富士フイルムホールディングス
関連ニュース
#4
「コロナ時代の働き方・採用計画」主要89社の調査結果を全部見せ!
ダイヤモンド編集部,片田江康男
コロナ時代の働き方と採用事情を探るため、主要企業に対して行った独自アンケートの結果について、89社から得た回答を個社ごとに一挙に公開。調査内容は大きく二つ。一つは、在宅勤務制度の整備状況や運用方針、それに伴う人事評価制度などの「コロナ時代の働き方」の実態。もう一つは、今後の新卒・中途採用について、採用予定数の変更の有無と面接方式だ。

オリンパスのデジカメ事業をファンドが買収、気になる将来の「転売先」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
精密大手のオリンパスが「やっと」、長年赤字続きだった映像事業(デジタルカメラなど)を売却する。かつては大黒柱の一つだったが、スマートフォン搭載カメラの登場・進化で収益が悪化。近年は医療事業ほぼ一本足打法となっており、「医療機器グローバル大手並みの営業利益率20%」という大胆な目標を掲げ始めた昨年末ごろから、映像事業の“外科手術”は秒読み段階とみられていた。コロナショックによりデジカメ市場は対前年同期比で半減しており、他のデジカメメーカーにとって「対岸の火事」ではない。

#2
台湾TSMCの米国工場建設計画が、新・半導体戦争の「大事件」である理由
ダイヤモンド編集部,杉本りうこ
ポストコロナに激化する新・半導体戦争。キープレーヤーの一つが、世界最大の半導体工場を持つ台湾TSMCだ。この巨大企業が発表した米国新工場の建設計画は、半導体産業のモノとカネの流れが大きく変わる「歴史的事件」になりそうだ。TSMC米国計画の深層を読み解く。

羅針盤なき経営(4)
富士フイルム会長「アビガンは大化けはしないが、経営者冥利に尽きる」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
古森重隆・富士フイルムホールディングス会長兼CEO(最高経営責任者)がダイヤモンド編集部の取材に応じ、コロナショックによる経営のかじ取りの難しさについて、「メインビジネス崩壊やリーマンショック時に比べれば易しいのではないか」と語った。大注目のアビガンが薬事承認間近でますます血気盛んなベテラン経営者に経営論を聞いた。

#01
中国が牛耳る原材料「供給不安」がコロナで再燃、レアアースにアビガンも
ダイヤモンド編集部
新型コロナウイルスの感染拡大は、物理的に人やもの移動が制限される「世界封鎖」を生み出した。自由貿易から保護貿易へ――。いみじくも、米中貿易摩擦や日韓の輸出管理強化に見られるように「デカップリング(世界の分断)」論が高まっていたタイミングである。コロナ危機で、中国を筆頭に世界各国がますます自国第一主義へ傾くことは避けられない。日本で高まる“レアアースショック”の再燃懸念を追うことで、世界が抱く中国脅威論をひもとく。

予告編
電機・自動車「ものづくり偏重」終焉、コロナが招いた解体的リセット
ダイヤモンド編集部
新型コロナウイルスの世界的まん延により、電機・自動車業界に過去最大級の危機が直撃している。長らく日本経済をけん引してきた二大産業だが、旧来のビジネスの常識が崩れる「ポストコロナ」時代に勝ち切れる保証はどこにもない。二大産業はものづくり偏重主義から脱却し、国内製造業全体のリストラクチャリングという“解毒(デトックス)”作業に踏み切れるのか。

#20
アビガンがコロナに効いても富士フイルムが「大もうけ」とはいかない理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
新型コロナウイルスの治療薬候補として大注目を集める、富士フイルム富山化学(富士フイルムホールディングス傘下)の「アビガン」。政府は買い上げて200万人分を備蓄する方針を示し、企業による臨床試験(治験)も最終段階だ。それでも現状では、製薬業界で大ヒット製品を指す「ブロックバスター」への道のりは険しそうだ。なぜなのか。

INDEX
日本企業、緊急事態宣言【INDEX】コロナ禍による未曾有の国難を総力取材
ダイヤモンド編集部
新型コロナウイルスの「終息時期」が、先進国で一番遅れるのは日本ではないか――。そうした見立てが産業界で大勢を占めるようになっている。当初は、外需の減退やサプライチェーンの寸断による企業業績の悪化が懸念されていたが、コロナの感染拡大は母国マーケットである日本の経済活動の「停止」をもたらしている。危機のレベルはリーマンショック時を超えるとも言われるコロナ・クライシス。ダイヤモンド編集部の総力を挙げて、日本企業が直面する緊急事態の現場を取材する。

#3
コロナで製薬サプライチェーンが混乱、ジェネリック業界再編を促す理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
新型コロナウイルスの震源地である中国の「原薬」製造・物流の混乱に加えて、インドも一部輸出制限を始め、世界の製薬サプライチェーンに動揺が走っている。日本では直ちに医薬品の欠品が起きる事態はなさそうだが、長期化すれば複数社間で供給を調整する事態が起きかねない。原薬調達の国内回帰が起これば、ジェネリック医薬品業界再編の後押しになりそうだ。

新型肺炎の治療薬・ワクチン開発で日本企業の影が薄い理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
新型コロナウイルスによる肺炎が日本でも猛威を振るい始めているが、治療薬やワクチンの開発では海外製薬会社ばかりが目立ち、国内製薬会社は存在感に乏しい。なぜなのか。

キヤノン純利益「半減」の衝撃、事務機器の再編がさらなる火種に【決算報20新春】
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
キヤノンの2019年12月期通期決算が1月29日に発表され、純利益が前期比で半減する衝撃の着地となった。デジカメやレーザープリンターの低迷に加え、米中貿易摩擦による世界経済減速、為替の円高影響が追い打ちをかけた。20年12月期は3期ぶりの増収増益を見込み回復基調とするが、今後、「富士フイルムー米ゼロックス」の統合交渉決裂に端を発した事務機器業界再編が、キヤノンにとって新たな火種となりそうだ。

#09
パナソニック凋落を四大ランキングで検証、電機22社の「経営力」格差
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
パナソニックの凋落はデータが裏付けている。経営者の在任期間における株価騰落率や経営力など「四つのランキング」と「特許件数」を用いて、パナソニックを含む国内電機メーカー22社の経営力を比較した。パナソニックの課題をデータで明らかにする。

#5
医療ベンチャー注目5社!尿でがん検知、難病ALSに挑戦、認知症発見…
ダイヤモンド編集部
病を克服したい。健康で長生きしたい。人類にとって最も基本的な願いに、先端研究とビジネスが取り組む。特集「ディープテックで行こう!」(全14回)では、#5~7の3回にわたって「医療」分野で注目の「ディープテック」を紹介する。#5は同分野の注目ベンチャー11社のうち5社をお届けしよう。

ニコンが映像事業で初の赤字へ、オリンパス旧経営陣の釈明との「デジャブ」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
デジカメ大手の2020年3月期第2四半期(一部19年12月期第3四半期)決算が出そろったが、市場縮小の影響が止まらない。ニコンは通期見通しを下方修正し、映像事業で初めての赤字になると発表した。馬立稔和社長兼CEO(最高経営責任者)は「急速に縮小する市場への見通しが甘かった」と陳謝。構造改革で立て直しを図るが、映像事業はニコンの根幹なだけに失敗は許されない。

富士フイルムの米ゼロックス買収断念で始まる「事務機」業界大再編
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
富士フイルムホールディングが米ゼロックス買収断念を表明した直後に、今度は米ゼロックスが米HPに買収提案した。成熟産業のドキュメント業界で、仁義なき再編の波が起きようとしている。富士フイルムHDが逃した魚は大きいが、百戦錬磨の古森重隆会長兼CEO(最高経営責任者)は、転んでもただでは起きなかった。

富士フイルムと米ゼロックス、合弁解消で合意
The Wall Street Journal

なぜ大企業では新規事業が進まないのか?取り組みを阻む「壁」の正体
大前和徳
大企業の多くは新規事業に取り組んでおり、従業員たちは熱心に情報収集している。しかし、その姿勢に疑問を感じることも多い。失敗したくないという意識が強すぎるほか、短期的に成果を求めすぎたり、新規事業の可能性を過小評価する傾向が強いからかもしれない。しかし、それでは新規事業はいつまで経っても離陸しない。大企業による新規事業立ち上げに必要な注意事項を紹介する。

#8
三菱vs三井vs住友「因縁のライバル企業」対決5番勝負
ダイヤモンド編集部
三菱・三井・住友という三大財閥グループは、歴史的にさまざまな業界で激しい戦いを繰り広げてきた。そして、それは今も同じだ。そこで、現代の「因縁の対決」5番勝負をお届けしよう。

最大手キヤノンですらピンチ!デジカメ市場に吹く「大逆風」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
カメラ最大手のキヤノンが7月24日、通期業績の下方修正をした。中国の景気減速でデジカメ事業が予想以上に振るわなかったことが主要因。中国は米国と共にデジカメの巨大市場で、他のデジカメメーカーも影響を受けているもようだ。

音も写すチェキ、価格120万円超…富士フイルム奇抜カメラ連発の意図
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
写真で“音”も写す――。光学メーカーの雄、富士フイルムの奇抜な発想に、業界関係者は「そう来たか」と感嘆の声を漏らした。1998年に発売し、「チェキ」の愛称で知られる富士フイルムのインスタントカメラ「instax(インスタックス)」シリーズに21日、新たに加わる「instax mini LiPlay(インスタックスミニリプレイ、市場想定価格1万7500円)」のことだ。
