2023年12月に新規上場した「IPO株」15銘柄のうち、アナリストが「強気」と評価した「QPS研究所」と「魁力屋」に注目!
ダイヤモンド・ザイ2024年3月号の連載「10倍株を探せ!【IPO株】研究所」では、IPO株の専門家であるダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんが、2023年12月に新規上場した「IPO株」全15銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。
今回は、その中でも小林さんが特に注目している2銘柄をピックアップしているので、投資の参考にしてほしい!
【※関連記事はこちら!】
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
2023年12月に新規上場した「IPO株」は全部で15銘柄!
相場は軟調で12月としては少数にとどまり、公開価格割れも多数!
2023年12月は15社が新規上場。例年、12月はIPOラッシュとなるのだが、異例に少ない件数だった(ちなみに2022年12月は25社が上場している)。
公開価格に対する初値の騰落率平均も、プラス24%にとどまった。QPS研究所(5595)とエスネットワークス(5867)は、公開価格の2倍を超える初値をつけたが、15社中8社が公開価格割れで、全体としては不調の印象が強い。
【※関連記事はこちら!】
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
要因として、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんが指摘するのは「米国と国内の金利上昇が逆風で、新興株市場の不振が続いたことが大きい」点だ。東証グロース市場250指数は2023年10月下旬に年初来安値をつけ、その後の推移もいまひとつだ。IPO件数の少なさも”もうちょっと環境が良くなってから”と、上場を見合わせる動きがあったと思われる。
2023年10月から適用された新ルールの影響を指摘する声もある。特に、仮条件の範囲外での公開価格設定が可能になった点は注目したい。そもそも、この変更はIPO価格が過度に低く設定される状況を是正しようというものだ。公開価格がより高くなれば、その分初値が上がる余地は圧縮される。
「ただ、初値が高騰し過ぎると、その後の株価は大きく下落する場合が多い。上がり過ぎが抑制されるなら、上場後に買うセカンダリー投資では買いやすくなるとも言えるため、必ずしも悪いことではありません」(小林さん)
実際、12月のIPO株ではブルーイノベーション(5597)、雨風太陽(5616)、ロココ(5868)、ヒューマンテクノロジーズ(5621)が仮条件の上限を超える価格設定となったが、初値後の株価推移は悪くない。
2023年通年で見ると上場は96社で、2022年の91社と比べてIPO自体が低調だったわけではない。公開価格に対する初値の騰落率平均はプラス63%。2022年のプラス52%よりやや向上した。一方で、公開価格割れが26社と2022年の18社から増えている。
「米国の利下げ観測で、IPO株に光明も見えてきています。しかし、いずれにせよ2024年は、銘柄の選別がこれまで以上に大切です。初値売りを狙うIPO投資では、ブックビルディングへ参加すべきか否か、銘柄ごとに慎重に判断すべきでしょう。セカンダリー投資でも、成長性や類似企業と比べた株価水準などから、値上がりの余地があるかを見極める目が、いっそう重要になります」(小林さん)
【※「IPO(新規公開株)」の最新情報はこちら!】
⇒【IPO(新規公開株)スケジュール一覧(2023年)】IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新中!
2023年12月に上場した【IPO株】15銘柄! |
||||||
上場日 | 公開価格 | 初値 (騰落率) |
株価 (1/5) |
PER (PBR) |
今後1年の 高値予想 (安値予想) |
投資判断 |
4日 | ◆アスマーク(4197・東S) | |||||
2300円 | 2150円 (-6.5%) |
1818円 | 9.5倍 (1.99倍) |
2300円 (1600円) |
中立 | |
【分析コメント】東京プロマーケットからくら替えのマーケティング・リサーチ。自社パネル数100万人超の調査基盤を持つ。海外展開などで、さらなる成長を実現できるか注視。 | ||||||
6日 | ◆QPS研究所(5595・東G) | |||||
390円 | 860円 (+120.5%) |
1275円 | ー倍 (8.70倍) |
1500円 (900円) |
強気 | |
【分析コメント】天候や昼夜に関係なく画像取得が可能な、SAR衛星の小型化を実現。取得した画像データを販売する。5号機の打ち上げ成功や東京海上日動との協業などが期待材料に。 | ||||||
12日 | ◆アウトルックコンサルティング(5596・東G) | |||||
1800円 | 1656円 (-8.0%) |
1169円 | 11.2倍 (6.39倍) |
2000円 (1000円) |
強気 | |
【分析コメント】予算管理システム「Sactona」で各種データを可視化し、経営判断を支援。ベンチャーキャピタルの売り出しでマイナスイメージが先行も、株価は下げ過ぎだ。 | ||||||
12日 | ◆ブルーイノベーション(5597・東G) | |||||
1584円 | 2023円 (+27.7%) |
1679円 | ー倍 (70.37倍) |
2500円 (1400円) |
強気 | |
【分析コメント】ドローンやロボットを遠隔制御・統合管理するシステムを開発。仮条件上限を上回る公開価格を設定した初の例だが、好発進。2024年12月期の黒字化に期待。 | ||||||
15日 | ◆魁力屋(5891・東S) | |||||
1400円 | 1822円 (+30.1%) |
2230円 | 34.3倍 (4.30倍) |
2700円 (1800円) |
強気 | |
【分析コメント】「ラーメン魁力屋」を展開。2024年12月期は15~25の新規出店を目指す。類似企業の株価上昇を追い風に順調な滑り出し。PERにに割安感はないが、積極出店による利益拡大に期待。 | ||||||
上場日 | 公開価格 | 初値 (騰落率) |
株価 (11/6) |
PER (PBR) |
今後1年の 高値予想 (安値予想) |
投資判断 |
15日 | ◆S&J(5599・東G) | |||||
1320円 | 1289円 (-2.3%) |
1228円 | 31.9倍 (8.09倍) |
1600円 (1000円) |
中立 | |
【分析コメント】サイバーセキュリティ。サイバー攻撃や事故への対応支援から監視などまでサービスを提供。高成長に期待したいが、公開価格のPERも相応に高めだった。 | ||||||
18日 | ◆雨風太陽(5616・東G) | |||||
1044円 | 1320円 (+26.4%) |
1915円 | ー倍 (140.81倍) |
2300円 (1300円) |
中立 | |
【分析コメント】産直EC「ポケットマルシェ」を運営。社会性の高い“インパクトIPO”で注目。コロナ禍後も売上急成長を継続しているが、株価上昇は需給主導という面も。 | ||||||
19日 | ◆エスネットワークス(5867・東G) | |||||
730円 | 1956円 (+167.9%) |
1439円 | 28.2倍 (3.27倍) |
1800円 (1000円) |
弱気 | |
【分析コメント】経営支援などのコンサルや投資事業。顧客は中堅・中小企業中心で、ファンド経由の案件が多い。公募・売出規模が非常に小さく初値高騰。反動安を要警戒。 | ||||||
20日 | ◆ナイル(5618・東G) | |||||
1680円 | 1540円 (-8.3%) |
961円 | ー倍 (8.63倍) |
1500円 (800円) |
中立 | |
【分析コメント】サブスク型の自動車リースやDX・マーケティング支援を展開。自動車サブスクが成長中。一方で先行投資による赤字やファンド保有株の多さから株価は不調。 | ||||||
20日 | ◆ロココ(5868・東S) | |||||
1128円 | 1100円 (-2.5%) |
1157円 | 13.0倍 (3.02倍) |
1500円 (1000円) |
中立 | |
【分析コメント】ITサービスやコールセンターのアウトソーシング、イベントのチケッティング、企業DX支援など。イベント関連の特需一服で、利益成長ペースを見極めたい。 | ||||||
上場日 | 公開価格 | 初値 (騰落率) |
株価 (11/6) |
PER (PBR) |
今後1年の 高値予想 (安値予想) |
投資判断 |
21日 | ◆マーソ(5619・東G) | |||||
2260円 | 2079円 (-8.0%) |
2121円 | 18.6倍 (4.52倍) |
2800円 (1900円) |
強気 | |
【分析コメント】人間ドック・健診予約システムなどのヘルスケアDX。コロナワクチン大規模接種向けサービスの終了で減収減益も、成長回帰による株価上昇の余地は大きそう。 | ||||||
22日 | ◆ヒューマンテクノロジーズ(5621・東G) | |||||
1224円 | 1194円 (-2.5%) |
1326円 | 37.0倍 (6.02倍) |
1800円 (1000円) |
強気 | |
【分析コメント】クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」で国内シェア首位。需給懸念がネックだが、課金方法の変更や先行投資の一巡で利益成長が期待できる。 | ||||||
22日 | ◆早稲田学習研究会(5869・東S) | |||||
970円 | 1118円 (+15.3%) |
1123円 | 10.6倍 (1.89倍) |
1400円 (1000円) |
中立 | |
【分析コメント】北関東で小中高生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミ」などを運営。教師の質を武器として埼玉県中心に校舎開設していくが、市場縮小イメージを覆せるかが焦点。 | ||||||
25日 | ◆ナルネットコミュニケーションズ(5870・東G) | |||||
1040円 | 956円 (-8.1%) |
855円 | 11.3倍 (1.47倍) |
1200円 (700円) |
中立 | |
【分析コメント】リース車両のメンテナンス受託が主力。上場時はファンドの売り出しが嫌気された上、成長イメージも持たれにくい。ただ、車両管理のニーズを取り込んで業績は堅調。 | ||||||
27日 | ◆yutori(5892・東G) | |||||
2520円 | 2829円 (+12.3%) |
3000円 | 21.8倍 (16.60倍) |
4500円 (2600円) |
中立 | |
【分析コメント】Z世代を主な顧客とし、EC販売中心に「9090」などのアパレルブランドを展開。SNSを駆使して売上は急成長中。安定的な利益拡大が見込めるか注視したい。 | ||||||
※データは2024年1月5日時点。 |
12月のIPO銘柄の中で、アナリストおすすめの2銘柄を紹介!
「QPS研究所」と「魁力屋」に注目!
ここからは、12月のIPO株の中で、小林さんが特に注目する2銘柄を深掘りしていこう。
一つ目の銘柄は、12月6日に上場したQPS研究所(5595)だ。
QPS研究所はispaceに続く注目の宇宙開発ベンチャーで、小型衛星の開発・製造・運用を手掛ける。天候や昼夜に関係なく画像取得が可能な、SAR(合成開口レーダー)衛星の小型化を実現。取得した画像データを販売する。株価は上場前の資金調達時の評価額700円を大きく上回るが、5号機の打ち上げ成功や東京海上日動との協業などが期待材料に。
続いて紹介するのは、12月15日に上場した魁力屋(5891)だ。
魁力屋は三大都市圏を中心に、背脂醤油ラーメン店を展開。展開する店舗は2023年12月期末で「ラーメン魁力屋」135店、その他10店に。2024年12月期も15~25の新規出店を目指す。類似企業の株価上昇を追い風に順調な滑り出し。PERに割安感はないが、積極出店による利益拡大に期待。
【※関連記事はこちら!】
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2025年2月1日時点】
|
◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
||||
【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
||||
◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
||||
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
||||
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
||||
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
||||
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
||||
【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
||||
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
||||
【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
||||
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
||||
【関連記事】 ◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!? ◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得! |
||||
【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】 |
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
− |
【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
||||
【関連記事】 ◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介 ◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説! |
||||
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
||||
【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
||||
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
||||
【関連記事】 ◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス ◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
||||
【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |