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今週の日経平均株価は、中東情勢の緊迫化や半導体株への
売りが強まった影響で、一時6万2704円まで下落!
今週(7月13〜17日)の日経平均株価は大幅に下落し、最終的に先週末と比べて4416.61円(6.44%)安い6万4141.12円で終えました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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週明け7月13日は3営業日ぶりの下落となり、一時6万7000円を割り込みました。AI・半導体関連株の割高感や過熱感が意識されたほか、最近になって日本株との連動性が高まっている韓国株のAI・半導体関連株の急落、さらには米国・イラン間の緊張が再燃したことを受けて利益確定売りが広がりました。
翌14日は、前日の米国株安や中東情勢の緊迫化を嫌気した売りに押されて一時1000円あまり下げる場面も見られましたが、その後は上昇に転じ、最終的に前日比500.77円高で終えました。
7月15日は続伸し、6万8751.51円まで切り返しました。日本時間15日の午後2時頃にオランダのASMLホールディングス(ASML)が発表した2026年4~6月期決算が市場予想を上回ったことで、AI・半導体関連株が買い戻されました。
しかし、7月16日には、AI・半導体関連株の売りが再び加速し、日経平均株価は1900円を超える急落となりました。翌17日も世界的なAI・半導体関連株への売りが止まらず、日経平均株価は大幅に下落。一時6万2704.60円まで急落し、約2カ月ぶりの安値水準まで下げる場面も見られました。特にキオクシアホールディングス(285A)がストップ安まで売られたことが、投資家心理を悪化させました。
来週の日経平均株価は、ひきつづき半導体株の動向に左右される展開に!
景気敏感株や消費関連株などの内需系銘柄への資金シフトにも注目
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
6万 ~ 6万8000円
来週(7月21〜24日、※20日は海の日で休場)の日経平均株価は、引き続きAI・半導体関連株の動向に影響される不安定な相場が続きそうです。国内のキオクシアホールディングスや東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)のほか、米国や韓国のAI・半導体関連株が下げ止まるかを見極める展開になると見れます。
また、決算発表シーズンに入ることから、業績面を手掛かりとした物色が強まる可能性もありそうです。
ハイテク株への利益確定売りが強まる一方で、コンテンツ関連、金融、小売など、相対的に出遅れていた景気敏感株や消費関連株などへの資金シフトが目立ってきたので、そちらにも注意を払っておくといいでしょう。
【※関連記事はこちら!】
⇒【日本株】キオクシアなどAI・半導体関連株の調整中は、メガバンクなどの内需系大型バリュー株に期待!日経平均株価が25日移動平均線を上回るまでは慎重に
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
ビープラッツが+64.74%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップはビープラッツ(4381)でした。7月10日、ソニーコンピュータサイエンス研究所からスピンアウトしたクウジットと、AI設計支援基盤の構築支援に関する事業提携契約を締結し、サービス提供を開始したと発表。これが材料視されました。
値上がり率2位のJSH(150A)は7月15日、2027年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を1億7800万円から3億9500万円に上方修正したことが好感されました。
値上がり率3位のアイズ(5242)は、6月19日にファクタリング会社の情報を比較・検討できるサイト「ファクログ」のリード件数が9カ月で約4.5倍に成長したと発表したことが材料視されていましたが、値動きの軽さから、足元で値幅取り狙いの資金が集中したようです。
一方、今週の値下がり率ランキングの1位はTMH(280A)でした。7月15日に2026年11月期通期の営業損益予想を、従来の3億6700万円の黒字から2億7600万円の赤字(前期は3億5500万円の黒字)に下方修正したことが嫌気されました。
値下がり率2位の北川精機(6327)は、AIサーバー向けの銅張積層板を成形する「真空大型プレス機」への期待を材料に上昇基調にありましたが、今週はAI・半導体関連株への売りが強まるなか換金売りが強まりました。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +64.74 | ビープラッツ(東G・4381) |
| 2 | +50.56 | JSH(東G・150A) |
| 3 | +39.93 | アイズ(東G・5242) |
| 4 | +38.61 | Globee(東G・5575) |
| 5 | +34.75 | サイゼリヤ(東P・7581) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −42.79 | TMH(東G・280A) |
| 2 | −36.22 | 北川精機(東S・6327) |
| 3 | −36.20 | アスタリスク(東G・6522) |
| 4 | −32.32 | キオクシアホールディングス(東P・285A) |
| 5 | −32.14 | 昭和ホールディングス(東S・5103) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,712,995,200 | ランド(東S・8918) |
| 2 | 1,113,919,400 | NTT(東P・9432) |
| 3 | 918,750,000 | オンコセラピー・サイエンス(東G・4564) |
| 4 | 438,376,500 | ソフトバンク(東P・9434) |
| 5 | 408,429,400 | ソニーフィナンシャルグループ(東P・8729) |
【来週の主要イベント】
米国の景気指数(総合PMI)やテスラ、インテルの決算のほか、
国内のディスコや信越化学の決算、ティアフォーのIPOに注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<7月20日(月)>
◆海の日の祝日で休場
◆独6月生産者物価指数(PPI)
◆欧5月建設支出
◆米5月景気先行指標総合指数
<7月21日(火)>
◆決算:インソース(6200)
◆独7月ZEW景況感調査
◆欧7月ZEW景況感調査
◆決算:スリーエム(MMM)
<7月22日(水)>
◆ティアフォー(593A)東証グロース上場
◆決算:ブロンコビリー(3091)、オービック(4684)
◆6月貿易統計
◆英6月消費者物価指数(CPI)
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆決算:IBM(IBM)、テスラ(TSLA)、テキサス・インスツルメンツ(TXN)
<7月23日(木)>
◆決算:ディスコ(6146)、KOA(6999)
◆米前週分新規失業保険申請件数
◆ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例会見
◆決算:ブラックストーン(BX)、インテル(INTC)
<7月24日(金)>
◆決算:信越化学工業(4063)、中外製薬(4519)
◆6月全国消費者物価指数(CPI)
◆独8月GFK消費者信頼感調査
◆独7月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆独7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆欧7月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆欧7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米7月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米7月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米6月新築住宅販売件数
◆決算:アメリカン・エキスプレス(AXP)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
【来週の注目銘柄】
「三菱自動車工業」「日本マイクロニクス」
「シンプレクス・ホールディングス」の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| 三菱自動車工業(2026年7月17日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 輸送用機械 | 東P・7211 | 380.4円 | 20.3倍 | 0.55倍 |
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ヒト型ロボットについて2027年中の量産開始を目指すことを発表 SUVや4WDなどの独自技術を軸とした明確な商品の方向性に加え、アセアンを中心とした市場での競争力の高さが強みです。ブランド訴求力の強化が課題とされますが、今秋にもフラグシップSUV「パジェロ」の復活を計画しており、注目が集まりそうです。また、7月9日には、ヒト型ロボットの共同開発と、2027年中の量産開始を目指すことを発表。「フィジカルAI」関連の銘柄として注目です。株価は7月に入って強いリバウンドを見せており、上値抵抗線として意識される52週移動平均線を突破。このまま5月の戻り高値415.5円を捉えてくると、2月につけた年初来高値458円が射程に入りそうです。 |
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| 日本マイクロニクス(2026年7月17日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 電気機器 | 東P・6871 | 1万3970円 | 30.0倍 | 7.32倍 |
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半導体の製造工程に不可欠な「プローブカード」に強み 半導体の製造工程に不可欠な検査器具である「プローブカード」で世界トップクラスのシェアを誇ります。メモリメーカーの集積地である韓国(売上比率50%超)や台湾(同約30%)を中心に、世界の主要半導体生産地域に強固な拠点を構えています。なお、AIサーバー向けに需要が急増しているHBM(高帯域幅メモリ)は検査工程が非常に複雑なため、同社の高性能プローブカードの需要につながりやすいと見られます。株価は、調整を交えながらも、上向きで推移する13週移動平均線を下値支持線とした上昇トレンドを形成。同線接近での押し目買いを狙いたいところです。 |
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| シンプレクス・ホールディングス(2026年7月17日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 情報・通信 | 東P・4373 | 1074円 | 19.3倍 | 4.67倍 |
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高度な金融ITソリューションを提供する独立系IT企業 証券会社や銀行の基幹システムを中心に、高度な金融ITソリューションを提供する独立系IT企業です。戦略・ITコンサルティングから設計、開発、運用保守までを自社グループで完遂する体制を構築しています。4月に発表した中期経営計画「中計 2030 -Vision1000-」では、2030年3月期の主要数値目標として売上収益1000億円、営業利益250億~300億円を計画。株価は6月下旬からのリバウンドで52週移動平均線を突破し、6月につけた年初来高値1158円が射程に入ってきました。これをクリアしてくると、2025年8月の高値1225円(分割考慮済)がターゲットになりそうです。 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒定期預金の金利が高い銀行ランキング[2026年7月]貯金をするなら、メガバンクの3倍以上も高金利なSBI新生銀行など、お得な銀行を選ぶのがおすすめ!
⇒「バーティカルAI」関連銘柄を紹介! ChatGPTなどの「汎用AI」は出遅れたが「業界特化型のバーティカルAI」では日本独自の価値の創出と“AI主権”の確保が可能!
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