iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説[2024年]

【iDeCo】企業型DC利用者も「iDeCo」に加入可能に!2022年10月から「マッチング拠出」や「年単位拠出」を利用していない人は合計で月5.5万円まで拠出可能に!

2022年10月1日公開(2023年1月31日更新)
ザイ・オンライン編集部
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2022年10月から「企業型DC」加入者も「iDeCo」への加入が可能に! 企業型DCで「マッチング拠出」や「年単位拠出」を利用していない人は注目!

ダイヤモンド・ザイでは、毎号巻頭でお金や経済に関連する最新ニュースを掲載している。ダイヤモンド・ザイ11月号で取り上げたテーマは「ほぼ全員が【iDeCo】で積立可能に!」。

2022年10月からiDeCoの加入要件が緩和される。そこで、この記事ではiDeCoの変更点を詳しく解説。これまでiDeCoに加入できなかった人も、新たに加入できるようになる可能性があるので、iDeCoが気になる人はぜひチェックを!
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制度改正によって、ほぼ全員がiDeCoを利用可能に!
ただし、企業型DCに入っている人は条件の確認を

 iDeCo(イデコ)は「自分年金」ともいわれる制度で、老後資金用の積立投資に対し、税制優遇が受けられる。運用の利益が全額非課税なうえに、積み立てるお金も所得控除されるので、所得税や住民税が安くなる。引き出せるのは60歳以降という制約はあるものの、公的年金や企業年金の補完としてフル活用しない手はない。
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 そんなiDeCoが、2022年10月から制度改正され、加入要件が緩和。これにより、新たにiDeCoの加入対象となったのは、主に大企業やその系列など、企業型DC(確定拠出年金)がある会社に勤務している会社員だ。

 従来は、企業型DC加入者がiDeCoに加入しようとすると、勤務先の会社が規約で認めることなどが条件となり、ハードルが高かった。しかし、10月からは原則として、そういった制約なしに加入できるようになる。

 この変更のメリットとして挙げられるのは、老後資金の充実を図れることに加えて、選択肢が増加することだ。企業型DCだと、会社が用意した運用メニューの中からしか投資商品を選べず、必ずしも希望する投資ができないデメリットがあった。iDeCoができるようになれば、そのデメリットが解消される。

 ただし、今後もまったくの無条件で加入できるわけではなく、いくつかの条件は残る。たとえば、毎月ではなく1年分をまとめて拠出するタイプの企業型DCに加入している人や、マッチング拠出(勤務先からの拠出金に加え、自分も給与から拠出して上乗せ)している人は、引き続きiDeCoに加入できない。

 また、毎月積立できる額には最低金額と上限額があるので、枠内に収める必要がある。会社がお膳立てしてくれる企業型DCだと、毎月いくら老後資金を積み立ているのか、特に事業主の掛金額を認識していない人は多いので、この機会に金額や制度をチェックしておくといいだろう。
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どの金融機関でiDeCo口座を開設した場合でも、別途、国民年金基金連合会へ支払う加入時手数料2829円、国民年金基金連合会と信託銀行へ支払う手数料合計171円(毎月)かかる。受取時は給付手数料440円(1回毎)を信託銀行に支払う。還付時には、国民年金基金連合会と信託銀行への還付時手数料として合計1488円(1回毎)がかかる。運営機関変更時の手数料は「他の金融機関から」変更の場合で、「他の金融機関に」変更する場合は4400円の手数料が発生する場合がある。下記の金額は掛金を拠出する場合(すべて税込)。
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【信託報酬が低いおすすめ投資信託】
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(信託報酬:0.143%以内)
・SBI・全世界株式インデックス・ファンド[雪だるま(全世界株式)](信託報酬:0.1102%)
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2019年4月27日(土)より「カブコムのiDeCo」取扱い開始。KDDIアセットマネジメントが運営管理機関となりサービスが提供される。スマートフォンから操作できるiDeCo専用アプリにより、節税効果のシミュレーションや申し込み、運用商品の選択などが直感的に行える。取扱商品は、信託報酬が業界最低水準となるインデックス投資信託を中心に、株式、債券、不動産(REIT)の投信や定期預金など幅広く27本。若いうちはリスク資産に投資し、老後は安定運用を目指す「ターゲットイヤーファンド」も選択が可能だ。
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