【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 48,996.08 ▼466.00 (1/7)
NASDAQ: 23,584.28 △37.10 (1/7)
1.概況
米国市場は高安まちまちとなりました。高値圏で推移していた中で、持ち高調整の売りが株式市場の重荷となりました。
ダウ平均は小幅高で始まり、序盤から取引時間中の最高値を更新しました。しかしながら高値圏とあって利益確定の売りが出たことで、早々に下落に転じる展開となりました。中ごろにかけて持ち直す場面も見られましたが、徐々に下げ幅を拡大し、最終的には466ドル安の48,996ドルと反落し取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は37ポイント高の23,584ポイントで3日続伸、S&P500株価指数は23ポイント安の6,920ポイントで4日ぶりに反落となりました。なお、S&P500株価指数は取引時間中の最高値を更新する場面が見られました。
2.経済指標等
2025年12月のADP雇用者数は前月比4万1000人増と市場予想(5万人)を下回る結果となりました。また、ISM非製造業景気指数は、54.4と前回11月から拡大したほか、市場用(52.2)を上回りました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち3業種が上昇しました。ヘルスケアが1.0%高でセクターの上昇率トップとなりました。そのほか、コミュニケーション・サービスと情報技術が上昇となった一方で、8業種が下落となりました。中でも公益事業が2.5%安となり、資本財・サービスが1.9%安、素材が1.6%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中7銘柄が上昇しました。アムジェン[AMGN]が3.5%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]が1.3%高、セールスフォース[CRM]が1.2%高となりました。一方で、23銘柄が下落し、中でもキャタピラー[CAT]が4.3%安、ナイキ[NKE]が3.3%安と売られました。
ダウ平均構成銘柄以外では、インテル[INTC]が6.5%高となりました。開催中であるテクノロジー見本市「CES」にて、PC搭載の新設計プロセッサーを発表したことなどが材料視されました。一方で太陽光発電ビジネスを手掛けるファースト・ソーラー[FSLR]はアナリストの投資判断引き下げが伝わったことで10.3%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.02%低い4.15%となりました。8日朝のドル円は156円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
高値圏で推移するダウ平均とS&P500株価指数は利益確定の売りから反落となりました。一方で、ラスベガスで開催されているCESの影響もありハイテク株は比較的堅調に推移しました。高安まちまちの米国市場の結果を受けて、本日の日本市場は小動きでのスタートが見込まれます。本日はファーストリテイリング(9983)やイオン(8267)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)などの決算が大引け後に予定されており、注目されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
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