今日の注目株&相場見通し

【3月1日の注目株&日本株市場見通し】
年初来上昇率トップ10! 1位は…/ETFの指数連動
ってナニ?/日経平均続伸 「デイリーZAi」3/1号

2023年3月1日公開(2023年3月1日更新)
ザイ編集部
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【1】今日の株式相場早わかり!
中国の景気回復期待で、鉄鋼、機械株に買い目立つ

 日経平均株価は続伸! 2月最終日の米国市場は軟調。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化の観測が強まっており、NYダウは反落。その流れを受け、今日の東京市場は売りが先行した。中国国家統計局が2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表すると徐々に持ち直した。中国のPMIは52.6と2012年4月以来の高水準で、市場予想を大幅に上回る結果。中国の景気回復期待が高まり、アジアの市場が上昇。東京市場でも鉄鋼や非鉄金属や機械株など中国関連株に買いが目立った。

 今晩は米国のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表が予定されている。景気の好不況を図る重要な指数として注目度が高い。

日経平均】27516.53円(-70.97円)
マザーズ指数】745.34(-3.34)
NYダウ】32656.70ドル(-232.39ドル、2月28日)
ナスダック】11455.544(-11.435、2月28日)

■日経平均株価チャート/日足・6カ月

日経平均株価チャート(出典:SBI証券公式サイト)※画像をタップで最新データに飛びます

【2】今日の注目株!
年初からの上昇率トップ10銘柄を発表!

 今日は日経平均株価の採用銘柄の中で、年初からの上昇率が高い10銘柄をピックアップする。昨年12月は米金融引き締めの長期化が観測され、日経平均株価は大きく下落した。しかし、その後は金利上昇への警戒感が薄れたことなどで、市場環境が好転した。23年になって2カ月が過ぎたが、日経平均株価は年初から6.7%上昇している。そうした環境の中で株価が大きく上昇した銘柄を調べておきたい。

年初からの上昇率ランキング

 上昇率1位は神戸製鋼所。株価は昨年10月から徐々に回復していたが、2月10日に通期業績を上方修正、減益計画だった当期利益を一転、増益予想に転換した。これを受けて株価は急騰した。

 2位はシチズン時計。こちらも年初から株価は堅調だったが、2月13日に発行済株式数のなんと25%超になる自社株買いを発表して急騰。3位は大日本印刷。PBR1倍超を達成するため2月9日に「過去最大の自社株取得」(「DNPグループの経営の基本方針」より)を発表したことで株価が上昇している。

 シチズン時計や大日本印刷のように低PBR解消のための自社株買いなどの動きが加速するとの見方は強い。実際、今回取り上げた10銘柄中7銘柄がPBR1倍以下だった。引き続き、PBR1倍以下の銘柄に注目してみたい。

■神戸製鋼所株価チャート/日足・6カ月

神戸製鋼所株価チャート(出典:SBI証券公式サイト)※画像をタップで最新データに飛びます
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【3】水曜連載「投資の疑問に答えます」
意外に知らない? ETFの素朴なギモン

(ご質問)
 ETF(上場投資信託)は指数に連動しながら、需給(売りと買いのバランス)で価格も変わるというのはどういうことでしょうか?

(答え)
 ETFは「基準価額」と「市場価格」の2つの価格を持ちます。それらの値動きがなるべく乖離しない仕組みも取り入れています。

 ETFは取引所に上場するインデックスファンド(運用方法については2月1日付当コーナーで解説)です。そのため、純資産額を口数で割った「基準価額」と市場での売買で付く「市場価格」という2つの価格があります。当然、それらの値動きは異なる場合があります。さらに言えば、そのサヤを抜く売買で利益を狙うこともできるわけです。ただ大きな乖離は基本的に好ましくありません。

 例えば、売り手が少ない場合、買い手は本来あるべき価格より高くても買わざるを得ないケースがでてきます。つまり、売買が少ないことでETFの武器である「低コスト」のメリットを打ち消す事態も起きてしまうのです。解決策として東京証券取引所は2018年に「マーケットメイク制度」を導入しました。これは証券会社や専業トレーディング会社にETFの売買に参加してもらい、成果に応じて報酬を支払う仕組みです。これにより取引の流動性が増し、価格形成機能も向上しました。今年2月からはレバレッジ型・インバース型のETFも同制度の対象になっています。

 市場でリアルタイム売買できるのは、通常のインデックスファンドにはないETFの魅力です。信用取引などにも対応しており、売買の手段も豊富です。一方、「毎月3万円」といった定時・定額の注文がしづらいため、積み立て投資には不向きな面もあります。特性を理解した上で、資産運用に活用しましょう。

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