高市政権期待で日経平均5万円突破、勝者のポートフォリオも最高値更新
先週月曜日の日経平均株価は1212円高となり、史上初の5万円を突破―。
10月27日(月)の日経平均は急騰。翌日に日米首脳会談を控え1212円高となり、史上初の5万円を突破して配当込みベースでも9万円突破という目の覚める動きが起こった。本格的に始動した高市早苗政権への期待が大きいことを改めて印象付ける日となった。太田忠投資評価研究所とダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(DFR)がコラボレーションして投資助言を行う「勝者のポートフォリオ」の累計パフォーマンスは+136.5%と最高値を更新。昨年来+85.0%、年初来+40.1%といずれの期間でもマーケット指標を圧倒して快進撃を続けている。マーケット分析力と個別銘柄選択力で「市場に打ち克つ」を実践している成果が大きく出ているものと自負している。2025年の目標+100%を7月に突破。次の目標として+150%を掲げているが、早々にも達成しそうな勢いである。
「勝者のポートフォリオ」の設定来パフォーマンスの推移と主要指数との比較
上昇の原動力は、純粋な買いと売り方の買戻しというダブルの買いパワー
日本市場はFOMO(Fear of Missing Out:取り残される恐怖)の状況だ。今年の日本株の一番の買い手は海外投資家だが、10月第4週も6436億円の買い越しとなった。グローバル運用の投資家はいまだ日本株の組み入れ比率が低く投資ウェートを引き上げている最中にある。一方、個人投資家は現状の相場を割高と見て信用売りやインバース型ETFに走っている。ショートポジションはことごとく踏み上げられ、大損覚悟で買い戻しをしている。すなわち、純粋な買いと売り方の買戻しというダブルの買いパワーが働いているのが現在のマーケットだ。私が何度も申し上げているように今は金融相場である。最も株価が上がる相場である。金融相場の怖さを知らないムッチーたち(無知な投資家、を意味)。つくづくお気の毒だと思うが、「勝者のポートフォリオにとってムッチーは大いなる味方である」と会員の皆さまに日々言っている。
高市首相は完璧な外交を展開。世界中に「Japan is back」を印象付けた
さて、首相就任間もない中で開催された注目の日米首脳会談―。
素晴らしかった。感動した。世界中に「Japan is back」を印象付けた。高市首相はトランプ大統領の心をしっかりと掴み、日米同盟がグローバル社会の中心的存在とのメッセージを送ってくれた。安倍晋三政権以来の、いやそれ以上の日本のパワフルな外交力を高市政権は持っていると私は確信した。一方、高市バッシングをおこなうオールドメディアや反保守系の人たち。「高市首相はトランプのホステスに成り下がった」「媚を売りすぎ」「はしゃぎ過ぎ」といった揶揄や批判をしているが、見当違いも甚だしい。米国と堂々と渡り合い、日本の国益最大化のために計算され尽くしたパフォーマンスを見せる我が国初の女性首相。まさに日本の救世主だ。
私が特に問題視しているのがNHKの報道姿勢だ。高市首相誕生の午後7時のトップニュースの映像がダッチアングル(カメラを傾けて撮影する手法。恐怖や不安を表現する際に使われる)の連続。そして、日米首脳会談のセレモニーにおけるトラブル映像。いずれも社会的に大きな批判が起こっている。公共放送として恥ずべき行動だ。だが、これも公明党と同じ構図である。10月28日のコラムにおいて「公明党の党員資格は国籍不問」「創価学会や公明党を通じて中国側の都合のいい意向が日本に直接流れ込むためのルートとなってきた」と指摘したが、NHKの職員も「国籍不問」である。反日の公共放送に受信料不払い運動が起きても不思議ではない。今後は高市政権下で反日的報道のあり方の是正を求めたい。さらに言えば、同じ傾向のある民放各社の報道姿勢。スポンサー企業もこうした問題を知っているはずであり、ガバナンスの観点からスポンサーのあり方が厳しく問われる時代になっていくと私は考えている。
FRBは0.25%利下げを実施。日銀は据え置いたが、12月か1月に利上げか
先週は日米中央銀行による会合が開かれた。10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において米連邦準備理事会(FRB)は2会合連続で0.25%の利下げを実施。政策金利は3.75%~4.00%に低下した。昨今の雇用減速への対応が主な要因である。失速リスクへ先手を打った形だ。バランスシートの圧縮であるQT(量的引き締め)も12月1日で終了することが決定。マーケットにとってサプライズだったのが「12月の追加利下げは既定路線ではない」とパウエル議長が記者会見で語ったことだ。いつもの慎重姿勢。現在の米国の中立金利は2.5%~3.0%程度であり、この水準までは政策金利の引き下げが行われるものと考えられる。利下げはまだまだ続くというわけだ。
一方、日銀は6会合連続で政策金利0.50%を据え置いた。私自身は10月の金融会合で0.25%の追加利上げが行われると予想していたが、次回12月の会合あるいは1月の会合で利上げされると考えている。日本の実質金利はマイナス2.5%程度の水準にあり主要国の中では唯一の大幅なマイナス金利となっている。物価上昇に顕著な沈静化は見られず、インフレ時代にふさわしい金融政策とはとても思えない。一段の金融正常化が必要であると考える。
金融相場では、株価上昇のエンジンであるバリエーション拡大を楽しもう
マーケットがどんどん上昇する金融相場。あなたの投資スタンスはどうだろうか? 「勝者のポートフォリオ」の運用姿勢は極めて積極的だ。今の相場での大事なポイントは2つ。「株価上昇のエンジンであるバリュエーション拡大を楽しむ」ことと「バリュエーションの拡大がどこまで進むか見極める」ことである。前者は金融相場での資産運用の正攻法であり、後者は来たるべき業績相場における対処法となる。こうしたアプローチの下で、先週のコラムでご紹介したように三菱重工業の株価が10倍を達成するテンバガーになり、まもなく株価5倍のファイブバガー銘柄も誕生する。複利運用こそ「億り人」や「自由億(10億円)」になるための要諦である。
私自身が皆さまへのデモンストレーションとして運用している「勝者のポートフォリオ」連動型個人ファンドは5億4255万円となり累計パフォーマンスは+171.2%である。拠出金2億円で始めたが運用資産は3億4255万円増加した。今年だけで1億9231万円の増加だ。2034年に自由億(10億円)達成を目標としているが半分の5億円を達成したことであっという間に10億円になりそうだ。何故ならば、あと2倍になれば達成してしまうからだ。ポートフォリオの組み入れ銘柄の中には今後株価が2倍、3倍になるポテンシャルのある銘柄がゴロゴロしており、すでにゴールは見えている。
「勝者のポートフォリオ」は日本株を中心とした個人投資家向けの投資助言サービスであり、毎週のマーケット解説・投資戦略のメルマガ配信に加えて、毎月恒例のWebセミナーの開催や投資のスキルアップを目的とするスペシャル講義を提供している。
次回Webセミナーは11月12日開催。日経平均7万円達成シナリオを解説
WebセミナーではFRBや日銀の金融政策、日米の景気動向、あるいは最近ではトランプ関税政策といったホットな話題を取り上げながら現状の投資戦略やこれから期待できる個別銘柄の話、さらには参加者からのすべての質問に答えるQ&Aコーナーを設けて毎回2時間半ものロングランとなっている。毎回300名を超える参加者で盛り上がり、投資のヒントが満載である。
10月8日(水)20時より開催したWebセミナーのテーマは『日経平均5万円時代到来、複利運用で資産倍増を目指す』。株式市場は上昇しているのに資産運用がうまくいっていない個人投資家が多いとの印象を受ける。「どういう運用をすれば資産運用がうまくいくのか」を知りたい新規参加者も多かった。すでにアーカイブ録画の視聴が可能であり、有料会員になればいつでも視聴できる。次回セミナーは11月12日(水)20時より開催する。テーマは『高市政権が本格スタート、現実味を帯びる日経平均7万円達成シナリオ』を予定している。こちらは10日間の無料お試し期間を使えば誰でも参加が可能だ。
スペシャル講義は投資スキルを身につける場として62本もの講義動画をリリースしている。個人投資家にとって必須のリスク管理、運用力を上げるためのマーケットサイクル投資法、恐怖指数の活用、システマティックリスクの対処法、ヘッジファンドの実態などを詳しく解説している。ぜひとも参考にしていただきたい。
●太田 忠 DFR投資助言者。ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)などでおもに中小型株のアナリストとして活躍。国内外で6年間にわたり、ランキングトップを維持した。現在は、中小型株だけではなく、市場全体から割安株を見つけ出す、バリュー株ハンターとしてもDFRへのレポート提供による「勝者のポートフォリオ」メルマガ配信などで活躍。
国内外で6年連続アナリストランキング1位を獲得した、
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