クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較
【第4回】 2014年11月3日 岩田昭男 [消費生活評論家]

プラチナカードに付帯の「ダイニングサービス」で
超一流店で食事が無料になるサービスを体験!
年会費が割安に思えるプラチナカードの選び方!

 まず、「ダイナースクラブカード」では、「ダイナースクラブ エグゼクティブ ダイニング」という名称の「ダイニングサービス」を展開しています。提携店舗は国内約170店ほど。通常の「エグゼクティブ ダイニング」は2人以上の利用で1人分が無料になりますが、店によっては、6人以上の利用で2人分を無料にしてもらうことも可能です。

ダイナースクラブカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
「ダイナースクラブカード」のカードフェイス
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円)
家族カード(税抜) あり(年会費5000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
ICOCA
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「ダイナースクラブカード」の公式サイトはこちら

 ほかに、私自身も気に入っているサービスに「ダイナースクラブ サインレス・スタイル」があります。コールセンターに利用設定金額を告げておくと、ダイナースクラブが提携のレストランに代行予約をしてくれて、カード会員は当日、そのレストランを利用した後に、クレジットカードの提示もサインもなしに、そのまま帰ることができます。これなら接待やデート、あるいは両親などに食事をプレゼントするときにもとてもスマートに振る舞うことができますね。「ここは私が払いますよ」「いえいえ、私が」というような押し問答をしないで済むので、自分自身はもちろん、食事の相手にも気を遣わせません。

 さらに通常では予約が難しい高級料亭を、ダイナースクラブが代行して予約してくれたり、会員限定の「おもてなしプラン」を用意してもらえたりする店もあります。ここまで、かゆいところに手が届くような食に関するサービスを提供しているのは、ダイナースクラブだけでしょう。グルメな人ならきっと満足でき、最高の体験を味わえるはずです。

プラチナカードが中心の「ダイニングサービス」付帯サービス。
ゴールドカードに付帯している例はまだまだ少ない

 続いて、前回もお話しした「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」では、「ゴールド・ダイニングby招待日和」として、「ダイニングサービス」を行っています。以前は、このサービスを利用するために年会費が別に必要でしたが、2014年9月からは無料になりました。国内の約200の提携店舗を利用可能です。

 また、事前に予約をすれば、国内外のレストランで利用代金が20%オフになったり、前菜のサービス、ボトルワインのサービスなどを受けられる「グローバル・ダイニング・プログラム」もあるので、ぜひ活用したいところです。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率 0.33~1.5%
(※年3000円(税抜)の「メンバーシップ・リワード・プラス」加入、ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算)
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」のカードフェイス
発行元 アメリカン・エキスプレス
国際ブランド AMEX
年会費(税抜) 2万9000円
家族カード(税抜) あり(1人は年会費無料。2人目から年会費1万2000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
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「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の公式サイトはこちら

 「ダイナースクラブカード」「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」以外に、ゴールドカードのランクで「ダイニングサービス」を提供しており、なおかつそのほかの面でもおすすめできるカードは、まだあまりありません(今後の登場に期待です)。プラチナカードだと、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」「三井住友プラチナカード」などで、「ダイニングサービス」を提供しています。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費2万円(税別)と、プラチナカードにしては破格の安さ。ゴールドカード並みのコストで、プラチナのステータスを得ることができます。「ダイニングサービス」の名称は「プラチナ・グルメセレクション」。国内の約190の提携店舗を利用可能です。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
還元率 0.5~1.0%
「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」のカードフェイス
発行元 三菱UFJニコス
国際ブランド AMEX
年会費(税抜) 2万円
家族カード(税抜) あり(1人目無料、2人目以降は年3000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
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 「三井住友プラチナカード」の「ダイニングサービス」は、「プラチナグルメクーポン」です。東京・大阪を中心とする約80店舗の一流レストランで、2人以上で食事すると1人分が無料になるクーポンをもらえます。また、提携するホテルの部屋や料理をアップグレードするサービスもあるので、ホテルでの食事をおトクに楽しむこともできます。

三井住友プラチナカード
還元率 0.5~2.5%
(※セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは還元率2.5%)
「三井住友プラチナカード」のカードフェイス
発行元 三井住友カード
国際ブランド VISA、Master
年会費 5万円
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
iD
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「三井住友プラチナカード」の公式サイトはこちら

 最後に、クレジットカード会社ではなく、クレジットブランドの一つである「MasterCard」が提供している「TASTE OF PREMIUM」というサービスもご紹介しておきましょう。「TASTE OF PREMIUM」は、「ワールド」「プラチナ」「チタン」MasterCardカード会員、さらには「ビジネス・プラチナ」「ビジネス・ゴールド」MasterCardカード会員を対象とするサービスです。

 高級旅館や全国700の一流ホテルでの優待が受けられるほか、国際線の手荷物を無料で配送してもらえたり、ゴルフ場の予約を代行してもらえたりと、さまざまなサポートを受けることができます。その中には「ダイニングサービス」もあり、「TASTE OF PREMIUMレストラン」と呼ばれる、約50の対象レストランを2人以上で利用すると、1人分が無料にできます。

 日本で「TASTE OF PREMIUM」が利用できるのは、MasterCardブランドのプラチナカードだけで、今のところは「三井住友プラチナカード」(VISAかMasterCardを選べます)か、「SBIプラチナカード」くらいで、まだそれほど数はありません。

三井住友プラチナカード(MasterCard)
還元率 0.5~2.5%
(※セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは還元率2.5%)
おすすめクレジットカード!高還元率の三井住友プラチナカード
発行元 三井住友カード
国際ブランド VISA、Master
年会費(税抜) 5万円
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
 電子マネー
iD
「三井住友プラチナカード」の公式サイトはこちら

 今回の記事を読んで、「ダイニングサービス」を利用してみたい気持ちになりましたか? 繰り返しになりますが、外食好きならすぐにでも年会費のモトを取れる「ダイニングサービス」を利用しない手はないと思います。これからの忘年会シーズン、あるいはその先の新年会などでも、「ダイニングサービス」を利用すれば、同行者にも喜んでもらえるはず。グルメなあなたはぜひ検討してみてください。

(取材・構成/元山夏香)