| 会社名 | パワーエックス |
| 市場・コード/業種 | グロース・485A/電気機器 |
| 上場日 | 12月19日 |
| 申込期間(BB期間) | 12月3日~12月9日 |
| おすすめ証券会社 | SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)、 |
| フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★★(最高★5つ) |
| 初値(初値騰落率) | 1130円(-7.37%) |
| 最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
パワーエックスが12月19日にIPO(新規上場)!
「パワーエックス」の公式サイトより
パワーエックスは、2025年11月21日、東京証券取引所に上場承認され、2025年12月19日にIPO(新規上場)することが決定した。
パワーエックスは2021年3月22日に設立された蓄電型発電所を製作する会社。同社グループは、「永遠に、エネルギーに困らない地球」をVisionに、「日本のエネルギー自給率の向上を実現する」をMissionに掲げている。バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS:Battery Energy Storage System。蓄電池と電力制御を組み合わせて、状況に応じて電力を充放電する仕組み)の開発、製造、販売から、系統用蓄電所の企画、運用までを一貫して提供している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
パワーエックスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
| ■スケジュール | ||||||
| 仮条件提示 | 12月3日 | |||||
| ブックビルディング(抽選申込)期間 | 12月3日~12月9日 | |||||
| 公開価格決定 | 12月10日 | |||||
| 購入申込期間 | 12月11日~12月16日 | |||||
| 払込日 | 12月18日 | |||||
| 上場日 | 12月19日 | |||||
パワーエックスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
| ■取り扱い証券会社(2025年12月12日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
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証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
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SMBC日興証券(主幹事証券) [最短即日で取引可能] |
26.1% | |||||
|
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
0.2% | |||||
|
マネックス証券 [最短翌日に取引可能] |
0.2% | |||||
|
松井証券 [最短翌日に取引可能] |
0.2% | |||||
|
岩井コスモ証券 [最短翌日に取引可能] |
0.2% | |||||
|
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
|
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
|
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事証券) | 50.7% | |||||
| モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事証券) | 20.3% | |||||
| 野村證券 | 0.9% | |||||
| みずほ証券 | 0.9% | |||||
| 中銀証券 | 0.2% | |||||
| 岡三証券 | 0.2% | |||||
パワーエックスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
| ■価格情報 | ||||||
| 想定発行価格(※1) | 1200円 | |||||
|
仮条件 [予想PER(※2)] |
1200~1220円 [―倍~―倍] |
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| 公募価格 | 1220円 | |||||
| 初値 | 1130円 | |||||
| 初値騰落率 | -7.37% | |||||
| 予想トレーディングレンジ(※3) | 800~3000円 | |||||
| 最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
| ※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 | ||||||
| ■類似会社4社の予想PER(2025年12月2日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
| 会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
| 【4社平均】 | 15.1倍 | |||||
| リミックス<3825> | 5.3倍(連) | |||||
| GreenBee<3913> | 14.7倍(連) | |||||
| テスHD<5074> | 18.9倍(連) | |||||
| DG<350A> | 21.6倍(連) | |||||
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない。
パワーエックスの発行株数・単元数・公開規模は?
| ■株数などに関する情報 | ||||||
| 発行済株式数(上場時) | 3629万8700株(予定) | |||||
| 公開株式数 | 公募416万6700株 売出422万1600株 (オーバーアロットメントによる売出125万8200株) |
|||||
| 想定公開規模(※1) | 115.8億円(OA含む) | |||||
| ※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 | ||||||
パワーエックスは「Made in Japan」の蓄電システム提供
大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、再生可能エネルギー等の電力供給を手掛ける。「Made in Japan宣言」を行い、同社グループは製品の設計、製造、ソフトウェア開発、メンテナンスのすべてを日本で行っている。
柏崎刈羽原発や泊原発が再稼働へ向けた動きを見せるなど、安定した電力供給へ向けた動きが活発化するなかでの上場とあり、投資家の関心を集めそうだ。足元の業績は赤字決算とはいえ、来期にも黒字転換しそうな勢いがある。
一方で、公開規模が大きく、12月19日は3社同時上場というスケジュールのため、初値買い資金分散の影響はやや懸念される。
| ◆「パワーエックス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
| SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
| SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
| 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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パワーエックスの業績データ
| ■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
| 決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
| 2021/12 | ― (―) |
▲ 272 (―) |
▲ 272 (―) |
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| 2022/12 | ― (―) |
▲ 2,004 (―) |
▲ 2,255 (―) |
|||
| 2023/12 | 327 (―) |
▲ 5,737 (―) |
▲ 6,157 (―) |
|||
| 2024/12 | 6,161 (1784.1%) |
▲ 5,699 (―) |
▲ 8,008 (―) |
|||
| 2025/12予 | ― (―) |
― (―) |
― (―) |
|||
| ■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
| 決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常損失 (伸び率) |
純損失 (伸び率) |
|||
| 2023/12 | 327 (―) |
▲ 5,737 (―) |
▲ 6,166 (―) |
|||
| 2024/12 | 6,161 (1784.1%) |
▲ 5,702 (―) |
▲ 8,013 (―) |
|||
| 2025/12予 | 18,915 (207.0%) |
▲ 1,730 (―) |
▲ 1,790 (―) |
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| 2025/9 3Q | 7,323 (―) |
▲ 2,986 (―) |
▲ 3,046 (―) |
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|
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円 連結:-円/0.00円 | |||||
| ※ 予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 | ||||||
パワーエックスの業績コメント

2025年12月期の業績は、売上高は前期比3.1倍の189.1億円、経常損失が17.3億円(前期は57.0億円)と増収・赤字幅縮小の見通しとなっている。
BESS事業におけるMP、PXCの製品販売は2024年12月期下期より本格化しているため前年比では大幅な増収を見込むため、今期売上高は161.3億円(前期比3.9倍)となる計画。
EVCS事業におけるHCの製品販売は、昨今のEVの普及状況を踏まえた顧客の投資見送り等により前年比では減収を見込んでおり、売上高14.6億円(同10.3%減)となる計画。電力事業におけるMP販売は2025年12月期下期より本格開始するため前年比では大幅な増収を見込み、売上高13.2億円(同3.4倍)を計画している。
なお、第3四半期累計期間(2025年1月~9月)では、売上高73.2億円(通期計画に対する進捗率38.7%)にとどまっている。これは、同社グループの主要顧客は12月決算や3月決算の会社が多く、また顧客が利用する補助金制度の多くが年度末(3月末)までに受給要件を充足することが求められていることから、顧客の予算執行時期が下期偏重傾向にあり、そのため同社グループの売上高も通常、下期(特に第4四半期)に偏重することによる。
パワーエックスの詳細情報
| ■基本情報 | ||||||
| 所在地 | 岡山県玉野市田井六丁目9番1号 | |||||
| 代表者名(生年月日) | 取締役 代表執行役社長CEO 伊藤 正裕(昭和58年9月5日生) | |||||
| 設立 | 令和3年3月22日 | |||||
| 資本金 | 22億7000万円(令和7年11月21日現在) | |||||
| 従業員数 | 新規上場会社164人 連結会社180人(令和7年9月30日現在) | |||||
| 事業内容 | 大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、再生可能エネルギー等の電力供給 | |||||
| ■売上高構成比率(2024/12期 実績) | ||||||
| 品目 | 金額 | 比率 | ||||
| 定置用蓄電池 | 4,199 百万円 | 68.2% | ||||
| EV急速充電器 | 1,739 百万円 | 28.2% | ||||
| その他 | 222 百万円 | 3.6% | ||||
| 合計 | 6,161 百万円 | 100.0% | ||||
| ■大株主上位10位 | ||||||
| 順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
| 1 | (株)FAROUT | 497万株 | 15.47% | |||
| 2 | アキュメン(株) | 495万6000株 | 15.42% | |||
| 3 | 今治造船(株) | 218万4000株 | 6.80% | |||
| 4 | 日本瓦斯(株) | 114万株 | 3.55% | |||
| 5 | 日本郵船(株) | 91万7000株 | 2.85% | |||
| 6 | 伊藤忠商事(株) | 90万株 | 2.80% | |||
| 7 | FRONTIVE X LIMITED | 87万9000株 | 2.74% | |||
| 8 | (株)三菱UFJ銀行 | 85万6000株 | 2.66% | |||
| 9 | Spiral Capital Japan Fund2号投資事業有限責任組合 | 77万3000株 | 2.41% | |||
| 10 | 持田 昌典 | 69万6000株 | 2.17% | |||
| 合計 | 1827万1000株 | 56.86% | ||||
| ■その他情報 | ||||||
| 手取金の使途 | (1)PowerX Mega Power 2500の開発資金、(2)東京オフィス移転資金、(3)Power Base第2工場建設資金、として充当する予定 | |||||
| 関係会社 | (株)PowerX Manufacturing (連結子会社) 蓄電池製品及びその関連製品の製造受託 (株)海上パワーグリッド (連結子会社) 電気運搬船の開発・販売、電気運搬船を用いた海上電力輸送、電力販売、船舶用蓄電池の販売 |
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| VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
| 直近有償第三者割当 | 年月日 | 2025年7月28日 | ||||
| 割当先 | パワーエックス従業員持株会、他9か所 | |||||
| 発行価格 | 1430円 ※株式分割を考慮済み | |||||
| ◆「パワーエックス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
| SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
| SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
| 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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パワーエックスの銘柄紹介
2021年3月、東京都港区にて設立。2025年6月に蓄電池工場のある岡山県玉野市へ登記上の本社所在地を移転している。
同社は蓄電型発電所(出力10MW以上で電力系統に直接接続する蓄電システム)を製作する会社であり、バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS:Battery Energy Storage System。蓄電池と電力制御を組み合わせて、状況に応じて電力を充放電する仕組み)の開発、製造、販売から、系統用蓄電所の企画、運用までを一貫して提供している。
岡山県玉野市に建設した蓄電池製造工場「Power Base」及び提携工場で生産する蓄電池製品を利用したソリューションを提供しており、BESS事業(主に大型定置用蓄電システム「PowerX Mega Power」、中型定置用蓄電システム「PowerX Cube」の販売及びメンテナンス)、EVCS事業(蓄電池型急速EV充電システム「PowerX Hypercharger」の顧客への販売、メンテナンス及び「PowerX Hypercharger」を利用したEVユーザー向け充電サービス「PowerX Charge Station」を展開)、電力事業(「X-PPA」をはじめとした蓄電池を利用した電力供給サービス及び蓄電所の開発、運営サービスを展開)の3つの事業から構成されている。
同社グループは製品の設計、製造、ソフトウェア開発、メンテナンスのすべてを日本で行うことで、日本のエネルギー安全保障に貢献するというコミットメントを表した「Made in Japan宣言」を行い、(1)日本国内で設計、組み立てられた製品、(2)自社開発ソフトウェアによるセキュリティの確保、(3)自社システムで24時間監視可能という万全なサポート体制、の3点を約束している。
同社グループは、多額の設備投資が必要な電池セル及び電池モジュール(電力を蓄える最小単位であるセルを、用途に合わせて複数組み合わせて電圧や容量を向上させたものがモジュール)の製造を自社では行わず、その時点で最も高品質でコスト競争力の高い電池セル及び電池モジュールを購入するビジネスモデルを採用している。これにより、電池セル及び電池モジュールの製造設備への投資や開発コストの負担を軽減し、低価格の製品提供が可能となっている。また、定置用蓄電池、急速EV充電器等の様々な蓄電池製品に使用する電池セル及び電池モジュールは共通のものを調達し、それらを用いて製品を量産することでより低価格化、今後拡大する蓄電池需要に対応することができる。
また、同社グループでは、電池セルとして、三元系リチウムイオン電池に比べて異常時に熱暴走しにくいリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、それに加え、自社開発のバッテリー安全保護システム(BMS:Battery Management System)により、過電圧、過放電、過電流、高温/低温、電気回路のショートなどのあらゆるトラブルから電池を保護している。リン酸鉄リチウムイオン電池は、コバルト系や三元系のリチウムイオン電池と比べてエネルギー密度は低いものの、ニッケル、マンガン、コバルト等の希少性の高い鉱物資源を使用しているため原価が高騰しているコバルト系や三元系のリチウムイオン電池よりも比較的安価である。リン酸鉄リチウムイオン電池の定置用蓄電池への使用は広く普及しつつあり、今後一層のコストカットも期待できる。
パワーエックスの投資のポイント
柏崎刈羽原発や泊原発が再稼働へ向けた動きを見せるなど、安定した電力供給へ向けた動きが活発化するなかでの上場とあり、投資家の関心を集めそうだ。足元の業績は赤字決算とはいえ、来期にも黒字転換しそうな勢いがある。一方で、公開規模が大きく、12月19日は3社同時上場というスケジュールのため、初値買い資金分散の影響はやや懸念される。また、ベンチャーキャピタル株主は散見され、将来的な需給懸念はくすぶるだろう。今後の価格決定経緯で機関投資家や海外投資家の反応を探っていきたい。
2021年設立。同社は蓄電型発電所を製作する会社であり、バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の開発、製造、販売から、系統用蓄電所の企画、運用までを一貫して提供している。「Made in Japan宣言」を行い、同社グループは製品の設計、製造、ソフトウェア開発、メンテナンスのすべてを日本で行っている。BESS事業における主要顧客は、発電事業者や都市開発業者、不動産業者、自動車関連メーカーや機器メーカー及び物流事業者など、幅広い業種にわたる。EVCS事業の主要顧客は国内外のカーディーラーや自動車用品販売業者、運送業者など。2024年12月期の温室効果ガス(GHG)削減貢献量は3632t。2025年9月末時点の生産能力は、Power Base(対象製品:PowerX Hypercharger、PowerX Cube)で年間480台(171MWh)、提携工場(対象製品:PowerX Mega Power)で185台(507MWh)。従業員は連結で180名。
業績面について、2025年12月期の業績は、売上高は前期比3.1倍の189.1億円、経常損失が17.3億円(前期は57.0億円)と増収・赤字幅縮小の見通しとなっている。BESS事業においては、電力系統に直接連系する大型の定置用蓄電システムのニーズはますます高まっているほか、脱炭素化を図る動きの進展で、需要家側での蓄電システムの導入も広がりを見せている。EVCS事業は昨今のEV普及状況をふまえ、投資時期を来期以降に見送りとする傾向がみられている。電力事業は、前期より電力供給を開始するとともに、蓄電所事業を運営する事業者への大型定置用蓄電システム「PowerX Mega Power」などの蓄電システムの販売についても開始している。
想定仮条件水準での今期予想PSR(株価売上高倍率)は2倍台前半。
公開規模は100億円台前半と荷もたれ感のある大きさ。ベンチャーキャピタル株主が散見されるものの、既存株主については上場日後180日間のロックアップもしくは6ヶ月間の継続所有が確約されており、上場後しばらくは需給面への懸念が乏しい。公開株の一部は海外販売される予定であり、その海外販売比率に注目したい。12月19日はギミック<475A>、辻・本郷ITコンサルティング<476A>がそれぞれスタンダードへ同時上場する。
⇒ギミック<475A>のIPO情報はこちら!
⇒辻・本郷ITコンサルティング<476A>のIPO情報はこちら!
| ◆「パワーエックス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
| SMBC日興証券[最短即日で取引可能] | ||||||
| SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| マネックス証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 松井証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
| 岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
| 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)[最短翌日に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2025年12月1日時点】
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| ◆SMBC日興証券 | ||||
| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
| 【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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| 【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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| ◆SBI証券 | ||||
| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
| 【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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| 【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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| ※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年12月1日時点】
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| ◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
| 【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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| 【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
| 【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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| 【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
| 【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
| 【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
| 【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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| 主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
| 2024 | 2023 | 2022 | ||
| 0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
| 【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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| ※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |









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