IPO株の銘柄分析&予想

「MIC(ミック)」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のリテール販促支援企業との比較や予想まで解説![2024年12月27日 情報更新]

2024年11月21日公開(2024年12月27日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 MIC(ミック)
市場・コード/業種 スタンダード・300A/サービス業
上場日 12月25日
申込期間(BB期間) 12月9日~12月13日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)大和コネクト証券(旧:CONNECT)auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 960円(±0.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

MICが12月25日にIPO(新規上場)!

「MIC」の公式サイトより

 MICは、2024年11月21日、東京証券取引所に上場承認され、2024年12月25日にIPO(新規上場)することが決定した。

 MICは1953年6月12日に設立された。同社は、「ビジネス改善カンパニー」として、主にリテール業界において販促活動を展開する企業が抱える非効率を解消するため、全体最適化を実現する『リテール販促360°フルサービス』を提供し、企業が本質的な業務に集中できる時間を創造する。『360°フルサービス』とは、業務改善コンサルティング、システム開発、BPO、クリエイティブデザイン、ものづくり、フルフィルメント、フィールドサポートのサービスを顧客に応じて組み合わせ、それらを「自社一貫体制」でシームレスに提供することで、リテール販促活動を全体最適化するビジネスモデルとなる。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

MICのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月9日~12月13日
公開価格決定 12月16日
購入申込期間 12月17日~12月20日
払込日 12月24日
上場日 12月25日

MICのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年12月17日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
1.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券(主幹事証券) 91.3  
大和証券 4.3  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.3  
岡三証券 0.2  
あかつき証券 0.2  

MICのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 900
仮条件
[予想PER(※2)
900~960円
15.3倍~16.3倍]
公募価格 960円
初値 960円
初値騰落率 ±0.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 400~2100
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年12月5日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 9.7倍
平賀<7863> 7.2倍
竹田iP<7875> 8.0倍(連)
関通<9326> 9.4倍(連)
アイドマMC<9466> 14.1倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は割高と判断できる。

MICの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 710万株(予定)
公開株式数 公募110万株  売出70万株
(オーバーアロットメントによる売出27万株)
想定公開規模(※1) 18.6億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

MICはリテール業界向け販促支援サービス

 リテール販促における総合支援事業(業務改善コンサルティング、販促物の印刷/製造、フルフィルメント、システム開発、BPO、クリエイティブデザイン、フィールドサポート等)を手掛ける。2024年3月期売上高のうち、楽天グループ<4755>各社向けが28.7%、(株)ファミリーマート向けが17.8%を占めている。

 DX関連は根強い人気があり、同社も一定の注目を集めそうだ。公開規模はやや荷もたれ感があるものの、株価バリュエーションは過大感のない水準。既存株主には価格解除条項のない上場日後90日間のロックアップがかかっており、需給面への懸念は乏しい。12月25日はアルピコホールディングス<297A>がスタンダードへ同時上場する。

 公開規模は10億円台後半とやや軽量感に欠ける大きさとなる見込み。

⇒アルピコホールディングス<297A>のIPO情報はこちら!

◆「MIC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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MICの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/3 6,706
(0.9%)
1,187
(41.4%)
817
(61.9%)
2022/3 8,428
(25.7%)
908
-23.5%
667
-18.4%
2023/3 10,328
(22.5%)
635
-30.0%
408
-38.7%
2024/3 10,115
(-2.1%)
572
-10.0%
365
-10.6%
2025/3予 11,399
(12.7%)
648
13.2%
418
14.3%
2024/9 2Q 5,704
(―)
411
(―)
264
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:58.87円/17.60円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

MICの業績コメント

 2025年3月期の業績は、売上高が前期比12.7%増の113.9億円、経常利益が同13.2%増の6.4億円と増収増益の見通しとなっている。

 前期は、新規サービスであるドラッグストア業界向け店頭プロモーション販促物の共同配送サービスの拡大に注力し、同事業のスケーラビリティを確保するために設備・システムなどへの先行投資を積極的に行った。一方、既存サービスに関しては、一部の主要顧客において販促予算の大幅削減により売上減少した。

 今期は、上位既存顧客への取引額が堅調推移すると共に、大手ドラッグストアチェーンへの共同配送サービスの新規導入や、複数の外食チェーンとの新規取引が開始する等、顧客基盤が着実に拡大している。また今後の事業拡大に向けた、人材の確保、営業力の強化、生産性向上のための投資を積極的に行っている。通期計画に対する第2四半期末時点での進捗率は、売上高が57.0億円で50.0%、経常利益が4.1億円で63.5%となっている。

MICの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都新宿区西新宿五丁目14番3号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 河合 克也(昭和54年4月3日生)
設立 昭和28年6月12日
資本金 1000万円(令和6年11月21日現在)
従業員数 344人(令和6年10月31日現在)
事業内容 リテール販促における総合支援事業(業務改善コンサルティング、販促物の印刷/製造、フルフィルメント、システム開発、BPO、クリエイティブデザイン、フィールドサポート等)
■売上高構成比率(2024/3期 実績)
品目 金額 比率
サービス(通信、IT、金融) 2,782 百万円 27.5%
リテール(コンビニエンスストア、外食チェーン、ドラッグストア) 3,960 百万円 39.2%
メーカー(消費財、美容コスメ、製薬、食品) 3,372 百万円 33.3%
合計 10,115 百万円 100.0%
■大株主上位9位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)エムツー 356万8800株 59.48%
2 水上 光啓 190万6200株 31.77%
3 河合 克也 36万株 6.00%
4 辻 怜子 6万株 1.00%
4 眞鍋 悠子 6万株 1.00
6 谷口 大輔 3万株 0.50%
7 松崎 良樹 6000株 0.10%
7 村山 幹子 6000株 0.10%
9 荻野 正彦 3000株 0.05%
合計   600万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)設備資金、(2)運転資金に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「MIC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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MICの銘柄紹介

 1946年に水上印刷を創業。その後2011年に『360°フルサービス』を開始して以降は、リテール販促領域のビジネス改善カンパニーとして、主にリテール企業やメーカー企業が行う販促活動の全体最適化を支援してきた。同社が掲げる『360°フルサービス』とは、ものづくり、フルフィルメントなどのサービスを顧客に応じて組み合わせ、それらを「自社一貫体制」でシームレスに提供することで、リテール販促活動を全体最適化するビジネスモデルとなる。

 リテール販促領域における「販促サービスを提供するサプライヤーの分断・多様化」や「小売店舗側の多様化」などの主な課題を踏まえ、同社では『360°フルサービス』を提供。リテール業界における販促活動に必要なあらゆるサービスを提供しており、それによってリテール企業及びメーカー企業の販促担当者の業務負担を大きく改善するとともに、それらの販促サービスを自社一貫体制で提供することで、販促企画の急な変更などにもスピーディかつフレキシブルに対応し、販促機会を逃すことなく販促効果を最大化することを可能にしている。

 同社が提供する『360°フルサービス』の中でも、特に下記の2つの戦略サービスがリテールとメーカー間をシームレスに繋げるハブ機能を担っている。

(1)ドラッグストア向け販促物共同配送サービス(Co.HUB)

 メーカー企業の販促物を同社の物流センターである「はちフィル」に一度集約した上で、店舗ごとに必要な販促物の種類や数に応じて梱包(=変種・変量対応)・メーカー複数社分をまとめて共同配送することで、店舗側の受取り負担を減らしている。ドラッグストア向けの販促物共同配送サービス(Co.HUB)は、2024年10月31日時点においてすでに20チェーンのドラッグストアチェーンが導入しており、全国のドラッグストア店舗1万9440店舗における店舗カバー数は1万572店舗となり、店舗カバー率は54%であります。

 また、約300社のメーカー企業が本サービスを利用している。「はちフィル」は2022年に開設した。「はちフィル」の開設は同社の経常利益率を一時的に下げる要因になっているが、同サービスの立ち上げから約3年で既に302社の新規顧客を獲得している。また「はちフィル」の年間稼働率は約43%)であり、今後の販促物共同配送サービス(Co.HUB)や『360°フルサービス』の拡大余地を残していると考えている。

(2)販促DXクラウドサービス(PromOS)

 リテール企業及びメーカー企業が行う販促活動そのものの効率化を進めるため、同社では販促DXクラウドサービス(PromOS)を自社開発・提供している。販促活動の基幹システムとして『360°フルサービス』に含まれる販促業務の指示や進捗確認などができるクラウドサービスである。

 すでにリテール企業やメーカー企業などの幅広い顧客に導入されており、顧客が別々のサプライヤーに依頼していた販促物の作成発注、在庫管理、出荷指示などは、PromOSを通じて窓口の一元管理化が可能になる。販促業務の情報とモノの流れを最適化し、メーカー企業から必要なものだけを送るだけでなく、リテール企業からも必要品を追加発注するなど、無駄な配送コストと業務負荷の削減、販促活動の最大化を可能にしている。

MICの投資のポイント

 DX関連は根強い人気があり、同社も一定の注目を集めそうだ。公開規模はやや荷もたれ感があるものの、株価バリュエーションは過大感のない水準。既存株主には価格解除条項のない上場日後90日間のロックアップがかかっており、需給面への懸念は乏しい。12月25日はアルピコホールディングス<297A>がスタンダードへ同時上場する。

⇒アルピコホールディングス<297A>のIPO情報はこちら!

 同社は、『リテール販促360°フルサービス』(=以降、『360°フルサービス』と表記)提供先を主に3つの顧客属性にわけている。サービス(主に通信、IT、金融)は店頭での決済サービスやポイントサービスなどを実施する顧客群や通信キャリアとして携帯ショップを運営している顧客が該当する。

 リテール(主にコンビニエンスストア、外食チェーン、ドラッグストア)は小売店舗を保有し、消費者に対して物品販売等を行っているコンビニエンスストアチェーン、ドラッグストアチェーン、外食チェーンなどの顧客群が該当する。特にドラッグストア業界においては、販促物共同配送サービス(Co.HUB)を全国54%のドラッグストア店舗に提供している。

 メーカー(主に消費財、美容コスメ、製薬、食品)は小売店舗にて販売される製品・商品の企画、製造を行うメーカー企業が該当する。2024年3月期のアクティブアカウント数は377社。2024年3月期売上高のうち、楽天グループ<4755>各社向けが28.7%、(株)ファミリーマート向けが17.8%を占めている。従業員は344名。

 業績面について、2025年3月期の業績は、売上高が前期比12.7%増の113.9億円、経常利益が同13.2%増の6.4億円と増収増益の見通しとなっている。売上のうち大半が既存顧客の行う販促活動の全体最適化や改善活動サービスであり、これらは定期受注となっている。売上増加に伴い、外注加工費や製造運賃なども増加したため、売上原価は83.1億円(前期比11.6%増)を見込んでいる。また、販管費は24.6億円(同15.5%増)。人件費の上昇を見込むほか、日本一勉強する会社を目指すべく外部企業によるビジネススキル研修参加や、各業界に精通するアドバイザーとの新規事業検討などを勘案し、教育費は同37%増の0.4億円を見込んでいる。

 想定仮条件水準の今期予想PERは14~16倍程度。今期配当は1株あたり17.60円を予定しており、想定仮条件水準での予想配当利回りは2%前後。

 公開規模は10億円台後半とやや軽量感に欠ける大きさとなる見込み。既存株主にはベンチャーキャピタルが見当たらず、上場日後90日間のロックアップがかけられている。需給面への懸念は乏しいだろう。12月25日はアルピコホールディングス<297A>がスタンダードへ同時上場する。

◆「MIC」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

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IPO株(新規上場株・新規公開株)で儲ける方法!
IPO株の銘柄分析&予想
IPOスケジュール一覧[2025年]
 IPO株の攻略&裏ワザ情報!
【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
【関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
【関連記事】
◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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