クレジットカード活用術
2016年1月25日 菊地祟仁

「楽天カード」にメリット追加で還元率もアップ!
さらに「楽天カード」と「楽天モバイル」の兼用で
スマホ代の節約+楽天ポイントがザクザク貯まる!

【※2016年9月に新しく「楽天ゴールドカード」が登場! 「楽天カード」と比較して、「楽天ゴールドカード」を選んだほうが得する損益分岐点が判明! 関連記事はこちら!】
「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」を使ったほうが確実に得をする“損益分岐点”が判明!楽天市場での利用額次第で「楽天カード」よりお得!


 最近、「楽天市場」のトップページを表示した際に、「全ショップでお買いものが、いつでも毎日ポイント7倍に!」という大きなバナーが出てきたのを見た方も多いのではないでしょうか?

 今回は、「楽天カード」を「楽天市場」で活用することで実現する「ポイント7倍」、また「楽天カード」に新しく搭載された機能について詳しく紹介したいと思います。

「楽天カード」に「楽天ポイントカード」機能が搭載!
クレジット+電子マネー+ポイントカードの1枚3役で便利に!

 今回の「ポイント7倍」を紹介する前に、「楽天カード」に「楽天ポイントカード」機能が搭載された一体型カードが登場しているので、こちらを先に紹介しておきたいと思います。

「楽天ポイントカード」と聞くと「???」となる方もいるかもしれませんが、2014年10月に開始した「Rポイントカード」の名称は2015年11月から「楽天ポイントカード」に変更されています。

「楽天ポイントカード」は、サークルKサンクスや出光、ミスタードーナツなどで提示すると「楽天スーパーポイント」を貯めることができ、期間限定ポイントなども消費できる便利なポイントカードです。

 この「楽天ポイントカード」のサービスで不便だったのが、一体型の「楽天カード」が存在しなかった点です。サークルKサンクスで「楽天ポイントカード」を提示し、「楽天カード」で支払う場合、「楽天カード」と「楽天ポイントカード」の2枚のカードが必要でした。しかし、「楽天ポイントカード」機能が搭載された「楽天カード」が登場したことで、この不便さが解消されることになりました。

 新しい「楽天カード」は、クレジットカードの「楽天カード」、電子マネーの「楽天Edy」、ポイントカードの「楽天ポイントカード」が1枚になったカードとなります。「楽天ポイントカード一体型の楽天カード」は2015年春頃から噂はされていましたが、クレジットカードと電子マネー「iD」、「dポイントカード」の機能を搭載したNTTドコモの「dカード」が登場したタイミングでの発表となったのではないでしょうか。

 ただし、現在「楽天カード」を保有している方が「楽天ポイントカード一体型の楽天カード」に切り替える場合は、手数料として1000円(税抜)が必要となりますので、クレジットカードの有効期限の更新時までは今のまま使ったほうがいいでしょう。

「楽天市場」「楽天ブックス」で「楽天カード」を使うと
還元率が従来より「2.0%」もアップする特典が追加!

 それでは「楽天市場」での「ポイント7倍」について解説したいと思います。

 この「ポイント7倍」は、以下の条件をすべて満たした際に適用されることになっています。

◆「楽天市場」利用で+1.0%
 (通常のポイント付与+1.0%)
◆「楽天カード」利用で+3.0%
 (通常のポイント付与+1.0%と特典+2.0%)
◆「楽天プレミアムカード」利用で+1.0%
◆「楽天モバイル」利用で+1.0%
◆「楽天市場アプリ」利用で+1.0%


 上記の条件をすべて満たして「楽天市場」で買い物をした場合、購入代金(税込)の7.0%が還元されるということになります。

 「楽天市場」利用時の+1.0%は従来から無条件に付与されるポイントなので、次の「『楽天カード』利用で+3倍」という条件から詳しく解説していきます。

 もともと「楽天カード」は、年会費無料で、どこで使っても還元率1.0%という使い勝手のいいクレジットカードです。先日、会員が1200万を突破したというニュースも出ており、保有者がとても多いクレジットカードとなります。

 ただし、実は「楽天カード」を「楽天市場」で利用しても、それほど大きなメリットはありませんでした。

 というのも、「Yahoo! JAPANカード」や「Amazon MasterCard」の場合は、自社サービス利用時には、他のクレジットカードを利用した場合よりもポイントを多く付与する特典を用意しています。「Yahoo! JAPANカード」の場合は「Yahoo! ショッピング」と「LOHACO」で1.0%分のポイントが上乗せされますし、「Amazon MasterCard」の場合は、「Amazon」での利用時は0.5%分のポイントが上乗せされます。

 つまり、「Yahoo! JAPANカード」や「Amazon MasterCard」は自社のクレジットカードを、自社のサービスで利用する際には特別なメリットを付与しているということになります。

 一方、「楽天カード」は「わかりやすい」というのが売りですが、「『楽天カード』なら、『楽天市場』でいつでもポイント2倍」というのは非常に紛らわしい表現でした。なぜなら、従来の「ポイント2倍」というのは、「楽天カード」の通常のポイント付与(還元率1.0%)に加えて、「楽天市場」で買い物をすれば「銀行振込」でも「代引き」でも1.0%分のポイントが付与されるので、その合計でポイント2倍=還元率2.0%になるという意味だったからです。

 つまり、「楽天市場」での購入時につく1.0%分のポイントは、何も「楽天カード」に限ったことではなく、例えば同じく年会費無料で還元率1.0%の「Yahoo! JAPANカード」を使っても付与されるので、実は「楽天カード」を「楽天市場」で使うメリットはそれほどなかったのです。(ただし、キャンペーンや「楽天カード」を利用することでランクが上がった場合には、お得な特典を利用できることがあった)。

 しかし今回、追加されたサービスでは、ここが大きく変わっており、「楽天市場」で「楽天カード」を利用すると、常時+2.0%のポイントが上乗せされることになりました。

 具体的に、「Yahoo! JAPANカード」「Amazon MasterCard」「楽天カード」の還元率がどうなるか、比較してみましょう。

■大手通販サイトで関連カードを利用した場合の還元率は「楽天」がトップに!
(2016年1月時点)
  Yahoo! JAPAN
カード
Amazon
MasterCard
楽天カード
 対象ショップ Yahoo!ショッピング
LOHACO
Amazon.co.jp 楽天市場
楽天ブックス
(楽天kobo)
 対象ショップでの
 通常ポイント
1.0% 1.0%
 クレジット
 カードの還元率
1.0% 1.0% 1.0%
 対象ショップで
 関連カードを
 利用した場合の
 ボーナス特典
1.0% 0.5% 2.0%
(従来はポイント付与が
なかったが、
新特典として登場)
 合計 3.0% 1.5% 4.0%


 上の表を見ればわかるとおり、「楽天市場」で「楽天カード」を利用すると、還元率は「楽天カード」の通常ポイント付与で1.0%、上乗せポイント付与で2.0%、「楽天市場」の通常ポイント付与で1.0%、合計で4.0%もの還元率になるのです。これは「楽天カード」の利用者の多くが「楽天市場」のユーザーと重なることを考えると、非常に大きな特典と言えるでしょう。

 また、「楽天プレミアムカード」と「楽天ブラックカード」については、さらに+1.0%が上乗せとなります。つまり、「楽天プレミアムカード」や「楽天ブラックカード」を「楽天市場」や「楽天ブックス」で利用すると、常時5.0%のポイントを獲得できるということです。

 ただし、「楽天カード」特典については会員ランクに応じて上限が決められているので注意しましょう。通常会員の場合は月間5000ポイントまで、シルバー会員は7000ポイント、ゴールド会員は9000ポイント、プラチナ会員は12000ポイント、ダイヤモンド会員は15000ポイントまでとなります。通常会員の月間5000ポイントを獲得するには、25万円を利用しないといけないので、この上限はそれほど気にしなくてもいいでしょう。ただし、特典ポイント分は期間限定ポイントとなるので、その点にも注意が必要でしょう。

「楽天モバイル」を利用すればスマホ料金を節約しつつ、
「楽天カード」の還元率がさらに1.0%アップする!

 次に紹介するのが「楽天モバイル」の+1.0%と「楽天市場アプリ」の+1.0%についてです。