「6月に権利が確定する株」の配当利回りランキング！利回り6.0％の「JT」や、同じく利回り6.0％の「あおぞら銀行」など、おすすめの高配当株50銘柄を紹介！

2023年6月に権利が確定する銘柄の
「配当利回りランキング」を公開！

　約3900社ある上場企業のうち、2023年6月に「配当」の権利が確定するのは「6月決算会社（期末配当）」か「12月決算会社（中間配当）」、あるいは一部の「四半期配当会社」のいずれかで、該当する企業は約700社も存在する。これでは配当の権利が確定する銘柄や、その銘柄の配当金、配当利回りなどを調べて、どの銘柄に投資するのがお得なのかを把握しておくのは非常に困難だ。

　そこで、ザイ・オンラインでは2023年6月に配当の権利が確定する銘柄について、年間配当額や配当利回り、増配の有無などを調査し、「配当利回り」の高さでランキングを作成！　その中で、調査時点の配当利回りが2023年4月の東証プライムの平均利回り（2.25％、配当実施企業のみ）を上回る「高配当株」上位50銘柄を紹介していく（なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2023年5月24日の終値で算出）。
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　ただし、何らかの要因で株価が急落して「高配当」になっている銘柄などもある可能性には要注意。念のため、今回のランキングでは「配当額＞純利益」で「配当性向が100％」を超えていたり、「純利益がマイナス（赤字）」となっていたりする銘柄は除外しているが、「配当利回りの高さ」だけでなく、直近の業績予想や開示情報にも目を通すようにしよう。
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　なお、このランキング表のあとに「『8期以上連続増配』かつ『前期比で増配予想』の配当利回りランキング！」も掲載しているのでお見逃しなく！
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■6月に権利が確定する高配当株ランキング！ ベスト50 　（2023年5月24日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	JT（東P・2914）
	6.08％	188円（94円）	横ばい	―	6/28	30万8800円
2位	あおぞら銀行（東P・8304）
	6.07％	154円（非公表） （※例年、年4回の四半期ごとの配当。 　　ただし、6月確定分は非公表）	横ばい	―	6/28	25万3700円
3位	アーバネットコーポレーション（東S・3242）
	5.37％	18円（9円）	増配	―	6/28	3万3500円
4位	テクノフレックス（東S・3449）
	4.83％	54円（27円）	横ばい	―	6/28	11万1800円
5位	CAC Holdings（東P・4725）
	4.71％	80円（40円）	増配	―	6/28	16万9500円
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6位	日本カーボン（東P・5302）
	4.59％	200円（100円）	横ばい	―	6/28	43万5500円
7位	竹本容器（東P・4248）
	4.49％	36円（18円）	増配	―	6/28	8万100円
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8位	クレステック（東S・7812）
	4.47％	82円（52円）	増配	―	6/28	18万3100円
9位	JPMC（東P・3276）
	4.46％	51円（25.5円）	増配	―	6/28	11万4300円
10位	DNホールディングス（東S・7377）
	4.40％	60円（60円）	減配	―	6/28	13万6200円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
11位	エプコ（東P・2311）
	4.30％	32円（14円）	横ばい	有	6/28	7万4300円
12位	日本和装ホールディングス（東S・2499）
	4.30％	13円（3円）	横ばい	―	6/28	3万200円
13位	ミズホメディー（東S・4595）
	4.23％	92円（40円）	減配	―	6/28	21万7100円
14位	太陽工機（東S・6164）
	4.23％	50円（25円）	増配	―	6/28	11万8000円
15位	ダイキアクシス（東P・4245）
	4.18％	30円（15円）	増配	有	6/28	7万1700円
16位	AGC（東P・5201）
	4.17％	210円（105円）	横ばい	―	6/28	50万3000円
17位	ニチリン（東S・5184）
	4.17％	104円（52円）	増配	有	6/28	24万9300円
18位	セイファート（東S・9213）
	4.15％	42円（10円）	減配	―	6/28	10万1000円
19位	ローランド（東P・7944）
	4.15％	170円（85円）	増配	―	6/28	40万9000円
20位	東洋インキSCホールディングス（東P・4634）
	4.13％	90円（45円）	横ばい	有	6/28	21万7800円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
21位	INPEX（東P・1605）
	4.12％	64円（32円）	増配	有	6/28	15万5300円
22位	自重堂（東S・3597）
	4.11％	300円（300円）	横ばい	―	6/28	72万9000円
23位	クリエートメディック（東S・5187）
	4.1％	37円（17円）	横ばい	―	6/28	9万200円
24位	東京建物（東P・8804）
	4.07％	72円（36円）	増配	―	6/28	17万6500円
25位	ダイトロン（東P・7609）
	4.06％	115円（50円）	横ばい	―	6/28	28万3100円
26位	住友林業（東P・1911）
	4.00％	125円（60円）	横ばい	―	6/28	31万2500円
27位	ソディック（東P・6143）
	3.99％	29円（14円）	増配	―	6/28	7万2600円
28位	ローランド ディー.ジー.（東P・6789）
	3.97％	135円（55円）	増配	有	6/28	34万円
29位	DIC（東P・4631）
	3.92％	100円（50円）	横ばい	有	6/28	25万4600円
30位	KHネオケム（東P・4189）
	3.91％	90円（45円）	増配	―	6/28	22万9700円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
31位	青山財産ネットワークス（東S・8929）
	3.86％	38円（15円）	増配	有	6/28	9万8200円
32位	美樹工業（東S・1718）
	3.82％	160円（80円）	増配	有	6/28	41万8000円
33位	構造計画研究所（東S・4748）
	3.82％	120円（120円）	横ばい	―	6/28	31万3500円
34位	ヒューリック（東P・3003）
	3.82％	46円（23円）	増配	有	6/28	12万300円
35位	オルバヘルスケアホールディングス（東S・2689）
	3.79％	70円（70円）	増配	有	6/28	18万4400円
36位	日華化学（東P、名P・4463）
	3.75％	32円（16円）	増配	有	6/28	8万5200円
37位	住友重機械工業（東P・6302）
	3.72％	120円（60円）	増配	―	6/28	32万2500円
38位	ヤマハ発動機（東P・7272）
	3.67％	130円（65円）	増配	有	6/28	35万3500円
39位	クラレ（東P・3405）
	3.64％	48円（24円）	増配	有	6/28	13万1700円
40位	AmidAホールディングス（東G・7671）
	3.64％	18.5円（18.5円）	横ばい	有	6/28	5万800円
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	増減配 （予想、前期比）	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
41位	西本Wismettacホールディングス（東P・9260）
	3.62％	150円（70円）	増配	有	6/28	41万4000円
42位	ウイルプラスホールディングス（東P・3538）
	3.61％	41.17円（26.17円）	増配	―	6/28	11万3900円
43位	ノーリツ（東P・5943）
	3.60％	64円（32円）	増配	―	6/28	17万7300円
44位	NIPPON EXPRESSホールディングス（東P・9147）
	3.59％	300円（150円）	減配	―	6/28	83万4000円
45位	土木管理総合試験所（東P・6171）
	3.58％	12円（6円）	増配	―	6/28	3万3500円
46位	キッツ（東P・6498）
	3.57％	37円（18円）	増配	有	6/28	10万3500円
47位	DMG森精機（東P・6141）
	3.55％	80円（40円）	増配	―	6/28	22万5000円
48位	スミダコーポレーション（東P・6817）
	3.54％	47円（23円）	横ばい	―	6/28	13万2500円
49位	やまびこ（東P・6250）
	3.54％	52円（26円）	横ばい	―	6/28	14万6700円
50位	CDS（東S、名P・2169）
	3.53％	64円（32円）	増配	―	6/28	18万900円
※株価などのデータは2023年5月24日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「6月に権利が確定する株」の中で、配当利回りが上位50銘柄の「高配当株」は上記の通りだ。ただし、今回のランキングでは配当性向での足切りこそしているものの、「高配当株」は「将来の減配」といったリスクが比較的高めであるのもまた事実。

　そこで、「6月に権利が確定する株」の中で、「”8期以上”連続増配」かつ「前期比で増配予想」となっている銘柄の配当利回りランキング（ベスト10）も作成！　さきほどの「6月に権利が確定する高配当株ランキング」と比べて配当利回りは全体的に低くなるが、その分、リスクは抑えられていると考えていいだろう。それではさっそく見ていこう！

■6月に権利が確定する、「”8期以上”連続増配」かつ ｢前期比で増配予想｣の配当利回りランキング！ ベスト10 　（2023年5月24日時点）
	配当利回り （予想）	1株あたり 年額（予想）配当金 （6月確定額）	連続増配年数	株主優待	権利付き 最終日	最低投資額
1位	東京建物（東P・8804）
	4.07％	72円（36円）	9年	―	6/28	17万6500円
2位	青山財産ネットワークス（東S・8929）
	3.86％	38円（15円）	12年	有	6/28	9万8200円
3位	ヒューリック（東P・3003）
	3.82％	46円（23円）	10年	有	6/28	12万300円
4位	花王（東P・4452）
	2.87％	150円（75円）	33年	―	6/28	52万1700円
	【※関連記事はこちら！】 ⇒花王（4452）、34期連続の「増配」を発表し、配当利回り2.91％に！ 年間配当額は34期で21倍に増加、2023年12月期は前期比2円増の｢1株あたり150円｣に
5位	インテージホールディングス（東P・4326）
	2.57％	42円（42円）	9年	有	6/28	16万3000円
6位	ジョイフル本田（東P・3191）
	2.57％	46円（23円）	8年	有	6/16	17万8900円
7位	船井総研ホールディングス（東P・9757）
	2.51％	65円（32円）	12年	有	6/28	25万8100円
8位	フルキャストホールディングス（東P・4848）
	2.49％	59円（29円）	10年	―	6/28	23万6600円
9位	オープンアップグループ（東P・2154）
	2.40％	47円（30円）	10年	―	6/28	19万5100円
10位	フューチャー（東P・4722）
	2.26％	40円（20円）	10年	―	6/28	17万6400円
※株価などのデータは2023年5月24日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 「高配当」というだけで判断するよりも、「連続増配期間」の長さを加味することで「株主還元への積極性」や「安定配当が可能なのか」なども含めて判断できるので、「『8期以上連続増配』かつ『前期比で増配予想』の配当利回りランキング！」もぜひ投資の判断材料にしてもらいたい。
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⇒｢連続増配株ランキング｣ベスト20！[2023年最新版]33期連続増配の｢花王｣、23期連続増配で利回り4％超の｢三菱HCキャピタル｣など、おすすめ増配銘柄を紹介
⇒｢高配当株｣と｢増配株｣では、どちらに投資すべきか？｢増配｣は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、｢高配当｣は株価や配当額に左右される不安定なもの！

2023年6月末が「権利確定日」の銘柄は
6月28日（水）の「権利付き最終日」に保有しておこう！

　最後に、2023年6月の「権利確定日」と「権利付き最終日」を忘れずに確認しておこう。「権利確定日」が2023年6月末の場合、「権利付き最終日」は2023年6月28日となるので、6月28日に株を保有しておくようにしよう。なお、6月20日が「権利確定日」の「ジョイフル本田」は6月16日が「権利付き最終日」になるので要注意！

　ちなみに、高配当株には「『権利付き最終日』の翌日の『権利落ち日』に株価が下落」しやすい傾向もあるため、「権利付き最終日」直前に株を購入して配当の権利を得ても、「権利落ち日」に株価が下落して配当以上に損をする可能性もあるので注意しておこう。その傾向を逆手に取って、長期保有する前提であれば「権利落ち日」に購入することも検討してみよう。
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⇒【6月の株主優待の内容＆利回りを調査(2023年版)】マクドナルド、すかいらーく、グリコ、アース製薬などの人気優待を紹介！ 新設の「QUOカード」優待も！

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【GMOクリック証券のおすすめポイント】 1日100万円まで取引は売買手数料無料！ 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ！ 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ！
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1約定ごと（税込）			1日定額（税込）	投資信託 ※1	外国株
10万円	20万円	50万円	50万円
◆SBIネオトレード証券（旧:ライブスター証券） ⇒詳細情報ページへ
0円 （1日定額）	0円 （1日定額）	0円 （1日定額）	0円/日	49本	○ （米国株CFD）
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株（現物・信用）やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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【積極的に売買する短期トレーダーに人気！】
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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  桐谷さんも愛用⇒関連記事はこちら

  

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