会社名 | 伊澤タオル |
市場・コード/業種 | スタンダード・365A/繊維製品 |
上場日 | 6月20日 |
申込期間(BB期間) | 6月4日~6月10日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
伊澤タオルが6月20日にIPO(新規上場)!

伊澤タオルは、2025年5月19日、東京証券取引所に上場承認され、2025年6月20日にIPO(新規上場)することが決定した。
伊澤タオルは2021年6月1日に設立された。小売店やキャラクターIP事業者へのタオル製品の企画・販売及びECサイト・Amazon内における自社ブランド「タオル研究所」を軸に、「タオル製品等の企画、製造及び販売」の単一セグメントで事業を展開しているファブレスメーカー。同社の主な販売先は、CVS(コンビニエンスストア)、IP事業者(玩具メーカー)、EC事業者、DS(ディスカウントストア)、HC(ホームセンター)、GMS(総合スーパー)、DgS(ドラッグストア)等となっている。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
伊澤タオルのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 6月3日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 6月4日~6月10日 | |||||
売出価格決定 | 6月11日 | |||||
購入申込期間 | 6月12日~6月17日 | |||||
払込日 | -月-日 | |||||
上場日 | 6月20日 |
伊澤タオルのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2025年6月4日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
SMBC日興証券 [最短即日で取引可能] |
―% | |||||
岩井コスモ証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
-% | |||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) | ―% | |||||
モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事証券) | ―% | |||||
野村證券 | ―% | |||||
アイザワ証券 | ―% | |||||
東海東京証券 | ―% |
伊澤タオルのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 700円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
700~750円 [14.0倍~15.0倍] |
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公募価格 | ―円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 400~1300円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社2社の予想PER(2025年5月30日ザラバの株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【2社平均】 | 8.8倍 | |||||
ヤギ<7460> | 7.1倍(連) | |||||
川辺<8123> | 10.5倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社2社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。
伊澤タオルの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 1000万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募-株 売出375万株 (オーバーアロットメントによる売出56万2500株) |
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想定公開規模(※1) | 30.2億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
伊澤タオルはAmazonなどで人気の大手タオルメーカー
タオル製品等の企画・製造及び販売を手掛ける。ECサイト・Amazon内に展開する自社ブランド「タオル研究所」のタオルは、Amazonのタオル売れ筋ランキングで第一位から第三位を占めるなど消費者に好評。2025年2月期の相手先別売上高構成比率は、(株)BANDAI SPIRITS向けが18.5%、アマゾンジャパン合同会社向けが16.9%となっている。
約2カ月ぶりのIPOとなるため、投資家の注目は集まりやすいだろう。ただ、国内トップクラスのタオルメーカーではあるものの、今期減益予想となっている点やスタンダード上場、ファンドの売出案件と初値人気の高まりづらい要素もあり、悩ましいところ。
公開規模は30億円前後と荷もたれ感のある大きさとなる見込み。公開株の一部を海外販売する予定。
◆「伊澤タオル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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伊澤タオルの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損益 (伸び率) |
純損益 (伸び率) |
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2022/2 | 24 (―) |
▲ 128 (―) |
▲ 129 (―) |
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2023/2 | 9,207 (―) |
174 (―) |
243 (―) |
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2024/2 | 9,938 (7.9%) |
1,771 (915.9%) |
1,103 (352.3%) |
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2025/2 | 9,825 (-1.1%) |
980 (-44.7%) |
578 (-47.6%) |
|||
2026/2予 | 10,884 (10.8%) |
849 (-13.4%) |
499 (-13.7%) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:49.90円/35.04円 | |||||
※予想EPSは上場時発行済株式数で試算 ※同社は2021/6/1設立のため、2022/2期の会計期間は9か月間となっている。 ※2022/3/1付で子会社の吸収合併を行った影響で、2023/2期は経営指標が大幅に変動している。 |
伊澤タオルの業績コメント

2026年2月期の業績は、売上高が前期比10.8%増の108.8億円、経常利益が同13.4%減の8.4億円と増収減益の見通しとなっている。
同社は営業活動からの製品二ーズ発掘や店舗調査等のマーケット情報収集、産学連携による共同研究、糸の織り方や薬剤の選定・工夫をした新製法の開発、ECサイト内での新製品販売への取り組み等、研究開発や売上の拡大に努めてきた。また中国経済の懸念や地政学リスクへの対応として生産拠点の分散を図るために、中国中心の生産から、インドやべトナムでの生産体制の構築にも努めている。
2025年2月期の生産地割合は中国67.8%、インド15.5%、その他16.6%となっているが、2028年2月期迄に中国40.0%、インド30.0%、その他30.0%の割合となるように目標を設定している。
2025年2月期通期においてはEC販売における一時的な要因による在庫滞留に伴う落ち込みや、当初計画に織り込んでいた案件の一部失注や翌期へのずれ込み等が発生した影響もあったが、2025年2月期下半期より在庫滞留も解消し正常化しており、また、ODM生産やキャラクターIP製品においても新規取引開始を含めて売上高・営業利益ともに足元順調に進捗している。
一方、米国の関税政策を発端とした急激な円高進行は、売上総利益にはプラスの影響を及ぼすものの為替予約及び為替ヘッジのための外貨建て資産の時価評価に一時的にマイナスの影響を及ぼすため、第1四半期において為替差損により経常利益及び当期純利益が赤字となる可能性がある。なお、為替差益は2024年2月期で8.6億円、2025年2月期で3.6億円となってる。
伊澤タオルの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西一丁目26番6号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 伊澤 正司(昭和39年12月23日生) | |||||
設立 | 令和3年6月1日 | |||||
資本金 | 3000万円(令和7年5月19日現在) | |||||
従業員数 | 79人(令和7年4月30日現在) | |||||
事業内容 | タオル製品等の企画・製造及び販売 |
■売上高構成比率(2025/2期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
ODM生産 | 5,557 百万円 | 56.6% | ||||
キャラクターIP製品 | 2,604 百万円 | 26.5% | ||||
EC販売 | 1,662 百万円 | 16.9% | ||||
合計 | 9,825 百万円 | 100.0% |
■大株主上位3位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | ジャフコSV6投資事業有限責任組合 | 600万株 | 60.00% | |||
2 | 伊澤キャピタルパートナーズ合同会社 | 250万株 | 25.00% | |||
3 | ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 | 150万株 | 15.00% | |||
合計 | 1000万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | - | |||||
関係会社 | IZAWA TEXTILE CO., LIMITED (非連結子会社) タオル製品等の販売 IZAWA TOWEL INC (非連結子会社) タオル製品等の販売 |
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VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2021年8月27日 | ||||
割当先 | ジャフコSV6投資事業有限責任組合 ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 |
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発行価格 | 273円 ※株式分割を考慮済み |
◆「伊澤タオル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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伊澤タオルの銘柄紹介
同社は、消費者目線を第一として日用品としてのタオルの使い心地にこだわり続けており、「悩んだらこのタオルを買えば間違いない」というタオルのグローバル・スタンダードを創ることをビジョンに掲げている。小売店やキャラクターIP事業者へのタオル製品の企画・販売及びECサイト・Amazon内における自社ブランド「タオル研究所」を軸に、「タオル製品等の企画、製造及び販売」の単一セグメントで事業を展開している。
同社が事業領域としているタオル業界は、ギフト需要やイベント需要を除く生活需要領域である。同社の主な販売先は、CVS(コンビニエンスストア)、IP事業者(玩具メーカー)、EC事業者、DS(ディスカウントストア)、HC(ホームセンター)、GMS(総合スーパー)、DgS(ドラッグストア)等。同社は幅広いターゲット層に対し、ニーズに基づいた日用品タオルを生産する「ODM生産」(ODM:「Original Design Manufacturing」の略。委託側からの要望に基づいて製品の設計から製造までを一貫して行うこと)、IP企業と連携し高品質なキャラクタータオルを提供する「キャラクターIP製品」、自社ブランドを展開するB2Cビジネス「EC販売」の3分野に注力をしている。
とりわけ、EC販売において「タオル研究所」ブランドのタオルは、Amazonのタオル売れ筋ランキングで第一位から第三位を占めており、多くの消費者に支持されている。「タオル研究所」では同社が独自に企画・開発したタオルを取り扱っており、そこで得た販売動向や消費者からの声などの情報を利用して、同社の各販売チャネルの製品開発にも反映させることで強みを発揮している。
同社の特徴は大きく2点。1点目はファブレスモデルを採用している点である。同社は自社工場をもたず、主に海外の協力工場に製造委託をしている。製品の設計や製造工程の開発に関しては同社が担っており、詳細にわたって協力工場に指示をすることで品質を保証しつつ大量生産を可能としている。2点目はファブレスモデルを活かしつつ、研究・開発から、企画、製造委託、販売までの商流を一気通貫でマネジメントしている点である。これにより消費者のニーズを踏まえた機動的な生産に対応できる体制を整えている。
同社は、R&Dにも注力するタオルメーカーであり、従来の枠にとらわれない製造方法や素材、設計等新たな開発を実施している。また、タオルの使い心地の数値化や、使いやすいタオルを科学的に実証、試作、検証することで開発力を高めている。タオルに関する特許取得にも注力しており、自社のみでの研究・開発にとどまらず、大学との共同研究、大手メーカーとの共同開発など、タオル専門の研究員が中心となって、素材・製法の両面から様々な開発・特許取得を進めている。高い技術力はタオルの製造・製法に関する特許取得にも結び付いており、2025年4月末時点で18件の特許を保有している。
また、同社では、営業販売と購買を一体の組織としており、営業担当者が顧客の企画段階からコミュニケーションを重ねつつ、製造委託先ともスペックやコストを交渉し販売・仕入両面を一貫して担当している。このような体制は営業の迅速さはもちろんのこと、顧客に対して製品詳細や過去データに基づいてより効果的な提案ができることにも繋がっている。また、同社では、過去の様々なODM製品の実績データを下に、価格×スペック×デザインのバランスを最適化するノウハウを社内システム化している。
伊澤タオルの投資のポイント
約2カ月ぶりのIPOとなるため、投資家の注目は集まりやすいだろう。ただ、国内トップクラスのタオルメーカーではあるものの、今期減益予想となっている点やスタンダード上場となっている点で初値期待は高まりにくいか。ファンドの売出案件であり、価格設定も評価可能な範囲で高めのラインを狙ってくると想定され、値ごろ感は見出しづらいだろう。一方、高配当銘柄としての投資妙味はありそうだ。仕入の大半が海外からの輸入となっており、円高恩恵銘柄である点も、現在の地合いでは評価を受けやすそうではある。
1970年に創業した伊沢タオルが前身。経営強化のため、2021年にジャフコグループ出資のもとLBO(レバレッジド・バイアウト)を実施するにあたり設立した伊澤タオルHDが現在の同社となっている。同社は、「タオル製品等の企画、製造及び販売」の単一セグメントで事業を展開しているファブレスメーカーである。2025年2月期の相手先別売上高構成比率は、(株)BANDAI SPIRITS向けが18.5%、アマゾンジャパン合同会社向けが16.9%。
同社は製品の多くを海外の生産工場から輸入しているため、決済通貨の急激な為替の変動が発生した場合、同社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。為替の変動リスクへの対応として、想定仕入見込額に基づく先物為替予約取引を実行している。2025年2月末時点で97.3億円の米ドル買建ての為替予約取引の契約を行っており、1年超に受渡日が到来する契約額は31.6億円となっている。従業員は79名。
業績面について、2026年2月期の業績は、売上高が前期比10.8%増の108.8億円、経常利益が同13.4%減の8.4億円と増収減益の見通しとなっている。ODM生産では、大手小売店へのPB商品導入を拡充させることにより、売上高61.7億円(前期比11.1%増)を見込んでいる。キャラクターIP製品は、取り扱い製品の拡大により売上高26.5億円(同1.8%増)を見込む。EC販売は製品シリーズの拡大による購入者数増加を見込み売上高20.5億円(同23.6%)を計画している。なお、「タオル研究所」は海外からも注目されており、現在、アメリカでの展開を予定している。仕入の大半はドル建てとなっており、想定為替レートは1ドル=151円を元に設定している。
想定仮条件水準の今期予想PERは13倍~15倍台とタオル関連としてはやや高めか。なお、直近IPOでは、TENTIAL<325A>が繊維製品セクターであり、現在PER20倍台前半となっている。今期は1株当たり35.04円の配当を予定しており、想定仮条件水準での今期予想配当利回りは5%前後と高め。
公開規模は30億円前後と荷もたれ感のある大きさとなる見込み。ただ、公開株の一部を海外販売する予定であり、需給は見た目よりややタイト化する予定。上場後も残る発行済株式については、上場日後から180日間のロックアップがかけられている。
◆「伊澤タオル」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年6月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年5月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |