東京市場まとめ
1.概況
日経平均は110円高の42,299円で反発して寄付きました。米国市場はレーバーデーの祝日で休場でしたが前日の日本市場が大幅安となったことから自律反発狙いの買いが優勢となり、序盤は堅調な推移となりました。徐々に上げ幅を拡大した日経平均は10時40分に284円高の42,473円をつけ本日の高値を更新しました。その後は伸び悩み、104円高の42,292円で前引けとなりました。
後場は上昇して始まるも、次第に伸び悩み、中ごろには下落に転じました。14時21分に104円安の42,084円をつけ本日の安値を更新した後、下値では押し目買いが入り、大引けにかけて持ち直しました。最終的に121円高の42,310円で取引を終えた日経平均は3日ぶりに反発となりました。
新興市場では東証グロース250指数が続落、0.5%安となりました。
2.個別銘柄等
三越伊勢丹ホールディングス(3099)は5.9%高の2,670円をつけ、大幅続伸となりました。8月の既存店売上高(速報値)は前年同月比0.9%減、免税売上高は5.2%減となるも、大きく落ち込んだ7月に比べると減収率が縮小し、悪材料出尽くしと受け止めた買いが優勢となりました。
日本製鉄(5401)は2.0%高の3,208円をつけ続伸となりました。国内証券が1日付の投資家向けリポートにて、同社の目標株価を従来の3,300円から、3,850円に引き上げ、これを材料視した買いが入りました。なお、投資判断は3段階評価で最上位の「Buy」に据え置いています。
三菱商事(8058)は一時、3.0%高の3,455円をつけ年初来高値を更新しました。今日の日本市場では商社株が堅調で、3月期決算銘柄で年間配当利回りが3%程度ある三井物産(8031)のほか、伊藤忠商事(8001)などにも9月末の中間配当の権利取りに向けた買いが入りました。
清涼飲料メーカーであるライフドリンク カンパニー(2585)は8.4%安の2,386円をつけ3日続落となる大幅安となりました。1日、筆頭株主であるサンライズ・キャピタルが発行済み株式総数の2割に相当する300億円規模の同社株を売却すると発表し、これによる需給悪化を懸念した売りが膨らみました。
Vチューバービジネスを展開するカバー(5253)は4.9%安の2,017円をつけ5日続落となりました。人気Vチューバーである兎田ぺこらが卒業するとの思惑が一部で浮上しており、これによる事業展開や業績への影響を懸念した売りが出ました。
VIEW POINT: 明日への視点
本日の日経平均は3日ぶりに反発となりました。一時は弱含むも、下値では押し目買いが見られました。明日に向けて、今晩は8月のISM製造業景気指数の発表に注目です。市場予想では、前月から拡大となる48.8ポイントが見込まれており、ヘッドラインでは底打ちが予想されています。足元では雇用や新規受注が下押しとなっていた中で、改善が見られるかに注目です。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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