IPO株の銘柄分析&予想

「ロゴスホールディングス」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の注文住宅企業との比較や予想まで解説![2024年7月4日 情報更新]

2024年5月24日公開(2024年7月4日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ロゴスホールディングス
市場・コード/業種 グロース・205A/建設業
上場日 6月28日
申込期間(BB期間) 6月13日~6月19日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券楽天証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2290円(±0.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ロゴスホールディングスが6月28日にIPO(新規上場)!

「ロゴスホールディングス」の公式サイトより

 ロゴスホールディングスは、2024年5月24日、東京証券取引所に上場承認され、2024年6月28日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ロゴスホールディングスは2020年7月9日に設立された。同社グループは、同社と連結子会社5社(株式会社ロゴスホーム、豊栄建設株式会社、株式会社GALLERY HOUSE、株式会社ROOT LINK、Logos Creative Office Philippines. Inc.)で構成されており、各社独自の商品・ブランドを展開している。ロゴスホーム、豊栄建設、GALLERY HOUSEは、いずれも同じターゲット層(一次取得者の世帯年収別の割合による、注文住宅購入者及び分譲住宅購入者の世帯年収割合がいずれも400~800万円)に向けて住宅の設計・施工・販売及び不動産の売買・仲介・斡旋を行っている。また、温度体験室や地震体験室など実際に体験できる施設や全6棟のモデルハウスを備えた北海道クラシアムを共同運営している。GALLERY HOUSEは、注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム等)の事業を栃木県に展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ロゴスホールディングスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 6月12
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月13日~6月19日
公開価格決定 6月20日
購入申込期間 6月21日~6月26日
払込日 6月27日
上場日 6月28日

ロゴスホールディングスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年6月21日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
91.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.3
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
1.3
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券 2.2  
大和証券 1.7  
北洋証券 0.9  
東海東京証券 0.4  
静銀ティーエム証券 0.4%  
ちばぎん証券 0.4%  

ロゴスホールディングスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2290
仮条件
[予想PER(※2)
2190~2290円 
9.4倍~9.8倍]
公募価格 2290円
初値 2290円
初値騰落率 ±0.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500~4500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2024年6月10日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 26.2倍
リブワーク<1431> 46.5倍(連)
土屋HD<1840> 10.6倍(連)
ホームポジ<2999> 21.5倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ロゴスホールディングスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 390万8066株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出134万6400株
(オーバーアロットメントによる売出20万9400株)
想定公開規模(※1) 36.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ロゴスホールディングスは札幌市の住宅建築確認申請数No.1

 デジタルマーケティング集客およびDXによる効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業を展開する。2023年の札幌市の住宅建築確認申請数No.1であり、2023年5月期の引渡棟数は937戸。同社のMCB工法(工場でつくってトラックで運んで現場で建てる方法)は特許出願中。

 IPOで建設業セクターは人気があるとはいえず、公開規模の大きさは気がかり。公開株の一部は海外販売される予定ではあるものの、ファンドの出口案件というイメージも投資家の買いの手を伸びにくくさせそうだ。

 発行済株式の9割近くをエンデバー・ユナイテッド運営ファンドが保有し、上場時に保有株式の4割近くを放出する。

◆「ロゴスホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ロゴスホールディングスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 営業収益
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/5
(―)
▲ 9
(―)
61
(―)
2022/5 1,551
(―)
831
(―)
800
(1211.9%)
2023/5 1,144
(-26.3%)
8
(-99.0%)
35
(-95.6%)
2024/5予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2022/5 24,850
(―)
1,189
(―)
774
(―)
2023/5 28,025
(12.8%)
▲ 139
(―)
▲ 80
(―)
2024/5予 32,725
(16.8%)
1,426
(―)
910
(―)
2024/2 3Q 20,257
(―)
357
(―)
181
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:232.85円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ロゴスホールディングスの業績コメント

 2024年5月期の業績は、売上高が前期比16.8%増の327.2億円、経常利益が14.2億円(前期は1.3億円の損失)と増収・経常黒字転換の見通しとなっている。

 世界的なウッドショック発生による建築コスト上昇の影響で、同社グループの主に材料費及び外注費等の売上原価が圧迫され、2023年5月期は売上総利益が減少した。また、マーケティング施策や新規出店、人財獲得等への積極的な投資を行った結果、販売費及び一般管理費が増加し、営業利益以下で損失を計上した。2024年5月期は第3四半期までの実績が計画通りに進捗したことをふまえ、売上総利益は48.7億円(前期比43.4%増)となる見通し。主に引渡棟数の増加及びウッドショック後の値上げによる利益率の改善が奏功しているという。

 売上高については、新規出店及びデジタルマーケティングによる集客アップが主な増収要因となっている。注文住宅及び建売住宅の引渡棟数は、1076戸(前期比139戸増)となる予定。

 なお、通期計画に対する第3四半期末(2024年2月末)時点における進捗率は、売上高202.5億円で61.9%、経常利益3.5億円で25.1%となっている。同社グループは、工事の完成・物件の引渡しが第4四半期(3-5月)に集中する傾向があるため、第4四半期に売上高が多くなるといった季節的変動がある。

ロゴスホールディングスの詳細情報

■基本情報
所在地 北海道帯広市東三条南十三丁目2番地1
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 池田 雄一(昭和42年12月20日生)
設立 令和2年7月9日
資本金 3900万円(令和6年5月24日現在)
従業員数 新規上場会社84人 連結会社493人(令和6年4月30日現在)
事業内容 デジタルマーケティング集客およびDXによる効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業
■売上高構成比率(2023/5期 実績)
品目 金額 比率
注文住宅 20,216 百万円 72.1%
分譲住宅 1,989 百万円 7.1%
宅地販売 4,622 百万円 16.5%
その他 1,196 百万円 4.3%
合計 28,025 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合 345万1252株 89.46%
2 (株)チキンシープ 30万5653株 7.92%
3 池田 雄一 4万8100株 1.25%
4 (株)BOSS 3万5300株 0.91%
5 竹田 純 4440株 0.12%
5 野嶽 直樹 4440株 0.12%
7 谷口 文弥 2220株 0.06%
7 池田 俊 2220株 0.06%
7 三輪 貴之 2220株 0.06%
7 西槙 裕範 2220株 0.06%
合計   385万8065株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 連結子会社である(株)ロゴスホームへの投融資資金として充当する予定
関係会社 (株)ロゴスホーム (連結子会社) 注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売
豊栄建設(株) (連結子会社) 注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売
(株)GALLERY HOUSE (連結子会社) 注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売
他、連結子会社2社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2022年5月27日
割当先 (株)BOSS
発行価格 1,700円 ※株式併合を考慮済み
◆「ロゴスホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ロゴスホールディングスの銘柄紹介

 同社は2020年に設立し、持株会社として同社グループの経営管理、それに関連する業務及びシェアードサービスの考え方に基づき管理部門・マーケティング等の業務を行っている。中核となる連結子会社は池田社長が創業した(株)ロゴスホームと豊栄建設(株)の2社。どちらも主に注文住宅、分譲住宅、宅地販売に関する業務を行っており、連結売上高の約6割を(株)ロゴスホーム、約3割を豊栄建設(株)が占めている。

 そのほか、(株)GALLERY HOUSEは、主に注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム等)に関する業務を行っているほか、 (株)ROOT LINKは主に工務店支援(住宅の設計補助・ITコンサルティング等)の業務を、そのフィリピン子会社(同社の孫会社)であるLogos Creative Office Philippines. Inc.は主にCAD(Computer Aided Design)オペレーション(住宅の設計補助・積算等)の業務を行っている。

 (株)ロゴスホーム、豊栄建設(株)及び(株)GALLERY HOUSEは、いずれも同じターゲット層(世帯年収400~800万円)に向けて住宅の設計・施工・販売及び不動産の売買・仲介・斡旋を行っているが、各社独自の商品・ブランドを展開している。

 (株)ロゴスホームは、北海道帯広市に本社を構えており、注文住宅を主軸に、分譲住宅と宅地販売等の事業を北海道・東北地方を中心に展開。北海道・東北地方を中心に出店している「ロゴスホーム」と北海道に出店している「ハウジングカフェ」の2業態を展開しており、主に「ロゴスホーム」では北海道にて注文住宅の『FORTAGE』、『ECOXIA』、東北地域にて企画住宅の『GUUUS』、「ハウジングカフェ」では企画住宅の『Hikaria』、『e-Hikaria』を販売している。

 豊栄建設(株)は、北海道札幌市に本社を構えており、注文住宅を主軸に、分譲住宅と宅地販売等の事業を北海道に展開して、「豊栄建設」にて主に『チャレンジ999』を販売している。また、それ以外にも(株)ロゴスホームと豊栄建設(株)は、温度体験室や地震体験室など実際に体験できる施設や全6棟のモデルハウスを備えた北海道クラシアムを共同運営している。

 (株)GALLERY HOUSEは栃木県宇都宮市に本社を構え、注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム等)の事業を栃木県に展開しており、「栃木建築社」として注文住宅及び分譲住宅の販売を行い、中古住宅に対してリノベーションを行う『VINJOY』及び障がい者グループホームの建設を請負う『ノマリス』等も展開している。

 同社グループの主要な事業である住宅販売は、主に(株)ロゴスホーム及び豊栄建設(株)が担っており、同社グループは2023年の札幌市の住宅建築確認申請数No.1(行政庁資料での集計より)となっている。同社グループでは省エネ・CO2削減に貢献する住宅の開発で数々の賞を受賞するなど商品開発力に強みをもつほか、住宅総合展示場への出展をせずにWEB戦略を中心としたデジタルマーケティングによる集客活動、移動コストの削減に尽力したDXによる効率的なオペレーションに特徴がある。

ロゴスホールディングスの投資のポイント

 IPOで建設業セクターは人気があるとはいえず、公開規模の大きさは気がかり。公開株の一部は海外販売される予定ではあるものの、ファンドの出口案件というイメージも投資家の買いの手を伸びにくくさせそうだ。上場後も残るファンド保有株式は公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除されるため、将来的な需給不安も残る。一方で、M&Aにより引渡棟数を拡大させてきていることから、全国の工務店に対して積極的なM&Aを推進することにより、収益規模を拡大させる期待はある。

 現代表取締役社長池田雄一氏が創業した旧(株)ロゴスホーム(2003年6月設立)が上場を目指すにあたり、エンデバー・ユナイテッド(株)の支援を受け現体制となった。同社グループは、同社及び連結子会社5社で構成されており、同社は持株会社として同社グループの経営管理業務を行っている。連結売上高の約6割は(株)ロゴスホーム、約3割は豊栄建設(株)が占めている。また、(株)ロゴスホームと豊栄建設(株)は、温度体験室や地震体験室など実際に体験できる施設や全6棟のモデルハウスを備えた北海道クラシアムを共同運営している。

 同社グループは2023年の札幌市の住宅建築確認申請数No.1であり、2023年5月期の引渡棟数は937戸。同社グループの主要な事業である住宅販売においては、(1)商品開発力(省エネ・CO2削減に貢献する住宅の開発など)、(2)デジタルマーケティング(住宅総合展示場への出展はせず、WEB戦略中心)及び(3)DXによる効率的なオペレーションといった主に3つの特徴がある。なお同社のMCB工法(工場でつくってトラックで運んで現場で建てる方法)は特許出願中。従業員は連結で493名。

 業績面について、2024年5月期の業績は、売上高が前期比16.8%増の327.2億円、経常利益が14.2億円(前期は1.3億円の損失)と増収・経常黒字転換の見通しとなっている。2021年4月頃からの世界的なウッドショックの発生以降、建築コストは当初急激に上昇した後、その後は供給不安こそ後退したものの価格は高止まりしており、主要部材である木材のほかにも、金属類、諸資材、資材運搬費及び人件費等も高止まりしているが2024年5月期は価格転嫁で利益率を改善したもよう。

 想定仮条件水準の2024年5月期予想PERは9~10倍と控えめな水準。2025年5月期以降の配当性向水準については同業各社並みの連結配当性向30~50%を目標値としている。

 公開規模は30億円台後半と荷もたれ感のある大きさ。発行済株式の9割近くをエンデバー・ユナイテッド運営ファンドが保有し、上場時に保有株式の4割近くを放出する。上場後も残る保有株式210万4852株(上場時発行済株式総数の53.9%)については上場日後180日間もしくは公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となる。

◆「ロゴスホールディングス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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