【日本株】配当利回り3.8％以上の「高配当株」で、さらに「増配」と「株価上昇」も期待できる「三菱HCキャピタル」と「三井住友フィナンシャルグループ」に注目！
8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号の大特集は「最強日本株【2023年・夏】」！ この特集では「高配当株」「5万円株」「株主優待株」「テーマ株」「10倍株」「王道株」「割安株」という7つのジャンル別に、アナリスト18人が選んだ”最強”の日本株を紹介！ また、ストラテジストやエコノミストによる「2023年8月～2024年8月までの日経平均株価の予測」も掲載しているので、投資の参考になるはずだ。
今回はこの特集から「配当利回り3.8％以上で、さらなる増配や値上がり益も期待できる高配当株」の2銘柄を紹介！
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連続増配記録が日本株で3位の「三菱HCキャピタル」や、
減配しない方針の「三井住友フィナンシャルグループ」に注目！
株主にしっかり利益を還元してくれる「高配当株」が人気だ。最近は、株主還元が注目のテーマとなっており、配当を強化する企業も増えてきた。
今回は、そんな高配当株の中でも、アナリストなどの株のプロが”有望”と太鼓判を押す、大注目の2銘柄を紹介していこう（※配当利回りなどのデータは8月3日時点。銘柄は、アナリストなどのプロ18人が、配当利回り3.8％以上の高配当株を対象に、業績などを考慮して選定）。
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もっとも多くのプロに支持された高配当株は、配当利回り4.02％の三菱HCキャピタル（8593）だ。
三菱HCキャピタルは、三菱系と日立系の会社統合により、2021年に設立された総合リース会社。2026年3月期を見据えた中期経営計画ではROE10％程度、配当性向40％以上を目標に置く。今期は25期連続の増配を計画し、配当利回りは4％台に。PBRは1倍を下回り、割安感がある。
株式アナリストの鈴木一之さんは「設備投資の再開で、リース業界にはコロナ禍3年分の追い風が吹く。ここから新たに、風力発電、蓄電池など再エネ・省エネ投資と、人手不足対策の省人化投資が飛躍的に伸びると見ます」と分析。
フィスコの白幡玲美さんも「年初に米国の子会社CAIと孫会社BILを合併。海上コンテナリース市場で世界トップクラスのシェアに。今期は旅行需要の回復で航空事業の伸長などが見込まれ、当期利益の増益を計画しています」と、安定した収益力を評価している。
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三菱HCキャピタルに続いて評価が高かったのは、配当利回り3.87％の三井住友フィナンシャルグループ（8316）だ。
三井住友フィナンシャルグループはメガバンクの一角。3カ年の中期経営計画をスタートし、当期利益で9000億円を目指す。増配もしくは配当維持という「累進配当」を掲げており、利益成長に伴う増配に期待が持てそうだ。加えて、6月のVポイントとTポイントの統合発表でも注目を集めている。
ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんは「メガバンクの中でも収益性の高さに定評。本決算後の株価は、同業他社と比べると出遅れた印象があります。ただ、今期2％の増益予想は保守的との見方が多く、今後の進捗とともに見直されそう」と見ている。
ケイ・アセットの平野憲一さんも「Tポイントとの統合で会員数は延べ1億人を上回り、国内最大規模のポイント事業となります。2022年6月にはSBIグループと個人向けデジタル金融サービスにおける業務提携も締結しており、その積極姿勢が評価されています」と高評価だ。
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