヤノンの株価も確認しておこう。キヤノンの株価は、前期末にあたる2019年12月の終値2986.5円から本日(2020年10月26日)の終値1788円まで、40.1%下落した水準で推移している。

■キヤノン(7751)の株価チャート/月足・30年

キヤノンの配当利回りは?

 キヤノンの2020年10月26日時点の株価(終値)は1788円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※キヤノンの配当利回り】
株価:1788円
年間配当額:中間40円+期末40円=80円
配当利回り:80円÷1788円×100=4.47%

 キヤノンの配当利回りは4.47%。2020年9月の東証1部の平均利回りは2.03%(配当実施企業のみ)なので、キヤノンの配当利回りは「高め」と言える。
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キヤノンは、デジタルカメラやレーザープリンターなどで世界シェアNo.1を誇る大手電気機器メーカー。光学技術を核にした「多角化」を進めるとともに、「グローバル化」にも力を入れていて海外売上高比率は7割を超える。2020年12月期(通期)の連結業績予想は、売上高12.6%減、営業利益63.4%減、当社株主に帰属する当期純利益58.4%減と軟調(すべて前期比)。
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キヤノン
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
電気機器 7751 東証1部、名証1部、札幌、福岡 80円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1788円 100株 17万8800円 4.47%
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