竹田孝洋
#6
トランプ政権が関税政策で朝令暮改を繰り返し、株価が乱高下を繰り返す中、円相場は円高傾向を継続している。今後も不透明な材料が少なくない状況下で円相場はどうなるか。エキスパート6人に行方を分析してもらった。

#5
朝令暮改のトランプ関税に翻弄され、急落した株価はその後も乱高下を繰り返している。株価の先行きはどうなるのか。トランプ関税の行方とともに株価の見通しを5人の専門家に聞いた。

4月2日のトランプ大統領の相互関税発表で主要国の株価は急落した。5日には一律10%の関税が課され、9日には上乗せ分の相互関税が実施された。主要国の経済はどうなるのか、検証した。

トランプ米大統領は、輸入する自動車と自動車部品に一律25%の関税をかける大統領令に署名した。それまでに実施した関税と合わせるとその経済への影響は大きく、景気後退期入りの懸念も出てきた。関税が固定化すればFRB(米連邦準備制度理事会)の利下げも市場予想より早くなる公算が出てくる。

#6
2024年の財政検証を受けた年金改革法案には基礎年金底上げ策が含まれている。これには、前後の世代に比べ明らかに水準が低い氷河期世代の年金を引き上げる狙いがある。氷河期世代の心もとない年金の現状を明らかにするとともに基礎年金底上げの効果を検証する。

#10
現在検討されている基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの適用期間の一致によって受取額はどう変わるか。日本年金機構の見込み額試算や「ねんきん定期便」では見えてこない本当の年金受取額を国民年金加入者について試算した。

#9
現在検討されている基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの適用期間の一致によって受取額はどう変わるか。日本年金機構の見込み額試算や「ねんきん定期便」では見えてこない本当の年金受取額を単身世帯について試算した。

#8
現在検討されている基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの適用期間の一致によって受取額はどう変わるか。日本年金機構の見込み額試算や「ねんきん定期便」では見えてこない本当の年金受取額を片働き世帯について試算した。

#7
今回のアンケートでは、戦後80年の日本経済の検証と分析に役立つ書についても、回答者に挙げてもらった。複数の票を集めた厳選5冊を紹介する。

#6
「ベスト経済書・ビジネス書大賞2024」で5~9位に入った経済書を、選者の「推薦の言葉」と共に紹介する。評価している点や注目している点をチェックして、書を選ぶ際の参考にしてほしい。

#5
「ベスト経済書・ビジネス書大賞2024」で3位となった『スタートアップとは何か』の著者である加藤雅俊・関西学院大学経済学部教授兼アントレプレナーシップ研究センター長に、スタートアップが生まれる環境をつくる上での、社会全体の起業や起業家に対する理解の重要さについて述べてもらった。

#4
『ベスト経済書・ビジネス書大賞2024』で2位となった『人的資本の論理』の著者である小野浩・一橋ビジネススクール教授に、師事したゲーリー・ベッカー流の人的資本理論と日本経済の失われた30年の原因について話してもらった。

#7
現在検討されている基礎年金と厚生年金のマクロ経済スライドの適用期間の一致によって受取額はどう変わるか。日本年金機構の見込み額試算や「ねんきん定期便」では見えてこない本当の年金受取額を共働き世帯について試算した。

#3
『ベスト経済書・ビジネス書大賞2024』で2位となった『人的資本の論理』の著者である小野浩・一橋ビジネススクール教授に、師事したゲーリー・ベッカー流の人的資本理論と日本経済の失われた30年の原因について話してもらった。

#2
『ベスト経済書・ビジネス書大賞2024』で1位となった『財政規律とマクロ経済』の著者である齊藤誠・名古屋大学大学院経済研究科教授に、積極財政と量的緩和に関わらず低物価、低金利、低成長が続いた理由ととるべき財政政策のあり方を語ってもらった。

#1
経済学者、経営学者、エコノミスト107人が選んだ『ベスト経済書・ビジネス書大賞2024』のランキングの顔ぶれをみると、長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関する書が上位に入っている。ベスト21の書を一挙紹介する。

予告
ベスト経済書・ビジネス書大賞2024【全22冊】日本経済の長期停滞からの脱出の方策を示唆する良書をランキング!
経済学者や経営学者、エコノミスト107人が選んだ経済、経営に関わる良書をランキング形式でお届けする特集『ベスト経済書・ビジネス書大賞2024』。今回の顔触れの根底には、日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証するということがある。全22冊を明らかにし、上位の書については推薦の言葉も紹介するとともに、戦後80年の歩みを検証・分析する上で役に立つ書も取り上げた。

#6
マクロ経済スライドや物価スライド、賃金スライド。繰り下げ受給と繰り上げ受給、繰り下げ受給と加給年金の関係。公的年金に関する用語は一般的に分かりにくい。従来よくある疑問をQ&A形式で解説する。

#5
在職老齢年金の年金減額基準の引き上げ、繰り下げ受給と在職老齢年金の関係、高所得者への年金保険料増額、遺族年金の改正案など、スライド適用期間一致と適用拡大以外の制度改革に関する事項をQ&A方式で解説する。

#4
今回の財政検証では最も妥当な前提といえる過去30年投影ケースでも、所得代替率50%を割らずに「100年積立金が残る」との結果になった。ただ、就労人口の増加や運用成果が現在のペースで続くとは限らない。足元の出生率の低さを考えれば今回の人口の前提は楽観的といえる。
