「勝者のゲーム」と資産運用入門

高市首相誕生で日経平均株価は初の5万円台に。
「勝者のポートフォリオ」はテンバガー銘柄が誕生!太田忠の勝者のポートフォリオ 第212回

2025年10月28日公開(2025年10月29日更新)
太田 忠
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高市早苗氏が初の女性首相に就任し、日経平均株価は史上最高値を更新中

 先週月曜日の日経平均株価は1603円高の4万9185円、翌日の火曜日は一時4万9945円に―。

 先週火曜日に開催された臨時国会での首班指名。高市早苗氏が1回目の投票で衆議院において過半数を獲得し第104代の初の女性首相に就任した。財務大臣に財務省出身の片山さつき氏、外国人対策も担う経済安全保障担当大臣に小野田紀美氏。この3名が新内閣の女性であるが、これだけでも本気度を感じる。一人だけ「?」の人事と言われているのが小泉進次郎氏の防衛大臣。「気候変動のような問題はセクシーでなければならない」との環境大臣時代の迷発言などもあり、「ポエムのスンズローに防衛大臣の大役が務まるの?」といった懐疑的な声が多数だ。でもこれは高市氏の高等戦略だと思う。そもそも防衛大臣の国防権限は限定的であり、総理大臣が重要判断に関する責務を負っている。すなわち、高市氏は首相兼防衛大臣との立場だと私は理解している。

 26年間続いた自公連立政権の崩壊。その直後こそ、政権運営の数合わせという単純な面を憂慮して海外短期筋の売りで日経平均は4万6827円まで下げたが、日本にとってポジティブなことをすぐに理解。自民・維新の新たな連立が決まったことを追い風に10月21日には4万9945円まで上昇した。史上初の日経平均5万円台乗せにあと一歩と迫った。その後は材料出尽くし感からヘッジファンドたちが利ザヤ稼ぎのために連日先物取引で「売り方vs買い方」のバトルを繰り広げており、日中値幅は800円前後となっている。これは単なるノイズであり、ほとんど意味のない動きだ。株式市場における年間の取引日数は約250日。そのうちおよそ8割から9割近くの日々がノイズで動いていると私は考えている(※編集部注:10月27日の終値で5万512円をつけた)。

高市内閣の支持率が大幅上昇。政策内容や彼女のリーダーシップを評価

 「自公連立が崩れれば、自民党議員の多くが落選する」と日経新聞や産経新聞などが大々的に報じているが極めて信憑性に乏しい、と私は先週のコラムで申し上げた。公明党との連立解消で後ろ盾がなくなれば多くの自民党議員が落選するというのは単なる机上の空論だ。注目すべきアンケート調査が発表されたので紹介しよう。読売新聞が10月21日から22日にかけて実施した緊急全国世論調査。『高市内閣で「若年層」の支持急増、18~39歳は石破内閣の15%から80%に』との見出しが躍った。

 高市内閣の支持率を石破内閣に比較すると若年層の支持が大幅に上昇しているのだ。高市内閣を「支持する」と回答した人の割合を年代別にみると、18~39歳が80%で前回9月調査の15%から急増。40~59歳で75%(前回29%)、60歳以上でも63%(同50%)と大きく増えている。石破内閣は高齢層からの支持が比較的高かったが、高市内閣では逆に若年層が支持を先導する。若年層の支持が多い傾向は最近では第2次安倍内閣の支持動向に近い。これが実態である。

 しかも支持する理由のトップが「政策に期待できる」だ。「他によい人がいない」が常にトップであった時代から隔世の感がする。現実的な経済政策や防衛力強化など高市政権のスピード重視、結果重視の姿勢が受け入れられており、高市首相の明快なリーダーシップが共感を呼んでいる。劇的な内閣支持率の上昇の中、保守的政治に舵を切った自民党議員の多くが落選する形にはならない。野党やメディアは高市潰しに躍起になっているが、これだけ多くの日本国民が支持し期待を寄せている新政権の足を引っ張るようなぶざまマネは存在意義を失うだけだ。

勝者のポートフォリオの戦績は設定来+132.4%、年初来+37.7%と圧倒

 太田忠投資評価研究所とダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(DFR)がコラボレーションして投資助言を行う「勝者のポートフォリオ」。おかげさまで快進撃を続けており、連日での最高値更新となっている。2021年10月のサービス開始以来5年目に突入したが、10月20日時点で累計パフォーマンスは+132.4%、昨年来+81.8%、年初来+37.7%とすべての期間においてマーケット指標を圧倒している。マーケット分析力と個別銘柄選択力で「市場に打ち克つ」を実践している成果が大きく出ているものと自負している。2025年の目標+100%を7月に突破。次の目標として+150%を掲げているが、早々にも達成しそうな勢いである。

「勝者のポートフォリオ」の設定来パフォーマンスの推移と主要指数との比較

 私自身が皆さまへのデモンストレーションとして運用している「勝者のポートフォリオ」連動型個人ファンドも5億3546万円となり累計パフォーマンスは+167.7%である。拠出金2億円で始めたが運用資産は3億3546万円増加した。2034年に自由億(10億円)達成を目標としているが半分の5億円を達成したことであっという間に10億円になりそうだ。何故ならば、あと2倍になれば達成してしまうからだ。ポートフォリオに組み入れている銘柄は今後株価が2倍、3倍になるポテンシャルのあるものがゴロゴロしており、すでにゴールは見えている。

2022年に保有開始した三菱重工業(7011)がテンバガー(10倍株)に

 「勝者のポートフォリオ」の組み入れ銘柄においてテンバガー(10倍株)第1号が出た。三菱重工業(7011)だ。株価は10月24日時点で4516円の上場来高値を付けたが、我々が投資を始めたのが2022年4月。株価は440円だった。「日本の防衛予算は現在GDP(国内総生産)の1%だが、今後5年以内に2%以上へと引き上げる」「業績は鮮明な回復基調」「2022年3月期ベースのPER(株価収益率)は15倍」「国策銘柄として期待」という切り口で2%の投資ウェートでスタート。その後、好決算を確認する度に5%まで買い増しを実施(投資簿価607円、投資ウェート5%)。440円から4516円まで株価は10.2倍になった。時価ウェートは20%。恐るべき複利効果である。

初のテンバガーとなった三菱重工業(7011)の取得後の株価推移

 「10倍株になるには、利益が10倍になる銘柄を見つけるのが必要なんでしょ?」とよく聞かれるがそれは違う。10倍株が生まれるロジックは「①利益成長×②PERの上昇」である。この掛け算で株価上昇力が決まる。利益水準が上がると株価上昇がPERの上昇を伴って加速するのがポイントだ。現在の株価は倍だが、この10.2倍を分解すると「①利益2.6倍(事業利益1600億円→4200億円)×PER3.9倍(15倍→58倍)」となる。「勝者のポートフォリオ」では三菱重工業をいまだ1株も売っておらず、売るつもりもない。なぜなら①今は金融相場であり、②今後も大きな利益成長が続き、③防衛は世界的に息の長い投資テーマだからである。活躍する選手はどんどん活躍してもらうのが我々の采配である。

まもなくファイブバガー(5倍株)も誕生か。推奨銘柄から目が離せない

 まもなくファイブバガー(5倍株)も誕生しそうである。個別銘柄でもポートフォリオ全体でも複利運用によって爆発的に運用資産を増やしていきたい。

 「勝者のポートフォリオ」は日本株を中心とした個人投資家向けの投資助言であり、毎週のマーケット解説・投資戦略のメルマガ配信に加え、毎月恒例のWebセミナーの開催と投資のスキルアップを目的とするスペシャル講義を提供している。

 Webセミナーでは米連邦準備理事会(FRB)や日銀の金融政策、日米の景気動向、あるいは最近ではトランプ関税政策といったホットな話題を取り上げながら現状の投資戦略や株価上昇が期待できる個別銘柄、さらには参加者からのすべての質問に答えるQ&Aコーナーを設けて毎回2時間半ものロングランセミナーとなっている。毎回300名を超える参加者で盛り上がり、投資のヒントが満載である。

日経平均5万円時代の資産運用方法は勝者のポートフォリオで学ぼう!

 10月8日(水)20時より開催したセミナーのテーマは『日経平均5万円時代到来、複利運用で資産倍増を目指す』。株式市場は上昇しているのに資産運用がうまくいっていないという個人投資家が多いとの印象を受ける。「どういう運用をすれば資産運用がうまくいくのか」を知りたい新規参加者も多かった。すでにアーカイブ録画の視聴が可能であり、有料会員になればいつでも視聴できる。次回セミナーは11月12日(水)20時より予定。テーマが決まり次第、皆さまにお知らせしたい。

 スペシャル講義は投資スキルを身につける場として62本もの講義動画をリリースしている。個人投資家にとって必須のリスク管理、運用力を上げるためのマーケットサイクル投資法、恐怖指数の活用、システマティックリスクの対処法、ヘッジファンドの実態…など詳しく解説している。ぜひとも参考にしていただきたい。

●太田 忠 DFR投資助言者。ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)などでおもに中小型株のアナリストとして活躍。国内外で6年間にわたり、ランキングトップを維持した。現在は、中小型株だけではなく、市場全体から割安株を見つけ出す、バリュー株ハンターとしてもDFRへのレポート提供による「勝者のポートフォリオ」メルマガ配信などで活躍。

 

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