2023.8.31
欧州は「景気後退なきインフレ抑制」を達成できるか?スペシャリスト5人が検証
インフレはピークアウトしたものの、7月の消費者物価上昇率は5.3%。ECB(欧州中央銀行)は引き締めの手綱を緩めない。製造業PMI(購買担当者景気指数)が50割れのユーロ圏。サービス業も50割れが近づき、景気後退が忍び寄る。英国もインフレはピー…
編集委員
たけだ・たかひろ/早稲田大学卒業後、1987年に日本経済新聞社に入社。89年にダイヤモンド社に入社、週刊ダイヤモンド記者に。証券・損保・ノンバンク、自動車、マクロ経済・マーケットを担当。10年より副編集長。現任のマクロ経済・マーケット担当は通算20年を超える。リーマンショック時は、欧米金融機関の損失発生の構造分析に注力。主な担当特集は「倒産危険度ランキング」、「この会社の正しい株価」など。趣味はスポーツ観戦。日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト
2023.8.31
インフレはピークアウトしたものの、7月の消費者物価上昇率は5.3%。ECB(欧州中央銀行)は引き締めの手綱を緩めない。製造業PMI(購買担当者景気指数)が50割れのユーロ圏。サービス業も50割れが近づき、景気後退が忍び寄る。英国もインフレはピー…
2023.8.29
欧米のインフレ鈍化に合わせ、市場は利下げを織り込み始めた。一方、国内のインフレのピークはいまだ見えず、金融政策正常化への道筋も不確かだ。こうした状況下での株価の先行きを7人の敏腕ストラテジストに聞いた。
2023.8.28
消費者物価上昇率が16カ月連続で目標の2%を上回る中、現在の金融政策は適切なのか。金融政策の対象は賃金ではなく物価であると吉川洋・東京大学名誉教授は語る。就任以降の植田和男日本銀行総裁のかじ取りの評価を黒田東彦前総裁の異次元緩和の功…
2023.8.25
人口減少、不動産不況などバブル崩壊後の日本との共通点が少なくない中国経済。日本と同様に低成長化の道を歩むのか、それを避ける処方箋はあるのか、「中国経済は日本化するか」識者鼎談の後編では、低成長化をもたらす要因、米中対立への影響など…
2023.8.25
今回のインフレの原因となったエネルギー、資源、穀物の高騰。ようやく落ち着いたかに見えたが、ロシアの穀物輸出合意停止で穀物価格が乱高下。原油価格も産油国は減産姿勢を崩さない。国際商品市況がインフレを再燃させるリスクはないのか。原油、…
2023.8.24
中国不動産大手の中国恒大集団が、米国で破産法を申請した。不動産不況だけでなく、経済再開後の成長鈍化や物価低迷など、中国経済の不振が顕著だ。そこでダイヤモンド編集部は、中国経済に詳しい専門家3人による緊急鼎談を行った。見えてきたのは…
2023.8.23
利上げ局面の終盤を迎えつつある欧米の中央銀行。一方、日本銀行はYCC(イールドカーブ・コントロール)の柔軟化に踏み切ったものの緩和継続の姿勢を崩さない。金融政策の方向性が相違する中、円相場はどう動くのか。9人の有力ストラテジストに、前…
2023.8.21
消費者物価上昇率が16カ月連続で物価目標の2%を超えて推移する中、日本銀行の緩和継続は適切な施策なのか。インフレを高進させてしまった欧米の中央銀行の轍を踏む可能性はないのか。10人の著名エコノミストに、今後の日銀の金融政策の行方、物価…
2023.8.21
欧米主要国のインフレ退治が最終局面を迎えている。物価上昇率はピークを付けた。しかし、欧米の中央銀行は金融引き締めの手を緩めず、引き締め過ぎによる景気後退が忍び寄る。一方、主要国の中央銀行で唯一金融緩和を継続する日本銀行には、2%目…
2023.7.4
現在の日本銀行の政策の柱であるマイナス金利とYCC。日銀元副総裁である山口廣秀・日興リサーチセンター理事長はYCCについて早いうちに廃止したほうがいいと言う。インタビューの後編では、今後の金融政策のあり方、日銀が進めるとしている金融政策…
2023.7.3
黒田東彦・日本銀行前総裁が退任し、植田和男新総裁が就任して約3カ月が経過した。異次元緩和の評価、現下の物価情勢の分析、新体制に望む金融政策のあり方などについて、日銀元副総裁である山口廣秀・日興リサーチセンター理事長へのインタビュー…
2023.5.17
米国のインフレの終息は見通せず、FRBも金融引き締めの手綱を緩める気はない。しかし、市場は年内2回の利下げを織り込む。その想定が裏切られたとき、待つのは株価下落、金利上昇のしっぺ返しだ。
2023.4.27
国際的に見てなぜ現在の日本において、なぜスタートアップが育たないのか。これまでさまざまな視点で幾度となく語られてきた。今回、入山章栄・早稲田大学大学院経営管理研究科・早稲田大学ビジネススクール教授、加藤雅俊・関西学院大学経済学部教…
2023.4.26
国際的に見てなぜ現在の日本において、なぜスタートアップが育たないのか。これまでさまざまな視点で幾度となく語られてきた。今回、入山章栄・早稲田大学大学院経営管理研究科・早稲田大学ビジネススクール教授、加藤雅俊・関西学院大学経済学部教…
2023.4.25
他の地方自治体に先駆けて子育て支援策など福祉政策の拡充を図ってきた明石市。泉房穂市長は「優しい社会を明石から」の信念をもって市政にあたってきた。泉市長のインタビューの後編では、信念を持つに至った背景、政治スタンス、4年前の辞職、そ…
2023.4.24
他の地方自治体に先駆けて、子育て支援策など福祉政策の拡充を図ってきた明石市。人口は増加し、税収も増えた。3期12年の間、市政を担ってきた泉房穂市長が4月末で任期満了を迎える。泉市長のインタビューを2回にわたりお届けする。前編では、明石…
2023.4.17
首都圏における中学受験生を持つ親の多くが望む、最終的な「出口=進学先」の大学名のボリュームゾーンは、「MARCH」だろう。中学入試での偏差値は高くはないが、首都圏の有名私立大グループに強い中高一貫校はどこなのか?偏差値が50未満の中高一…
2023.4.14
大学受験における最高峰といえば医学部だ。国公立大学医学部の合格には、総じて東大・京大理系並みの学力が必要だ。その医学部合格者数の上位には中高一貫校の名前がずらりと並ぶ。中でも特に医学部に強い学校はどこなのか。最新版をランキング形式…
2023.4.13
偏差値では入りやすいのに、大学受験に強い、レバレッジが利く中高一貫校はどこか?そんな“掘り出し物”を見つけるべく、独自ランキングの最新2024年版を作成した。特集『わが子が伸びる中高一貫校&塾&小学校』(全29回)の#21では、首都圏「難…
2023.4.12
中学受験生を持つ親の多くが望む、最終的な「出口=進学先」の大学名のボリュームゾーンは、関西ならば「関関同立」だろう。中学入試での偏差値は高くはないが、関西の有名私立大グループに強い中高一貫校はどこなのか?偏差値が50未満の中高一貫校…
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