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第5回
韓国と北朝鮮の歩み寄りの象徴として、2000年初頭の合意以来、両国によって共同運営されてきた「開城工業地区」が突然閉鎖された。アパレル産業中心、かつ生産量もわずかなこの工業地区の閉鎖が、実は韓国のIT産業全体の大きなダメージにつながるという。それはなぜなのか。
第21回
今後、IoTはますます進化の速度を上げて、世界を変えていくでしょう。齋藤ウィリアム浩幸氏は、昨年11月、沖縄名護市で開催された『サイバー3(Cyber3)カンファレンス沖縄2015』のキーパーソンとして、この会議の実現に尽力しました。はたして、サイバー3から読み解くべき示唆とは何なのか。齋藤氏からのメッセージをお届けします。
第108回
1企業あたり年額8万円という低価格で、企業のコンプライアンス問題を支援するハイテクノロジーコミュニケーションズという企業がある。従業員はわずか14名だが、日本を代表する大企業がコンプラ問題の相談に駆け込んでくるという。
第379回
シリコンバレーはここ最近ずっとバブルだと言われてきた。スタートアップの企業価値もどんどん大きくなった。このバブルはいずれ弾けると言われつつもう何年も経っているのだが、ついに、ごく最近は方々で見通し不良の声が聞かれる。
手を付けにくい「コスト削減の暗部」にどうやって切り込むか?
「コスト削減」「業務効率化」はどの企業にとっても重要な経営課題。通信設備・回線のクラウド化で、コスト削減と業務効率化につなげた事例を基に対策を考える。
第378回
グーグルにシンクタンクがあったとは、知らなかった人も多いだろう。このたび「ジグゾー」と名前を変えてアルファベットのグループに加わった新会社は、世界の様々な課題をテクノロジーで解決することを目指している。
第377回
現在フェイスブック傘下のオキュラスは、自社のVRヘッドセットの能力をフルに発揮できる「お墨付きPC」をPCメーカー2社と共同で発表した。これを揃えれば自宅でもVR体験がある意味保障されるわけだが、一般ユーザーへのVR体験という意味では少し距離ができてしまった。
収益向上のカギを握る“顧客との距離”を近づけるコミュニケーション
中小企業が厳しい経済環境に置かれている現在、持続的成長に向けて収益の拡大を図っていかなければならない。スマホやクラウドなどのITを活用し、社内や顧客・取引先とのコミュニケーションをいかに円滑に行うかが企業成長のカギを握る。
第376回
セラノス(Theranos)は、医療業界を破壊する新しいメッドテックのスタートアップで、企業評価価値は何と90億ドル。だが、その技術の不完全さに加えて、過大広告のようなマーケティング手法にも現在大きな疑問が集まっている。
第4回
IT産業を中心とした新分野におけるグローバル競争力を強化すべく、韓国政府は積極的にその支援策を打ち出している。とりわけ、ベンチャー企業への投資環境を整備し個人投資家を呼び込む施策は、特にその成果に期待が持たれている。
第53回
デジタル化の潮流は急速な勢いで社会や企業のビジネスに影響を及ぼし始めている。今回は、2016年以降に大きく進展する技術と、2020年に向けて、それらが加速させるパラダイムシフトについて言及する。
第375回
ツイッターで、大掛かりな再編成が起こっている。何かとエグゼクティブレベルでのトラブルが多い同社だが、今回は回帰をかけた再編成が求められる。ツイッターの復活なるか、正念場がやってきた。
イノベーションを実現する技術者のモチベーションの高め方
東京理科大学の大学院、技術経営専攻(MOT)は、キャリア10年程度の技術関連企業人を主な対象としている。教育の目的は、技術とマネジメントを融合させ、研究開発から市場化へのプロセスにおけるイノベーションを興すことのできる人材の育成だ。今、日本では、科学技術が産業の競争力に結びつかないという問題に直面している。これまでの欧米の技術や発想を改良研究するというキャッチアップ型を脱して、萌芽的研究を製品化し、新事業や新市場を創出することが求められているのだ。だが、そのイノベーションを実現するための技術者のモチベーションは、どのように高めていけばよいのか? MOTでは、このような従来の経営学にはない実践的な教育を提供している。今回は東京理科大学大学院イノベーション研究科の佐々木圭吾教授による提言をお届けする。
第3回
中国経済の失速やアメリカの金利引き上げは、韓国経済にも大きな打撃を与えている。だが一方で、韓国では官民を挙げ、新しい市場創造のためのさまざまな取り組みも行われている。今回は、韓国が最も力を入れるIT分野の新産業・新サービスの今について紹介しよう。
第11回
IoTの波はあらゆる分野の企業に広がっている。これからの20年は、IoTが新産業創出のドライビングフォースとなるに違いない。今までの新しいIT革命が生活の基盤となり、その対象が今度は「モノ」にまで広がる。
第374回
アマゾンの『ダッシュ・リプレニッシュメント・サービス(DRS)』がスタートした。「リプレニッシュメント」とは、補充の意味。そして「ダッシュ」というのは、アマゾンが自動注文に関連してつくったサービス名だ。いくつかの家電メーカーとの提携のもと、洗剤、コーヒー豆、ペットフードなどがなくなりかけると、製品が自動的に注文をする。
第373回
先日シリコンバレーで、電気自動車メーカー、テスラ・モーターズの「モデルS」の試乗運転をした。モデルSには「オート・パイロット」という機能が搭載されているのだが、もちろん部分的ではあるものの、「これが自走運転の感覚だな」と思わせるに十分なのである。
第52回
ITRでは、毎年行っているIT投資動向調査の結果、クライアント企業から受ける質問や依頼されるブリーフィングの内容、および各種のITプロジェクト支援の成果を加味し、多くの大手企業にとって重要と考えるIT戦略テーマを選定している。今回はその10項目をご紹介する。
第4回
今回から2回にわたり、個人向け教育サービスを紹介する。前編は幼児向け英会話サービス「GLOBAL CROWN」を運営するハグカム と、スマホ家庭教師「mana.bo」を運営するマナボの2社を取り上げる。
第372回
2015年は数々の新しいテクノロジーが芽を出し始めた感があったが、2016年はそれがどんどん成熟していく年になるだろう。新年を占うテクノロジートレンドの中から、いくつかの顕著なものを拾ってみよう。